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第1章
第六話真珠湾作戦3
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ついに来る1941年12月8日(日本時間)早朝、空母赤城、加賀、蒼龍、飛龍、瑞鶴、翔鶴から合計183機からなる第一次攻撃隊が発進しようとしていた。新島はこの歴史が動く瞬間を歴史に残る瞬間をただ静かな目で見ていた。
そして午前1時30分攻撃隊発進の合図とともに一斉にまだ暗い大空へ飛び立っていった。そして帽子を振りながら遠い目で空をいや歴史そのものを見つめていた。そして発信を見届けた6空母は第二次攻撃隊の準備へと移っていく。
時刻は進み午前7時前ハワイオアフ島に配置された移動式レーダー6基中の一基が突如こちらに向かう大編隊の影を捉えたが、この時点で誰一人として不信思ったものはいなかった。何なら当直兵は酒飲んで寝ている始末だった。太平洋艦隊司令長官、ハズバンド、キンメルでさえ自室でウィスキー片手に本を読んでいたりと日本軍襲来など考えもせず優雅な時間を過ごしていた。事態が急変したのは最初にレーダーがとらえた時間から約30分がたった7時20分頃突如としてオアフ島内に爆音が聞こえ始めた。ある者は双眼鏡を持ちまたある者は空を睨んだ。この時キンメルはヘッドオンをして優雅にクラシック音楽を聴いていた始末だ、ここまで来てくつろいでいるとは、軍人としての危機管理能力がないんじゃないのかと思ってしまう。何はともあれここに日本軍奇襲は成功したのである。午前7時半過ぎ突如空襲警報が鳴り響いた。日本軍襲来である。第一次攻撃隊隊長、沼淵中尉はここであの有名な電文を打った、「トラ、トラ、トラ」奇襲成功の合図である。空襲警報が鳴り始めて日本軍に気づいた者も多かった。パイロットは急いで自機に向かって走る。また非番の者は愛人や妻とのちょめちょめを止め銃を持ち日本軍機めがけて打ち出した。当初停泊している軍艦を狙うと思われた日本軍機は予想に反して燃料タンクを集中して攻撃し始めた。そして戦闘機隊は飛行場を攻撃し次々に駐機中の機を破壊した。この攻撃を逃れて空に上がれた機はわずか10機にも満たなかった。何とか上がれた機も日本軍戦闘機隊に翻弄され思うように戦えず、撃墜されていった。その頃司令部は大混乱になっていた。それまでのんびりしていたキンメルは大急ぎで昨日出航したハルゼー中将の機動部隊を呼び戻すとともに停泊中の全艦隊に湾外退避を命じた。しかしキンメルができたのはそれが限界だった。なぜなら司令部にも日本軍機が向かってきていたからだ。キンメルは司令部メンバーと共に大急ぎで司令部を離れ防空壕に逃げ込んだ。燃料タンクが次々に爆発しオアフ島各所で爆発と火の手が上がっていた。その頃赤城南雲司令部では第二次攻撃をするか否かで意見が分かれていた。「第二次攻撃で完膚なきまでに叩き潰すべきだ!!」「いや、空母がいなかった以上敵空母が近くにいる可能性ある。撤退すべきだ。」というように意見が二分していた。そしてそれまで黙っていた南雲がついに口を開いた。「攻撃隊収容後直ちに撤退」と言いかけた所で山本長官から電文が届いた。{見敵必殺の信念で敵を撃滅するべし}この電文で南雲は撤退から攻撃へと方針を変えた。「直ちに第二次攻撃隊発進準備‼」「準備が完了次第直ちに発艦開始」「了解」ちなみにタイミングよく山本長官から電文が来たのは新島が撤退を予想して先手を打って長官に打電していたからである。かくしてここに第二次攻撃が決定された。命令が下った30分後六隻の空母から攻撃隊発進準備完了の報告が届いた。