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高校生編side晴人 たくさんの初めてを君と
98.恋人として ※
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教会を出てからホテルに着くまで、一言も言葉を交わさなかった。
「萱島のお祖父様に会いに行ってたのか。それは先方の都合もあるもんな。集合まで1時間あるから部屋で休んでていいぞ。」
俺達の帰還の早さに驚きつつも、手元の資料を見て納得した先生の言葉に同意する。
エレベーターに乗ると、蓮が手を握ってきた。
そのまま、俺の部屋がある5階を通過して9階で降りる。
一般クラスは4人一部屋だけど、特進の生徒はシングルルームを1人で使ってるらしい。
蓮の部屋に引き込まれて、ドアが閉まった瞬間に身体を壁に押し付けられた。
「…んっ…アッ、んぅ…」
角度を変えて何度も降って来る深いキスは、今までの比にならない程に激しい。
「アッ、れ…んっ…ハァ…」
ザラリと弱い上顎を舐められて、身体がビクリと跳ねた。
「れん…も、ダメ……」
頭がぼんやりしてズルリと力が抜けた俺を蓮が支える。
その拍子にシャツが捲れて、腹が剥き出しになった。
「晴…もっと触りたい…」
脇腹を直に触られて身体を震わせる俺の耳に吹き込まれる、掠れた声。
「ダメ……」
欲望を孕んだその声に思わずそう返す。
呼吸は荒く、瞳の奥にギラつく光を宿してーーそれでも、俺の言葉に蓮は止まった。
「嫌…?」
ありったけの理性を掻き集めたかのような表情で、苦し気に聞いてくる。
「ごめ…違くて…その、声出ちゃうから…ここじゃダメ。」
ドアの外を誰か通るかもしれないと思うと落ち着かないんだよ。
「…ベッドでなら……わっ⁉︎」
そう言った瞬間、蓮に抱き上げられた。
そのままベッドに押し倒されて、顔中にキスされる。
「あんま可愛い事言わないで…マジ余裕ねぇから…。」
「アッ…蓮、どこ触って…!」
「晴の好きなトコだろ?」
キスしながらも、不埒な手はシャツの上から俺の胸の飾りを弄る。
「違ッ、好きじゃな…ンッ…!」
スリスリと指先で擦り合わされて声が漏れた。
ピンと立ったそこを今度は捏ねられる。
「やぁっ…クリクリしちゃダメ……アァンッ!」
強く弾かれると、身体に電流が走った。
「相変わらず感度最高かよ。コッチはずっと弄ってなかったのにな?」
意味ありげな言い方にカッと顔が熱くなる。
俺の自慰のための練習…もとい抜き合いは、結局修学旅行前日の夜まで続いた。
その期間は主に下しか触ってなかったから、そこ以外を愛撫されるのは久しぶりで…。
「なのに」なのか「だからこそ」なのか経験値が無くて分からないけど、久しぶりに触られた胸で物凄く感じてしまってる自覚はある。
「やっ…恥ずかしッ…」
「ほら、隠すな。もっと良くしてやるからちゃんと見せろ。」
胸の前で交差しようとした手を奪われた。
蓮のもう片方の手が、捲れてるシャツをさらにたくし上げて。
露わになった胸の頂に舌が絡んだ。
チュクチュクと音を立てて舐められて、吸われて。
「アンッ…あっ、アッ、ンッ…!!」
蓮の口内で嬲られるその刺激に、甘ったるい声が止まらない。
「反応してるな。」
蓮の手が下に降りて、やわやわと俺の中心を撫でた。
高められた身体は熱を持って、もうすっかり勃ち上がっていて。
ズボンの中に手を入れられると、蓮に触られることに慣れたソコは期待に蜜を溢す。
「…フッ…もう濡らしてんじゃん。」
「や…!待って…!」
羞恥に身体を捩って、なけなしの理性を掻き集める。
「き、汚いから…下はダメ…!んっ…シーツも…汚れるし…!」
「汚くないし、隣の部屋リネン室だから平気。」
押し問答してる間も蓮の手は俺のを緩く弄っている。
じわじわ責めてくる快感に、思考が危うい。
「…んっ…蓮…服、汚れちゃう…」
既にパンツは先走りのせいでアウトだ。
「この後制服に着替えだろ。大丈夫。」
そうか…今夜はマナー講習でフランス料理のフルコースだったっけ。
自由行動中は私服だったけど、この後は全員制服に着替えるんだ。
じゃあ、いいか……
なんてならないから!
