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二章
招かざる客、再び…
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急な母親の突撃に、花耶はじわりと嫌な感覚を覚えた。結婚はしないとはっきり宣言した奥野の元に、夜、不意打ちとも言えるやり方での訪問なのだ。あまりいい話とは思えなかった。
表情を強張らせた花耶に奥野は、すまないと表情を曇らせて謝ってきた。別に奥野のせいではないと首を横に振った花耶は、今着ているのがラフな室内着だった事を思い出した。さすがにこんな格好では失礼だと思い、奥野にも着替えを促したが、奥野はもう時間がないしそのままでいいと言って玄関に向かった。そうこうしている間に慌ただしく足音が近づき、インターホンが鳴った。
「久しぶりね、透夜!」
「透夜さん、こんばんは!」
奥野がドアを開けると、けたたましい二人の女性の声がリビングにも届き、花耶はその声からこの前の従妹も一緒なのだと知った。奥野の家に押しかけて来た事に、花耶の心が更にざわついた。
「あのね、久美ちゃんが透夜に料理を作りたいって言うのよ」
「はぁ?飯?」
「そうよ、夕飯まだでしょう?これから久美ちゃんが…」
「透夜さん、私パスタ得意なんです。期待してくださいね」
「そうよ、久美ちゃんって意外に家庭的なんだから」
会話の様子から、どうやら従妹の久美が奥野に手料理をふるまいに来たらしい。結婚しないと言ったのに手料理を食べさせようとするなんて、どう考えても諦めたとは思えなかった。母親が久美と奥野がくっ付くのを望んでいるのがわかり、先ほどまでの幸せな気分が一気に沈み込んだ。
そうこうしている間に、リビングに繋がるドアが開き、奥野に続いて母親と久美が現れた。奥野はすかさず花耶の元に来ると、その腰に手をまわして来た。
「すまんな、花耶。急に」
「え、いえ…こ、こんばんは、お久しぶりです」
「え…あ…あら…」
花耶が挨拶をすると、その姿を目にした母親が戸惑いの声を上げた。花耶がいるのが想定外だったらしく、久美も驚きの表情を浮かべていた。しかも着替える間もなかったため、今は奥野とペアの室内着姿だ。この服だとお揃いのネックレスも見えてしまうだろう。
「今ちょうど飯にしたところだ。花耶が作ってくれたから飯はいい」
そう言って奥野がダイニングテーブルに視線をやると、母親と久美もそれに倣った。テーブルには所狭しと料理が乗り、室内には料理のいい匂いが漂っていた。
「…え?これ、このお嬢さんが…?」
驚きの声を上げたのは、母親の方だった。花耶が料理をするのが意外だったらしい。
「ああ、全部花耶が作ったものだ。花耶は若いが料理上手なんだ」
奥野は自分の事のように嬉しそうにそう母親に告げた。そんな風に言われるのはさすがに大げさではないかと思い、花耶の方が居たたまれなさを感じた。もう何十年も、それこそ花耶が生まれる前から主婦をしている母親に比べれば、花耶の料理など大した事はないだろう。
「そういう訳だから料理はいい。まぁ、せっかく来たんだ、食べていくか?」
「…え?」
奥野の提案に驚いたのは花耶の方だった。今日は時間をかけて作ったとはいえ、人様に出せるレベルのものではない。さすがにこの流れを黙って受け入れるのは避けたかった。
「ちょ…待ってください。そんな、人様にお出しできるようなものじゃ…」
「そんな事ないだろう。十分美味かったぞ」
「でも…」
「まぁ、いいじゃないか。母さんもいいだろう?」
花耶が声を潜めて必死に抗議をしたが奥野は気にも留めず、奥野は母親に更に勧めてしまった。花耶は何て事をしてくれるのだと奥野に微かな怒りまで感じていた。
「え…あ…そ、そうね…これだけあると、確かに今日作るのは…それでいいかしら?久美ちゃん」
「え…あ、はい…」
母親にとっても、奥野の提案は意外なものだったらしく、動揺して直ぐには返事が出来なかったようだ。だが、さすがにこの状態で更に作るのは無駄だと思ったのだろう。久美にそう問うと、久美は表情をこわばらせたまま、消え入るような小さな声で応じた。それを聞いて花耶は更に絶望的な気持ちになった。