さらに十五分で合計165機からなる第二次攻撃隊が飛び立っていった。ここで、ハワイの状況を見てみよう。時刻は8時15分頃第一次攻撃隊が引き上げていった。ここで防空壕に籠っていたキンメルは外に出て状況把握と基地機能修復を急いだ。どこに隠れていたのか無数ともいえる重機が出てきて修復を始めた。日本軍機が引き上げてから15分くらいかけてようやく被害状況が分かってきた。ようやっと一息ついた所で再びアメリカ軍将兵を地獄のドン底に突き落とす出来事が発生した。日本軍第二次攻撃隊が襲来したのだ。
修理をしていた重機類は修理を中止しまた隠れようとするが次々に零戦の機銃掃射を受け小さな爆炎と炎を上げていた。さらに湾外に脱出しようとしていた艦艇群にも攻撃を加え次々に撃破していった。午前九時頃ようやく第二次攻撃隊が引き上げていった。アメリカ軍将兵は警戒しつつまた修復作業に戻ることになった。しかし先程の攻撃でレーダーの類はあらかた破壊され使えないアメリカ軍は双眼鏡で警戒せざるを得なかった。30分かけて被害状況の全容が掴めてきた。報告を受けたキンメルは驚愕した。何故なら港湾施設が全く機能しないからだ。施設自体の損害なら修理し取り換えれば済むが問題はそこではなかった。むしろ問題は湾外に脱出しようとした戦艦群が問題だった。攻撃を受け急いで湾外に退避しようとした戦艦群が撃破されたのはなんと湾の入り口付近だったのだ。戦艦数隻に巡洋艦、駆逐艦含めた大小の艦艇たちが着底し湾の入り口を塞いでいたのだ。引き上げようにも船が通れず引き上げられないかといって爆破や解体もできない、これらの事から湾が使用不可の状態になっている。問題はそこだけではない大量の重機が破壊され基地の修復もままならないのだ。上記の理由から補給船も通れず新しい重機も届かずまさにお手上げ状態のハワイの状況にキンメルは膝から崩れ落ちてしまった。一方そのころ日本軍は意気揚々と引き上げていた。(さて皆さん真珠湾攻撃はどうだったでしょうか?次は現代に飛ばされた軍人の新島を書こうと思ってますのでお楽しみに)
そして午前1時30分攻撃隊発進の合図とともに一斉にまだ暗い大空へ飛び立っていった。そして帽子を振りながら遠い目で空をいや歴史そのものを見つめていた。そして発信を見届けた6空母は第二次攻撃隊の準備へと移っていく。
時刻は進み午前7時前ハワイオアフ島に配置された移動式レーダー6基中の一基が突如こちらに向かう大編隊の影を捉えたが、この時点で誰一人として不信思ったものはいなかった。何なら当直兵は酒飲んで寝ている始末だった。太平洋艦隊司令長官、ハズバンド、キンメルでさえ自室でウィスキー片手に本を読んでいたりと日本軍襲来など考えもせず優雅な時間を過ごしていた。事態が急変したのは最初にレーダーがとらえた時間から約30分がたった7時20分頃突如としてオアフ島内に爆音が聞こえ始めた。ある者は双眼鏡を持ちまたある者は空を睨んだ。この時キンメルはヘッドオンをして優雅にクラシック音楽を聴いていた始末だ、ここまで来てくつろいでいるとは、軍人としての危機管理能力がないんじゃないのかと思ってしまう。何はともあれここに日本軍奇襲は成功したのである。午前7時半過ぎ突如空襲警報が鳴り響いた。日本軍襲来である。第一次攻撃隊隊長、沼淵中尉はここであの有名な電文を打った、「トラ、トラ、トラ」奇襲成功の合図である。空襲警報が鳴り始めて日本軍に気づいた者も多かった。パイロットは急いで自機に向かって走る。また非番の者は愛人や妻とのちょめちょめを止め銃を持ち日本軍機めがけて打ち出した。当初停泊している軍艦を狙うと思われた日本軍機は予想に反して燃料タンクを集中して攻撃し始めた。そして戦闘機隊は飛行場を攻撃し次々に駐機中の機を破壊した。