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真・最終章 七魔将編
レナVSカノン 《再戦》
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――大将軍まで上り詰めたカノンの実力は本物であり、魔銃というこの世界に存在する神器の中でも銃の特徴を持った武器は非常に有能だった。カノンが所持する「カノン」と「レイザー」は遠方の敵にも攻撃できる優れ物だった。
カノンと偶然にも同じ名前の「神器カノン」はマグナムに酷似した魔銃であり、こちらは火属性の魔石を弾丸の形に削って打ち込む道具である。威力に関しては使用する魔石の質によって異なるが、撃ち込まれた魔弾は衝突した瞬間に爆発を引き起こす。この魔銃の恐ろしい点は身体に魔弾がめり込めば内側から爆発を引き起こすため、高レベルの人間であろうと生身の状態で受ければ無事では済まない。
もう一つの神器である「レイザー」に関しては戦車の砲台を想像させる形をしており、こちらは手の甲の部分に装着する。隠し武器として役割があり、相手が接近してきたときに使用する。カノンと違う点はこちらは装着した魔石の魔力を利用して光線を放つ。威力に関しては相手と距離がある程落ちるが、至近距離ならば人間相手ならば確実に身体を貫き、焼き尽くす。
そして最後にカノンが自前で作り上げた武器こそが「ブラスト」であり、こちらはカノンと同様に魔石を発射するのだが、ブラストの場合はカノンよりも大きい魔石を発射できる。地球の武器ならばグレネードランチャーに酷似しており、恐らくではあるが最初にレナに攻撃を仕掛けてきたのはこの武器だと考えられた。弾丸が発射される時は魔力を放出し、火炎の塊を想像させる攻撃を行う。
「敵に回すと本当に厄介だな……味方の時は大して役に立たなかったくせに」
「聞こえてるわよ、ぶっ殺すわよ!!だいたい、それなりに役には立っていたでしょうが!?」
レナの言葉に森の何処かに隠れているカノンが言い返すが、実際の所は彼女は釈放を条件に闘技祭に参加して王国の代表者として本選まで勝ち残った。一応は準決勝まで進出し、あのゴウライとの戦闘ではイリアやダインと協力して追い詰めていた。
結果から言えばゴウライには敗れはしたが、王国の代表者としての強さを見せつけた。但し、彼女は試合後は姿を消したと聞いていたが、まさかアルドラと手を組んで敵となるなどレナは考えもしなかった。
『アイリス、カノンの居場所を教えて』
『……って、私にそれを聞くんですか?一騎打ちみたいな雰囲気なのにずるくありません?』
『こっちも急いでるんだよ。だいたい試合でもないのにいちいち真面目に戦っていられるか』
レナはアイリスと交信を行い、カノンの正確な居場所を尋ねる。何処に隠れようとこの世界の事を見通せるアイリスが居ればカノンの居場所を捉えるなど容易く、レナはアイリスに正確な位置を教えてもらう。
『全く、こっちはうきうきしながらレナさんの戦闘を観戦してたのに……』
『観客気分で見てんじゃないよ。こっちは命懸けだぞ?』
『はいはい、分かりましたよ。まあ、レナさんに死なれらたら私も困るので教えてあげますよ。カノンの居場所は南東の方角です。そっちを目指してください』
『南東ね、了解』
指示された通りにレナは南東の方角に向けて駆け出し、カノンが隠れている場所へ向かう。姿は見えないが、アイリスの指示を信じるならばこの先にカノンが隠れているはずだった。
「カノン、降参しろ!!そうすれば許してやるぞ!!」
「嫌よ!!もうあんたらみたいな連中に仕えるのは御免よ!!」
移動の際中にレナはカノンに声を掛けると、進行方向から火属性の魔弾が放たれ、それらを回避しながら真っ直ぐに向かう。現在のレナの身体能力と動体視力ならば本物の銃弾であろうと容易く避ける事が出来る。
但し、現在のレナは空間魔法を発動させて異空間に収納した武器や道具の類は取り出せない。理由としては現在のレナは空間魔法を常に発動しており、古代遺跡に黒渦を設置している。常に魔力を消耗している状態で他の合成魔術も利用すると更に魔力を消耗し、余計に体力を消費してしまう。
今回の戦闘は武器や魔法に頼れず、技能だけを駆使してカノンと戦わなければならない。弾丸を回避しながらレナはカノンの位置をアイリスに頼んで定期的に把握し、距離を詰めていく。
『カノンとの距離も大分近付いてきましたよ。ですが気を付けてください、近づけば近づく程に相手もレナさんの位置を掴んで正確に狙い撃つ事が出来ますからね……南の方角に移動しました!!』
『分かってるよ!!』
アイリスの言葉を聞いてレナは南の方向を変えると、遂にカノンの姿を捉える。彼女はブラストを構えており、レナに向けて発射した。
「このっ……いい加減にくたばりなさい!!」
「くっ……!?」