事後の格好でホテルの廊下をうろつく自分を想像して、理性が一気に戻って来る。
「制服取りに部屋帰る時どうす……ヒャッ⁉︎」
抗議すると、ズルッとパンツごとズボンを抜き取られた。
「じゃ、全部脱がせりゃいいんだな?」
そう言うと、蓮は手早く俺の服を脱がせて床に放る。
「…えっ⁉︎…あ、え…⁉︎」
全裸にされてしまってアタフタしてる間に、蓮が俺の足の間に顔を埋めた。
「ヒャアンッ…!!れ…ダメ…汚ッ…!!」
少し勢いを無くしてた俺の息子が、蓮に咥えられてまた芯を持つ。
「…あっ…ああっ…!!」
蓮のフェラに慣れた身体が、理性を抑えつけて快感に支配されるのはあっと言う間だった。
「…はぁ…きもちぃ…」
「ん。最後まではしねぇから、晴が俺のものだって実感させて。」
口を離して言われたその言葉に、腰の奥がズクンと疼くような気がした。
何だろう、この感じ…。
あぁ…俺も蓮にもっと触れたい。
蓮が俺の恋人なんだって感じたいよ…。
「…蓮も、脱いで…?」
続く快楽に涙声になりながら懇願する。
「蓮に触りたい…」
ゴクリと、蓮の喉が鳴った。
「ーーーあぁ、もう!煽んな!」
そう言うや否や、蓮は荒々しく自分の服を床に投げ落とした。
そのまま指を絡め合って、深くキスする。
触れ合った肌から蓮の体温を強く感じた。
思えば、こうやって一矢纏わぬ姿で抱き合うのは初めてだ。
「蓮…!蓮…!!」
恋しくて、名前を呼びながらその背中に手を回した。
鎖骨にチリッと走った痛みすら快感に変わる。
「蓮…あっ…もっと触って…!」
「…ッ…だから煽んなって!」
「アッ…やぁん…あっ、あぁ!」
蓮が触る所全てが気持ち良くておかしくなりそうだ。
「晴、脚閉じろ。」
言われて、太腿をピタリとつけた。
「アァッーーー⁉︎」
その隙間に、バキバキに硬くなった蓮のものが入って来る。
先走りでヌルヌルと滑る熱いそれが俺の太腿を出入りしている光景は倒錯的で。
「アッ…何…これ…!…アァンッ!」
蓮のものが俺のに当たって、擦られる快感に身体が震える。
「…蓮…あっ、気持ち…アァッ!!」
「俺も…スゲェいい…!」
俺の上で腰を振る蓮から溢れる色気に、頭がおかしくなりそうだ。
「も…ダメッ…イキそ…!アッ、アッ、アッ!!」
俺の限界が近付いのを見て蓮が追い立てる。
「…クッ…晴、顔見せろ…!!」
横に向けて隠そうとした顔を蓮の腕で固定された。
ヤダ…!全部見られちゃう…!!
恥ずかしくて、懇願するように蓮を見上げると視線が絡んだ。
欲情した光を灯しながらも、甘く蕩けるようなそれは、まるでーーー。
「晴、好きだ。」
言葉にされて、ビクンと身体が跳ねた。
「アァァッ!!」
頭の中で何かが弾けて、真っ白になる。
昂りが白濁を放ち、俺の腹を濡らした。
それに続いて太腿に熱い飛沫を感じる。
あぁ…蓮もイッたんだな…。
蓮が俺の身体で達した事が堪らなく嬉しい。
これまでの抜き合いだって訳が分からなくなる程気持ち良かった。
だけど、今はそれの何十倍も気持ち良くて。
肌同士が触れるのも、名前を呼ぶのも、呼ばれるのも。
好きだって言われながら求められる悦びも初めて知った。
心が繋がった行為って、こんなにも幸せなんだ。
「晴。」
急激に押し寄せる眠気の中で、優しく名前を呼ぶ声がする。
返事の代わりに、恋人の腕の中に身を擦り寄せた。
●●●
Q.「過去に書いたエチシーン下手すぎ死ねる!」って叫んで書き直したのに、大して変わらない出来栄えなのは何故なのでしょうか。
A.作者が今もエロ描写下手だからです。
この先もまだあるのに…。が、頑張ろ。
次回は日本に戻ります!
