20 / 34
case4. 略奪◇11
しおりを挟む「ああっ......っ」
アーチがエルミーユの割れ目にフゥっと息を吹きつけると彼女の身体がのけ反り真っ赤に染まる。すでに濡れそぼる膣口には蜘蛛の巣がはるようにいくつもの糸を引いていた。
「....僕たちが乱暴にしていたのにエルミーユのここは綺麗なピンクのままだね。ごめんね、痛かったよね.....」
アーチが彼女の割れ目を指で開き、そっと舌を這わせていく。
「んんん"ッッ」
両襞に沿って舌先で舐め、時折り唇で襞を挟むようにして引っ張る。
「んやッ...ああンッ」
エルミーユの慣らされた陰核がいやらしくも膨れ上がると、アーチが陰核を人差し指の腹でクリクリと小さく動かした。
「ここも痛かったよね。これからは優しくするからね。」
陰核を人差し指で擦られる度にエルミーユは爪先を目一杯伸ばし腹から腰が自然と律動する。
その手ごたえにアーチはさらに陰核を回すようにして指で責め立てた。
エルミーユの蜜壺からは次から次へと愛液が溢れ、膣口がいやらしく開閉を始めるとアーチがごくりと喉を鳴らした。
「こっちも優しくするから。」
アーサが自身の指を舐めるとエルミーユの乳首をその指でしごいていく。乳首を指で挟みながら上下に動かし、もう片方の乳首はアーサが唇で吸い上げ、口腔内で長い舌を無造作に動かした。
ちゅぷっちゅぷちゅぷ、ちゅちゅ
甘すぎるアーサの唾液音がエルミーユの鼓膜を撫で回す。今までとは全く違う、優しすぎる刺激に脳内が揺さぶられ、エルミーユの瞳には涙が溜まり始めた。
「ふぁぁ.....やっ、あっあっあっ」
「気持ちいい?僕らヴァンパイアは舌が常人よりも長いから沢山良くしてあげるね?」
「やんっあはぁッッ」
アーチが粘膜の張る膣口に吸い付きながら舌でエルミーユの愛液を舐め取っていく。
ちゅぷちゅぷ、ちゅるちゅ"るじゅるじゅる、ちゅぷ、ぢゅる"ッじゅる"る"る
「ひゃん、あッ、あん"、あ"あーッ」
今まで聞いたことのないエルミーユの矯正にアーチとアーサは身体中を火照らせた。哭かせればこんなにも可愛いものを何故今まで非道に扱ってしまったのか。
もっとその矯正を狂わせたいと2人は長い舌を動かしていく。
アーサはエルミーユの両胸を寄せ、両乳首を合わせると2つの乳首を舌先で左右に転がし、アーチは彼女の陰核を指でしごきながら膣内に舌を入れていった。
ぐちゅりぐちゅりと部屋には卑猥な水音が木霊し、アーチは何度も舌を蠢めかせてエルミーユのナカを擦り上げていく。
「はあぁぁぁっあ、あぁッッ、だめッッ、あ"ああッやっやっ待って!」
「いく?ほら、いきなよエルミーユ。」
アーサが両乳首を指で転がしながら彼女の耳元で優しく囁いた。
しかしエルミーユは頭を横に振り、甘い刺激から逃れようとする。
「ちがッッやっ、、なんかきちゃう...で、出ちゃう......!」
一週間も眠っていた彼女の膀胱は溜まり、彼らの刺激で尿意が襲ってきたのだ。
「ダメッッあっ、お、お願いっトイレにいかせて....」
エルミーユが涙を流し懇願する。
その蕩けた表情にアーチもアーサも胸を掴まれたようにざわめきを覚え、彼女に優しく諭した。
「いいよ、出してごらんエルミーユ。」
「僕が飲んであげるから。」
「やっ、だめッッ」
エルミーユは必死に下腹部に力を入れようとするもすぐにそこをアーサにぐっと押さえられる。
「ねッッやだぁ、ダメダメッッ」
「エルミーユのそんな可愛い表情見てたら俺もすぐに出そうだよ。」
「お願いッッいかせてぇ」
今まで自分たちに向けられるのは彼女の睨み付ける表情ばかりだった。それが今エルミーユは自分たちに縋るような表情で懇願している。
「可愛い、可愛いよエルミーユ。」
「ほら、ちょっと愛液におしっこが混ざってきたね。もっと出して?」
アーチがナカに舌を出し入れしながら掌で回すように陰核を押し擦っていく。
いきたい衝動と出したい衝動が合わさりエルミーユはどうにかなりそうだった。
「いいんだよ?いきながら出してごらん?」
「それとも寝てると出しにくい?」
アーサが彼女の上半身を起こし、後ろから自身の身体で支え、膝の中へと手を入れアーチの顔先にばっくりと露になるように股を開かせる。
「やっイヤイヤあッッ」
アーチがベッドの下に下りると、ベッドの淵に股を開かされ座らされたエルミーユのソコに再びむしゃぶりついた。
ぐゅぷち"ゅぷ、ぐち"ゅぐちゅりグちゅ"るじゅる"じゅるぢゅる"ッじゅる"る"
「んあああああッッダメだめだめだめぇぇぇ」
「イケいけイケ、出しちゃえっ」
0
あなたにおすすめの小説
お腹の子と一緒に逃げたところ、結局お腹の子の父親に捕まりました。
下菊みこと
恋愛
逃げたけど逃げ切れなかったお話。
またはチャラ男だと思ってたらヤンデレだったお話。
あるいは今度こそ幸せ家族になるお話。
ご都合主義の多分ハッピーエンド?