それでも二人が食べると言ってしまったため、花耶がそれを拒否する事も出来ず、慌ただしく二人分の席が用意された。花耶が料理を温め直して盛りつけると、それを奥野がテーブルまで運んだ。二人で手分けしての作業のお陰でそれほど待たせる事にはならずに済んだが、どう思われるだろうと思うと花耶は気が重かった。
「…美味しい…」
どんな反応が来るかと戦々恐々としていた花耶の耳に母親の微かな呟きが届いて、花耶はホッと安堵した。さすがに料理歴は奥野の母親の方が上だから、厳しい事を言われるのではないかと不安だったのだ。これなら合格と思っていいのだろうか…他の料理にも手を付けたが、何も言わずに黙々と食べられて、花耶は次は何を言われるかと気が気ではなかった。
「だろう?花耶は若いが料理上手なんだ。味付けも俺好みだし」
「そ、そうなのね…」
「ああ。毎日食うとなると洋食よりも薄味の和食がいい。洋食は味が濃くて美味いが、どうしても飽きるし太るからな。ああ、久美はどうだ?」
「…え?」
話を振られた久美は戸惑いの声を上げた。この部屋に入ってからは殆ど喋らずにいるし、料理も無表情で食べていたため、その心情までは花耶にはわからなかった。ただ、花耶がここにいた事も、追加する必要がない量の料理がある事も、彼女には想定外だったのだろう。
「…お、美味しい…です」
「だろう?」
機嫌よく答える奥野に対し、消え入りそうなその声に悔しさがに滲んでいるように感じたのは気のせいだろうか。花耶は安堵する一方で、これで久美の自分への感情がより悪くなったように感じた。奥野がいる手前、何も言わないだけで。他人の悪意に敏感な花耶は、二人の心情がかえって悪化したように感じていた。
その後、奥野は機嫌よく花耶の料理について語っていたが、他の三人は口数少ないままに食事は終わった。花耶はここで出しゃばってもより心証を悪化させると感じたため、相槌を打つ程度にして必要以上に話す事はしなかったが、重苦しい空気に消化不良を起こしそうだった。
和やかさとはかけ離れた食事会が終わった後、母親と久美は電車の時間だからと言ってさっさと帰ってしまった。最後に母親は奥野に、正月に一度実家に帰るようにと何度も頼みこんだ。中々奥野が首を縦に振らなかったが、花耶と一緒でもいいと言うと、奥野が花耶も一緒で顔を出すだけでいいならと了承し、と母親は顔を輝かせた。花耶を歓迎していない筈なのに急な態度の変化に花耶は違和感を持った。母親は更に念を押すと、久美と一緒に帰っていった。
「もう、急にやめて下さい」
母親と久美が帰った後、花耶は開口一番で奥野に抗議した。急な訪問も困るが、拙い料理を勧めるなど、本当にやめて欲しかったからだ。あの重い空気から察するに、花耶の料理が好意的に受け取られたとは思えず、花耶は早くも心証を悪くしたのではないかと不安を募らせた。
「何の事だ?」
そう答える奥野は、先ほどとは一転してやたらと機嫌がよかった。母親と従妹があっさり帰ったのもあるが、その表情には別の何かが含まれているのを花耶は見逃さなかった。
「何って…何で私の料理なんか勧めたんですか?人様にお出し出来るものじゃないのに…」
「何言ってるんだ?十分美味かったじゃないか」
花耶は自分の料理がどう思われたのか心配で仕方なかったが、奥野はどこ吹く風だった。花耶は中学生の頃には既に料理をしていたが、教えてくれたのは祖母で、その内容は殆ど年寄りが好むようなものばかりだった。それだけに自分の料理には偏りがあるし、年寄り以外には不評だと思っていた。実際、母親も久美も、奥野に聞かれれば美味しいとは言っていたが、殆ど黙っていたのだ。あれはきっと味付けや内容が気に入らなかったのだろう。
「ああ、本当に可愛いな。やっぱり花耶は最高だ」
「…何言ってるんですか?」
片付けの最中だったが、奥野は花耶を後ろから抱きしめて頭に顔をうずめると、啄むようなキスを降らせてきた。楽しくてしょうがないと言う雰囲気が伝わってきて、花耶は奥野の真意を窺うように見上げた。