「萱島のお祖父様に会いに行ってたのか。それは先方の都合もあるもんな。集合まで1時間あるから部屋で休んでていいぞ。」
俺達の帰還の早さに驚きつつも、手元の資料を見て納得した先生の言葉に同意する。
エレベーターに乗ると、蓮が手を握ってきた。
そのまま、俺の部屋がある5階を通過して9階で降りる。
一般クラスは4人一部屋だけど、特進の生徒はシングルルームを1人で使ってるらしい。
蓮の部屋に引き込まれて、ドアが閉まった瞬間に身体を壁に押し付けられた。
「…んっ…アッ、んぅ…」
角度を変えて何度も降って来る深いキスは、今までの比にならない程に激しい。
「アッ、れ…んっ…ハァ…」
ザラリと弱い上顎を舐められて、身体がビクリと跳ねた。
「れん…も、ダメ……」
頭がぼんやりしてズルリと力が抜けた俺を蓮が支える。
その拍子にシャツが捲れて、腹が剥き出しになった。
「晴…もっと触りたい…」
脇腹を直に触られて身体を震わせる俺の耳に吹き込まれる、掠れた声。
「ダメ……」
欲望を孕んだその声に思わずそう返す。
呼吸は荒く、瞳の奥にギラつく光を宿してーーそれでも、俺の言葉に蓮は止まった。
「嫌…?」
ありったけの理性を掻き集めたかのような表情で、苦し気に聞いてくる。
「ごめ…違くて…その、声出ちゃうから…ここじゃダメ。」
ドアの外を誰か通るかもしれないと思うと落ち着かないんだよ。
「…ベッドでなら……わっ⁉︎」
そう言った瞬間、蓮に抱き上げられた。
そのままベッドに押し倒されて、顔中にキスされる。
「あんま可愛い事言わないで…マジ余裕ねぇから…。」
「アッ…蓮、どこ触って…!」
「晴の好きなトコだろ?」
キスしながらも、不埒な手はシャツの上から俺の胸の飾りを弄る。
「違ッ、好きじゃな…ンッ…!」
スリスリと指先で擦り合わされて声が漏れた。
ピンと立ったそこを今度は捏ねられる。
「やぁっ…クリクリしちゃダメ……アァンッ!」
強く弾かれると、身体に電流が走った。
「相変わらず感度最高かよ。コッチはずっと弄ってなかったのにな?」
意味ありげな言い方にカッと顔が熱くなる。
俺の自慰のための練習…もとい抜き合いは、結局修学旅行前日の夜まで続いた。
その期間は主に下しか触ってなかったから、そこ以外を愛撫されるのは久しぶりで…。
「なのに」なのか「だからこそ」なのか経験値が無くて分からないけど、久しぶりに触られた胸で物凄く感じてしまってる自覚はある。
「やっ…恥ずかしッ…」
「ほら、隠すな。もっと良くしてやるからちゃんと見せろ。」
胸の前で交差しようとした手を奪われた。
蓮のもう片方の手が、捲れてるシャツをさらにたくし上げて。
露わになった胸の頂に舌が絡んだ。
チュクチュクと音を立てて舐められて、吸われて。
「アンッ…あっ、アッ、ンッ…!!」
蓮の口内で嬲られるその刺激に、甘ったるい声が止まらない。
「反応してるな。」
蓮の手が下に降りて、やわやわと俺の中心を撫でた。
高められた身体は熱を持って、もうすっかり勃ち上がっていて。
ズボンの中に手を入れられると、蓮に触られることに慣れたソコは期待に蜜を溢す。
「…フッ…もう濡らしてんじゃん。」
「や…!待って…!」
羞恥に身体を捩って、なけなしの理性を掻き集める。
「き、汚いから…下はダメ…!んっ…シーツも…汚れるし…!」
「汚くないし、隣の部屋リネン室だから平気。」
押し問答してる間も蓮の手は俺のを緩く弄っている。
じわじわ責めてくる快感に、思考が危うい。
「…んっ…蓮…服、汚れちゃう…」
既にパンツは先走りのせいでアウトだ。
「この後制服に着替えだろ。大丈夫。」
そうか…今夜はマナー講習でフランス料理のフルコースだったっけ。
自由行動中は私服だったけど、この後は全員制服に着替えるんだ。
じゃあ、いいか……
なんてならないから!