小説家になろう様でも投稿しています。
好きな人に『その気持ちが迷惑だ』と言われたので、姿を消します【完結済み】
皇 翼
恋愛
「正直、貴女のその気持ちは迷惑なのですよ……この場だから言いますが、既に想い人が居るんです。諦めて頂けませんか?」
「っ――――!!」
「賢い貴女の事だ。地位も身分も財力も何もかもが貴女にとっては高嶺の花だと元々分かっていたのでしょう?そんな感情を持っているだけ時間が無駄だと思いませんか?」
クロエの気持ちなどお構いなしに、言葉は続けられる。既に想い人がいる。気持ちが迷惑。諦めろ。時間の無駄。彼は止まらず話し続ける。彼が口を開く度に、まるで弾丸のように心を抉っていった。
******
・執筆時間空けてしまった間に途中過程が気に食わなくなったので、設定などを少し変えて改稿しています。
娼館で元夫と再会しました
無味無臭(不定期更新)
恋愛
公爵家に嫁いですぐ、寡黙な夫と厳格な義父母との関係に悩みホームシックにもなった私は、ついに耐えきれず離縁状を机に置いて嫁ぎ先から逃げ出した。
しかし実家に帰っても、そこに私の居場所はない。
連れ戻されてしまうと危惧した私は、自らの体を売って生計を立てることにした。
「シーク様…」
どうして貴方がここに?
元夫と娼館で再会してしまうなんて、なんという不運なの!
【完結】赤ちゃんが生まれたら殺されるようです
白崎りか
恋愛
もうすぐ赤ちゃんが生まれる。
ドレスの上から、ふくらんだお腹をなでる。
「はやく出ておいで。私の赤ちゃん」
ある日、アリシアは見てしまう。
夫が、ベッドの上で、メイドと口づけをしているのを!
「どうして、メイドのお腹にも、赤ちゃんがいるの?!」
「赤ちゃんが生まれたら、私は殺されるの?」
夫とメイドは、アリシアの殺害を計画していた。
自分たちの子供を跡継ぎにして、辺境伯家を乗っ取ろうとしているのだ。
ドラゴンの力で、前世の記憶を取り戻したアリシアは、自由を手に入れるために裁判で戦う。
※1話と2話は短編版と内容は同じですが、設定を少し変えています。
大丈夫のその先は…
水姫
恋愛
実来はシングルマザーの母が再婚すると聞いた。母が嬉しそうにしているのを見るとこれまで苦労かけた分幸せになって欲しいと思う。
新しくできた父はよりにもよって医者だった。新しくできた兄たちも同様で…。
バレないように、バレないように。
「大丈夫だよ」
すいません。ゆっくりお待ち下さい。m(_ _)m
魔性の大公の甘く淫らな執愛の檻に囚われて
アマイ
恋愛
優れた癒しの力を持つ家系に生まれながら、伯爵家当主であるクロエにはその力が発現しなかった。しかし血筋を絶やしたくない皇帝の意向により、クロエは早急に後継を作らねばならなくなった。相手を求め渋々参加した夜会で、クロエは謎めいた美貌の男・ルアと出会う。
二人は契約を交わし、割り切った体の関係を結ぶのだが――
ユーザ登録のメリット
- 毎日¥0対象作品が毎日1話無料!
- お気に入り登録で最新話を見逃さない!
- しおり機能で小説の続きが読みやすい!
1~3分で完了!
無料でユーザ登録する
すでにユーザの方はログイン
閉じる