3 / 63
1-3.過去と今
しおりを挟む
男性を、ネリーはじっと見つめる。あれ、と思わず小さな声が零れかけたのを、すんでのところで飲み込んだ。
目の前の男性は、おおよそ二十の半ばくらいの様相をしている。銀色の髪に、虹彩の鋭い青色の瞳、そしてふさふさの尻尾と耳。長髪は後ろでゆるく束ねられているようだ。それら全てに、ひどく、見覚えがあった。
ネリーと別れた時と比べると、少しばかり年老いているが、それも当然と言えるだろう。十年の月日を重ねた面持ちは、鋭さを増している。切れ長の瞳は涼しげで、なんだか以前よりも増して美形度が段違いになっているように思われた。
(――セレスト)
心中で、そっと目の前の相手の名前を口にする。ネリーと共に日々を過ごし、護衛騎士として仕えてくれた人が、ここに居る。
思わぬ再会に、喜びそうになったが、直ぐにネリーはロゼとしての感情を奥底にしまい込んだ。いけない。セレストはロゼと別れた後、幸せに暮らしているはずだ。その生活にロゼが介入することは許されない。ましてや、自身がロゼだと告げることなんて、とんでもないことである。
ネリーはそっと首を振る。そうして、手に持っていた紙を背負っていた薬草籠の中に放り込むと、椅子に手を突いてゆっくりと立ち上がった。足が僅かに震えるが、それを叱咤するようにして、目の前の騎士を見つめる。
「大丈夫です。立てます。ええと……騎士様、ですよね」
声をかけると、セレストは僅かに眉根を寄せた。まるで騎士、と呼ばれることを嫌がるような、そんな風に瞳を眇め、けれどすぐに首を振る。自身の顔に浮かんだ嫌悪の感情を消し去るようにしてから、「確かに、君の言う通り、騎士だ。けれど、かしこまらなくて良い」と囁くように続ける。
「いえ、そんな。――騎士様、あの、私が廃墟に入っているのを見たから、気にしてくれたのでは?」
「……ああ、……いや、違うんだ」
和らいだ言葉使いは、ネリーが前世、何度も聞いた覚えのある口調だ。セレストの、独特の、優しくて穏やかな口調。それを聞くのが好きで、何も無くても話しかけて困らせてしまったことを思い出す。
セレストは僅かに首を振ると、「君に会ったのは偶然で」と言葉を続け、そうしてからゆっくりと視線を落とした。銀色の睫毛が、零れ落ちる陽光を浴びて、虹色に光るのが見える。
「ここは、俺にとっても大事な場所なんだ。だから……先客が居るなんて思っても居なくて。この辺りは、人も寄りつかないものだから……」
「そうなんですか?」
首を傾げると、セレストは僅かに肩をすくめるようにして笑う。どうしてここに人が寄りつかないのか、その説明をしたくない、とでも言うように口を閉ざす。
眩しそうに周囲を眺め、セレストは「――ここは、昔はもっと綺麗だったんだ」と囁いた。
静かな声だ。だからか、ネリーはセレストをじっと見つめる。
セレストは隠し攻略対象の一人だ。奴隷の子として、ロゼに虐げられ続け、ロゼの死後、酷い抑圧から解放されることにより、幸せになる。そういう筋書きのあるキャラクターで、だから、ロゼが死んだ後は、きっと幸せになっているのだろうと思った。
それなのに、どうしてだろうか、今のセレストからは、幸せの片鱗を一つたりとも感じなかった。むしろ、血色は悪くなり、儚げな雰囲気がにじみ出ている。むしろ、今にも死の淵に足を踏み入れてしまいそうな――そんな、様相だ。
おかしい。どうして、幸せになっていないのだろうか。ネリーはじっとセレストを見つめる。セレストは、ネリーの視線に気付いたのか、少しばかり困ったように笑い、そのまま口を閉ざした。
二人の間に沈黙の膜が落ちる。埃がきらきらと、屋根の穴から差し込む陽光によって光るのが見えた。
「――騎士様」
「うん? どうかした?」
「騎士様は、いつもここにいらっしゃるのですか?」
「勤務の合間を縫ってね」
不良騎士のようだね、なんて、セレストが小さく笑う。
ネリーにはよくわからない、が、セレストはどうやらロゼの死後、幸せになっていない様子である。もしかしたら、ロゼに仕えていたこともあり、騎士内でいじめが横行しているのかもしれない。そのせいで、こんな場所まで休みに来ているのでは?
