103 / 260
8、夏の海底洞窟と罪人の流刑地編
95、チェスとサクリファイス
しおりを挟む
進む方向から、石鹸みたいな清らかな香りがする。
「それでね、お母様は地下室は入れないと仰るのよ。お父様と行ってらっしゃいって」
歩くうちになんとなく始めた北の伯爵家での思い出話は、ネネツィカを懐かしく温かな気持ちにさせてくれた。
「地下室に魔法使いの杖はあったの?」
「なかったですわ!」
少年が興味があると言った様子で聞き役に徹するので、ネネツィカは代わりの魔法使いの杖をティミオスと作った話もしてから、そちらの話も聞きたいわと言ってみた。
「ぼくの話より、迷路の終わりだよ」
クレイがゆるゆると示す右の道の先には、拓けた空間が見えていた。南西側の通路出口から四角い空間に足を踏み入れた形の二人は、興味津々でスペースを見渡した。
二階建てほどの高さの物見やぐらが南北に二つ。二つに挟まれ、見下ろされる位置に小ステージめいた四角い遊戯盤が置かれている。明色と暗色の正方形のマスが交互に縦横並ぶ遊戯盤には、北に黒色、南に白色の人間の子どもほどのサイズの駒が生き物のようにそわそわしながら並んでいた。チェスだね、とクレイが面白そうに呟いた。
「駒が生き物みたい。これ、妖精?」
しげしげと眺めたり、つついたりしていると遊戯盤の北側の黒駒がひとつ、まるで「早く始めろ」と言わんばかりにひょこりと2マス分、前に出てストップしてから元の位置に戻っていき、自分の位置で跳ねている。
「白い駒たちもぴょんぴょんしてますわよ。動かしてほしいみたい」
「何? これ……ゲームするの?」
物見やぐらに登って手すりにつかまり見下ろして、好奇心を滲ませた少年の声が駒に降る。
「妖精がやってるの?」
「そうかもしれませんわ。試しに命令してみては?」
「ぼくがやっていいの?」
「ええ、どうぞ。騎士さまのお手並み拝見ですわ」
ルールもあやしい、定石も知らない。そう目を逸らすネネツィカの隣でクレイは「ふーん」と首を傾げて、「白、e2歩兵はe4へ」と声を降らせた。
e2のマスで待ちかねていた白の歩兵駒が嬉しそうにぽんと跳ねて、e4のマスに出た。やぐらの上で「動いた」という声が綺麗に揃って、ゲームが始まった。黒の歩兵がまっすぐにe5に直進して止まる。
「f2歩兵、f4へ」
ぴょこりひょこりと動く駒を見ているのは面白いが、ネネツィカには何をしているかはよくわからない。ただ、e5にいた黒の歩兵が入れ替わるみたいに斜め前のf4に進んで、そこにいた白の歩兵が盤外に転がっていき、仲間を応援するみたいに中を見つめている姿はちょっとかわいいと思った。
「あら、駒が取られましたわね」
「きみ……このゲームあんまり知らないんだね」
何かを察したように頷いて、クレイが「f1のビショップはc4へ」と指示を出す。白のビショップが斜めにすすっと走っていった。
「ユージェニーは、こういうゲームや呪術に凄く詳しくて、ぼくは劣等感を覚えたな……」
しみじみとクレイが呟くから、ネネツィカは続きをねだった。自分が話したように、なんでもない家での思い出話をしてくれる――それを感じると、親しさが増すようで嬉しかった。
黒のクイーンがh4に走り込んで、白のキングに圧をかけている。白のキングは一歩だけ右に逃れた。
「あの子は4、5歳の時にもう大人の知能があるって言われてた」
「ほぉん……ずるですわね」
ユージェニーは異世界人の記憶があるのだから、と言いそうになってネネツィカは口を噤んだ。
「えっ、ずるではないよ?」
「……」
b7の黒歩兵が元気よくb5に滑っていく。白のビショップが優雅にそれを成敗して、g8にいた黒ナイトがサッとf6に跳ぶ。すると対抗するようにg1にいた白ナイトがf3に駆けた。
「ぼくのお父様はその時、少し心を病んでいたようだけど、ユージェニーと会うと気分がよくなると笑って……」
「いまは健やかでいらっしゃると、お聞きしていますわ」
「うん」
クレイは少し考える顔をして、「エリックは初めて会った時から、相手に合わせる感じだったよ」と話を変えた。h4に居座っていた黒のクイーンがh6にさがっていく。
