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4、春の踊り子は縁繋ぎ
17、アタクシNTRジャンルでしたの?
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めくるめく萌えが脳内を駆け巡るネネツィカ。エリック王子はそんなネネツィカをじーっと見つめていた。
(妙にキーリング卿を気にしているような)
――ネネツィカのタイプはワイルドで強い男のはず。(王子の思い込み)
――しかし、キーリング様といえば女性に大人気の美男子だ。ワイルドとは違うが強いのは間違いないし……。
「ネネツィカ、君の好みについてだけど」
エリック王子が問いかけると、ネネツィカは信じられないものを見るような顔をした。
「エリック殿下!? まさか、カップリングダンギをなさろうとお話しされてます!?」
「カップ……?」
「もしやと先ほどから思っていましたが、殿下は――フダンシでいらっしゃるの?」
「フ……男子……?」
エリック王子が謎めいた単語を繰り返す。婚約者の言葉は難解だ。オーガストの『女の子に楽しくおしゃべりしてもらう方法』によれば傾聴と共感がカギだというが、このまま『ああ、そうなんだよ。僕はフダンシなんだ』と返事をしてよいものか――勘としかいいようのない得体のしれない感覚が王子にストップをかけた。
と、そこへ――「エリック王子殿下にご挨拶申し上げます」涼やかな声がした。
現れたのは、まっすぐな茶色の髪を揺らし、エメラルドのぱっちりとした瞳をした女の子。ネネツィカと同じくらいの年頃だろうか。真っ白なドレスはふわふわと繊細で、とても可愛い。
「ユージェニーじゃないか」
王子がそう言って、ネネツィカに女の子を紹介してくれた。王族の親戚筋に当たるコルトリッセン家の息女……公爵家令嬢であり現在の外務大臣の孫娘。名前を聞けばネネツィカも肩書きが幾つも思い浮かぶ――、
(ユージェニー様といえば、最近『聖女』の神託があった方ですわ)
元は第二王子の婚約者候補だった彼女が『聖女』だと神殿が昨年の冬の始め頃に発表したのだ。北の領地でも上から下まで話題になっていた。
聖女というのが具体的にどういったものなのかは、よくわからないが神に選ばれた特別な存在なのは、間違いなかった。
――神様に愛されている。
そんな神聖な存在が、目の前にいるのだ。ネネツィカはそれほど敬虔な性格ではなかったけれど、手を自然と祈りの形に組んでしまった。
(祈ったら良い事があるんじゃないかしら)
――おお、神よ。ティミオスに似合う殿方を……。
ネネツィカはコッソリ祈った。
「ユージェニー、僕の婚約者になったネネツィカだよ」
エリック王子がニコニコと紹介すると、ユージェニーは無遠慮な視線をネネツィカに注いだ。それはなんとなく嫌な視線に感じられてならなかった。可愛いけれど、不穏だ。可愛いけれど。
そんな可愛い聖女様は、見つめるネネツィカに向けて「人の婚約者候補を奪ったのは貴方ね。なるほど、ピンク。ヒロインとかふわふわお花畑系かしら。それで、貴方は転生したの、それとも憑依?」と、ネネツィカにはよくわからないことを告げたのだった。
ネネツィカには、後半はよくわからないが、前半部分はわかる。
――婚約者を奪った。
ネネツィカは流石にショックを受けた。
「ユージェニー! なんてことを言うんだ!」
エリック王子はあたふたとして、ネネツィカを庇うように前に出た。
「望んだのはこちらなので、彼女は別に悪くない!」
(これは……修羅場というやつかしら)
薄い本で見た! と妄想の世界でのいらん知識がクッションみたいに衝撃を吸収し、ショックから回復するネネツィカ。
「いいんですの、言われてみればエリック殿下の婚約者候補は元々ユージェニー様というのが有名でしたもの」
ネネツィカは他人事のように素直にそう言って頭を下げた。
「確定していなかったとは言え……申し訳ありませんでした!」
ユージェニーが目を丸くして、下げられた頭を見つめた。騒ぎに気付き、騎士たちも注目している。視線が痛いほど注がれる中、ネネツィカは令嬢にしては馬鹿でかい声を張り上げた。
「アタクシ……寝取り趣味はありませんの。薄い本でも、現実でも。ユージェニー様には大変申し訳ありませんでしたわ。殿下はお返しします!」
「ネ、ネネツィカ!?」
居合わせた皆がポカンとして、王子に至っては血の気が失せて真っ青の顔色になっている。
(あぁ、お母様……アタクシやっちゃいましたわ)
ネネツィカはそろそろと顔を上げて周囲を見た。変な生き物を見るような目が集まっている――特に、ユージェニー。
「返すですって。そんな即落ち2コマみたいな婚約破棄がありますか!」
ワナワナと呟く声に、侮蔑の色が濃い。
「えーっ、貴方が原因じゃないですの……。というか、即落ち2コマって。アタクシはわかりますけど。アタクシに謝れ――とは言いませんでしたけど……どう振舞って欲しかったんですの?」
ネネツィカがついつい言い返してしまうと、パチンと景気の良い音がした。ユージェニーがネネツィカを引っ叩いたのである。
「ユージェニー様!!」
どよめきと悲鳴が起きる。
「やりましたわね!」
もうこれは――やり返しても許されますわね!?
