文字の大きさ
大
中
小
580 / 2,093
最終章 王国編
全てを出し切れ
「う、おおおおおっ!!」
「何をっ!?」
「この光は……!?」
「うわぁっ!?」
咆哮を放ちながらレナは退魔刀に「物質変換」の能力を発動させ、莫大な魔力と引き換えに退魔刀を別の武器へと変化させる。注ぎ込まれる魔力によって物質の構造が作り替えられ、刀身に金色の電流が迸る。その光景を目撃したミドルたちは一瞬だけ視界を奪われ、その隙を逃さずにレナは片手のみの状態で大剣を振り翳す。
――レナの手元に握りしめられた退魔刀の刀身は「カラドボルグ」と同じ材質の金属に変換され、更に刃の部分に嵌め込まれていた七つの魔水晶を「雷光石」と呼ばれるカラドボルグの力の源である魔石へと変換させた。大剣の形状を維持したまま聖剣へと作り替えられた退魔刀、それはつまりこの世には本来存在しないはずの二つ目の聖剣をレナは作り出した。
過去に一度だけ聖剣を能力で生み出した事はあるが、その時は身体に大きな負担を掛けた事でアイリスから二度と同じ真似をしないように忠告されていたが、どうしてもミドルに勝つためにはレナは全ての能力を使用する必要があると判断して全力の一撃を繰り出す。
「喰らえっ……ミドルッ!!」
「っ……!?」
大剣型のカラドボルグと変化させた退魔刀をレナが振り下ろした瞬間、刀身から雷光が放たれ、ロンギヌスを構えるミドルに放たれた。咄嗟にミドルはロンギヌスの能力を利用して雷光を吸収しようとしたが、七つの雷光石から放たれた雷撃の威力は本物のカラドボルグの雷撃さえも上回っていた。
「うおおおおおおっ……!?」
「はああああああっ!!」
ロンギヌスを構えた状態でミドルは雷撃を受け止めようとしたが、あまりにも膨大な雷の魔力を吸収しきれず、ミドルの肉体が電撃によって飲み込まれる。その直後に城壁を破壊して雷撃が城外まで放たれ、建物全体に振動が走る。時間経過によって物質変換の能力が切れた事で退魔刀は元の大剣に戻るが、装着されていた魔石に関しては酷使した影響か砕け散ってしまい、残されたのは大量の魔力を消耗して疲労困憊のレナだけだった。
「はあっ……はっ、これでも……まだ足りないのか……!?」
「ぐうっ……い、今のは……流石に駄目かと思ったよ」
「う、嘘だろ……あの一撃を受けて、何で生きてるんだよ!?」
膝を付いたレナの前には全身に煙を放ちながら槍を床に突き刺して立ち尽くすミドルの姿があり、身体中に火傷を負いながらもミドルは死なず、電流を迸るロンギヌスを握り締めながらレナへ構えようとした。その光景にダインは唖然とした表情を浮かべ、イレアビトでさえもミドルの生命力には目を見張る。
「ミドル……まだ戦えるの?」
「王妃様……ご安心ください、この命ある限り……貴方だけは守って見せましょう」
「くそっ……!!」
「れ、レナ!!すぐに助けに……うわぁっ!?」
「邪魔を、するなっ……!!」
レナを救うためにダインが駆けつけようとした途端、ミドルは槍を振り翳して刃先から電撃を放ち、ダインの足元を焼き焦がす。重症を負いながらもまだ余力を残すミドルにダインは背筋が凍り、同時にレナも負傷した肩を「回復超強化」の魔法でどうにか腕が動かせる程度にまで回復させる。
「くっ……」
「今のは、驚かされたよ……だが、これで僕の勝ちだ……!!」
カラドボルグの雷撃を吸収した事でロンギヌスの槍は電流を帯び、ミドルはレナに向けて刃先を構える。その光景にレナは視界が揺らぎながらも退魔刀を片手で構え、この状況を打破する方法を探す。残された魔力は少なく、もう一度聖剣を作り出して攻撃をする事は出来ない。
(ここまでか……いや、違う。諦めるな……まだ、手は残っている!!)
