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8、夏の海底洞窟と罪人の流刑地編
86、ユンク伯爵領へ
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夏の長期休みが始まった。
試験結果で一番になれなかったネネツィカは同行するクレイに時折悔しそうな視線を送りつつ、その大地に降り立った。
燦燦と降り注ぐ太陽に、露出の高めな日に焼けた人々が目立つ、陽気な地。
南方の――ユンク伯爵領。
「うちの領地へようこそ~!」
オスカー・ユンクが華やぐ笑顔で出迎えて、領内を案内してくれる。
「クレイ様が個人的にいらしてくださるとは、嬉しいですね。お休み中、俺に会えないのが寂しいとおもってくださった。そうですね! 俺にはお見通しですよ!」
オスカーは少年を落とそうとした事など忘れたような顔でウインクして、しれっと取り巻き面をした。
(この者は、あの件をなかったことにして前みたいに取り巻きに戻ろうとしている?)
なかなか面の皮が厚い、と驚きながらも、クレイは淡々と頷いた。
(良いだろう。ぼくとてもう12歳。立派な大人である。人目もある事だし、大人の対応をしようではないか)
――返す声には若干の毒が滲む。
「お前に好意があるから来たわけじゃない」
だが、オスカーはいつも通りだった。
「クレイ様は恥ずかしがりやさんでいらっしゃる! さあ、あれが俺の兄で、あっちは俺の姉です。これは弟で、こっちは妹……」
テンションが学院の三倍くらい高いオスカーは、たいそう暑苦しくてうざったかった。
(家族の目がある。ぼくに気に入られているところを見せたいのかな)
――こいつにも実家での立場というものがあるのだろう。
(ぼくは、友人に無視されて寂しいときにオスカーに寂しさを埋めて貰った。その分のお返しくらいは、してあげてもよい)
そう思ったクレイは仕方なくあの一件を忘れた事にして付き合ってあげた。
さて、約束通り訪れたこの地には、クレイの護衛という名目で、ユンク伯爵領内にある罪人の流刑村出身のメイド、マナ、そしてその兄を含む元盗賊団の面々が同行している。彼らの心境も様々なようで、故郷にいる知人が心配な者や、あんな場所とは縁を切ったんだ、といった態度の者など、みなそれぞれ緊張した面持ちで、伯爵家の敷地に歩を進めた。
「そちらのお嬢さんは……」
オスカーが愛らしいメイドのマナに気付いて、花弁が大きな赤い花をさっと差し出した。内心では「ラーシャの御子たるクレイ様が竜と敵対する存在である妖精を連れているとは何事か」と少し驚きながら。
「ありがとうございます」
幼い印象の純朴な笑顔を咲かせて、マナが頬を染めて花を受け取る。
ネネツィカはそれを見て、「奴は女の子がチョロいと思ってる……」というヘレナとユージェニーの呟きを思い出していた。
「さすがクレイ様のメイドは『特別』なのですな。妖精の血が混ざってるんでしょう? かようなメイドを堂々と重用なさるあたりがやはり公爵家、流石といえましょう! 並みの貴族ならなさりますまいが、例外中の例外というわけですな。それにしても、神秘的な美貌ですね……少し尖った耳がチャーミングでお可愛らしい!」
「マナというんだ。彼女はユンク伯領出身なんだよ」
(妖精を連れている事を褒めているのだか、窘めているのだか。単に女好きなのか――オスカーはよくわからない)
クレイはおざなりな笑顔で聞き流した。マナは満更でもなさそうに花の礼を告げて、「大切にします」と微笑んだ。
「今度、またサバイバルマッチがあるんでチームを強化したんですよ」