事後の格好でホテルの廊下をうろつく自分を想像して、理性が一気に戻って来る。
「制服取りに部屋帰る時どうす……ヒャッ⁉︎」
抗議すると、ズルッとパンツごとズボンを抜き取られた。
「じゃ、全部脱がせりゃいいんだな?」
そう言うと、蓮は手早く俺の服を脱がせて床に放る。
「…えっ⁉︎…あ、え…⁉︎」
全裸にされてしまってアタフタしてる間に、蓮が俺の足の間に顔を埋めた。
「ヒャアンッ…!!れ…ダメ…汚ッ…!!」
少し勢いを無くしてた俺の息子が、蓮に咥えられてまた芯を持つ。
「…あっ…ああっ…!!」
蓮のフェラに慣れた身体が、理性を抑えつけて快感に支配されるのはあっと言う間だった。
「…はぁ…きもちぃ…」
「ん。最後まではしねぇから、晴が俺のものだって実感させて。」
口を離して言われたその言葉に、腰の奥がズクンと疼くような気がした。
何だろう、この感じ…。
あぁ…俺も蓮にもっと触れたい。
蓮が俺の恋人なんだって感じたいよ…。
「…蓮も、脱いで…?」
続く快楽に涙声になりながら懇願する。
「蓮に触りたい…」
ゴクリと、蓮の喉が鳴った。
「ーーーあぁ、もう!煽んな!」
そう言うや否や、蓮は荒々しく自分の服を床に投げ落とした。
そのまま指を絡め合って、深くキスする。
触れ合った肌から蓮の体温を強く感じた。
思えば、こうやって一矢纏わぬ姿で抱き合うのは初めてだ。
「蓮…!蓮…!!」
恋しくて、名前を呼びながらその背中に手を回した。
鎖骨にチリッと走った痛みすら快感に変わる。
「蓮…あっ…もっと触って…!」
「…ッ…だから煽んなって!」
「アッ…やぁん…あっ、あぁ!」
蓮が触る所全てが気持ち良くておかしくなりそうだ。
「晴、脚閉じろ。」
言われて、太腿をピタリとつけた。
「アァッーーー⁉︎」
その隙間に、バキバキに硬くなった蓮のものが入って来る。
先走りでヌルヌルと滑る熱いそれが俺の太腿を出入りしている光景は倒錯的で。
「アッ…何…これ…!…アァンッ!」
蓮のものが俺のに当たって、擦られる快感に身体が震える。
「…蓮…あっ、気持ち…アァッ!!」
「俺も…スゲェいい…!」
俺の上で腰を振る蓮から溢れる色気に、頭がおかしくなりそうだ。
「も…ダメッ…イキそ…!アッ、アッ、アッ!!」
俺の限界が近付いのを見て蓮が追い立てる。
「…クッ…晴、顔見せろ…!!」
横に向けて隠そうとした顔を蓮の腕で固定された。
ヤダ…!全部見られちゃう…!!
恥ずかしくて、懇願するように蓮を見上げると視線が絡んだ。
欲情した光を灯しながらも、甘く蕩けるようなそれは、まるでーーー。
「晴、好きだ。」
言葉にされて、ビクンと身体が跳ねた。
「アァァッ!!」
頭の中で何かが弾けて、真っ白になる。
昂りが白濁を放ち、俺の腹を濡らした。
それに続いて太腿に熱い飛沫を感じる。
あぁ…蓮もイッたんだな…。
蓮が俺の身体で達した事が堪らなく嬉しい。
これまでの抜き合いだって訳が分からなくなる程気持ち良かった。
だけど、今はそれの何十倍も気持ち良くて。
肌同士が触れるのも、名前を呼ぶのも、呼ばれるのも。
好きだって言われながら求められる悦びも初めて知った。
心が繋がった行為って、こんなにも幸せなんだ。
「晴。」
急激に押し寄せる眠気の中で、優しく名前を呼ぶ声がする。
返事の代わりに、恋人の腕の中に身を擦り寄せた。
●●●
Q.「過去に書いたエチシーン下手すぎ死ねる!」って叫んで書き直したのに、大して変わらない出来栄えなのは何故なのでしょうか。
A.作者が今もエロ描写下手だからです。
この先もまだあるのに…。が、頑張ろ。
次回は日本に戻ります!
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