レナはミドルが攻撃を仕掛ける前に空間魔法を発動させ、どうにか動かせる程に回復させた腕を利用して異空間から武器を取り出す。
「これで……終わりだっ!!」
「終わるかぁっ!!」
ロンギヌスの刃先から電撃が放たれた瞬間、咄嗟にレナは異空間から神器「チェーン」を取り出し、前方に向けて放り出す。その結果、放たれた銀色の鎖に雷撃が衝突した事で電流が帯電し、周囲に放電現象を引き起こす。
「なっ!?」
「うわぁっ!?」
「くっ……!?」
普通の鎖ならば雷撃に耐え切れずに焼き尽くされていただろうが、神器チェーンは魔法の伝達性に特化した金属で構成されているため、ロンギヌスから放たれた雷撃を吸収すると同時に外部へと放出する。その結果、無差別に電流が周囲に拡散し、慌ててイレアビトとダインは距離を取る。
玉座の間全体に金色の電流が迸る中、レナは異空間から「聖剣レーヴァティン」を取り出し、右手に退魔刀、左手にレーヴァティンを構えてミドルの元へ向かう。その様子に気付いたミドルはロンギヌスから雷撃を放出するのを中断し、迫りくるレナに向けて槍を振りはらう。
「このっ!!」
「当たるかぁっ!!」
「ぐふっ!?」
体勢を屈めて槍を回避したレナはレーヴァティンを振り翳してミドルの腹部に突き刺し、そのまま退魔刀を振りぬいて胴体を切り裂こうとしたが、咄嗟にミドルは右足でレナの顎を蹴り飛ばす。
「がああっ!!」
「ぐふっ!?」
勢い良く蹴り飛ばされれたレナは床に倒れ、ミドルは腹部を抑えながら膝を付く。貫通には至らなかったがそれでも致命傷には変わりはなく、どちらも血反吐を吐きながら立ち上がる。土竜との決戦の時にミドルは驚異的な回復力で傷を治したが、あれはレベルの急激な上昇によって成長痛が引き起こした現象のため、現在の彼は傷を自力で治す事は出来ない。
「げほっ……くそ、口切った」
「顎を完全に砕くつもりで蹴ったんだが……魔術師とは思えない程に頑丈だね」
「赤ん坊の頃から鍛えてるからな……実際、頑丈のスキルも覚えたのは赤ん坊の頃だし」
二人は起き上がるとお互いを睨み合い、次の一撃で相手を仕留めるために最後の力を振り絞る。ミドルは槍を中段に構え、レナはレーヴァティンを手放して退魔刀を両手で構えた。
「これが最後だ……言い残す言葉はあるかい?」
「……あんたの事は忘れないよ」
「いい返答だ……来いっ!!」
ミドルは自分から動くつもりはないらしく、槍を構えたまま浮かずに迎撃の体勢を保つ。そんな彼に対してレナはカイの教えを思い返し、何も考えずに全力の一撃を繰り出すために退魔刀を握り締める。イレアビトもダインも二人の緊張感を感じ取り、どちらも手を出さずに成り行きを見守る。
――玉座の間に静寂が訪れ、最初に動いたのは当然レナだった。両手で握り閉めた退魔刀を振り翳し、残された全ての体力、魔力を費やして渾身の一撃を繰り出すために「瞬動術」を発動して正面から接近する。まるで弾丸を想像させる速度で迫りくるレナに対し、ミドルも目を見開いて槍を放つ。
「――一刀両断」
「――刺突・閃!!」
正面からレナは退魔刀を振り下ろし、ミドルは槍を突き出す。その結果、ロンギヌスの刃先とレナの退魔刀の刀身が衝突し、これまでで一番激しい金属音と衝撃波が生まれた。
「ああああっ――!!」
「おおおおっ――!!」
お互いの全力を込めて繰り出した一撃が交わり、退魔刀の刀身に亀裂が生じた。だが、それでもレナは力を緩めず、力を振り絞る。その結果、ロンギヌスの刃先が徐々に震え、やがて力負けして槍が弾かれた。
「だああっ!!」
「ぐあっ……!?」
ロンギヌスが弾かれた瞬間、ミドルは大きく体勢を崩し、そのまま前進したレナの退魔刀の刃がミドルの身体に食い込み、肉体を斬り裂いた――
