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4、春の踊り子は縁繋ぎ
18、坊ちゃんと呪術師、あるいは兄と妹
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領地に帰ったネネツィカは、家族会議という名の説教大会で主役を務めた。もちろん、怒られる役である。
「聖女様をグーで殴った!?」
「スカッとしましたわ!」
「殿下を返すと言ったの!?」
「ノシつけて返してやりますわよ!」
「聖女様に呪われた……!?」
「人を呪う聖女の方がおかしいと思いますのよ……!?」
ああ、死んでお詫びしよう。我が家の命運もこれまでか――と嘆き首を吊ろうとする父。あまりにも異常事態すぎる、と気絶する母。兄は――「呪い返しだ。呪い返しを手配しようネネツィカ」「ヒューバートお兄様!」
兄は妹の手を握り、お抱えの魔術師と神官と料理人を呼んで塩を撒いたり変な粉を振りかけたりして怪しい儀式を始めた。
「カエレェーノロいーカェレェ」
さ、お前も一緒に! そんな兄の瞳がギラギラしている。
(これは――正気のように見せかけて錯乱していらっしゃるのね)
混乱極まる伯爵家の騒乱を収めたのは、引退済みのお爺さまだった。
「落ち着かんかぁい」
お爺さまの加齢なる(越しではない)右拳が唸る! ゴキっ、バキィッ! 一人また一人正気を取り戻す家族を見て、ネネツィカは(やはり、チカラこそパワー)と思うのだった。
「よいか、落ち着くのじゃ」
拳骨を収めたご隠居お爺さまが東洋風の茶を啜る。一家は神妙な顔つきで円陣を組み、揃いの異国風湯呑みの縁を合わせてカンパイした。異国の文化で、これをすると絆が深まる、というのをマッキントン家の夫人が先日教えてくれたのだ。
「まず――この婚約は王子殿下から申し込まれたもの。そして、その時点で殿下は誰とも婚約していなかったのじゃ。当家に非は無い」
お爺さまが断言した。
「お爺さま、痺れますわ」
具体的には、湯呑みを包む手があったかくてジンジンしますの。
「喧嘩も、あちらが先に暴言を吐き、手を出したのだ。ならば――正当防衛!」
「そ、そうかしら? 止められた後グーを当てたのはやばいんじゃ無いかしら?」
お爺さまは反論には応えなかった。もしかしたら耳が遠くて物理的に聞こえてない可能性もある。
「そして、呪いとやらだが――聖女ともあろう者がそのような妄言を公にするなど、ありえんわい。呪いなどかけられるわけなかろう! 神が許さん」
――それもそうか、と一同は少し安心して茶を啜り――
しかし、数日後。ネネツィカの寝所に立派な呪いの聖女人形がやってきたのである。
「私よ……ユージェニーよ……いま貴方の後ろにいるの……」
「ぎゃーーーー!!」
可愛らしく縫われた二頭身のぬいぐるみみたいな人形は、窓からトコトコと入ってきて枕元に居座り、どんなに力を込めても動かなくなった。
具体的な被害としては、部屋を変えても必ず枕元についてきて、夜寝てる時に「私よ……ユージェニーよ……」と繰り返すだけなのだが。
「聖女のくせに呪いの人形贈るんじゃありません!」
この日以来耳栓しないと眠れなくなったネネツィカは、ユージェニーに怒りの手紙を書いて送った。
「はやくこの人形を引っ込めなさーい!」
一家は神殿に謝罪をしたり「おたくの聖女、呪いとかしてるけどいいんです?」とクレームをつけてみたり、王子経由で困ってますやめてほしいですといった遺憾のお気持ちを伝えたりして――人形は1週間で魂が抜けたように静かになり、物言わぬ布の塊に変わったのだった。
ちなみにこの呪いとやら、神殿の回答としては『呪術です』で終わりであった。
聖女は呪術の名手らしい。
「ユージェニーは天才だね。レネンもそう思うだろう?」
公爵家では、異母兄クレイが呪いの聖女人形を珍しそうに抱っこしながら異母妹を称賛していた。すぐ近くで、黒いローブ姿の呪術師レネンが膝をついて畏まっている。
「ぼくは、こういうの全然わからない」
現王アーサーの亡き妹姫ラーシャ譲りの紫の瞳が異母妹をチラチラと見る。
不機嫌まるだしでベッドに丸くなる同じ年齢の異母妹ユージェニーは、クレイの友人でもあるエリック第二王子の婚約者になりたかったのだ。
けれど、なれなかったのだ……。
「ユージェニー、その……」
ベッド脇の椅子にちょこんと座り、少年は言葉を探した。
現実は覆らない。少年はそのことをよくよく知っていた。
