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冷徹なる虐殺
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巨大な怪人が剣を振り抜くとアクアは消えてしまった。
だが、アクアは斬られていなかった。
目にも見えないほど早くジャンプして避けた。そして剣が止まるとその刀身に降りたった。
着地したアクアは、そのまま刀身の上を駆け抜ける。
わずか数歩でトップスピードに達したアクアは水で作った自らの剣を振り、怪人の首筋にある防具の隙間に刀身を滑り込ませる。
針の穴を通すような正確さで入り込んだ刃は巨大な怪人の首を切り落とした。
わずかに着いた頬の返り血を舐めとった周囲の怪人を見る。
「多少は期待したのだけど、ダメね」
戦いの余韻に浸ることなく、冷めた表情で首を切り落とした怪人をアクアは見下した。
実際、アクアにとってこれは戦いではなく、一方的な虐殺、いや駆除に過ぎなかった。
自分の楽しみを邪魔する無粋な存在を排除したにすぎず、戦いの高揚もなかった。
それだけに不満が強かった。
自分の楽しみの邪魔をして、つまらない事をさせられたことに苛立っていた。
「&(%’’()==&()!!!」
巨大な怪人を殺されて怒ったのか周囲の怪人達が、武器を手に取ってアクアに襲いかかる。
「ふんっ」
アクアは半ば笑うと接近してきた怪人に向かって剣を振った。
「右へ一歩、前へ二歩、その間に振り抜く」
アクアは怪人の動きを見てつぶやくとその通りに動き、先陣を切った怪人はあっという間に首を両断され、巨大な怪人に続いて床に倒れた。
「左から接近。身体をひねって回避した後、そのまま回転して胴に切りつける」
次の怪人は、振り下ろして身体を捻って避けられた後、身体のスピンを加速させ剣を入れて胴を横一線に切り裂かれて両断する。
向かってくる怪人を次々とアクアは持ち前の頭脳明晰さをり利用してその動き分析し、的確な反撃を導き出して実行し斬り殺す。
華奢な女性の身体からは信じられないほどの力が出ていたが、これは先ほどの性交によってえた快楽のため身体が興奮し力がみなぎっているためだ。
そのため堅い防具に包まれた太い胴さえ一刀のもとに両断できるほどの力を出せていた。
さすがに怪人達もアクアを警戒して距離をとろうとする。
だがアクアは許さなかった。
すぐに怪人達に歩み寄り懐に入ると剣を振るい、怪人を斬り倒していく。
混乱する怪人達の間を細くしなやかな足を伸ばして優雅にステップを刻み流れるようなラインの身体をひねらせ、水色に輝く剣を柳のような白い腕で振るい、踊るように動き、斬り倒していく。
時に勇敢な怪人が出てきてアクアを倒そうとするが
後に残るのは怪人達の骸だけだった。
「左右両方向から接近」
アクアの左右から怪人が剣を突き出して同時に襲いかかる。
「ベクトル解析完了。介入開始」
アクアは両腕を伸ばし、怪人のそれぞれの腕をつかむ。そして、自らの身体を半回転させて一度怪人の腕を遠ざけて自分の身体から回避させると引っ張り込むように怪人の腕を引き寄せる。
次の瞬間には怪人は互いの剣を仲間の首元に突き刺していた。
激しい戦いの中でもアクアは冷静さを失わず、頭脳の明敏さもむしろ研ぎ澄まされていた。
度重なる強姦によって頭が真っ白になるほどの衝撃を受け続けたため、余計な事を考えずただひたすら戦うことを考えるようになっていた。
そして身体も敏感になっており、肌の産毛にさえ神経が行き渡った可能ような鋭敏なセンサーを駆使して怪人の動きを察知し、コンマ以下の刹那の動きにさえ反応の良くなった身体が動き、針の穴を通すような繊細さを持ちながら、怪人を倒すという大胆な戦闘を可能にしていた。
「行動終了」
互いに突き刺して倒れた怪人を見下ろして冷静、冷酷につぶやき、次の怪人に襲いかかる。
死角から攻撃を繰り出しても
その後も戦闘、いや一方的な虐殺は続いた。
機械のように正確に攻撃してくるアクアの前に怪人達は倒れていくだけだった。
怪人達は必死に戦うが確実な死という絶望とそれを体現したアクアの前に怯えはかなく散っていく。
一方のアクアも美しく動くが、どこかけだるかった。
圧倒的な戦闘を見せつけているが、アクアの全力ではなかった。
襲ってくる怪人の動きがどれも遅く単調で、本気を出さなくても対応できる程度でしかなかった。
そのため、アクアの心身は満たされず餓えていた。
今まで感じていた高揚もなく、官能もなく、身体のあちこちが鈍っていく。
それでも怪人達を斬り殺すには十分で、アクアは傷つかない。
故にアクアは退屈だった。