「何をっ!?」
「この光は……!?」
「うわぁっ!?」
咆哮を放ちながらレナは退魔刀に「物質変換」の能力を発動させ、莫大な魔力と引き換えに退魔刀を別の武器へと変化させる。注ぎ込まれる魔力によって物質の構造が作り替えられ、刀身に金色の電流が迸る。その光景を目撃したミドルたちは一瞬だけ視界を奪われ、その隙を逃さずにレナは片手のみの状態で大剣を振り翳す。
――レナの手元に握りしめられた退魔刀の刀身は「カラドボルグ」と同じ材質の金属に変換され、更に刃の部分に嵌め込まれていた七つの魔水晶を「雷光石」と呼ばれるカラドボルグの力の源である魔石へと変換させた。大剣の形状を維持したまま聖剣へと作り替えられた退魔刀、それはつまりこの世には本来存在しないはずの二つ目の聖剣をレナは作り出した。
過去に一度だけ聖剣を能力で生み出した事はあるが、その時は身体に大きな負担を掛けた事でアイリスから二度と同じ真似をしないように忠告されていたが、どうしてもミドルに勝つためにはレナは全ての能力を使用する必要があると判断して全力の一撃を繰り出す。
「喰らえっ……ミドルッ!!」
「っ……!?」
大剣型のカラドボルグと変化させた退魔刀をレナが振り下ろした瞬間、刀身から雷光が放たれ、ロンギヌスを構えるミドルに放たれた。咄嗟にミドルはロンギヌスの能力を利用して雷光を吸収しようとしたが、七つの雷光石から放たれた雷撃の威力は本物のカラドボルグの雷撃さえも上回っていた。
「うおおおおおおっ……!?」
「はああああああっ!!」
ロンギヌスを構えた状態でミドルは雷撃を受け止めようとしたが、あまりにも膨大な雷の魔力を吸収しきれず、ミドルの肉体が電撃によって飲み込まれる。その直後に城壁を破壊して雷撃が城外まで放たれ、建物全体に振動が走る。時間経過によって物質変換の能力が切れた事で退魔刀は元の大剣に戻るが、装着されていた魔石に関しては酷使した影響か砕け散ってしまい、残されたのは大量の魔力を消耗して疲労困憊のレナだけだった。
「はあっ……はっ、これでも……まだ足りないのか……!?」
「ぐうっ……い、今のは……流石に駄目かと思ったよ」
「う、嘘だろ……あの一撃を受けて、何で生きてるんだよ!?」
膝を付いたレナの前には全身に煙を放ちながら槍を床に突き刺して立ち尽くすミドルの姿があり、身体中に火傷を負いながらもミドルは死なず、電流を迸るロンギヌスを握り締めながらレナへ構えようとした。その光景にダインは唖然とした表情を浮かべ、イレアビトでさえもミドルの生命力には目を見張る。
「ミドル……まだ戦えるの?」
「王妃様……ご安心ください、この命ある限り……貴方だけは守って見せましょう」
「くそっ……!!」
「れ、レナ!!すぐに助けに……うわぁっ!?」
「邪魔を、するなっ……!!」
レナを救うためにダインが駆けつけようとした途端、ミドルは槍を振り翳して刃先から電撃を放ち、ダインの足元を焼き焦がす。重症を負いながらもまだ余力を残すミドルにダインは背筋が凍り、同時にレナも負傷した肩を「回復超強化」の魔法でどうにか腕が動かせる程度にまで回復させる。
「くっ……」
「今のは、驚かされたよ……だが、これで僕の勝ちだ……!!」
カラドボルグの雷撃を吸収した事でロンギヌスの槍は電流を帯び、ミドルはレナに向けて刃先を構える。その光景にレナは視界が揺らぎながらも退魔刀を片手で構え、この状況を打破する方法を探す。残された魔力は少なく、もう一度聖剣を作り出して攻撃をする事は出来ない。
(ここまでか……いや、違う。諦めるな……まだ、手は残っている!!)