「ぼく、エリックが守護竜を呼ぶのを何度も見たよ」
そっと不思議な声でそれを打ち明ける少年の眼は、盤面をしずかに視てd2にいた白歩兵を一歩だけ前に歩かせた。f6にいた黒ナイトが、h5に移動すれば、f3にいた白ナイトが黒ナイトとにらみ合うみたいにh4に移る。
ネネツィカは、噂を思い出していた。それを見透かしたみたいにクレイが肩を揺らす。黒のクイーンがg5にずれて黒ナイトと並んで白ナイトを脅かすので、白ナイトをf5に逃して。
「噂に怒ってくれてたね」
そう言って、微笑む声には好意が燈っていた。
c7にいた黒歩兵がc6に進んで、h1にいた白のルークは左に一歩ずれた。「守らないの?」と言わんばかりに黒の歩兵が白のビショップを取っている……「あら、やられています?」ネネツィカが思わず呟く。g2の白歩兵が勇気を出したように二歩前に進めば、歩兵に脅かされた黒のナイトが、f6にそそくさと逃げて行った。
「あの噂はさ、本当かも」
h4へと白の歩兵がまっすぐ前進して、黒のクイーンも黒のナイトの隣へと一歩退く。ゲームの攻防も気になるが、それよりも告白にどきりとしてネネツィカは少年の横顔を見た。盤上ではh4の白歩兵が黒のクイーンに追撃するように一歩進んで、黒のクイーンは一歩前に出てその追撃から逃れている。白の駒たちが勢い付くようにその場でぴょんぴょん跳ねて――白のクイーンは悠々とf3に進んだ。睨まれた黒のナイトは、g8まで引っ込んで逃げてしまう。c1で見守っていた白のビショップは、楽しそうに自軍クイーンの真ん前のマスまで滑り込み、そこにいた黒の歩兵を退場させた。
「ぼくは守護竜の加護を持ってないんだ。お母様と血が繋がっていないのかも」
ネネツィカは、相槌に詰まった。
盤面でも、窮した黒のクイーンがf6に下がっていく。b1にいた白ナイトは、ここで勇ましくc3に跳んだ。b5にいる黒の歩兵がぎくりと身をこわばらせている。f8にいた黒のビショップがすっ飛んできて、c5に辿り着いた。
「呼んでも、竜が来たことなんてないし――」
少年は淡々と言葉を紡いだ。「c3の白ナイトは、c5へ」そこは、逃亡した黒クイーンを次に獲れる位置だ。黒のクイーンはb2まで一気に駆け抜けた。もう、退くだけの戦いはしないと言うみたいに。黒のクイーンは「逃さないと次はルークを頂くわよ」といった顔でa1の白ルークを睨んでいる。
「なのに、お母様の子だ、加護があるって公爵家は言い張ってる。公の場で証拠を見せろと言えば、言い逃れできないと思うよ――でも、エリックはぼくが『呼べない』とわかっても、『仕方ないね』で済ませてくれたんだ」
クレイの声色がそんなエリックに感謝するようだったから、ネネツィカは頷いた。頷いて、「ユージェニーも確か娘のフリをさせられていて、実の子ではないのでしたっけ? 公爵家ってウソばっかりなんですのね」と心の中で恐れ入った。
f4にいた白ビショップがd6にするっと進んで、攻めていく。黒のクイーンは宣言通りにルークを倒してa1に辿り着き、f1にいる白のキングを睨んだ。
「おっと、エリックがピンチだよ」
からかうように言って、クレイが白のキングをe2に避難させる。ネネツィカにはよくわからないが、c5にいた黒のビショップが苛烈に進軍し、g1の白ルークを倒したのはわかった。
「白はルークが二つ獲られたようですが」
さっきは黒が逃げてばかりに思えたが、今度は白が取られてばかり? とネネツィカはソワソワした。
「うん、いいんだ」
e4にいた白の歩兵が、ぴょこんと一歩前に出る。b8にいた黒のナイトがa6に走る中、f5で待機していた白のナイトも歩兵を倒しながらg7に進む。そこは、黒のキングを脅かす位置で――黒のキングはd8にずれて逃れた。
「クレイは、エリック様が好きですのね」
それを言いたいのだろうと感じて口にすれば、少年はちょっと顔色を窺うような目を向けた。
「変な意味じゃなくて、ね」
「ええ、ええ」
「ほんとにわかってる……?」