ぞっとする。ネリーは、かつて、セレストの主であったものとして、そして前世の前世、セレストを推していた者として、セレストには幸せになっていてほしかったのに。
ネリーはセレストの傍に近づく。そうして、グローブで覆われた手をぎゅうっと握り絞めた。
セレストがびくりと震える。尻尾の毛が逆立っているのが見えた。恐らく、唐突に手を握られてぎょっとしているのだろう。けれど、だからこそ、手を繋ぐ必要があった。
「私、あの、出来る限り毎日、来ます」
「――え?」
「ここ、昔は、……文字を教える、場所だったんですよね?」
セレストが小さく息を呑む。どうしてそれを、という声に応えず、ネリーは続けた。
「私、文字を読みたいんです。本を読みたい。騎士様、教えてくれませんか?」
「……どうして俺に? 他に適任はいくらでも居そうなものだけれど」
「あなたが良いんです」
ネリーは、セレストをじっと見つめる。セレストは僅かに息を詰まらせた。
「教えてください」
昔、セレストがロゼに言葉の勉強をねだったように。今度はネリーが、セレストに言葉の勉強をねだる。もちろん、断られる可能性の方が高いだろう。現に、セレストは僅かに眉根を寄せたままだ。
「お願いします、頑張ります、絶対に怠けません!」
「……」
「毎日練習します、文字、勉強したいです! 沢山のことを知りたいです!」
お願いしますぅ、と再度言葉を重ねると、不意にセレストが小さく笑った。「……勢いが……」と囁くように言葉を続け、そうしてひとしきり喉を鳴らすように笑った後、「俺で良いなら」と言葉を続けた。
「ただ、教えるのは下手だから、それだけ。……それに、毎日教えられるわけでもないことを、知っていて」
「もちろんです!」
ネリーは頷いて返す。これで良い。セレストとの繋がりが出来たことを、今は喜ぶべきだろう。
先ほどまで殺気を向けられて腰を抜かしていたというのに、今やその相手から文字を教わろうとしているのだから、端から見たら正気の沙汰ではない。だが、そうやって強引に、約束を結ぶ必要性が、ネリーにはあった。
だって、そう、セレストがあんまりにも寂しそうな顔をしているから。
だから――、幸せになるのを見届けたい、と思ってしまったのだ。
目の前の男性は、おおよそ二十の半ばくらいの様相をしている。銀色の髪に、虹彩の鋭い青色の瞳、そしてふさふさの尻尾と耳。長髪は後ろでゆるく束ねられているようだ。それら全てに、ひどく、見覚えがあった。
ネリーと別れた時と比べると、少しばかり年老いているが、それも当然と言えるだろう。十年の月日を重ねた面持ちは、鋭さを増している。切れ長の瞳は涼しげで、なんだか以前よりも増して美形度が段違いになっているように思われた。
(――セレスト)
心中で、そっと目の前の相手の名前を口にする。ネリーと共に日々を過ごし、護衛騎士として仕えてくれた人が、ここに居る。
思わぬ再会に、喜びそうになったが、直ぐにネリーはロゼとしての感情を奥底にしまい込んだ。いけない。セレストはロゼと別れた後、幸せに暮らしているはずだ。その生活にロゼが介入することは許されない。ましてや、自身がロゼだと告げることなんて、とんでもないことである。
ネリーはそっと首を振る。そうして、手に持っていた紙を背負っていた薬草籠の中に放り込むと、椅子に手を突いてゆっくりと立ち上がった。足が僅かに震えるが、それを叱咤するようにして、目の前の騎士を見つめる。
「大丈夫です。立てます。ええと……騎士様、ですよね」
声をかけると、セレストは僅かに眉根を寄せた。まるで騎士、と呼ばれることを嫌がるような、そんな風に瞳を眇め、けれどすぐに首を振る。自身の顔に浮かんだ嫌悪の感情を消し去るようにしてから、「確かに、君の言う通り、騎士だ。けれど、かしこまらなくて良い」と囁くように続ける。
「いえ、そんな。――騎士様、あの、私が廃墟に入っているのを見たから、気にしてくれたのでは?」
「……ああ、……いや、違うんだ」