レナはミドルが攻撃を仕掛ける前に空間魔法を発動させ、どうにか動かせる程に回復させた腕を利用して異空間から武器を取り出す。
「これで……終わりだっ!!」
「終わるかぁっ!!」
ロンギヌスの刃先から電撃が放たれた瞬間、咄嗟にレナは異空間から神器「チェーン」を取り出し、前方に向けて放り出す。その結果、放たれた銀色の鎖に雷撃が衝突した事で電流が帯電し、周囲に放電現象を引き起こす。
「なっ!?」
「うわぁっ!?」
「くっ……!?」
普通の鎖ならば雷撃に耐え切れずに焼き尽くされていただろうが、神器チェーンは魔法の伝達性に特化した金属で構成されているため、ロンギヌスから放たれた雷撃を吸収すると同時に外部へと放出する。その結果、無差別に電流が周囲に拡散し、慌ててイレアビトとダインは距離を取る。
玉座の間全体に金色の電流が迸る中、レナは異空間から「聖剣レーヴァティン」を取り出し、右手に退魔刀、左手にレーヴァティンを構えてミドルの元へ向かう。その様子に気付いたミドルはロンギヌスから雷撃を放出するのを中断し、迫りくるレナに向けて槍を振りはらう。
「このっ!!」
「当たるかぁっ!!」
「ぐふっ!?」
体勢を屈めて槍を回避したレナはレーヴァティンを振り翳してミドルの腹部に突き刺し、そのまま退魔刀を振りぬいて胴体を切り裂こうとしたが、咄嗟にミドルは右足でレナの顎を蹴り飛ばす。
「がああっ!!」
「ぐふっ!?」
勢い良く蹴り飛ばされれたレナは床に倒れ、ミドルは腹部を抑えながら膝を付く。貫通には至らなかったがそれでも致命傷には変わりはなく、どちらも血反吐を吐きながら立ち上がる。土竜との決戦の時にミドルは驚異的な回復力で傷を治したが、あれはレベルの急激な上昇によって成長痛が引き起こした現象のため、現在の彼は傷を自力で治す事は出来ない。
「げほっ……くそ、口切った」
「顎を完全に砕くつもりで蹴ったんだが……魔術師とは思えない程に頑丈だね」
「赤ん坊の頃から鍛えてるからな……実際、頑丈のスキルも覚えたのは赤ん坊の頃だし」
二人は起き上がるとお互いを睨み合い、次の一撃で相手を仕留めるために最後の力を振り絞る。ミドルは槍を中段に構え、レナはレーヴァティンを手放して退魔刀を両手で構えた。
「これが最後だ……言い残す言葉はあるかい?」
「……あんたの事は忘れないよ」
「いい返答だ……来いっ!!」
ミドルは自分から動くつもりはないらしく、槍を構えたまま浮かずに迎撃の体勢を保つ。そんな彼に対してレナはカイの教えを思い返し、何も考えずに全力の一撃を繰り出すために退魔刀を握り締める。イレアビトもダインも二人の緊張感を感じ取り、どちらも手を出さずに成り行きを見守る。
――玉座の間に静寂が訪れ、最初に動いたのは当然レナだった。両手で握り閉めた退魔刀を振り翳し、残された全ての体力、魔力を費やして渾身の一撃を繰り出すために「瞬動術」を発動して正面から接近する。まるで弾丸を想像させる速度で迫りくるレナに対し、ミドルも目を見開いて槍を放つ。
「――一刀両断」
「――刺突・閃!!」
正面からレナは退魔刀を振り下ろし、ミドルは槍を突き出す。その結果、ロンギヌスの刃先とレナの退魔刀の刀身が衝突し、これまでで一番激しい金属音と衝撃波が生まれた。
「ああああっ――!!」
「おおおおっ――!!」
お互いの全力を込めて繰り出した一撃が交わり、退魔刀の刀身に亀裂が生じた。だが、それでもレナは力を緩めず、力を振り絞る。その結果、ロンギヌスの刃先が徐々に震え、やがて力負けして槍が弾かれた。
「だああっ!!」
「ぐあっ……!?」
ロンギヌスが弾かれた瞬間、ミドルは大きく体勢を崩し、そのまま前進したレナの退魔刀の刃がミドルの身体に食い込み、肉体を斬り裂いた――
感想 5,097
あなたにおすすめの小説
どうしよう私、弟にお腹を大きくさせられちゃった!~弟大好きお姉ちゃんの秘密の悩み~
「ま、まさか!?」
あたし三鷹優美(みたかゆうみ)高校一年生。
弟の晴仁(はると)が大好きな普通のお姉ちゃん。
弟とは凄く仲が良いの!