そんなやり取りの合間にも、白のクイーンがf6にしずしずと進み出て、再び黒のキングにチェックをかける。g8にいた黒のナイトが、自軍のキングを守るためにf6に跳び、白のクイーンを頂いた。
「あのう――クイーンまで、獲られてしまいましたけれど」
気付けば、たくさん強い駒が取られている――ネネツィカは眉を寄せた。
「サクリファイスだよ」
当たり前みたいにクレイが言って、d6にいた白のビショップをe7に進めた。
「これでチェックメイト」
勝ったよ、と微笑む顔を見て、ネネツィカはよくわからない顔で拍手を贈ったのだった。
「それでね、お母様は地下室は入れないと仰るのよ。お父様と行ってらっしゃいって」
歩くうちになんとなく始めた北の伯爵家での思い出話は、ネネツィカを懐かしく温かな気持ちにさせてくれた。
「地下室に魔法使いの杖はあったの?」
「なかったですわ!」
少年が興味があると言った様子で聞き役に徹するので、ネネツィカは代わりの魔法使いの杖をティミオスと作った話もしてから、そちらの話も聞きたいわと言ってみた。
「ぼくの話より、迷路の終わりだよ」
クレイがゆるゆると示す右の道の先には、拓けた空間が見えていた。南西側の通路出口から四角い空間に足を踏み入れた形の二人は、興味津々でスペースを見渡した。
二階建てほどの高さの物見やぐらが南北に二つ。二つに挟まれ、見下ろされる位置に小ステージめいた四角い遊戯盤が置かれている。明色と暗色の正方形のマスが交互に縦横並ぶ遊戯盤には、北に黒色、南に白色の人間の子どもほどのサイズの駒が生き物のようにそわそわしながら並んでいた。チェスだね、とクレイが面白そうに呟いた。
「駒が生き物みたい。これ、妖精?」
しげしげと眺めたり、つついたりしていると遊戯盤の北側の黒駒がひとつ、まるで「早く始めろ」と言わんばかりにひょこりと2マス分、前に出てストップしてから元の位置に戻っていき、自分の位置で跳ねている。
「白い駒たちもぴょんぴょんしてますわよ。動かしてほしいみたい」
「何? これ……ゲームするの?」
物見やぐらに登って手すりにつかまり見下ろして、好奇心を滲ませた少年の声が駒に降る。
「妖精がやってるの?」
「そうかもしれませんわ。試しに命令してみては?」
「ぼくがやっていいの?」
「ええ、どうぞ。騎士さまのお手並み拝見ですわ」
ルールもあやしい、定石も知らない。そう目を逸らすネネツィカの隣でクレイは「ふーん」と首を傾げて、「白、e2歩兵はe4へ」と声を降らせた。
e2のマスで待ちかねていた白の歩兵駒が嬉しそうにぽんと跳ねて、e4のマスに出た。やぐらの上で「動いた」という声が綺麗に揃って、ゲームが始まった。黒の歩兵がまっすぐにe5に直進して止まる。
「f2歩兵、f4へ」
ぴょこりひょこりと動く駒を見ているのは面白いが、ネネツィカには何をしているかはよくわからない。ただ、e5にいた黒の歩兵が入れ替わるみたいに斜め前のf4に進んで、そこにいた白の歩兵が盤外に転がっていき、仲間を応援するみたいに中を見つめている姿はちょっとかわいいと思った。
「あら、駒が取られましたわね」
「きみ……このゲームあんまり知らないんだね」
何かを察したように頷いて、クレイが「f1のビショップはc4へ」と指示を出す。白のビショップが斜めにすすっと走っていった。
「ユージェニーは、こういうゲームや呪術に凄く詳しくて、ぼくは劣等感を覚えたな……」
しみじみとクレイが呟くから、ネネツィカは続きをねだった。自分が話したように、なんでもない家での思い出話をしてくれる――それを感じると、親しさが増すようで嬉しかった。
黒のクイーンがh4に走り込んで、白のキングに圧をかけている。白のキングは一歩だけ右に逃れた。
「あの子は4、5歳の時にもう大人の知能があるって言われてた」
「ほぉん……ずるですわね」
ユージェニーは異世界人の記憶があるのだから、と言いそうになってネネツィカは口を噤んだ。
「えっ、ずるではないよ?」
「……」