オスカーはサバイバルマッチのチーム、ケイオスレッグの練習場を見せてくれた。
試合会場と似た雰囲気で、実戦に近い練習ができるらしい。
「たくさん練習してるんだね、頑張ってね」
「クレイ様も、応援に来てくださいよ!」
「予定が空いてたら行ってもいいよ」
練習中のメンバーを見て、ネネツィカは「あれっ」と首を傾げた。
「メンバーが前と変わりました?」
そういえば、と思い出すのはエリックが教えてくれた事だった。
――ケイオスレッグというチームがオスカーのために父であるユンク伯爵が作った新興チームで金に物を言わせていろんな既存チームの花形選手を引き抜きまくって最強をうたっているチームなのだ、と。
オスカーは「ああ」とカラリと笑って、首を縦にする。
「試合でヘマをしたメンバーを控えにして、代わりに他のチームで活躍したエースを引き抜いたんですよ」
まあ、とネネツィカは目を丸くした。
「アタクシてっきり、スポーツってチームで練習して、同じメンバーで泣いたり笑ったり、友情深めて青春って感じなのかとばかり」
クレイは「想像できるよ、薄い本になるんだろ」とこっそり呟いた。
オスカーはというと、「ははは、お嬢さん、冗談はいけません」と面白そうに笑い飛ばした。
「勝つために、試合に出れるメンバーは厳選するんです。カードゲームで強いカードと弱いカードをチェンジするようなものですよ。限られたスターメンバーの権利を競って切磋琢磨するから、選手は必死になって強くなるし、スターメンバーはスゴイと称賛されるし、チームの勝率も上がるってもんです」
笑っていたが、その瞳には真剣な色があった。
「友情ごっこを目的にする同好会もありますが、ケイオスレッグは遊びじゃないんですよ。勝つためのチームなんです」
(つまりユンク家とは、アーサー王の推定強兵策に自主的に、それはもう積極的に乗っている家なわけだ。強兵の使い道が何処になるのやら)
クレイはほんのりと大人たちの踊る舞台に思いを馳せた。
(ユンク夫人はアイザールの出にて、地理的にもアイザールに近い。そして、エインヘリアにクレストフォレスと他国との交易が活発で、我が国にはない珍しい物や多国籍文化を良しとして、どんどん取り入れている)
武より文、新より古、風流を愛し上品で雅やかなる気風を佳しとする中央貴族たち、貴き竜血の権門勢家どもとは相性が最悪と言えるのは、間違いなかった。
(中央系、紅薔薇の一部などは地方の田舎者よと莫迦にするものもあるが、祖父ブノワはユンクに価値を見出して自分の派閥に置いているわけだ)
異国情緒漂う珍しい品々に、異文化を感じさせる衣装、髪色肌色豊かにて――「ぼくは古臭くて面倒でくそつまらぬ紅薔薇より祖父ブノワの考えに賛同する」クレイは意気揚々と思うのだった。
(竜の加護ありといえど、鎖国ではいけない。井の中の蛙が紅薔薇と鳴くお外の世界、大海にて文化文明は発展するのである。これよりは外交の時代なのだ。地方だからと軽んじてはいけないのだ)
試験結果で一番になれなかったネネツィカは同行するクレイに時折悔しそうな視線を送りつつ、その大地に降り立った。
燦燦と降り注ぐ太陽に、露出の高めな日に焼けた人々が目立つ、陽気な地。
南方の――ユンク伯爵領。
「うちの領地へようこそ~!」
オスカー・ユンクが華やぐ笑顔で出迎えて、領内を案内してくれる。
「クレイ様が個人的にいらしてくださるとは、嬉しいですね。お休み中、俺に会えないのが寂しいとおもってくださった。そうですね! 俺にはお見通しですよ!」
オスカーは少年を落とそうとした事など忘れたような顔でウインクして、しれっと取り巻き面をした。
(この者は、あの件をなかったことにして前みたいに取り巻きに戻ろうとしている?)