それはそれはものすごく‥‥‥
「あん、晴仁いきなりそんなのお口に入らないよぉ~♡」
そんな関係のあたしたち。
でもある日トイレであたしはアレが来そうなのになかなか来ないのも気にもせずスカートのファスナーを上げると‥‥‥
「うそっ! お腹が出て来てる!?」
お姉ちゃんの秘密の悩みです。
没落した貴族家に拾われたので恩返しで復興させます
生まれて間も無く、山の中に捨てられていた赤子レオン・ハートフィリア。
彼を拾ったのは没落して平民になった貴族達だった。
優しい両親に育てられ、可愛い弟と共にすくすくと成長したレオンは不思議な夢を見るようになる。
それは過去の記憶なのか、あるいは前世の記憶か。
その夢のおかげで魔法を学んだレオンは愛する両親を再び貴族にするために魔法学院で魔法を学ぶことを決意した。
しかし、学院でレオンを待っていたのは酷い平民差別。そしてそこにレオンの夢の謎も交わって、彼の運命は大きく変わっていくことになるのだった。
※2025/12/31に書籍五巻以降の話を非公開に変更する予定です。
詳細は近況ボードをご覧ください。
私の息子を“愛人の子の下”にすると言った夫へ──その瞬間、正妻の役目は終わりました
政略結婚で伯爵家に嫁いだ侯爵令嬢リディアは、愛のない夫婦関係を「正妻の務め」と割り切り、赤字だらけの領地を立て直してきた。帳簿を整え、税の徴収を正し、交易路を広げ、収穫が不安定な年には備蓄を回す――伯爵家の体裁を保ってきたのは、いつも彼女の実務だった。
だがある日、夫オスヴァルドが屋敷に連れ帰ったのは“幼馴染”の女とその息子。
「彼女は可哀想なんだ」
「この子を跡取りにする」
そして人前で、平然と言い放つ。
――「君の息子は、愛人の子の“下”で学べばいい」
その瞬間、リディアの中で何かが静かに終わった。怒鳴らない。泣かない。微笑みすら崩さない。
「承知しました。では――正妻の役目は終わりましたね」
真の皇帝は俺です ~面倒だから幼なじみに帝位を任せていたら、婚約者に捨てられました。正体を明かしたら全員後悔してももう遅い~
皇帝の仕事が面倒だったレインは、信頼する幼なじみアレクシスに表向きの皇帝を任せ、自身は陰から帝国を支えていた。
だがある日、婚約者エミリアは「権力も将来性もない」と彼を見限り婚約破棄を宣言する。
しかし彼女は知らなかった。
帝国を動かしていた真の支配者が誰なのかを。
これは全てを持ちながら隠していた男と、見るべきものを見失った者たちの後悔の物語。
スキルを奪われてお詫びチートをもらったので余生を楽しく……過ごさせてくれ
異世界に召喚されたその日、巻き込まれた青年に俺が得るはずだったスキルを奪われた。
お詫びとしてチートスキルを授かった俺は、第二の人生くらい好きに生きようと旅に出る。
行き着いた先は、寂れた町の場末の酒場だ。
なぜか客は男ばかりだが、日雇い冒険者や恐妻家の肉屋たちとの気楽な毎日は悪くない。
……ただ一人、どう見ても貴族のような美青年がこの地味な酒場へ通ってくる理由だけは、さっぱりわからない。
「お前らツケはやめろ」
そんな穏やかな日々を送っていたはずなのに、ある日、酒場へ厄介な依頼が舞い込んできた――。
他サイトでも掲載しています。
不定期更新です。
魔王を倒した手柄を横取りされたけど、俺を処刑するのは無理じゃないかな
「では罪人よ。おまえはあくまで自分が勇者であり、魔王を倒したと言うのだな?」
「そうそう」
茶番にも飽きてきた。処刑できるというのなら、ぜひやってみてほしい。
無理だと思うけど。
冷遇された第七皇子はいずれぎゃふんと言わせたい! 赤ちゃんの頃から努力していたらいつの間にか世界最強の魔法使いになっていました