b7の黒歩兵が元気よくb5に滑っていく。白のビショップが優雅にそれを成敗して、g8にいた黒ナイトがサッとf6に跳ぶ。すると対抗するようにg1にいた白ナイトがf3に駆けた。
「ぼくのお父様はその時、少し心を病んでいたようだけど、ユージェニーと会うと気分がよくなると笑って……」
「いまは健やかでいらっしゃると、お聞きしていますわ」
「うん」
クレイは少し考える顔をして、「エリックは初めて会った時から、相手に合わせる感じだったよ」と話を変えた。h4に居座っていた黒のクイーンがh6にさがっていく。
「ぼく、エリックが守護竜を呼ぶのを何度も見たよ」
そっと不思議な声でそれを打ち明ける少年の眼は、盤面をしずかに視てd2にいた白歩兵を一歩だけ前に歩かせた。f6にいた黒ナイトが、h5に移動すれば、f3にいた白ナイトが黒ナイトとにらみ合うみたいにh4に移る。
ネネツィカは、噂を思い出していた。それを見透かしたみたいにクレイが肩を揺らす。黒のクイーンがg5にずれて黒ナイトと並んで白ナイトを脅かすので、白ナイトをf5に逃して。
「噂に怒ってくれてたね」
そう言って、微笑む声には好意が燈っていた。
c7にいた黒歩兵がc6に進んで、h1にいた白のルークは左に一歩ずれた。「守らないの?」と言わんばかりに黒の歩兵が白のビショップを取っている……「あら、やられています?」ネネツィカが思わず呟く。g2の白歩兵が勇気を出したように二歩前に進めば、歩兵に脅かされた黒のナイトが、f6にそそくさと逃げて行った。
「あの噂はさ、本当かも」
h4へと白の歩兵がまっすぐ前進して、黒のクイーンも黒のナイトの隣へと一歩退く。ゲームの攻防も気になるが、それよりも告白にどきりとしてネネツィカは少年の横顔を見た。盤上ではh4の白歩兵が黒のクイーンに追撃するように一歩進んで、黒のクイーンは一歩前に出てその追撃から逃れている。白の駒たちが勢い付くようにその場でぴょんぴょん跳ねて――白のクイーンは悠々とf3に進んだ。睨まれた黒のナイトは、g8まで引っ込んで逃げてしまう。c1で見守っていた白のビショップは、楽しそうに自軍クイーンの真ん前のマスまで滑り込み、そこにいた黒の歩兵を退場させた。
「ぼくは守護竜の加護を持ってないんだ。お母様と血が繋がっていないのかも」
ネネツィカは、相槌に詰まった。
盤面でも、窮した黒のクイーンがf6に下がっていく。b1にいた白ナイトは、ここで勇ましくc3に跳んだ。b5にいる黒の歩兵がぎくりと身をこわばらせている。f8にいた黒のビショップがすっ飛んできて、c5に辿り着いた。
「呼んでも、竜が来たことなんてないし――」
少年は淡々と言葉を紡いだ。「c3の白ナイトは、c5へ」そこは、逃亡した黒クイーンを次に獲れる位置だ。黒のクイーンはb2まで一気に駆け抜けた。もう、退くだけの戦いはしないと言うみたいに。黒のクイーンは「逃さないと次はルークを頂くわよ」といった顔でa1の白ルークを睨んでいる。
「なのに、お母様の子だ、加護があるって公爵家は言い張ってる。公の場で証拠を見せろと言えば、言い逃れできないと思うよ――でも、エリックはぼくが『呼べない』とわかっても、『仕方ないね』で済ませてくれたんだ」
クレイの声色がそんなエリックに感謝するようだったから、ネネツィカは頷いた。頷いて、「ユージェニーも確か娘のフリをさせられていて、実の子ではないのでしたっけ? 公爵家ってウソばっかりなんですのね」と心の中で恐れ入った。
f4にいた白ビショップがd6にするっと進んで、攻めていく。黒のクイーンは宣言通りにルークを倒してa1に辿り着き、f1にいる白のキングを睨んだ。
「おっと、エリックがピンチだよ」
からかうように言って、クレイが白のキングをe2に避難させる。ネネツィカにはよくわからないが、c5にいた黒のビショップが苛烈に進軍し、g1の白ルークを倒したのはわかった。
「白はルークが二つ獲られたようですが」
さっきは黒が逃げてばかりに思えたが、今度は白が取られてばかり? とネネツィカはソワソワした。
「うん、いいんだ」
