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勇者と魔王と勇者と聖女編
第22話 三つの月
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「ふごおおおお!」
ザスザスザス!
ゴンタは地面を懸命に掘り返している。
「ゴンタちゃん、そんなに急いでもお肉は逃げないわよ」
「お腹すいたの! ワイのお肉!……あった!!!!」
壱メートル掘り返したところで、オークの背中が見え始める。
鼻を鳴らしながら、オークの臭いを嗅ぐ。
「うぅ、ちょっと鮮度落ちちゃった! まぁいいか!」
ガブ、モシャモシャ、ゴクン!
「ゴンタ君、美味しそうに食べるね」
「ワイのお肉だからあげないよ!」
「取ったりしないから、ゆっくり食べなよ」
幼女が言い終わる前に、ガツガツとオークをむさぼり始めるゴンタ。
幼女は切株に腰をかけ、空を見上げると、
いつの間にか三つの月が一つに重なっていた。
「本当に幻想的な世界ね。 ますます、好きになっちゃいそう」
うっとりと月を眺めていると、月の光に照らされた幼女の体に変化が起き始める。
「あれっ!」
幼女を中心に七色の魔法陣が上空に描かれはじめ、
幼女は月の光と魔法陣の光に照らされていた。
「おぃ、なんだあれは?」
イノが森の中で、空の変化に気づく。
「この地に住んでいて、見たことがない光ですね!」
「何かまずいことが起きてるんじゃないか? 急ごう!」
「イノ様お待ちください!」
走りかけようとしたイノをニャムが制止する。
「なんだ!?」
「気づきませんか? 何かに囲まれてますよ!」
ニャムが剣を抜き、辺りを警戒し始める。
イノがランタンを掲げると、森の中でうごめく集団の影が見える。
「一体、何なんだ?」
「イノ周りを照らしてみますね」
ティコアがバックパックから取り出した球を空中に放り投げると、
途端に明るくなり、辺りを照らし始めた。
「うっ……二~三十体はいるな! しかも、なんだこの大きさは……」
イノが目にしたのは体長一.五メートルほどのネズミの大群だった。
「イノ様ちょっと厄介な相手ですね。どうやら私たちは彼らの晩御飯みたいですよ」
ジリジリとイノたちの方に詰め寄るネズミたち。
ニャムは腰を落とし、剣を構えているが手元には若干震えを感じさせていた。
「これだけの量を捌くにはどんな魔法を……」
イノが悩んでる間にネズミどもが一斉に飛びかかってきた!
「フン!」
ニャムが先頭のネズミを切りつけるが、手応えがない。
「踏み込みが浅かった……はっ!」
横から飛びかかってきたネズミを間一髪で凌いだが、
続けてネズミが飛びかかってくる。
すぐさま、腰の短刀を投げつけ、一匹を仕留める。
「もう一匹……!!!!」
飛びかかろうとするネズミに火の玉が直撃する。
イノはとっさに火の玉を詠唱し、ニャムを助けた。
「ニャム下がれ!」
「大丈夫です! イノ様こそ早くお逃げください!」
「無茶するな! 一人で相手するには多すぎる!」
「イノ様に何かあってからでは、私はどちらにせよ村に帰れません」
そう言いながら、ネズミどもに剣を振るうが、なかなか数を減らすことが出来ない。
ガキーーン!
ネズミの爪に当たり、とうとうニャムの剣が折れてしまう。
すぐさま、弓に切り替えるが、茂みに入られると狙い定めれなかった。
ジワジワと獲物を嬲るかのように、ネズミたちはニャムを傷つけていく。
イノの火球は最初こそまぐれで当たっていたが、
火球に警戒し始めたネズミたちに二発目を当てることはできなかった。
「ニャム走れ! こっち向かってこい! 俺に考えがある!」
「わ、わかりました!」
ニャムはイノの元に必死に走る。
ネズミどもは我先に一斉にニャムに襲い掛かった。
戻ってくるニャムを援護するために、火の玉を乱発する。
「ニャム飛べ!」
「はい!」
ニャムは勢いよく地面を蹴り上げ、風に身を任せた。
”怒れる大地を我が命を受け生を食らいつくせ”
イノが詠唱を唱え終わると、地面は大きく裂け、
後続のネズミたちはなす術も無く、地面に飲み込まれ闇へと消えて行った。
「はぁはぁはぁ……助かりました!」
「俺も焦ったよ……ティコアも少しは……」
イノは何もしなかった、ティコアに文句を言おうと振り返ると、
そこには狂戦士のティコアが立っていた。
「イノ、大まけにまけて、三十点だな」
「えっ……許可出してないよね?」
イノは勝手に戦闘モードに入ってるティコアに許可の有無を尋ねる。
「ゼニス様に相談したら、イノを守るのにいちいち許可など取らなくて良いって
言われてね。」
「そうですか……ははは」
あの、爺また余計な事を。
「それより、なんだこの無様な戦い方は? 猫の方がまだマシな戦闘するぞ!