「実はな…母は料理が苦手なんだ」
「…は?」
表情を強張らせた花耶に奥野は、すまないと表情を曇らせて謝ってきた。別に奥野のせいではないと首を横に振った花耶は、今着ているのがラフな室内着だった事を思い出した。さすがにこんな格好では失礼だと思い、奥野にも着替えを促したが、奥野はもう時間がないしそのままでいいと言って玄関に向かった。そうこうしている間に慌ただしく足音が近づき、インターホンが鳴った。
「久しぶりね、透夜!」
「透夜さん、こんばんは!」
奥野がドアを開けると、けたたましい二人の女性の声がリビングにも届き、花耶はその声からこの前の従妹も一緒なのだと知った。奥野の家に押しかけて来た事に、花耶の心が更にざわついた。
「あのね、久美ちゃんが透夜に料理を作りたいって言うのよ」
「はぁ?飯?」
「そうよ、夕飯まだでしょう?これから久美ちゃんが…」
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「そうよ、久美ちゃんって意外に家庭的なんだから」
会話の様子から、どうやら従妹の久美が奥野に手料理をふるまいに来たらしい。結婚しないと言ったのに手料理を食べさせようとするなんて、どう考えても諦めたとは思えなかった。母親が久美と奥野がくっ付くのを望んでいるのがわかり、先ほどまでの幸せな気分が一気に沈み込んだ。
そうこうしている間に、リビングに繋がるドアが開き、奥野に続いて母親と久美が現れた。奥野はすかさず花耶の元に来ると、その腰に手をまわして来た。
「すまんな、花耶。急に」
「え、いえ…こ、こんばんは、お久しぶりです」
「え…あ…あら…」
花耶が挨拶をすると、その姿を目にした母親が戸惑いの声を上げた。花耶がいるのが想定外だったらしく、久美も驚きの表情を浮かべていた。しかも着替える間もなかったため、今は奥野とペアの室内着姿だ。この服だとお揃いのネックレスも見えてしまうだろう。
「今ちょうど飯にしたところだ。花耶が作ってくれたから飯はいい」
そう言って奥野がダイニングテーブルに視線をやると、母親と久美もそれに倣った。テーブルには所狭しと料理が乗り、室内には料理のいい匂いが漂っていた。
「…え?これ、このお嬢さんが…?」
驚きの声を上げたのは、母親の方だった。花耶が料理をするのが意外だったらしい。
「ああ、全部花耶が作ったものだ。花耶は若いが料理上手なんだ」
奥野は自分の事のように嬉しそうにそう母親に告げた。そんな風に言われるのはさすがに大げさではないかと思い、花耶の方が居たたまれなさを感じた。もう何十年も、それこそ花耶が生まれる前から主婦をしている母親に比べれば、花耶の料理など大した事はないだろう。
「そういう訳だから料理はいい。まぁ、せっかく来たんだ、食べていくか?」
「…え?」
奥野の提案に驚いたのは花耶の方だった。今日は時間をかけて作ったとはいえ、人様に出せるレベルのものではない。さすがにこの流れを黙って受け入れるのは避けたかった。
「ちょ…待ってください。そんな、人様にお出しできるようなものじゃ…」
「そんな事ないだろう。十分美味かったぞ」
「でも…」
「まぁ、いいじゃないか。母さんもいいだろう?」
花耶が声を潜めて必死に抗議をしたが奥野は気にも留めず、奥野は母親に更に勧めてしまった。花耶は何て事をしてくれるのだと奥野に微かな怒りまで感じていた。
「え…あ…そ、そうね…これだけあると、確かに今日作るのは…それでいいかしら?久美ちゃん」
「え…あ、はい…」
母親にとっても、奥野の提案は意外なものだったらしく、動揺して直ぐには返事が出来なかったようだ。だが、さすがにこの状態で更に作るのは無駄だと思ったのだろう。久美にそう問うと、久美は表情をこわばらせたまま、消え入るような小さな声で応じた。それを聞いて花耶は更に絶望的な気持ちになった。