e4にいた白の歩兵が、ぴょこんと一歩前に出る。b8にいた黒のナイトがa6に走る中、f5で待機していた白のナイトも歩兵を倒しながらg7に進む。そこは、黒のキングを脅かす位置で――黒のキングはd8にずれて逃れた。
「クレイは、エリック様が好きですのね」
それを言いたいのだろうと感じて口にすれば、少年はちょっと顔色を窺うような目を向けた。
「変な意味じゃなくて、ね」
「ええ、ええ」
「ほんとにわかってる……?」
そんなやり取りの合間にも、白のクイーンがf6にしずしずと進み出て、再び黒のキングにチェックをかける。g8にいた黒のナイトが、自軍のキングを守るためにf6に跳び、白のクイーンを頂いた。
「あのう――クイーンまで、獲られてしまいましたけれど」
気付けば、たくさん強い駒が取られている――ネネツィカは眉を寄せた。
「サクリファイスだよ」
当たり前みたいにクレイが言って、d6にいた白のビショップをe7に進めた。
「これでチェックメイト」
勝ったよ、と微笑む顔を見て、ネネツィカはよくわからない顔で拍手を贈ったのだった。
0
あなたにおすすめの小説
この俺が正ヒロインとして殿方に求愛されるわけがない!
ゆずまめ鯉
BL
五歳の頃の授業中、頭に衝撃を受けたことから、自分が、前世の妹が遊んでいた乙女ゲームの世界にいることに気づいてしまったニエル・ガルフィオン。
ニエルの外見はどこからどう見ても金髪碧眼の美少年。しかもヒロインとはくっつかないモブキャラだったので、伯爵家次男として悠々自適に暮らそうとしていた。
これなら異性にもモテると信じて疑わなかった。
ところが、正ヒロインであるイリーナと結ばれるはずのチート級メインキャラであるユージン・アイアンズが熱心に構うのは、モブで攻略対象外のニエルで……!?
ユージン・アイアンズ(19)×ニエル・ガルフィオン(19)
公爵家嫡男と伯爵家次男の同い年BLです。
【完結】テルの異世界転換紀?!転がり落ちたら世界が変わっていた。
カヨワイさつき
BL
小学生の頃両親が蒸発、その後親戚中をたらいまわしにされ住むところも失った田辺輝(たなべ てる)は毎日切り詰めた生活をしていた。複数のバイトしていたある日、コスプレ?した男と出会った。
異世界ファンタジー、そしてちょっぴりすれ違いの恋愛。
ドワーフ族に助けられ家族として過ごす"テル"。本当の両親は……。
そして、コスプレと思っていた男性は……。
【WEB版】監視が厳しすぎた嫁入り生活から解放されました~冷徹無慈悲と呼ばれた隻眼の伯爵様と呪いの首輪~【BL・オメガバース】
古森きり
BL
【書籍化決定しました!】
詳細が決まりましたら改めてお知らせにあがります!
たくさんの閲覧、お気に入り、しおり、感想ありがとうございました!
アルファポリス様の規約に従い発売日にURL登録に変更、こちらは引き下げ削除させていただきます。
政略結婚で嫁いだ先は、女狂いの伯爵家。
男のΩである僕には一切興味を示さず、しかし不貞をさせまいと常に監視される生活。
自分ではどうすることもできない生活に疲れ果てて諦めた時、夫の不正が暴かれて失脚した。
行く当てがなくなった僕を保護してくれたのは、元夫が口を開けば罵っていた政敵ヘルムート・カウフマン。
冷徹無慈悲と呼び声高い彼だが、共に食事を摂ってくれたりやりたいことを応援してくれたり、決して冷たいだけの人ではなさそうで――。
カクヨムに書き溜め。
小説家になろう、アルファポリス、BLoveにそのうち掲載します。
【完結】巷で噂の国宝級イケメンの辺境伯は冷徹なので、まっっったくモテませんが、この度婚約者ができました。
明太子
BL
オーディスは国宝級イケメンであるにも関わらず、冷徹な性格のせいで婚約破棄されてばかり。
新たな婚約者を探していたところ、パーティーで給仕をしていた貧乏貴族の次男セシルと出会い、一目惚れしてしまう。
しかし、恋愛偏差値がほぼ0のオーディスのアプローチは空回りするわ、前婚約者のフランチェスカの邪魔が入るわとセシルとの距離は縮まったり遠ざかったり…?