和らいだ言葉使いは、ネリーが前世、何度も聞いた覚えのある口調だ。セレストの、独特の、優しくて穏やかな口調。それを聞くのが好きで、何も無くても話しかけて困らせてしまったことを思い出す。
セレストは僅かに首を振ると、「君に会ったのは偶然で」と言葉を続け、そうしてからゆっくりと視線を落とした。銀色の睫毛が、零れ落ちる陽光を浴びて、虹色に光るのが見える。
「ここは、俺にとっても大事な場所なんだ。だから……先客が居るなんて思っても居なくて。この辺りは、人も寄りつかないものだから……」
「そうなんですか?」
首を傾げると、セレストは僅かに肩をすくめるようにして笑う。どうしてここに人が寄りつかないのか、その説明をしたくない、とでも言うように口を閉ざす。
眩しそうに周囲を眺め、セレストは「――ここは、昔はもっと綺麗だったんだ」と囁いた。
静かな声だ。だからか、ネリーはセレストをじっと見つめる。
セレストは隠し攻略対象の一人だ。奴隷の子として、ロゼに虐げられ続け、ロゼの死後、酷い抑圧から解放されることにより、幸せになる。そういう筋書きのあるキャラクターで、だから、ロゼが死んだ後は、きっと幸せになっているのだろうと思った。
それなのに、どうしてだろうか、今のセレストからは、幸せの片鱗を一つたりとも感じなかった。むしろ、血色は悪くなり、儚げな雰囲気がにじみ出ている。むしろ、今にも死の淵に足を踏み入れてしまいそうな――そんな、様相だ。
おかしい。どうして、幸せになっていないのだろうか。ネリーはじっとセレストを見つめる。セレストは、ネリーの視線に気付いたのか、少しばかり困ったように笑い、そのまま口を閉ざした。
二人の間に沈黙の膜が落ちる。埃がきらきらと、屋根の穴から差し込む陽光によって光るのが見えた。
「――騎士様」
「うん? どうかした?」
「騎士様は、いつもここにいらっしゃるのですか?」
「勤務の合間を縫ってね」
不良騎士のようだね、なんて、セレストが小さく笑う。
ネリーにはよくわからない、が、セレストはどうやらロゼの死後、幸せになっていない様子である。もしかしたら、ロゼに仕えていたこともあり、騎士内でいじめが横行しているのかもしれない。そのせいで、こんな場所まで休みに来ているのでは?
ぞっとする。ネリーは、かつて、セレストの主であったものとして、そして前世の前世、セレストを推していた者として、セレストには幸せになっていてほしかったのに。
ネリーはセレストの傍に近づく。そうして、グローブで覆われた手をぎゅうっと握り絞めた。
セレストがびくりと震える。尻尾の毛が逆立っているのが見えた。恐らく、唐突に手を握られてぎょっとしているのだろう。けれど、だからこそ、手を繋ぐ必要があった。
「私、あの、出来る限り毎日、来ます」
「――え?」
「ここ、昔は、……文字を教える、場所だったんですよね?」
セレストが小さく息を呑む。どうしてそれを、という声に応えず、ネリーは続けた。
「私、文字を読みたいんです。本を読みたい。騎士様、教えてくれませんか?」
「……どうして俺に? 他に適任はいくらでも居そうなものだけれど」
「あなたが良いんです」
ネリーは、セレストをじっと見つめる。セレストは僅かに息を詰まらせた。
「教えてください」
昔、セレストがロゼに言葉の勉強をねだったように。今度はネリーが、セレストに言葉の勉強をねだる。もちろん、断られる可能性の方が高いだろう。現に、セレストは僅かに眉根を寄せたままだ。
「お願いします、頑張ります、絶対に怠けません!」
「……」
「毎日練習します、文字、勉強したいです! 沢山のことを知りたいです!」
お願いしますぅ、と再度言葉を重ねると、不意にセレストが小さく笑った。「……勢いが……」と囁くように言葉を続け、そうしてひとしきり喉を鳴らすように笑った後、「俺で良いなら」と言葉を続けた。
「ただ、教えるのは下手だから、それだけ。……それに、毎日教えられるわけでもないことを、知っていて」
