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蛇足編
最強の剣鬼と最高の剣聖
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――S級冒険者としてレナは次々と依頼をこなし、遂に最後の仕事を引き受けた。最後の依頼主はドルトン商会の会長のフェリスからであり、彼女からとある魔物の素材の調達を任された。
「レナさんにお願いしたいのは竜種の核の回収です」
「最後の最後でとんでもない物を要求してきますね……」
竜種の核を回収と聞いてレナは面倒くさい表情を浮かべ、災害の象徴とまで言われる竜種の討伐など簡単な話ではない。だが、フェリスには色々と貸しがあるため、断りにくい相手であった。
「レナさんは前にも何体も竜種を倒したと聞いてるんで、レナさんならイケるかなと思いまして……」
「まあ、何度か竜種は倒した事はあります。でも、俺一人で戦うとなるときついので仲間を連れて行く事になりますけど……」
「構いません、お仲間さんの分まで報酬を支払う事は約束します。その代わりに期日までに竜種の核を回収して欲しいんですわ」
「了解しました。それでどの竜種の討伐を?」
「竜種なら何でも構いません。次の実験にどうしてもうちの旦那が欲しいと言い出しまして……」
冒険都市の近くで生息する竜種は地竜ぐらいしかおらず、ルドリ荒野に出向けば幼体の地竜が生息しているはずだった。レナはルドリ荒野まで出向き、地竜を討伐して核の回収を行う事にした――
――ルドリ荒野に赴く際、レナは声をかけたのは丁度冒険都市に戻ってきたシズネだった。シズネは雪月花の使い手なので地竜とは相性が良いため、今回は彼女に助っ人を頼んでウルに乗り込んでルドリ荒野へ向かう。
「……こうして貴方と二人で行動するのは久しぶりね」
「あれ、そうだっけ?」
「そうよ」
ウルの背中にてシズネはレナに抱きつき、彼女は久々に二人切りになれた事に喜ぶ。この時にシズネは胸を押し付けてみるが、特にレナは反応しない。
「シズネ、そんなにくっつかれると……」
「ふふっ……当たってるのかしら?」
「うん、雪月花が押し付けられて少し痛い……」
「…………」
シズネは胸を押し付けている事よりも彼女が腰に差している雪月花が当たる事にレナは困り、シズネは怒るべきか悲しむべきか分からない表情を浮かべた。だが、彼女はこの日のために吸血鬼の力を制御する修行を行っていた。
「レナ、私の力を見せてあげるわ」
「え?何を言って……うわっ!?急に背中に何かが!?」
「ふふふ……これが私の真の姿よ」
吸血鬼化したシズネは肉体がより肉感的に成長し、彼女の胸が大きくなった。コトミンやティナほどではないが巨乳と言っても差し支えない程の大きさとなり、レナはシズネの変貌ぶりに驚く。
シズネは吸血鬼と化す事で肉体を変化させる事もできるようになり、この世界では女の吸血鬼はサキュバスと同一の存在であるため、サキュバスの魅了の能力も扱える。だが、シズネはレナに対して魅了の能力は使用しない。
「どうかしら?私の成長ぶり……たっぷりと味わいなさい」
「くっ……これがシズネの修業の成果か、やるじゃないか」
「ウォンッ(人の背中で何してんねん)」
ウルは背中でイチャつき始めたレナとシズネに呆れてしまうが、シズネとしては遂にレナに自分が女だと意識させた事に歓喜する。今までレナはシズネを女性としてあまり意識して来なかったが、彼女は豊満な肉体を押し付けて意地でも自分が女だと意識させる。
「ふふふ……貴方が望むならどんな事でもしてあげるわ」
「ど、どんな事も?」
「そうよ、さあ欲望のままに答えなさい」
「何だかキャラ変わってない?ていうか、今は仕事中なんだけど……」
「そうね、おふざけもここまでにしておきましょうか」
レナの指摘にシズネは冷静さを取り戻して吸血鬼化を解除すると、元の身体に戻った途端に彼女は頬を赤らめさせ、自分の行為を恥ずかしがる。
「い、今のは忘れなさい!!ちょっと興奮して変な事を口走っただけよ!?」
「え、どうしたの急に!?」
「いいから忘れなさい!!でないと叩き落すわよ!?」
「わあっ!?暴れるな!!」
吸血鬼化するとシズネは若干精神が興奮状態となり、自分でも何をしているのか分からない状態になる。正気を取り戻したシズネはレナに今のした自分の行為を忘れる様に命じるが、そんな時にウルが立ち止まった。
「ウォオンッ!!」
「うわっ!?」
「きゃっ!?」
ウルが急停止するとレナとシズネは危うく落ちそうになったが、二人とも持ち前の運動神経を生かして地面に着地した。そして前方に視線を向けると、地面が盛り上がって地中から地竜の幼体が出現する。
「オアアアッ!!」
「……遂に出てきたか」
「やるわよ、レナ!!」
