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6、ゲームのスタート
44、ティーリーの王子と小さな仮面
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騎士オーガストが初めて幼い王子に拝謁した時、その王子はとても可愛らしく、けれど痛々しい印象もあったのだ。
背筋を伸ばし、睨むような目で――強い自分を演じるように背伸びをして、しかしその奥には隠せぬ臆病な気質が滲み、強い劣等感が隠しきれていない。自分の生まれに不満があり、自分に不安がある。周囲に求められる自分像を敏感に察知して、あるいは大人たちに言い聞かせられて――演じようと無理をしている。その事でストレスを溜めている。
――そんな子供が、オーガストの主であるエリック王子だった。
「ティーリー、ティーリー、教えてくれ。スパダリとはどのような男なのだ」
騎士オーガスト・ウィンザーが見守る室内で14歳の第二王子のエリックが落ち着きなく呟きをこぼしている。周囲には何冊もの本が散らばっていた――『女性に好かれる男性』『今日から素敵な王子様!』『リーダー論』『一目置かれたいあなたが読む本』そんなタイトルの数々が心に響く。一冊一冊、王子のために買ってきては共に読んだ日々……ああそれなのにワイルドなスパダリは雲をつかむような偶像で、王子も騎士も彼女の求める理想の男性像がイマイチわからないのであった。しまいにはワイルドを目指さなくて良いと言われる始末……「くっ……悔しい……」悔しさを胸にしまい込み、オーガストは主が挟んだしおりを落とさないように気をつけて本を拾って本棚に戻していく。これも大切な護衛の仕事だ。
「ああ、入学式が始まってしまう。壇上でスピーチをするんだ……緊張する。先輩として威厳のある姿を見せねば……ワイルドに……」
「殿下、ワイルドはもう忘れませんか」
「ティーリー、助けてくれティーリー」
「殿下……」
主の少年はよほどテンパっているのか、その血筋を加護する竜の名を呼ぶ。いくら少年の加護をしていると言っても建国から何百年と国を守護するその存在はあまりにも偉大。そうホイホイと些末事に呼ばれてくれるはずもないのだが――この時、ひょっこりと守護竜は現れたのだった。
「我の加護があるというのに何をそんなに怯えているのか、第二王子よ」
耳にするだけで勇気が溢れてくるようなあたたかで頼もしい声がする。
真珠の煌めきめいた真っ白な鱗に、ふわふわの長い毛。四つ足に長い尻尾。瞳は澄んだ青空の色――守護竜、ティーリー。
室内に収まるサイズの白い竜が突然ふわりと姿を見せると、室内に控えていた者たちは皆仰天して膝をついた。
「ああ、来てくれたかティーリー! オレのあとでクレイがスピーチするんだ、負けられないよ」
エリック王子は若干後ろめたそうに、しかし嬉しそうに白い竜に抱きついた。
「ネネツィカはスパダリを求めてるんだ。ワイルドになろうとしたけど、うまくいかなかったんだ……」
もふもふした毛並みに気弱な声が埋もれる。オーガストはそんな主の姿にしみじみと遠い目をした。エリック王子はこれでも努力してきたのだ――剣の鍛錬にも精を出し、女の子マニュアルも読み、一人称を変えたり粗野に振る舞ってみたりお忍びで会いに行ったりと少年なりの努力をしてきたのだ。
しかし、王子本人の手応えは『イマイチ』、ワイルド路線に至っては『黒歴史レベル』とまで――。
「オレが本当はスパダリどころか大したことのない奴だとバレてしまったらどうしよう。いや、もうバレているかも」
元々、エリック王子はそれほど強気なタイプではない。どちらかといえば気は弱い――が、王子としての教育を受けた少年は、人前で『それなりに出来が良く、大衆が望む王子らしさがあり、民に失望されないような第二王子』を装うぐらいは無理なくできていたのだ。
――『僕は前向きに頑張る自分でいたい』
オーガストは、少年の声を思い出した。
ネネツィカに出会って、エリックは最初に前向きになった。オーガストはそれをとても喜び、変わり者のお嬢様は少年の成長に良い影響を与えたと思ったものだ。だが、入学式を控えたエリック王子は後ろ向きになっていた。無理をして理想のワイルドとやらを演じようとして失敗した黒歴史を経て、元々の繊細さが出てしまっている――。
「我が王子よ、それほど威厳を示したいのなら我が付き添おう。それだけで十分効果はあるだろう」