冷徹だったはずなのに溺愛まっしぐらのオーディスと元気だけどおっちょこちょいなセシルのドタバタラブコメです。
使用人と家族たちが過大評価しすぎて神認定されていた。
ふわりんしず。
BL
ちょっと勘とタイミングがいい主人公と
主人公を崇拝する使用人(人外)達の物語り
狂いに狂ったダンスを踊ろう。
▲▲▲
なんでも許せる方向けの物語り
人外(悪魔)たちが登場予定。モブ殺害あり、人間を悪魔に変える表現あり。
悪役令息を改めたら皆の様子がおかしいです?
* ゆるゆ
BL
王太子から伴侶(予定)契約を破棄された瞬間、前世の記憶がよみがえって、悪役令息だと気づいたよ! しかし気づいたのが終了した後な件について。
悪役令息で断罪なんて絶対だめだ! 泣いちゃう!
せっかく前世を思い出したんだから、これからは心を入れ替えて、真面目にがんばっていこう! と思ったんだけど……あれ? 皆やさしい? 主人公はあっちだよー?
ユィリと皆の動画をつくりました!
インスタ @yuruyu0 絵も動画もあがります。ほぼ毎日更新!
Youtube @BL小説動画 アカウントがなくても、どなたでもご覧になれます。動画を作ったときに更新!
プロフのWebサイトから、両方に飛べるので、もしよかったら!
名前が * ゆるゆ になりましたー!
中身はいっしょなので(笑)これからもどうぞよろしくお願い致しますー!
ご感想欄 、うれしくてすぐ承認を押してしまい(笑)ネタバレ 配慮できないので、ご覧になる時は、お気をつけください!
限界オタクだった俺が異世界に転生して王様になったら、何故か聖剣を抜いて勇者にクラスチェンジした元近衛騎士に娶られました。
篠崎笙
BL
限界ヲタクだった来栖翔太はトラックに撥ねられ、肌色の本を撒き散らして無惨に死んだ。だが、異世界で美少年のクリスティアン王子として転生する。ヲタクな自分を捨て、立派な王様になるべく努力した王子だったが。近衛騎士のアルベルトが勇者にクラスチェンジし、竜を退治した褒美として結婚するように脅され……。
異世界転移で、俺と僕とのほっこり溺愛スローライフ~間に挟まる・もふもふ神の言うこと聞いて珍道中~
兎森りんこ
BL
主人公のアユムは料理や家事が好きな、地味な平凡男子だ。
そんな彼が突然、半年前に異世界に転移した。
そこで出逢った美青年エイシオに助けられ、同居生活をしている。
あまりにモテすぎ、トラブルばかりで、人間不信になっていたエイシオ。
自分に自信が全く無くて、自己肯定感の低いアユム。
エイシオは優しいアユムの料理や家事に癒やされ、アユムもエイシオの包容力で癒やされる。
お互いがかけがえのない存在になっていくが……ある日、エイシオが怪我をして!?
無自覚両片思いのほっこりBL。
前半~当て馬女の出現
後半~もふもふ神を連れたおもしろ珍道中とエイシオの実家話
予想できないクスッと笑える、ほっこりBLです。
サンドイッチ、じゃがいも、トマト、コーヒーなんでもでてきますので許せる方のみお読みください。
アユム視点、エイシオ視点と、交互に視点が変わります。
完結保証!
このお話は、小説家になろう様、エブリスタ様でも掲載中です。
※表紙絵はミドリ/緑虫様(@cklEIJx82utuuqd)からのいただきものです。
ユーザ登録のメリット
- 毎日¥0対象作品が毎日1話無料!
- お気に入り登録で最新話を見逃さない!
- しおり機能で小説の続きが読みやすい!
1~3分で完了!
無料でユーザ登録する
すでにユーザの方はログイン
閉じる