イノと嬢ちゃんは後でみっちり特訓だな!」
「えっ?……俺、魔法しか…」
「だから、近接覚えるんだろ! 大体、魔法もろくてに当てれない奴が
戦闘で何の役に立つんだ? いざとなったら魔法書で
殴り殺せるぐらいじゃないと、イノは殺されてしまうよ!」
ティコアの意見に反論できずにうなだれるイノ。
「あの……?こちらの方は?ティコア様?」
小声でイノに確認するニャム。
「あぁ……あれがティコアの本体だから……」
「荒々しいですね」
「聞こえてるよ! どうやら二人には特別メニューでしごかないと
行けないようだね!? まぁそれは後にして、あの魔法陣のところに行くんだろ?」
「あっ、ああ!」
「たくっ、こんな夜の森を歩いて行くなんて、頭おかしいだろ!」
そういうと、ティコアは二人を担ぎ、空へと飛び立った。
「ティコア、急に飛び立つなよ!」
「すぐ着くんだから、文句言うな! 飛びたかったら、飛行魔法ぐらい
覚えてくれよイノ!」
「わあ、お姉さん誰?」
ゴンタの前に一人の美少女が立っていた。
「あら、ゴンタちゃん私よ!」
クンカクンカ!
「あっ、さっき幼女か」
「ゴンタちゃん、もうお肉はいいの?」
「ワイ、全部食べた」
ゴンタは、尻尾振りながら満足げな顔している。
「思ったより、早かったかな……」
少女は身体が大きくなり、来ていた服がピチピチに
肌に張り付いている。
「ワイ、名前聞いたっけ?」
「まだ、教えてなかったね。『キュラ』って名前よ」
「キュラ、変な名前! お腹いっぱいだし、帰ろう」
「そうね帰りましょう、ゴンタちゃん」
「おっ、ご主人の匂いがする!」
二人が城に戻ろうとすると、上空にはティコアの影近づいてきてた。
再開を祝うかの如く、月は彼女らを照らしていた。
ザスザスザス!
ゴンタは地面を懸命に掘り返している。
「ゴンタちゃん、そんなに急いでもお肉は逃げないわよ」
「お腹すいたの! ワイのお肉!……あった!!!!」
壱メートル掘り返したところで、オークの背中が見え始める。
鼻を鳴らしながら、オークの臭いを嗅ぐ。
「うぅ、ちょっと鮮度落ちちゃった! まぁいいか!」
ガブ、モシャモシャ、ゴクン!
「ゴンタ君、美味しそうに食べるね」
「ワイのお肉だからあげないよ!」
「取ったりしないから、ゆっくり食べなよ」
幼女が言い終わる前に、ガツガツとオークをむさぼり始めるゴンタ。
幼女は切株に腰をかけ、空を見上げると、
いつの間にか三つの月が一つに重なっていた。
「本当に幻想的な世界ね。 ますます、好きになっちゃいそう」
うっとりと月を眺めていると、月の光に照らされた幼女の体に変化が起き始める。
「あれっ!」
幼女を中心に七色の魔法陣が上空に描かれはじめ、
幼女は月の光と魔法陣の光に照らされていた。
「おぃ、なんだあれは?」
イノが森の中で、空の変化に気づく。
「この地に住んでいて、見たことがない光ですね!」
「何かまずいことが起きてるんじゃないか? 急ごう!」
「イノ様お待ちください!」
走りかけようとしたイノをニャムが制止する。
「なんだ!?」
「気づきませんか? 何かに囲まれてますよ!」
ニャムが剣を抜き、辺りを警戒し始める。
イノがランタンを掲げると、森の中でうごめく集団の影が見える。
「一体、何なんだ?」
「イノ周りを照らしてみますね」
ティコアがバックパックから取り出した球を空中に放り投げると、
途端に明るくなり、辺りを照らし始めた。
「うっ……二~三十体はいるな! しかも、なんだこの大きさは……」
イノが目にしたのは体長一.五メートルほどのネズミの大群だった。
「イノ様ちょっと厄介な相手ですね。どうやら私たちは彼らの晩御飯みたいですよ」
ジリジリとイノたちの方に詰め寄るネズミたち。
ニャムは腰を落とし、剣を構えているが手元には若干震えを感じさせていた。
「これだけの量を捌くにはどんな魔法を……」
イノが悩んでる間にネズミどもが一斉に飛びかかってきた!