表面上の王子としての体裁を取り繕う余裕もなく、気弱で繊細な顔を隠せなくなったエリック王子へと竜は甘く囁いた。それは試すような声色で、王子は唇を噛んで首を横に振る。
――ここで首を縦にすれば、エリック王子はこの『勇気を愛する竜』の加護を失ったに違いない。
室内にいた者は皆そう感じていたので、何人かは王子がティーリーに首を振るのをみて安堵して胸を撫で下ろした。ドキドキしながらやりとりを見守っているオーガストは、何かあれば自分の腹を切って詫びる覚悟を完了している。
「オレは勇気がないし出来がわるい王子だけど、自分のちからでちゃんと頑張るくらいは、まともな王子でいたい」
しょんぼりとした顔で呟くエリック王子を、竜の尻尾がふわふわとくるんだ。
「我が王子は勇気がある。出来も良い。けれど、もし万一出来が悪く勇気がなくとも我は見捨てぬ」
その言葉が先程安堵した臣下たちを咎めるように聴こえて、心当たりのある者は皆サアッと青褪めて頭を下げたのだった。
「我が王子よ、汝のこころが安らかになるにはどうすれば良いだろうか? どのような振る舞いであろうと、我の王子。この竜の国で竜に愛されし王子を軽んじる者などおるまいに」
その言葉はとても穏やかな声で愛情たっぷりに紡がれた。エリック王子は気持ちをだんだんと落ち着かせ、白いふわふわしたゆりかごのような安心感のある温もりから離れる決意をもたらした。
「オレ、ダメなやつだけど……ダメなやつだとバレないようにする。堂々としたティーリーの王子として振る舞うよ」
やがてエリック王子がそう言うと、竜は我が子を見るような優しい目で頷いたのだった。
「『コード』が綻びぬかぎり、我は絶対の守護竜としていつも王家を見守っている。呼べばいつでも傍に駆けつける。助けが必要な時は全力で助けとなる。ゆえに、この国では王子が恐れることなど何もないのだ、我が王子よ」
その声を耳に、けれどエリック王子は仄暗く思うのだった。
(けれどティーリー、オレと兄上が同時にお前を呼んだら、お前は兄のところに行く。オレと兄上が違うことを頼んだら、お前は兄の頼みをきく。オレは所詮、1番じゃない)
……あの愛らしく眩しい婚約者の少女は、自分を1番好きになってくれるだろうか。こんな自分を。
それを思うとエリック王子はどうしても不安や焦燥のようなものを覚えてしまうのだ。
「もっと、頑張らないと」
エリック王子はそう呟いた。
背筋を伸ばし、睨むような目で――強い自分を演じるように背伸びをして、しかしその奥には隠せぬ臆病な気質が滲み、強い劣等感が隠しきれていない。自分の生まれに不満があり、自分に不安がある。周囲に求められる自分像を敏感に察知して、あるいは大人たちに言い聞かせられて――演じようと無理をしている。その事でストレスを溜めている。
――そんな子供が、オーガストの主であるエリック王子だった。
「ティーリー、ティーリー、教えてくれ。スパダリとはどのような男なのだ」
騎士オーガスト・ウィンザーが見守る室内で14歳の第二王子のエリックが落ち着きなく呟きをこぼしている。周囲には何冊もの本が散らばっていた――『女性に好かれる男性』『今日から素敵な王子様!』『リーダー論』『一目置かれたいあなたが読む本』そんなタイトルの数々が心に響く。一冊一冊、王子のために買ってきては共に読んだ日々……ああそれなのにワイルドなスパダリは雲をつかむような偶像で、王子も騎士も彼女の求める理想の男性像がイマイチわからないのであった。しまいにはワイルドを目指さなくて良いと言われる始末……「くっ……悔しい……」悔しさを胸にしまい込み、オーガストは主が挟んだしおりを落とさないように気をつけて本を拾って本棚に戻していく。これも大切な護衛の仕事だ。
「ああ、入学式が始まってしまう。壇上でスピーチをするんだ……緊張する。先輩として威厳のある姿を見せねば……ワイルドに……」
「殿下、ワイルドはもう忘れませんか」
「ティーリー、助けてくれティーリー」
「殿下……」
主の少年はよほどテンパっているのか、その血筋を加護する竜の名を呼ぶ。いくら少年の加護をしていると言っても建国から何百年と国を守護するその存在はあまりにも偉大。そうホイホイと些末事に呼ばれてくれるはずもないのだが――この時、ひょっこりと守護竜は現れたのだった。
「我の加護があるというのに何をそんなに怯えているのか、第二王子よ」
耳にするだけで勇気が溢れてくるようなあたたかで頼もしい声がする。
