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7-5.
しおりを挟むキタキタキタキタ!!
小さなモニター画面でも分かるぐらいに、皆口を半開きにしてハアハア言っとらっせる。私も自分の呼吸がハアハア言い出した。
こんなにドキドキしたのは何年振りだろう。あ、こないだ小陽君と高梨先生のいたしている姿を見て以来だわ。たいした日数ではなかった。
簡易モニターに映る時刻を見れば、只今夜の20時。全員集合の時間である。
くるぞくるぞ、何度も拳を握り、そう意気込めば、ついに蓮見先輩が動き出した!
あっ!!皆の墓穴が掘られる─────
と思った瞬間、先輩が秋人の方に手を伸ばした!!これは、これはどう出るの秋人?!どっちがどっちなの?!私は出来れば秋人が掘られて欲しい!!
でも、先輩が手を伸ばした先は秋人ではなく、部屋の外だった。そのまま四つん這いで這いずり、モニターの中から消えてしまったのだ。
えええええ?!!ど、どこ行くの?!!
もしかして、トイレ?!!え、下剤なんて私入れてないはずだよ?!
残念ながらそっちにはカメラを用意していない!でも先輩の声で、「オフぉおおおおおお!!!!」と野獣のような断末魔が聞こえてくる。
もはや何が起こっているのか全然わからない!
しくった!しかしそんなことを思っている余裕なんてない。他の3人が動き出したのだから!
秋人はずっと気になっていたタンスに手を伸ばし、下から2段目の引き出しを開けた!何をするのかと思いきや、そこからおもむろに私の下着を漁り始めたのだ。
「好きだ好きだ好きだ好きだ好きだ朱南ーーーー!!!!」
と最後の名前の部分を叫ぶと同時に、下着の中に顔を突っ込んだ秋人。
最低!!!え、ナニコレ、何で真っ先にそこにいくの?!!しまった!下着は全部避難しておくべきだった!!
再び頭を抱えるも、今度は琉生がハアハアしながら必死に机を舐めている。
ええええ?!!!美味しいの?!!机に塗られた塗料の味しかせんだろう!!
「ハアハア朱南が毎日使ってる机、冬になればコタツ用にして毎日この中に下半身を入れてデェヘヘッヘ」
机の角から脚からベロベロと、ついには中に入り、机の裏側まで舐め出した!
何してるの?!一体何が起こってるの─────?!!
そして頭を抱えている暇もなく目に入ったのは小陽君だ!ベッドの上で悶えながら、股の間に枕を挟んで、ひたすら前後運動をしている。
「いいよいいよ朱南ちゃっもっとそこそこ、そこいいッあ"ーーーーッッ!!!!」
何何、何なの皆、ちょっとちゃんとした詳細求むよ!こんなのいつもの感じと、さして変わんないじゃん!!
はあッ?!と全く納得できない私はモニターを上下左右揺らし、壊れてるんじゃないかと何度も裏側を見た。
でもだめだ、誰一人として男を求めようとはしない現実がこの画面には映し出されている。
あんなに強力な媚薬入れたのに!!!!
でも、その効果はすぐに発揮されることになった。
残念ながら先輩は雄たけびのみで見えないのだが、秋人は私のパンツを三枚頭から被り、違う一枚を自分の丸出ししたブツに押し当て、しごき始めたのだ。
いやああああああああああ!!!!!!マジでやめてやめてやめてーーーー!!!!最低だよ何なのこれえぇええ!!
そして琉生も、未だ机の角を舐めながら、ズボンを脱いでブツを取り出し、机の脚に擦り付ける始末。
いぎゃあああああ!!!!その机捨てるよもう!!!粗大ゴミシール買うよ!!
しかし小陽君だけはブツを出すのに少し時間差があった。
しかも秋人と琉生がそれぞれセルフプレイしているのを見ながら、ずっと股に枕を挟んで前後運動している。
─────どういうこと?!
しばらく2人の方を見た後、ついに心陽君もズボンを下げてブツを取り出した。枕を無理やり折り畳んで、その隙間にブツを挟みしごき始める。
キモイキモイキモイ!!!!その枕を折り曲げるという力技、何?!なんか私の知ってるセルフプレイ方法じゃないよ!!
シーツに顔を埋め、ひたすら私の名前を叫ぶ心陽君。
ちょっと待って待って待って。何なんこれ。
モニターを見れば、4者が4者とも、それぞれ別個にプレイを営んでいる様子。
え?!!皆、お隣さん使わないの?!せっかくだから使ってこうよ!!
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