ネネツィカは大きく右手を振りかぶり、全身の勢いを乗せた右拳をユージェニーの頬に走らせた。
「おいおい! お、おやめください~!?」
オーガストが慌てて止めに入る。小さいお嬢様たちのキャットファイトが城内の衆目ある場で始まるなどとんでもないことなのだ――がっしりとネネツィカの右手を掴んで止めたオーガストは、やれやれと肩をすくめて……。
「まだまだ~!」
バギッという痛そうな音がして、ネネツィカの左がユージェニーをひっ叩いた。
すーっと大きく息を吸う音が皆に聞こえた。どっちの呼吸音かはわからない。或いは、両方か――、
「呪ってやるわ、この泥棒猫!!」
「何が聖女ですのよ、貴方みたいな人は悪役令嬢というのですわー!!」
この世界の真っ当な住人の感覚からすると、あまりにも非常識な光景がここにあった。
「いったい、何なんだ」
「これは現実なのか、夢なのか」
二人の仲の険悪さと令嬢にあるまじき喧嘩っぷりは、その日のうちに広く知れ渡ったのだった。
(いったい、何なんだ、は私が聞きたいわ)
破天荒な聖女ユージェニーは、公爵家で説教されてしょんぼりしていた。
せっかく乙女ゲーム世界でヒロインになったのに。
せっかく推しを攻略しようとしてたのに。
ゲームには出てこなかった所謂『テンプレピンクヒロイン』みたいな令嬢がいきなり婚約者になっちゃったのだ。
「まだゲーム始まってないのに!」
ユージェニーはベッドに転がり、おおいに嘆くのであった。
(妙にキーリング卿を気にしているような)
――ネネツィカのタイプはワイルドで強い男のはず。(王子の思い込み)
――しかし、キーリング様といえば女性に大人気の美男子だ。ワイルドとは違うが強いのは間違いないし……。
「ネネツィカ、君の好みについてだけど」
エリック王子が問いかけると、ネネツィカは信じられないものを見るような顔をした。
「エリック殿下!? まさか、カップリングダンギをなさろうとお話しされてます!?」
「カップ……?」
「もしやと先ほどから思っていましたが、殿下は――フダンシでいらっしゃるの?」
「フ……男子……?」
エリック王子が謎めいた単語を繰り返す。婚約者の言葉は難解だ。オーガストの『女の子に楽しくおしゃべりしてもらう方法』によれば傾聴と共感がカギだというが、このまま『ああ、そうなんだよ。僕はフダンシなんだ』と返事をしてよいものか――勘としかいいようのない得体のしれない感覚が王子にストップをかけた。
と、そこへ――「エリック王子殿下にご挨拶申し上げます」涼やかな声がした。
現れたのは、まっすぐな茶色の髪を揺らし、エメラルドのぱっちりとした瞳をした女の子。ネネツィカと同じくらいの年頃だろうか。真っ白なドレスはふわふわと繊細で、とても可愛い。
「ユージェニーじゃないか」
王子がそう言って、ネネツィカに女の子を紹介してくれた。王族の親戚筋に当たるコルトリッセン家の息女……公爵家令嬢であり現在の外務大臣の孫娘。名前を聞けばネネツィカも肩書きが幾つも思い浮かぶ――、
(ユージェニー様といえば、最近『聖女』の神託があった方ですわ)
元は第二王子の婚約者候補だった彼女が『聖女』だと神殿が昨年の冬の始め頃に発表したのだ。北の領地でも上から下まで話題になっていた。
聖女というのが具体的にどういったものなのかは、よくわからないが神に選ばれた特別な存在なのは、間違いなかった。
――神様に愛されている。
そんな神聖な存在が、目の前にいるのだ。ネネツィカはそれほど敬虔な性格ではなかったけれど、手を自然と祈りの形に組んでしまった。
(祈ったら良い事があるんじゃないかしら)
――おお、神よ。ティミオスに似合う殿方を……。
ネネツィカはコッソリ祈った。
「ユージェニー、僕の婚約者になったネネツィカだよ」