それでも二人が食べると言ってしまったため、花耶がそれを拒否する事も出来ず、慌ただしく二人分の席が用意された。花耶が料理を温め直して盛りつけると、それを奥野がテーブルまで運んだ。二人で手分けしての作業のお陰でそれほど待たせる事にはならずに済んだが、どう思われるだろうと思うと花耶は気が重かった。
「…美味しい…」
どんな反応が来るかと戦々恐々としていた花耶の耳に母親の微かな呟きが届いて、花耶はホッと安堵した。さすがに料理歴は奥野の母親の方が上だから、厳しい事を言われるのではないかと不安だったのだ。これなら合格と思っていいのだろうか…他の料理にも手を付けたが、何も言わずに黙々と食べられて、花耶は次は何を言われるかと気が気ではなかった。
「だろう?花耶は若いが料理上手なんだ。味付けも俺好みだし」
「そ、そうなのね…」
「ああ。毎日食うとなると洋食よりも薄味の和食がいい。洋食は味が濃くて美味いが、どうしても飽きるし太るからな。ああ、久美はどうだ?」
「…え?」
話を振られた久美は戸惑いの声を上げた。この部屋に入ってからは殆ど喋らずにいるし、料理も無表情で食べていたため、その心情までは花耶にはわからなかった。ただ、花耶がここにいた事も、追加する必要がない量の料理がある事も、彼女には想定外だったのだろう。
「…お、美味しい…です」
「だろう?」
機嫌よく答える奥野に対し、消え入りそうなその声に悔しさがに滲んでいるように感じたのは気のせいだろうか。花耶は安堵する一方で、これで久美の自分への感情がより悪くなったように感じた。奥野がいる手前、何も言わないだけで。他人の悪意に敏感な花耶は、二人の心情がかえって悪化したように感じていた。
その後、奥野は機嫌よく花耶の料理について語っていたが、他の三人は口数少ないままに食事は終わった。花耶はここで出しゃばってもより心証を悪化させると感じたため、相槌を打つ程度にして必要以上に話す事はしなかったが、重苦しい空気に消化不良を起こしそうだった。
和やかさとはかけ離れた食事会が終わった後、母親と久美は電車の時間だからと言ってさっさと帰ってしまった。最後に母親は奥野に、正月に一度実家に帰るようにと何度も頼みこんだ。中々奥野が首を縦に振らなかったが、花耶と一緒でもいいと言うと、奥野が花耶も一緒で顔を出すだけでいいならと了承し、と母親は顔を輝かせた。花耶を歓迎していない筈なのに急な態度の変化に花耶は違和感を持った。母親は更に念を押すと、久美と一緒に帰っていった。
「もう、急にやめて下さい」
母親と久美が帰った後、花耶は開口一番で奥野に抗議した。急な訪問も困るが、拙い料理を勧めるなど、本当にやめて欲しかったからだ。あの重い空気から察するに、花耶の料理が好意的に受け取られたとは思えず、花耶は早くも心証を悪くしたのではないかと不安を募らせた。
「何の事だ?」
そう答える奥野は、先ほどとは一転してやたらと機嫌がよかった。母親と従妹があっさり帰ったのもあるが、その表情には別の何かが含まれているのを花耶は見逃さなかった。
「何って…何で私の料理なんか勧めたんですか?人様にお出し出来るものじゃないのに…」
「何言ってるんだ?十分美味かったじゃないか」
花耶は自分の料理がどう思われたのか心配で仕方なかったが、奥野はどこ吹く風だった。花耶は中学生の頃には既に料理をしていたが、教えてくれたのは祖母で、その内容は殆ど年寄りが好むようなものばかりだった。それだけに自分の料理には偏りがあるし、年寄り以外には不評だと思っていた。実際、母親も久美も、奥野に聞かれれば美味しいとは言っていたが、殆ど黙っていたのだ。あれはきっと味付けや内容が気に入らなかったのだろう。
「ああ、本当に可愛いな。やっぱり花耶は最高だ」
「…何言ってるんですか?」
片付けの最中だったが、奥野は花耶を後ろから抱きしめて頭に顔をうずめると、啄むようなキスを降らせてきた。楽しくてしょうがないと言う雰囲気が伝わってきて、花耶は奥野の真意を窺うように見上げた。
「実はな…母は料理が苦手なんだ」
「…は?」
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