カノンの狙いはレナを直接狙い撃つ事ではなく、彼の足元に目掛けて魔弾を発射させ、爆発を引き起こして巻き込む事だった。その攻撃に対してレナは上空に跳躍するしかなく、そこを狙ってカノンは狙い撃つ。
カノンと偶然にも同じ名前の「神器カノン」はマグナムに酷似した魔銃であり、こちらは火属性の魔石を弾丸の形に削って打ち込む道具である。威力に関しては使用する魔石の質によって異なるが、撃ち込まれた魔弾は衝突した瞬間に爆発を引き起こす。この魔銃の恐ろしい点は身体に魔弾がめり込めば内側から爆発を引き起こすため、高レベルの人間であろうと生身の状態で受ければ無事では済まない。
もう一つの神器である「レイザー」に関しては戦車の砲台を想像させる形をしており、こちらは手の甲の部分に装着する。隠し武器として役割があり、相手が接近してきたときに使用する。カノンと違う点はこちらは装着した魔石の魔力を利用して光線を放つ。威力に関しては相手と距離がある程落ちるが、至近距離ならば人間相手ならば確実に身体を貫き、焼き尽くす。
そして最後にカノンが自前で作り上げた武器こそが「ブラスト」であり、こちらはカノンと同様に魔石を発射するのだが、ブラストの場合はカノンよりも大きい魔石を発射できる。地球の武器ならばグレネードランチャーに酷似しており、恐らくではあるが最初にレナに攻撃を仕掛けてきたのはこの武器だと考えられた。弾丸が発射される時は魔力を放出し、火炎の塊を想像させる攻撃を行う。
「敵に回すと本当に厄介だな……味方の時は大して役に立たなかったくせに」
「聞こえてるわよ、ぶっ殺すわよ!!だいたい、それなりに役には立っていたでしょうが!?」
レナの言葉に森の何処かに隠れているカノンが言い返すが、実際の所は彼女は釈放を条件に闘技祭に参加して王国の代表者として本選まで勝ち残った。一応は準決勝まで進出し、あのゴウライとの戦闘ではイリアやダインと協力して追い詰めていた。
結果から言えばゴウライには敗れはしたが、王国の代表者としての強さを見せつけた。但し、彼女は試合後は姿を消したと聞いていたが、まさかアルドラと手を組んで敵となるなどレナは考えもしなかった。
『アイリス、カノンの居場所を教えて』
『……って、私にそれを聞くんですか?一騎打ちみたいな雰囲気なのにずるくありません?』
『こっちも急いでるんだよ。だいたい試合でもないのにいちいち真面目に戦っていられるか』
レナはアイリスと交信を行い、カノンの正確な居場所を尋ねる。何処に隠れようとこの世界の事を見通せるアイリスが居ればカノンの居場所を捉えるなど容易く、レナはアイリスに正確な位置を教えてもらう。
『全く、こっちはうきうきしながらレナさんの戦闘を観戦してたのに……』
『観客気分で見てんじゃないよ。こっちは命懸けだぞ?』
『はいはい、分かりましたよ。まあ、レナさんに死なれらたら私も困るので教えてあげますよ。カノンの居場所は南東の方角です。そっちを目指してください』
『南東ね、了解』
指示された通りにレナは南東の方角に向けて駆け出し、カノンが隠れている場所へ向かう。姿は見えないが、アイリスの指示を信じるならばこの先にカノンが隠れているはずだった。
「カノン、降参しろ!!そうすれば許してやるぞ!!」
「嫌よ!!もうあんたらみたいな連中に仕えるのは御免よ!!」
移動の際中にレナはカノンに声を掛けると、進行方向から火属性の魔弾が放たれ、それらを回避しながら真っ直ぐに向かう。現在のレナの身体能力と動体視力ならば本物の銃弾であろうと容易く避ける事が出来る。
但し、現在のレナは空間魔法を発動させて異空間に収納した武器や道具の類は取り出せない。理由としては現在のレナは空間魔法を常に発動しており、古代遺跡に黒渦を設置している。常に魔力を消耗している状態で他の合成魔術も利用すると更に魔力を消耗し、余計に体力を消費してしまう。
今回の戦闘は武器や魔法に頼れず、技能だけを駆使してカノンと戦わなければならない。弾丸を回避しながらレナはカノンの位置をアイリスに頼んで定期的に把握し、距離を詰めていく。
『カノンとの距離も大分近付いてきましたよ。ですが気を付けてください、近づけば近づく程に相手もレナさんの位置を掴んで正確に狙い撃つ事が出来ますからね……南の方角に移動しました!!』
『分かってるよ!!』
アイリスの言葉を聞いてレナは南の方向を変えると、遂にカノンの姿を捉える。彼女はブラストを構えており、レナに向けて発射した。
「このっ……いい加減にくたばりなさい!!」
「くっ……!?」
カノンの狙いはレナを直接狙い撃つ事ではなく、彼の足元に目掛けて魔弾を発射させ、爆発を引き起こして巻き込む事だった。その攻撃に対してレナは上空に跳躍するしかなく、そこを狙ってカノンは狙い撃つ。
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