どうしようもない現実の悲しみに、軽率な励ましや希望的観測が虚しくて仕方ないのだと知っていた。
「……」
すこし困った風情の少年の瞳が室内を彷徨い、呪術師の前で止まる。
「……」
呪術師は何も言ってくれなかった。
「兄さん、考えてみるね」
結局、少年は雨垂れめいてぽつりとそんなことを呟いた。
「ユージェニーが元気になる方法……ひとつめは、エリックを諦めることだ。一番無難かな。他に、良い縁はたくさんあるよ……ユージェニーは聖女で、公爵家の姫なのだもの」
少年が言葉を切って、様子を窺う顔をする。
部屋に沈黙が降りて、少年は首をかしげた。
「ふたつめは、……」
(エリックと結ばれることだけど)
――諦めたほうがいいんじゃないかなあ。
例えば、一番簡単なのは相手の子の暗殺だろうか。
次は、何か『エリックの相手にふさわしくない』というケチが公について、婚約破棄になることだろうか。
それから、エリックの気が変わるとか。
「ふたつめは?」
そっと問う異母妹の声がする。
「うーん」
少年は少し悩んでから、ゆるゆると首をふった。
「ぼく、思いつかなかった。ごめんね」
「なにそれ」
異母妹は呆れたように言って、その後は何を話しても返事をしてくれなかった。
ほてほてと頼りない風情で居室に引き上げるクレイは、机に向かって便箋を数枚取り出した。
「レネン、これを誰に相談したものか。やっぱりメルギン伯だろうか」
あのお爺様は、世論操作とかがたいへんお得意だときいているのだ。
呪術師レネンは眉を寄せた。
「ほっといたらいいんじゃないですかね、ご忠告しますと、伯に相談したら勝手にあれこれやりだしますよ」
「うん、うん」
クレイはすこし悩んだ。
「でも、妹があんなに落ち込んでいる……積極的に『こうして』と書かずに、あった事だけを近況として知らせてはいかが。『妹が婚約者になれなくてとても落ち込んでいるので、ぼくも心が塞いでいて、どう言葉をかけたらよいのかわからないのです』とか」
呪術師レネンは冷ややかに、もう一度同じ言葉を繰り返した。
「坊ちゃん、繰り返しますが『伯に相談したら勝手にあれこれやりだしますよ』。三度は申しませんからね」
「うぬ……」
クレイはしぶしぶ便箋を仕舞った。
「ぼくは無力である……すまないユージェニー、兄はなにもできぬ……」
そう言って、異母妹そっくりに『坊ちゃん』がしょんぼりとベッドに丸まれば、レネンは安堵したように頷いて壁際で空気のように気配を薄くし、静寂を守るのだった。
「聖女様をグーで殴った!?」
「スカッとしましたわ!」
「殿下を返すと言ったの!?」
「ノシつけて返してやりますわよ!」
「聖女様に呪われた……!?」
「人を呪う聖女の方がおかしいと思いますのよ……!?」
ああ、死んでお詫びしよう。我が家の命運もこれまでか――と嘆き首を吊ろうとする父。あまりにも異常事態すぎる、と気絶する母。兄は――「呪い返しだ。呪い返しを手配しようネネツィカ」「ヒューバートお兄様!」
兄は妹の手を握り、お抱えの魔術師と神官と料理人を呼んで塩を撒いたり変な粉を振りかけたりして怪しい儀式を始めた。
「カエレェーノロいーカェレェ」
さ、お前も一緒に! そんな兄の瞳がギラギラしている。
(これは――正気のように見せかけて錯乱していらっしゃるのね)
混乱極まる伯爵家の騒乱を収めたのは、引退済みのお爺さまだった。
「落ち着かんかぁい」
お爺さまの加齢なる(越しではない)右拳が唸る! ゴキっ、バキィッ! 一人また一人正気を取り戻す家族を見て、ネネツィカは(やはり、チカラこそパワー)と思うのだった。
「よいか、落ち着くのじゃ」
拳骨を収めたご隠居お爺さまが東洋風の茶を啜る。一家は神妙な顔つきで円陣を組み、揃いの異国風湯呑みの縁を合わせてカンパイした。異国の文化で、これをすると絆が深まる、というのをマッキントン家の夫人が先日教えてくれたのだ。
「まず――この婚約は王子殿下から申し込まれたもの。そして、その時点で殿下は誰とも婚約していなかったのじゃ。当家に非は無い」
お爺さまが断言した。
「お爺さま、痺れますわ」
具体的には、湯呑みを包む手があったかくてジンジンしますの。
「喧嘩も、あちらが先に暴言を吐き、手を出したのだ。ならば――正当防衛!」
「そ、そうかしら? 止められた後グーを当てたのはやばいんじゃ無いかしら?」
お爺さまは反論には応えなかった。もしかしたら耳が遠くて物理的に聞こえてない可能性もある。