「フン!」
ニャムが先頭のネズミを切りつけるが、手応えがない。
「踏み込みが浅かった……はっ!」
横から飛びかかってきたネズミを間一髪で凌いだが、
続けてネズミが飛びかかってくる。
すぐさま、腰の短刀を投げつけ、一匹を仕留める。
「もう一匹……!!!!」
飛びかかろうとするネズミに火の玉が直撃する。
イノはとっさに火の玉を詠唱し、ニャムを助けた。
「ニャム下がれ!」
「大丈夫です! イノ様こそ早くお逃げください!」
「無茶するな! 一人で相手するには多すぎる!」
「イノ様に何かあってからでは、私はどちらにせよ村に帰れません」
そう言いながら、ネズミどもに剣を振るうが、なかなか数を減らすことが出来ない。
ガキーーン!
ネズミの爪に当たり、とうとうニャムの剣が折れてしまう。
すぐさま、弓に切り替えるが、茂みに入られると狙い定めれなかった。
ジワジワと獲物を嬲るかのように、ネズミたちはニャムを傷つけていく。
イノの火球は最初こそまぐれで当たっていたが、
火球に警戒し始めたネズミたちに二発目を当てることはできなかった。
「ニャム走れ! こっち向かってこい! 俺に考えがある!」
「わ、わかりました!」
ニャムはイノの元に必死に走る。
ネズミどもは我先に一斉にニャムに襲い掛かった。
戻ってくるニャムを援護するために、火の玉を乱発する。
「ニャム飛べ!」
「はい!」
ニャムは勢いよく地面を蹴り上げ、風に身を任せた。
”怒れる大地を我が命を受け生を食らいつくせ”
イノが詠唱を唱え終わると、地面は大きく裂け、
後続のネズミたちはなす術も無く、地面に飲み込まれ闇へと消えて行った。
「はぁはぁはぁ……助かりました!」
「俺も焦ったよ……ティコアも少しは……」
イノは何もしなかった、ティコアに文句を言おうと振り返ると、
そこには狂戦士のティコアが立っていた。
「イノ、大まけにまけて、三十点だな」
「えっ……許可出してないよね?」
イノは勝手に戦闘モードに入ってるティコアに許可の有無を尋ねる。
「ゼニス様に相談したら、イノを守るのにいちいち許可など取らなくて良いって
言われてね。」
「そうですか……ははは」
あの、爺また余計な事を。
「それより、なんだこの無様な戦い方は? 猫の方がまだマシな戦闘するぞ!
イノと嬢ちゃんは後でみっちり特訓だな!」
「えっ?……俺、魔法しか…」
「だから、近接覚えるんだろ! 大体、魔法もろくてに当てれない奴が
戦闘で何の役に立つんだ? いざとなったら魔法書で
殴り殺せるぐらいじゃないと、イノは殺されてしまうよ!」
ティコアの意見に反論できずにうなだれるイノ。
「あの……?こちらの方は?ティコア様?」
小声でイノに確認するニャム。
「あぁ……あれがティコアの本体だから……」
「荒々しいですね」
「聞こえてるよ! どうやら二人には特別メニューでしごかないと
行けないようだね!? まぁそれは後にして、あの魔法陣のところに行くんだろ?」
「あっ、ああ!」
「たくっ、こんな夜の森を歩いて行くなんて、頭おかしいだろ!」
そういうと、ティコアは二人を担ぎ、空へと飛び立った。
「ティコア、急に飛び立つなよ!」
「すぐ着くんだから、文句言うな! 飛びたかったら、飛行魔法ぐらい
覚えてくれよイノ!」
「わあ、お姉さん誰?」
ゴンタの前に一人の美少女が立っていた。
「あら、ゴンタちゃん私よ!」
クンカクンカ!
「あっ、さっき幼女か」
「ゴンタちゃん、もうお肉はいいの?」
「ワイ、全部食べた」
ゴンタは、尻尾振りながら満足げな顔している。
「思ったより、早かったかな……」
少女は身体が大きくなり、来ていた服がピチピチに
肌に張り付いている。
「ワイ、名前聞いたっけ?」
「まだ、教えてなかったね。『キュラ』って名前よ」
「キュラ、変な名前! お腹いっぱいだし、帰ろう」
「そうね帰りましょう、ゴンタちゃん」
「おっ、ご主人の匂いがする!」
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