不可思議物語25

20歳記念

２０歳の物語（ＳＰ） ２０歳の誕生日

《登場人物》
『主人公』佑士（ゆうじ）
『友人Ａ』名崎（なさき）
『友人Ｂ』藤雪（ふじゆき）
『友人Ｃ』石田（いしだ）
『友人Ｄ』村川（むらかわ）


～ケーキを食べすぎた犯人はお前だ！！～
事件の概要
３月２５日（金）　佑二の誕生日パーティーが始まった。
テーブルには、以下のケーキが用意されていた。
チーズケーキ：４切れ
イチゴケーキ：４切れ：
チョコケーキ：４切れ
佑二「今日は、僕の誕生日だから、チーズケーキは全部僕が食べる！　みんなは、残りのケーキを仲良く食べてね！」
しかし、ケーキを食べる時間になったときには、チーズケーキが２切れしか残っていないことが判明していた。
佑二は、それぞれの人に事情聴取することにした。



【証言タイム】
名崎「僕はチーズが苦手だから食べてないよ。イチゴケーキとチョコケーキを１個ずつ食べたの」
食べたケーキ　イチゴ１切れ　チョコ１切れ

藤雪「チョコケーキが大好きだから、２個食べちゃった
チーズケーキは触れてないよ。あと何食べたっけ？笑」
食べたケーキ　チョコ２切れ　イチゴ１切れ？

石田「え？俺？んーおいしくて忘れちゃった笑笑
なんか、食べると止まらなくなっちゃってさ笑」
あいまいな発言をしていた。どれだけ食べたか覚えていない様子

村川「ケーキおいしかったわ　俺の誕生日もこれ買ってほしいわ」
あいまいな発言をしていた。
佑二「僕は、チーズケーキを１切れも食べてないのに、２切れもなくなっているんだ！必ずこの中に犯人がいる！」
佑二は、石田と村川が怪しいと感じた。

【状況整理】
消えたケーキの内訳
チーズケーキ：２切れ
イチゴケーキ：２切れ
チョコケーキ：４切れ

佑二「じゃあ村川、石田今から財布を出して、紙幣の枚数を僕に見せてほしい」
２人「了解！」



【石田】渋沢栄一が６枚・北里柴三郎が５枚・津田梅子が２枚
【村川】北里柴三郎が２枚・新渡戸稲造が３枚・聖徳太子が６枚
佑二「そういうことか！！」
名崎「犯人わかったの？？」
佑二「もちろん！」
【真相】
佑二「この紙幣は、ただの紙幣ではない。よく見ると右の上に書かれている枚数は、何文字目かを表していた。」
藤雪「え？どういうこと？笑」
しぶさわえいいち→い
きたさとしばさぶろう→し
つだうめこ→だ
きたさとしばさぶろう→た
にとべいなぞう→べ
しょうとくたいし→た

佑二「犯人は、お前だ！石田」
石田「ごめん！佑二　俺が食べました　１切れだけいいかなと思って食べたら、いつの間にか…」
全員「続けて！？」
石田「なんか美味しくてさ、気づいたらチーズケーキ２切れ食べちゃったんだ」

【結末】
佑二「石田！４切れ全部僕が食べるって言ったじゃないか！」
石田「ご、ごめん！でも、めっちゃおいしかったんだよ！」
石田の謝罪を受け、佑二は怒りつつも笑顔になりました。
佑二「食べ物の恨みは恐ろしいぞ！！」といい笑い話として誕生日パーティーは、楽しく終わった。『完』