この攻撃を逃れて空に上がれた機はわずか10機にも満たなかった。何とか上がれた機も日本軍戦闘機隊に翻弄され思うように戦えず、撃墜されていった。その頃司令部は大混乱になっていた。それまでのんびりしていたキンメルは大急ぎで昨日出航したハルゼー中将の機動部隊を呼び戻すとともに停泊中の全艦隊に湾外退避を命じた。しかしキンメルができたのはそれが限界だった。なぜなら司令部にも日本軍機が向かってきていたからだ。キンメルは司令部メンバーと共に大急ぎで司令部を離れ防空壕に逃げ込んだ。燃料タンクが次々に爆発しオアフ島各所で爆発と火の手が上がっていた。その頃赤城南雲司令部では第二次攻撃をするか否かで意見が分かれていた。「第二次攻撃で完膚なきまでに叩き潰すべきだ!!」「いや、空母がいなかった以上敵空母が近くにいる可能性ある。撤退すべきだ。」というように意見が二分していた。そしてそれまで黙っていた南雲がついに口を開いた。「攻撃隊収容後直ちに撤退」と言いかけた所で山本長官から電文が届いた。{見敵必殺の信念で敵を撃滅するべし}この電文で南雲は撤退から攻撃へと方針を変えた。「直ちに第二次攻撃隊発進準備‼」「準備が完了次第直ちに発艦開始」「了解」ちなみにタイミングよく山本長官から電文が来たのは新島が撤退を予想して先手を打って長官に打電していたからである。かくしてここに第二次攻撃が決定された。命令が下った30分後六隻の空母から攻撃隊発進準備完了の報告が届いた。さらに十五分で合計165機からなる第二次攻撃隊が飛び立っていった。ここで、ハワイの状況を見てみよう。時刻は8時15分頃第一次攻撃隊が引き上げていった。ここで防空壕に籠っていたキンメルは外に出て状況把握と基地機能修復を急いだ。どこに隠れていたのか無数ともいえる重機が出てきて修復を始めた。日本軍機が引き上げてから15分くらいかけてようやく被害状況が分かってきた。ようやっと一息ついた所で再びアメリカ軍将兵を地獄のドン底に突き落とす出来事が発生した。日本軍第二次攻撃隊が襲来したのだ。
修理をしていた重機類は修理を中止しまた隠れようとするが次々に零戦の機銃掃射を受け小さな爆炎と炎を上げていた。さらに湾外に脱出しようとしていた艦艇群にも攻撃を加え次々に撃破していった。午前九時頃ようやく第二次攻撃隊が引き上げていった。アメリカ軍将兵は警戒しつつまた修復作業に戻ることになった。しかし先程の攻撃でレーダーの類はあらかた破壊され使えないアメリカ軍は双眼鏡で警戒せざるを得なかった。30分かけて被害状況の全容が掴めてきた。報告を受けたキンメルは驚愕した。何故なら港湾施設が全く機能しないからだ。施設自体の損害なら修理し取り換えれば済むが問題はそこではなかった。むしろ問題は湾外に脱出しようとした戦艦群が問題だった。攻撃を受け急いで湾外に退避しようとした戦艦群が撃破されたのはなんと湾の入り口付近だったのだ。戦艦数隻に巡洋艦、駆逐艦含めた大小の艦艇たちが着底し湾の入り口を塞いでいたのだ。引き上げようにも船が通れず引き上げられないかといって爆破や解体もできない、これらの事から湾が使用不可の状態になっている。問題はそこだけではない大量の重機が破壊され基地の修復もままならないのだ。上記の理由から補給船も通れず新しい重機も届かずまさにお手上げ状態のハワイの状況にキンメルは膝から崩れ落ちてしまった。一方そのころ日本軍は意気揚々と引き上げていた。(さて皆さん真珠湾攻撃はどうだったでしょうか?次は現代に飛ばされた軍人の新島を書こうと思ってますのでお楽しみに)
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