「もちろんです!」
ネリーは頷いて返す。これで良い。セレストとの繋がりが出来たことを、今は喜ぶべきだろう。
先ほどまで殺気を向けられて腰を抜かしていたというのに、今やその相手から文字を教わろうとしているのだから、端から見たら正気の沙汰ではない。だが、そうやって強引に、約束を結ぶ必要性が、ネリーにはあった。
だって、そう、セレストがあんまりにも寂しそうな顔をしているから。
だから――、幸せになるのを見届けたい、と思ってしまったのだ。
69
あなたにおすすめの小説
結婚して5年、冷たい夫に離縁を申し立てたらみんなに止められています。
真田どんぐり
恋愛
ー5年前、ストレイ伯爵家の美しい令嬢、アルヴィラ・ストレイはアレンベル侯爵家の侯爵、ダリウス・アレンベルと結婚してアルヴィラ・アレンベルへとなった。
親同士に決められた政略結婚だったが、アルヴィラは旦那様とちゃんと愛し合ってやっていこうと決意していたのに……。
そんな決意を打ち砕くかのように旦那様の態度はずっと冷たかった。
(しかも私にだけ!!)
社交界に行っても、使用人の前でもどんな時でも冷たい態度を取られた私は周りの噂の恰好の的。
最初こそ我慢していたが、ある日、偶然旦那様とその幼馴染の不倫疑惑を耳にする。
(((こんな仕打ち、あんまりよーー!!)))
旦那様の態度にとうとう耐えられなくなった私は、ついに離縁を決意したーーーー。
家出を決行した結果
棗
恋愛
フィービーの婚約者ミゲルには大切な幼馴染がいる。病弱な幼馴染をいつも優先するミゲルや母が亡くなって以降溝が出来てしまった父と兄との関係にフィービーは疲れていた。
デートの約束をしてもいつも直前になって幼馴染を理由にキャンセルされ、幼馴染にしか感情を見せないミゲルを、フィービーを見ようとしない父や兄を捨てる決心をしたフィービーは侍女や執事の手を借りて家出を決行した。
自分を誰も知らない遠い場所へ行ったフィービーは、新しい人生の幕開けに期待に胸を躍らせた。
※なろうさんにも公開しています。
挙式後すぐに離婚届を手渡された私は、この結婚は予め捨てられることが確定していた事実を知らされました
結城芙由奈@コミカライズ連載中
恋愛
【結婚した日に、「君にこれを預けておく」と離婚届を手渡されました】
今日、私は子供の頃からずっと大好きだった人と結婚した。しかし、式の後に絶望的な事を彼に言われた。
「ごめん、本当は君とは結婚したくなかったんだ。これを預けておくから、その気になったら提出してくれ」
そう言って手渡されたのは何と離婚届けだった。
そしてどこまでも冷たい態度の夫の行動に傷つけられていく私。
けれどその裏には私の知らない、ある深い事情が隠されていた。
その真意を知った時、私は―。
※暫く鬱展開が続きます
※他サイトでも投稿中
侯爵夫人のハズですが、完全に無視されています
猫枕
恋愛
伯爵令嬢のシンディーは学園を卒業と同時にキャッシュ侯爵家に嫁がされた。
しかし婚姻から4年、旦那様に会ったのは一度きり、大きなお屋敷の端っこにある離れに住むように言われ、勝手な外出も禁じられている。
本宅にはシンディーの偽物が奥様と呼ばれて暮らしているらしい。
盛大な結婚式が行われたというがシンディーは出席していないし、今年3才になる息子がいるというが、もちろん産んだ覚えもない。
【完結】引きこもりが異世界でお飾りの妻になったら「愛する事はない」と言った夫が溺愛してきて鬱陶しい。
千紫万紅
恋愛
男爵令嬢アイリスは15歳の若さで冷徹公爵と噂される男のお飾りの妻になり公爵家の領地に軟禁同然の生活を強いられる事になった。
だがその3年後、冷徹公爵ラファエルに突然王都に呼び出されたアイリスは「女性として愛するつもりは無いと」言っていた冷徹公爵に、「君とはこれから愛し合う夫婦になりたいと」宣言されて。
いやでも、貴方……美人な平民の恋人いませんでしたっけ……?