エリック王子がニコニコと紹介すると、ユージェニーは無遠慮な視線をネネツィカに注いだ。それはなんとなく嫌な視線に感じられてならなかった。可愛いけれど、不穏だ。可愛いけれど。
そんな可愛い聖女様は、見つめるネネツィカに向けて「人の婚約者候補を奪ったのは貴方ね。なるほど、ピンク。ヒロインとかふわふわお花畑系かしら。それで、貴方は転生したの、それとも憑依?」と、ネネツィカにはよくわからないことを告げたのだった。
ネネツィカには、後半はよくわからないが、前半部分はわかる。
――婚約者を奪った。
ネネツィカは流石にショックを受けた。
「ユージェニー! なんてことを言うんだ!」
エリック王子はあたふたとして、ネネツィカを庇うように前に出た。
「望んだのはこちらなので、彼女は別に悪くない!」
(これは……修羅場というやつかしら)
薄い本で見た! と妄想の世界でのいらん知識がクッションみたいに衝撃を吸収し、ショックから回復するネネツィカ。
「いいんですの、言われてみればエリック殿下の婚約者候補は元々ユージェニー様というのが有名でしたもの」
ネネツィカは他人事のように素直にそう言って頭を下げた。
「確定していなかったとは言え……申し訳ありませんでした!」
ユージェニーが目を丸くして、下げられた頭を見つめた。騒ぎに気付き、騎士たちも注目している。視線が痛いほど注がれる中、ネネツィカは令嬢にしては馬鹿でかい声を張り上げた。
「アタクシ……寝取り趣味はありませんの。薄い本でも、現実でも。ユージェニー様には大変申し訳ありませんでしたわ。殿下はお返しします!」
「ネ、ネネツィカ!?」
居合わせた皆がポカンとして、王子に至っては血の気が失せて真っ青の顔色になっている。
(あぁ、お母様……アタクシやっちゃいましたわ)
ネネツィカはそろそろと顔を上げて周囲を見た。変な生き物を見るような目が集まっている――特に、ユージェニー。
「返すですって。そんな即落ち2コマみたいな婚約破棄がありますか!」
ワナワナと呟く声に、侮蔑の色が濃い。
「えーっ、貴方が原因じゃないですの……。というか、即落ち2コマって。アタクシはわかりますけど。アタクシに謝れ――とは言いませんでしたけど……どう振舞って欲しかったんですの?」
ネネツィカがついつい言い返してしまうと、パチンと景気の良い音がした。ユージェニーがネネツィカを引っ叩いたのである。
「ユージェニー様!!」
どよめきと悲鳴が起きる。
「やりましたわね!」
もうこれは――やり返しても許されますわね!?
ネネツィカは大きく右手を振りかぶり、全身の勢いを乗せた右拳をユージェニーの頬に走らせた。
「おいおい! お、おやめください~!?」
オーガストが慌てて止めに入る。小さいお嬢様たちのキャットファイトが城内の衆目ある場で始まるなどとんでもないことなのだ――がっしりとネネツィカの右手を掴んで止めたオーガストは、やれやれと肩をすくめて……。
「まだまだ~!」
バギッという痛そうな音がして、ネネツィカの左がユージェニーをひっ叩いた。
すーっと大きく息を吸う音が皆に聞こえた。どっちの呼吸音かはわからない。或いは、両方か――、
「呪ってやるわ、この泥棒猫!!」
「何が聖女ですのよ、貴方みたいな人は悪役令嬢というのですわー!!」
この世界の真っ当な住人の感覚からすると、あまりにも非常識な光景がここにあった。
「いったい、何なんだ」
「これは現実なのか、夢なのか」
二人の仲の険悪さと令嬢にあるまじき喧嘩っぷりは、その日のうちに広く知れ渡ったのだった。
(いったい、何なんだ、は私が聞きたいわ)
破天荒な聖女ユージェニーは、公爵家で説教されてしょんぼりしていた。
せっかく乙女ゲーム世界でヒロインになったのに。
せっかく推しを攻略しようとしてたのに。
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