真珠の煌めきめいた真っ白な鱗に、ふわふわの長い毛。四つ足に長い尻尾。瞳は澄んだ青空の色――守護竜、ティーリー。
室内に収まるサイズの白い竜が突然ふわりと姿を見せると、室内に控えていた者たちは皆仰天して膝をついた。
「ああ、来てくれたかティーリー! オレのあとでクレイがスピーチするんだ、負けられないよ」
エリック王子は若干後ろめたそうに、しかし嬉しそうに白い竜に抱きついた。
「ネネツィカはスパダリを求めてるんだ。ワイルドになろうとしたけど、うまくいかなかったんだ……」
もふもふした毛並みに気弱な声が埋もれる。オーガストはそんな主の姿にしみじみと遠い目をした。エリック王子はこれでも努力してきたのだ――剣の鍛錬にも精を出し、女の子マニュアルも読み、一人称を変えたり粗野に振る舞ってみたりお忍びで会いに行ったりと少年なりの努力をしてきたのだ。
しかし、王子本人の手応えは『イマイチ』、ワイルド路線に至っては『黒歴史レベル』とまで――。
「オレが本当はスパダリどころか大したことのない奴だとバレてしまったらどうしよう。いや、もうバレているかも」
元々、エリック王子はそれほど強気なタイプではない。どちらかといえば気は弱い――が、王子としての教育を受けた少年は、人前で『それなりに出来が良く、大衆が望む王子らしさがあり、民に失望されないような第二王子』を装うぐらいは無理なくできていたのだ。
――『僕は前向きに頑張る自分でいたい』
オーガストは、少年の声を思い出した。
ネネツィカに出会って、エリックは最初に前向きになった。オーガストはそれをとても喜び、変わり者のお嬢様は少年の成長に良い影響を与えたと思ったものだ。だが、入学式を控えたエリック王子は後ろ向きになっていた。無理をして理想のワイルドとやらを演じようとして失敗した黒歴史を経て、元々の繊細さが出てしまっている――。
「我が王子よ、それほど威厳を示したいのなら我が付き添おう。それだけで十分効果はあるだろう」
表面上の王子としての体裁を取り繕う余裕もなく、気弱で繊細な顔を隠せなくなったエリック王子へと竜は甘く囁いた。それは試すような声色で、王子は唇を噛んで首を横に振る。
――ここで首を縦にすれば、エリック王子はこの『勇気を愛する竜』の加護を失ったに違いない。
室内にいた者は皆そう感じていたので、何人かは王子がティーリーに首を振るのをみて安堵して胸を撫で下ろした。ドキドキしながらやりとりを見守っているオーガストは、何かあれば自分の腹を切って詫びる覚悟を完了している。
「オレは勇気がないし出来がわるい王子だけど、自分のちからでちゃんと頑張るくらいは、まともな王子でいたい」
しょんぼりとした顔で呟くエリック王子を、竜の尻尾がふわふわとくるんだ。
「我が王子は勇気がある。出来も良い。けれど、もし万一出来が悪く勇気がなくとも我は見捨てぬ」
その言葉が先程安堵した臣下たちを咎めるように聴こえて、心当たりのある者は皆サアッと青褪めて頭を下げたのだった。
「我が王子よ、汝のこころが安らかになるにはどうすれば良いだろうか? どのような振る舞いであろうと、我の王子。この竜の国で竜に愛されし王子を軽んじる者などおるまいに」
その言葉はとても穏やかな声で愛情たっぷりに紡がれた。エリック王子は気持ちをだんだんと落ち着かせ、白いふわふわしたゆりかごのような安心感のある温もりから離れる決意をもたらした。
「オレ、ダメなやつだけど……ダメなやつだとバレないようにする。堂々としたティーリーの王子として振る舞うよ」
やがてエリック王子がそう言うと、竜は我が子を見るような優しい目で頷いたのだった。
「『コード』が綻びぬかぎり、我は絶対の守護竜としていつも王家を見守っている。呼べばいつでも傍に駆けつける。助けが必要な時は全力で助けとなる。ゆえに、この国では王子が恐れることなど何もないのだ、我が王子よ」
その声を耳に、けれどエリック王子は仄暗く思うのだった。
(けれどティーリー、オレと兄上が同時にお前を呼んだら、お前は兄のところに行く。オレと兄上が違うことを頼んだら、お前は兄の頼みをきく。オレは所詮、1番じゃない)
……あの愛らしく眩しい婚約者の少女は、自分を1番好きになってくれるだろうか。こんな自分を。
それを思うとエリック王子はどうしても不安や焦燥のようなものを覚えてしまうのだ。
「もっと、頑張らないと」
エリック王子はそう呟いた。
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