なかなか面の皮が厚い、と驚きながらも、クレイは淡々と頷いた。
(良いだろう。ぼくとてもう12歳。立派な大人である。人目もある事だし、大人の対応をしようではないか)
――返す声には若干の毒が滲む。
「お前に好意があるから来たわけじゃない」
だが、オスカーはいつも通りだった。
「クレイ様は恥ずかしがりやさんでいらっしゃる! さあ、あれが俺の兄で、あっちは俺の姉です。これは弟で、こっちは妹……」
テンションが学院の三倍くらい高いオスカーは、たいそう暑苦しくてうざったかった。
(家族の目がある。ぼくに気に入られているところを見せたいのかな)
――こいつにも実家での立場というものがあるのだろう。
(ぼくは、友人に無視されて寂しいときにオスカーに寂しさを埋めて貰った。その分のお返しくらいは、してあげてもよい)
そう思ったクレイは仕方なくあの一件を忘れた事にして付き合ってあげた。
さて、約束通り訪れたこの地には、クレイの護衛という名目で、ユンク伯爵領内にある罪人の流刑村出身のメイド、マナ、そしてその兄を含む元盗賊団の面々が同行している。彼らの心境も様々なようで、故郷にいる知人が心配な者や、あんな場所とは縁を切ったんだ、といった態度の者など、みなそれぞれ緊張した面持ちで、伯爵家の敷地に歩を進めた。
「そちらのお嬢さんは……」
オスカーが愛らしいメイドのマナに気付いて、花弁が大きな赤い花をさっと差し出した。内心では「ラーシャの御子たるクレイ様が竜と敵対する存在である妖精を連れているとは何事か」と少し驚きながら。
「ありがとうございます」
幼い印象の純朴な笑顔を咲かせて、マナが頬を染めて花を受け取る。
ネネツィカはそれを見て、「奴は女の子がチョロいと思ってる……」というヘレナとユージェニーの呟きを思い出していた。
「さすがクレイ様のメイドは『特別』なのですな。妖精の血が混ざってるんでしょう? かようなメイドを堂々と重用なさるあたりがやはり公爵家、流石といえましょう! 並みの貴族ならなさりますまいが、例外中の例外というわけですな。それにしても、神秘的な美貌ですね……少し尖った耳がチャーミングでお可愛らしい!」
「マナというんだ。彼女はユンク伯領出身なんだよ」
(妖精を連れている事を褒めているのだか、窘めているのだか。単に女好きなのか――オスカーはよくわからない)
クレイはおざなりな笑顔で聞き流した。マナは満更でもなさそうに花の礼を告げて、「大切にします」と微笑んだ。
「今度、またサバイバルマッチがあるんでチームを強化したんですよ」
オスカーはサバイバルマッチのチーム、ケイオスレッグの練習場を見せてくれた。
試合会場と似た雰囲気で、実戦に近い練習ができるらしい。
「たくさん練習してるんだね、頑張ってね」
「クレイ様も、応援に来てくださいよ!」
「予定が空いてたら行ってもいいよ」
練習中のメンバーを見て、ネネツィカは「あれっ」と首を傾げた。
「メンバーが前と変わりました?」
そういえば、と思い出すのはエリックが教えてくれた事だった。
――ケイオスレッグというチームがオスカーのために父であるユンク伯爵が作った新興チームで金に物を言わせていろんな既存チームの花形選手を引き抜きまくって最強をうたっているチームなのだ、と。
オスカーは「ああ」とカラリと笑って、首を縦にする。
「試合でヘマをしたメンバーを控えにして、代わりに他のチームで活躍したエースを引き抜いたんですよ」
まあ、とネネツィカは目を丸くした。
「アタクシてっきり、スポーツってチームで練習して、同じメンバーで泣いたり笑ったり、友情深めて青春って感じなのかとばかり」
クレイは「想像できるよ、薄い本になるんだろ」とこっそり呟いた。
オスカーはというと、「ははは、お嬢さん、冗談はいけません」と面白そうに笑い飛ばした。
「勝つために、試合に出れるメンバーは厳選するんです。カードゲームで強いカードと弱いカードをチェンジするようなものですよ。限られたスターメンバーの権利を競って切磋琢磨するから、選手は必死になって強くなるし、スターメンバーはスゴイと称賛されるし、チームの勝率も上がるってもんです」
笑っていたが、その瞳には真剣な色があった。
「友情ごっこを目的にする同好会もありますが、ケイオスレッグは遊びじゃないんですよ。勝つためのチームなんです」
(つまりユンク家とは、アーサー王の推定強兵策に自主的に、それはもう積極的に乗っている家なわけだ。強兵の使い道が何処になるのやら)
クレイはほんのりと大人たちの踊る舞台に思いを馳せた。
(ユンク夫人はアイザールの出にて、地理的にもアイザールに近い。そして、エインヘリアにクレストフォレスと他国との交易が活発で、我が国にはない珍しい物や多国籍文化を良しとして、どんどん取り入れている)
武より文、新より古、風流を愛し上品で雅やかなる気風を佳しとする中央貴族たち、貴き竜血の権門勢家どもとは相性が最悪と言えるのは、間違いなかった。
(中央系、紅薔薇の一部などは地方の田舎者よと莫迦にするものもあるが、祖父ブノワはユンクに価値を見出して自分の派閥に置いているわけだ)
異国情緒漂う珍しい品々に、異文化を感じさせる衣装、髪色肌色豊かにて――「ぼくは古臭くて面倒でくそつまらぬ紅薔薇より祖父ブノワの考えに賛同する」クレイは意気揚々と思うのだった。
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