と、お飾りの妻生活を謳歌していた 引きこもり はとても嫌そうな顔をした。
1度だけだ。これ以上、閨をともにするつもりは無いと旦那さまに告げられました。
尾道小町
恋愛
登場人物紹介
ヴィヴィアン・ジュード伯爵令嬢
17歳、長女で爵位はシェーンより低が、ジュード伯爵家には莫大な資産があった。
ドン・ジュード伯爵令息15歳姉であるヴィヴィアンが大好きだ。
シェーン・ロングベルク公爵 25歳
結婚しろと回りは五月蝿いので大富豪、伯爵令嬢と結婚した。
ユリシリーズ・グレープ補佐官23歳
優秀でシェーンに、こき使われている。
コクロイ・ルビーブル伯爵令息18歳
ヴィヴィアンの幼馴染み。
アンジェイ・ドルバン伯爵令息18歳
シェーンの元婚約者。
ルーク・ダルシュール侯爵25歳
嫁の父親が行方不明でシェーン公爵に相談する。
ミランダ・ダルシュール侯爵夫人20歳、父親が行方不明。
ダン・ドリンク侯爵37歳行方不明。
この国のデビット王太子殿下23歳、婚約者ジュリアン・スチール公爵令嬢が居るのにヴィヴィアンの従妹に興味があるようだ。
ジュリエット・スチール公爵令嬢18歳
ロミオ王太子殿下の婚約者。
ヴィヴィアンの従兄弟ヨシアン・スプラット伯爵令息19歳
私と旦那様は婚約前1度お会いしただけで、結婚式は私と旦那様と出席者は無しで式は10分程で終わり今は2人の寝室?のベッドに座っております、旦那様が仰いました。
一度だけだ其れ以上閨を共にするつもりは無いと旦那様に宣言されました。
正直まだ愛情とか、ありませんが旦那様である、この方の言い分は最低ですよね?
[完]本好き元地味令嬢〜婚約破棄に浮かれていたら王太子妃になりました〜
桐生桜月姫
恋愛
シャーロット侯爵令嬢は地味で大人しいが、勉強・魔法がパーフェクトでいつも1番、それが婚約破棄されるまでの彼女の周りからの評価だった。
だが、婚約破棄されて現れた本来の彼女は輝かんばかりの銀髪にアメジストの瞳を持つ超絶美人な行動過激派だった⁉︎
本が大好きな彼女は婚約破棄後に国立図書館の司書になるがそこで待っていたのは幼馴染である王太子からの溺愛⁉︎
〜これはシャーロットの婚約破棄から始まる波瀾万丈の人生を綴った物語である〜
夕方6時に毎日予約更新です。
1話あたり超短いです。
毎日ちょこちょこ読みたい人向けです。
記憶を失くして転生しました…転生先は悪役令嬢?
ねこママ
恋愛
「いいかげんにしないかっ!」
バシッ!!
わたくしは咄嗟に、フリード様の腕に抱き付くメリンダ様を引き離さなければと手を伸ばしてしまい…頬を叩かれてバランスを崩し倒れこみ、壁に頭を強く打ち付け意識を失いました。
目が覚めると知らない部屋、豪華な寝台に…近付いてくるのはメイド? 何故髪が緑なの?
最後の記憶は私に向かって来る車のライト…交通事故?
ここは何処? 家族? 友人? 誰も思い出せない……
前世を思い出したセレンディアだが、事故の衝撃で記憶を失くしていた……
前世の自分を含む人物の記憶だけが消えているようです。
転生した先の記憶すら全く無く、頭に浮かぶものと違い過ぎる世界観に戸惑っていると……?
ユーザ登録のメリット
- 毎日¥0対象作品が毎日1話無料!
- お気に入り登録で最新話を見逃さない!
- しおり機能で小説の続きが読みやすい!
1~3分で完了!
無料でユーザ登録する
すでにユーザの方はログイン
閉じる