「そして、呪いとやらだが――聖女ともあろう者がそのような妄言を公にするなど、ありえんわい。呪いなどかけられるわけなかろう! 神が許さん」
――それもそうか、と一同は少し安心して茶を啜り――
しかし、数日後。ネネツィカの寝所に立派な呪いの聖女人形がやってきたのである。
「私よ……ユージェニーよ……いま貴方の後ろにいるの……」
「ぎゃーーーー!!」
可愛らしく縫われた二頭身のぬいぐるみみたいな人形は、窓からトコトコと入ってきて枕元に居座り、どんなに力を込めても動かなくなった。
具体的な被害としては、部屋を変えても必ず枕元についてきて、夜寝てる時に「私よ……ユージェニーよ……」と繰り返すだけなのだが。
「聖女のくせに呪いの人形贈るんじゃありません!」
この日以来耳栓しないと眠れなくなったネネツィカは、ユージェニーに怒りの手紙を書いて送った。
「はやくこの人形を引っ込めなさーい!」
一家は神殿に謝罪をしたり「おたくの聖女、呪いとかしてるけどいいんです?」とクレームをつけてみたり、王子経由で困ってますやめてほしいですといった遺憾のお気持ちを伝えたりして――人形は1週間で魂が抜けたように静かになり、物言わぬ布の塊に変わったのだった。
ちなみにこの呪いとやら、神殿の回答としては『呪術です』で終わりであった。
聖女は呪術の名手らしい。
「ユージェニーは天才だね。レネンもそう思うだろう?」
公爵家では、異母兄クレイが呪いの聖女人形を珍しそうに抱っこしながら異母妹を称賛していた。すぐ近くで、黒いローブ姿の呪術師レネンが膝をついて畏まっている。
「ぼくは、こういうの全然わからない」
現王アーサーの亡き妹姫ラーシャ譲りの紫の瞳が異母妹をチラチラと見る。
不機嫌まるだしでベッドに丸くなる同じ年齢の異母妹ユージェニーは、クレイの友人でもあるエリック第二王子の婚約者になりたかったのだ。
けれど、なれなかったのだ……。
「ユージェニー、その……」
ベッド脇の椅子にちょこんと座り、少年は言葉を探した。
現実は覆らない。少年はそのことをよくよく知っていた。
どうしようもない現実の悲しみに、軽率な励ましや希望的観測が虚しくて仕方ないのだと知っていた。
「……」
すこし困った風情の少年の瞳が室内を彷徨い、呪術師の前で止まる。
「……」
呪術師は何も言ってくれなかった。
「兄さん、考えてみるね」
結局、少年は雨垂れめいてぽつりとそんなことを呟いた。
「ユージェニーが元気になる方法……ひとつめは、エリックを諦めることだ。一番無難かな。他に、良い縁はたくさんあるよ……ユージェニーは聖女で、公爵家の姫なのだもの」
少年が言葉を切って、様子を窺う顔をする。
部屋に沈黙が降りて、少年は首をかしげた。
「ふたつめは、……」
(エリックと結ばれることだけど)
――諦めたほうがいいんじゃないかなあ。
例えば、一番簡単なのは相手の子の暗殺だろうか。
次は、何か『エリックの相手にふさわしくない』というケチが公について、婚約破棄になることだろうか。
それから、エリックの気が変わるとか。
「ふたつめは?」
そっと問う異母妹の声がする。
「うーん」
少年は少し悩んでから、ゆるゆると首をふった。
「ぼく、思いつかなかった。ごめんね」
「なにそれ」
異母妹は呆れたように言って、その後は何を話しても返事をしてくれなかった。
ほてほてと頼りない風情で居室に引き上げるクレイは、机に向かって便箋を数枚取り出した。
「レネン、これを誰に相談したものか。やっぱりメルギン伯だろうか」
あのお爺様は、世論操作とかがたいへんお得意だときいているのだ。
呪術師レネンは眉を寄せた。
「ほっといたらいいんじゃないですかね、ご忠告しますと、伯に相談したら勝手にあれこれやりだしますよ」
「うん、うん」
クレイはすこし悩んだ。
「でも、妹があんなに落ち込んでいる……積極的に『こうして』と書かずに、あった事だけを近況として知らせてはいかが。『妹が婚約者になれなくてとても落ち込んでいるので、ぼくも心が塞いでいて、どう言葉をかけたらよいのかわからないのです』とか」
呪術師レネンは冷ややかに、もう一度同じ言葉を繰り返した。
「坊ちゃん、繰り返しますが『伯に相談したら勝手にあれこれやりだしますよ』。三度は申しませんからね」
「うぬ……」
クレイはしぶしぶ便箋を仕舞った。
「ぼくは無力である……すまないユージェニー、兄はなにもできぬ……」
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