時折、見せる表情は冷たく昏い、だが、何かを求める輝きが瞳にはあった。
そして、その時はやってきた。
だが、アクアは斬られていなかった。
目にも見えないほど早くジャンプして避けた。そして剣が止まるとその刀身に降りたった。
着地したアクアは、そのまま刀身の上を駆け抜ける。
わずか数歩でトップスピードに達したアクアは水で作った自らの剣を振り、怪人の首筋にある防具の隙間に刀身を滑り込ませる。
針の穴を通すような正確さで入り込んだ刃は巨大な怪人の首を切り落とした。
わずかに着いた頬の返り血を舐めとった周囲の怪人を見る。
「多少は期待したのだけど、ダメね」
戦いの余韻に浸ることなく、冷めた表情で首を切り落とした怪人をアクアは見下した。
実際、アクアにとってこれは戦いではなく、一方的な虐殺、いや駆除に過ぎなかった。
自分の楽しみを邪魔する無粋な存在を排除したにすぎず、戦いの高揚もなかった。
それだけに不満が強かった。
自分の楽しみの邪魔をして、つまらない事をさせられたことに苛立っていた。
「&(%’’()==&()!!!」
巨大な怪人を殺されて怒ったのか周囲の怪人達が、武器を手に取ってアクアに襲いかかる。
「ふんっ」
アクアは半ば笑うと接近してきた怪人に向かって剣を振った。
「右へ一歩、前へ二歩、その間に振り抜く」
アクアは怪人の動きを見てつぶやくとその通りに動き、先陣を切った怪人はあっという間に首を両断され、巨大な怪人に続いて床に倒れた。
「左から接近。身体をひねって回避した後、そのまま回転して胴に切りつける」
次の怪人は、振り下ろして身体を捻って避けられた後、身体のスピンを加速させ剣を入れて胴を横一線に切り裂かれて両断する。
向かってくる怪人を次々とアクアは持ち前の頭脳明晰さをり利用してその動き分析し、的確な反撃を導き出して実行し斬り殺す。
華奢な女性の身体からは信じられないほどの力が出ていたが、これは先ほどの性交によってえた快楽のため身体が興奮し力がみなぎっているためだ。
そのため堅い防具に包まれた太い胴さえ一刀のもとに両断できるほどの力を出せていた。
さすがに怪人達もアクアを警戒して距離をとろうとする。
だがアクアは許さなかった。
すぐに怪人達に歩み寄り懐に入ると剣を振るい、怪人を斬り倒していく。
混乱する怪人達の間を細くしなやかな足を伸ばして優雅にステップを刻み流れるようなラインの身体をひねらせ、水色に輝く剣を柳のような白い腕で振るい、踊るように動き、斬り倒していく。
時に勇敢な怪人が出てきてアクアを倒そうとするが
後に残るのは怪人達の骸だけだった。
「左右両方向から接近」
アクアの左右から怪人が剣を突き出して同時に襲いかかる。
「ベクトル解析完了。介入開始」
アクアは両腕を伸ばし、怪人のそれぞれの腕をつかむ。そして、自らの身体を半回転させて一度怪人の腕を遠ざけて自分の身体から回避させると引っ張り込むように怪人の腕を引き寄せる。
次の瞬間には怪人は互いの剣を仲間の首元に突き刺していた。
激しい戦いの中でもアクアは冷静さを失わず、頭脳の明敏さもむしろ研ぎ澄まされていた。
度重なる強姦によって頭が真っ白になるほどの衝撃を受け続けたため、余計な事を考えずただひたすら戦うことを考えるようになっていた。
そして身体も敏感になっており、肌の産毛にさえ神経が行き渡った可能ような鋭敏なセンサーを駆使して怪人の動きを察知し、コンマ以下の刹那の動きにさえ反応の良くなった身体が動き、針の穴を通すような繊細さを持ちながら、怪人を倒すという大胆な戦闘を可能にしていた。
「行動終了」
互いに突き刺して倒れた怪人を見下ろして冷静、冷酷につぶやき、次の怪人に襲いかかる。
死角から攻撃を繰り出しても
その後も戦闘、いや一方的な虐殺は続いた。
機械のように正確に攻撃してくるアクアの前に怪人達は倒れていくだけだった。
怪人達は必死に戦うが確実な死という絶望とそれを体現したアクアの前に怯えはかなく散っていく。
一方のアクアも美しく動くが、どこかけだるかった。
圧倒的な戦闘を見せつけているが、アクアの全力ではなかった。
襲ってくる怪人の動きがどれも遅く単調で、本気を出さなくても対応できる程度でしかなかった。
そのため、アクアの心身は満たされず餓えていた。
今まで感じていた高揚もなく、官能もなく、身体のあちこちが鈍っていく。
それでも怪人達を斬り殺すには十分で、アクアは傷つかない。
故にアクアは退屈だった。
時折、見せる表情は冷たく昏い、だが、何かを求める輝きが瞳にはあった。
そして、その時はやってきた。
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