レナとシズネは各々の愛剣を取り出すと、二人は地中から姿を現した地竜の元に目掛けて突っ込む――
――数分後、二人は氷漬けにされて粉々に砕かれた地竜の残骸の中から核を発見した。並の冒険者ならば手も足も出ない相手だが、剣鬼と剣聖として完全に覚醒した二人の相手ではなかった。
「レナさんにお願いしたいのは竜種の核の回収です」
「最後の最後でとんでもない物を要求してきますね……」
竜種の核を回収と聞いてレナは面倒くさい表情を浮かべ、災害の象徴とまで言われる竜種の討伐など簡単な話ではない。だが、フェリスには色々と貸しがあるため、断りにくい相手であった。
「レナさんは前にも何体も竜種を倒したと聞いてるんで、レナさんならイケるかなと思いまして……」
「まあ、何度か竜種は倒した事はあります。でも、俺一人で戦うとなるときついので仲間を連れて行く事になりますけど……」
「構いません、お仲間さんの分まで報酬を支払う事は約束します。その代わりに期日までに竜種の核を回収して欲しいんですわ」
「了解しました。それでどの竜種の討伐を?」
「竜種なら何でも構いません。次の実験にどうしてもうちの旦那が欲しいと言い出しまして……」
冒険都市の近くで生息する竜種は地竜ぐらいしかおらず、ルドリ荒野に出向けば幼体の地竜が生息しているはずだった。レナはルドリ荒野まで出向き、地竜を討伐して核の回収を行う事にした――
――ルドリ荒野に赴く際、レナは声をかけたのは丁度冒険都市に戻ってきたシズネだった。シズネは雪月花の使い手なので地竜とは相性が良いため、今回は彼女に助っ人を頼んでウルに乗り込んでルドリ荒野へ向かう。
「……こうして貴方と二人で行動するのは久しぶりね」
「あれ、そうだっけ?」
「そうよ」
ウルの背中にてシズネはレナに抱きつき、彼女は久々に二人切りになれた事に喜ぶ。この時にシズネは胸を押し付けてみるが、特にレナは反応しない。
「シズネ、そんなにくっつかれると……」
「ふふっ……当たってるのかしら?」
「うん、雪月花が押し付けられて少し痛い……」
「…………」
シズネは胸を押し付けている事よりも彼女が腰に差している雪月花が当たる事にレナは困り、シズネは怒るべきか悲しむべきか分からない表情を浮かべた。だが、彼女はこの日のために吸血鬼の力を制御する修行を行っていた。
「レナ、私の力を見せてあげるわ」
「え?何を言って……うわっ!?急に背中に何かが!?」
「ふふふ……これが私の真の姿よ」
吸血鬼化したシズネは肉体がより肉感的に成長し、彼女の胸が大きくなった。コトミンやティナほどではないが巨乳と言っても差し支えない程の大きさとなり、レナはシズネの変貌ぶりに驚く。
シズネは吸血鬼と化す事で肉体を変化させる事もできるようになり、この世界では女の吸血鬼はサキュバスと同一の存在であるため、サキュバスの魅了の能力も扱える。だが、シズネはレナに対して魅了の能力は使用しない。
「どうかしら?私の成長ぶり……たっぷりと味わいなさい」
「くっ……これがシズネの修業の成果か、やるじゃないか」
「ウォンッ(人の背中で何してんねん)」
ウルは背中でイチャつき始めたレナとシズネに呆れてしまうが、シズネとしては遂にレナに自分が女だと意識させた事に歓喜する。今までレナはシズネを女性としてあまり意識して来なかったが、彼女は豊満な肉体を押し付けて意地でも自分が女だと意識させる。
「ふふふ……貴方が望むならどんな事でもしてあげるわ」
「ど、どんな事も?」
「そうよ、さあ欲望のままに答えなさい」
「何だかキャラ変わってない?ていうか、今は仕事中なんだけど……」
「そうね、おふざけもここまでにしておきましょうか」
レナの指摘にシズネは冷静さを取り戻して吸血鬼化を解除すると、元の身体に戻った途端に彼女は頬を赤らめさせ、自分の行為を恥ずかしがる。
「い、今のは忘れなさい!!ちょっと興奮して変な事を口走っただけよ!?」
「え、どうしたの急に!?」
「いいから忘れなさい!!でないと叩き落すわよ!?」
「わあっ!?暴れるな!!」
吸血鬼化するとシズネは若干精神が興奮状態となり、自分でも何をしているのか分からない状態になる。正気を取り戻したシズネはレナに今のした自分の行為を忘れる様に命じるが、そんな時にウルが立ち止まった。
「ウォオンッ!!」
「うわっ!?」
「きゃっ!?」
ウルが急停止するとレナとシズネは危うく落ちそうになったが、二人とも持ち前の運動神経を生かして地面に着地した。そして前方に視線を向けると、地面が盛り上がって地中から地竜の幼体が出現する。
「オアアアッ!!」
「……遂に出てきたか」
「やるわよ、レナ!!」
レナとシズネは各々の愛剣を取り出すと、二人は地中から姿を現した地竜の元に目掛けて突っ込む――
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