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20歳記念
20歳の物語(後編)
しおりを挟む《登場人物》
『主人公』佑士(ゆうじ)
『迷探偵』智久(ともひさ)
『友人A』劉輝(りゅうき)
『友人B』拓也(たくや)
『友人C』龍太(りょうた)
劉輝は、短期大学の卒業祝いでパーティーをしていた。
佑士は色々と忙しくて参加できなかった。
その日の夕方、拓也から電話があり、急いで拓也の家へ向かった。
その理由として、スマホをなくしてしまったから探してほしいという依頼だった。
果たして佑士はどうやってスマホを探したのだろうか。
3月20日(日)久々にゆっくりできると思っていた瞬間、友人から電話がかかってきた
拓也「佑士、大至急、俺の家に来てほしい」
佑士「はぁ?こっちは久々の休みだから行くわけねーだろ」
拓也「泥酔状態でスマホ無くしたんだ。それで探すのを手伝ってほしい」
佑士「そういうのは、探偵に頼むものでしょ」
拓也「そんなひまないんだよ」
佑士「仕方ないな~」智久に連絡を入れた
智久「あっちゃー困ったね~まぁ相談したかったら、いつでも声かけてね~」
佑士「助かります!」とりあえず拓也の家に行き、詳しい話を聞いた
泥酔の友人(劉輝)が行ったところを順番に探していた
ついた時間は夜だったため、懐中電灯で辺りを照らしていた。
1つめの場所に行き、1箇所ずつ探していた
龍太「とりあえず探そう」
佑士「こんなんやったら、日が暮れちゃうていうか、日がまたいじゃうー」
完全に寝不足で佑士の脳はやられていた。
検定試験のときは、すぐに思いついたのに今は、全く思いつかなかった。
そんな時に活用したのは
智久「どうした~」
佑士「スマホの探し方を教えてほしい!」
智久「あ~デバイスを探すで探すのが手っ取り早いね」
佑士「なるほど!ありがとう~」
智久「アカウントわかればの話だけどね」
劉輝はそのアカウントすらこたえられる状況ではなかった。
佑士「やばい、このままじゃ何も解決しない。一旦戻ろう」
龍太は22時までという門限があった
佑士「お前は門限あると思うから帰っていいよ僕だけで探す!」
龍太「ごめん」
佑士「いいんだよ」
龍太「うん」拓也の家へ行き、タブレットなどを調べていた
佑士「どれもこれもアカウントのパスワードが必要か。どこかメモ機能とかにねーのかよ」
拓也「しらね」時間を見ると深夜2時30分だった
佑士「くそー、さすがに智久に申し訳ないけど、頼るしかない!」
智久「深夜にメールか笑」
佑士「まじでごめんよ!ほかの手段教えてほしい!」
智久「じゃあこれはどうかな?」といい教えてもらうと
佑士「マジでナイス!!」
拓也「おぉ!」
佑士「じゃあ行ってきまーす!」
アカウント以外にも以前、佑士のスマホと劉輝のスマホでブルートゥース接続をしていた劉輝は、常にブルートゥースをオンにしているため、ブルートゥースが繋がったら近くにあることを示すと考えた2つ目の場所はなかった、3つ目の居酒屋へ行くと
佑士「ブルートゥースが反応したぞ」
店員さんに聞いてみると
佑士「すいません本日ここで酒を飲んでいた人達がいたと思うんですが、スマホなくしてしまったんですねスマホって落とし物とかに届けられてませんかね」
店員さん「このスマホで間違いないでしょうか?」
佑士「あ、これかもしれないです!」
拓也に写真で送ると
拓也「あ、これ!」
佑士「よしっ!ありがとうございます!これです!」
店員さん「よかったです!」
佑士「よっしゃーーー智久のおかげだ!」といい拓也の家に戻り泊まらせてもらった
朝起きると胃液がそこら中にあった
佑士「おーい、僕が寝てる間もマーライオンしたのかよ」
劉輝「ごめんっ」
佑士「これでわかったろ、アルコールの飲み過ぎは危険だってな」
劉輝「うんうん」
佑士「それよりな、スマホの探し方もわかんねーのか」
拓也「お前に言われたくねーよ、お前もわからなかったくせに」
佑士「そうだけどさ、今後はスマホをなくした時の対処法くらい機種によって変わるからメモ帳にメモっておくべきだよ、じゃないとすぐに探せないだろ」
拓也「そんなの想像つかないじゃん」
佑士「いやいや、万が一のことを考えて行動するのが大人だろ。お前らな、いつまでも学生気取りでいるんじゃねー!!って智久に怒られた!」
拓也「智久、すいません!」
佑士「じゃあお腹すいたから食べに行くか」
拓也「お詫びとして智久にもおごってあげないとな」
拓也と劉輝は苦しそうについてきた。
智久と合流し、食べに行くことになった。
注文するとき店員さん「ご注文はこれですかね」
佑士「はい」
店員さん「パンチェッタのピザ1つ、カルボナーラ1つ、コーンスープ1つ、辛味チキン1つ、ドリンクバー1つ、ミラノ風ドリア1つ、マルゲリータ1つ、お間違い無いでしょうか?」
智久は、一人でこれだけの量を注文していた。
佑士「どうぞたくさんお食べ!」
拓也「智久食べ過ぎだろ笑」
智久「僕はちゃんとストッパーかけてるから大丈夫だ!勉強(試験)、生活(食べ物)、仕事だろうとストッパーをかけながら暮らしているから大丈夫なんだよ!」
アルコール中毒で死んでほしくないので、お酒は、制限をかけて飲もう!
調子に乗って、オレンジジュース15杯も飲まないようにしよう!『完』
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