旧題:娼婦の子供と冷遇された第七皇子、赤ちゃんの頃から努力していたらいつの間にか世界最強の魔法使いになっていた件
『穢らわしい娼婦の子供』
『ロクに魔法も使えない出来損ない』
『皇帝になれない無能皇子』
皇帝ガレスと娼婦ソーニャの間に生まれた第七皇子ルクスは、魔力が少ないからという理由で無能皇子と呼ばれ冷遇されていた。
だが実はルクスの中身は転生者であり、自分と母親の身を守るために、ルクスは魔法を極めることに。
毎日人知れず死に物狂いの努力を続けた結果、ルクスの体内魔力量は拡張されていき、魔法の威力もどんどん向上していき……
『なんだあの威力の魔法は…?』
『モンスターの群れをたった一人で壊滅させただと…?』
『どうやってあの年齢であの強さを手に入れたんだ…?』
『あいつを無能皇子と呼んだ奴はとんだ大間抜けだ…』
そして気がつけば周囲を畏怖させてしまうほどの魔法使いの逸材へと成長していたのだった。
45歳のおっさん、異世界召喚に巻き込まれる
コミカライズ企画進行中です!!
3巻発売です!
【書籍版 大ヒット御礼!オリコン18位&3巻出版!】
皆様の熱狂的な応援のおかげで、書籍版『45歳のおっさん、異世界召喚に巻き込まれる』が、コミカライズ決定いたしました!現在企画進行中!!そしてオリコン週間ライトノベルランキング18位、そしてアルファポリス様の書店売上ランキングでトップ10入りを記録しました!
12日には、楽天koboにおいてファンタジー5位となりました!皆様のおかげです!
本当に、本当にありがとうございます!
皆様の応援が、最高の形で「続刊(3巻)」へと繋がりました。
市丸きすけ先生による、素晴らしい書影も必見です!
夏にはいよいよコミカライズ連載開始予定です!乞うご期待!!
【作品紹介】
欲望に取りつかれた権力者が企んだ「スキル強奪」のための勇者召喚。
だが、その儀式に巻き込まれたのは、どこにでもいる普通のサラリーマン――白河小次郎、45歳。
彼に与えられたのは、派手な攻撃魔法ではない。
【鑑定】【いんたーねっと?】【異世界売買】【テイマー】…etc.
その一つ一つが、世界の理すら書き換えかねない、規格外の「便利スキル」だった。
欲望者から逃げ切るか、それとも、サラリーマンとして培った「知識」と、チート級のスキルを武器に、反撃の狼煙を上げるか。
気のいいおっさんの、優しくて、ずる賢い、まったり異世界サバイバルが、今、始まる!
【書誌情報】
タイトル: 『45歳のおっさん、異世界召喚に巻き込まれる』
著者: よっしぃ
イラスト: 市丸きすけ 先生
出版社: アルファポリス
ご購入はこちらから:
Amazon: https://www.amazon.co.jp/dp/4434364235/
楽天ブックス: https://books.rakuten.co.jp/rb/18361791/
【作者より、感謝を込めて】
この日を迎えられたのは、長年にわたり、Webで私の拙い物語を応援し続けてくださった、読者の皆様のおかげです。
そして、この物語を見つけ出し、最高の形で世に送り出してくださる、担当編集者様、イラストレーターの市丸きすけ先生、全ての関係者の皆様に、心からの感謝を。
本当に、ありがとうございます。
【これまでの主な実績】
アルファポリス ファンタジー部門 1位獲得
小説家になろう 異世界転移/転移ジャンル(日間) 5位獲得
アルファポリス 第16回ファンタジー小説大賞 奨励賞受賞
復活の大カクヨムチャレンジカップ 9位入賞
オリコンランキングライトノベル 週間BOOKランキング 18位(2025年9月29日付)