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コミュ障 敵陣突撃!
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僕の名前は山田 樹自分で言うのもなんだけど僕はかなりの人見知りだ。それでいてビビりという、救いようのない底辺な男子だ。
一応、僕がどの位人見知りかを自慢しておくと、友達の家に行ってもとしてもインターホンが押せなかったり、電話に出てもまともに受け答えできなかったりする程だ。でもまあ、少し僕の日常生活に支障をきたすだけだから問題はないはず。多分。
それで、そんな人見知りの人のことを最近の人たちは ”コミュ障”(コミニュケーションに難のある人のことを指す) と言って揶揄するらしい。
でも、僕はこれで困っていないわけじゃない。僕はいつもみんなから第一印象は良く見えるらしく、よく話しかけられるからだ。でもなぜだか、いつも二学期になれると一人ぼっちになっていることが多い。
だけど、こんな僕にも友達と呼べる存在は何人かいる。片手で数えられるほどだけど。友達と言ってもネットでしか喋らないしね。
正直に言うと別に友達の大多数人は学校を卒業すれば会うことなんてないんだよ。だから僕は友達なんか少なくてもいいという訳だ。
でもそれは、良くいえば狭く深くという人間付き合いだ。だが、友達の多い奴らから言えば、見知らぬ人とは関わりの持たない心の狭い奴。と思われているのだろうが。
それで話は変わるが、今の状況を説明すると、僕は机に突っ伏している。そして、僕に夕日が当たって黄昏ている。そんでもって、教室は僕以外誰も居ない。こんな感じだ。
でもこうなっている理由はさっきまでの話を聞いていてくれた人には説明するまでもないだろう? そう、友達がいないため誰にも起こしてもらえず、授業の終わりから寝過ごしたのだ。でも、なんでこんなに辛いんだろうか。
僕は気を取り直してカバンの中を整頓し、教室の窓や扉の鍵を閉めて教室を出ていった。僕が廊下に出ると、なぜか校舎の中は人の気配を感じられず、少しだけ薄気味が悪かった。
僕が教室を出て階段へ行こうと廊下を右折した時だ。僕は曲がった瞬間誰かとぶつかった。僕はこの急な出来事に体が対応できずそのまま廊下でこけてしまった。
「す、すみません」
僕とぶつかった彼女は走りながら後ろを振り向きそう言って、いつの間にか姿をなくしていた。まあ、急いでたならぶつかっても仕方ないか。
僕はこの場を立ち上がろうとした時、夕日に一つのヘアピンが照らされていることに気がついた。僕はそれを手に取ってしばし考えた。
「もしかして、さっきの子のヘアピンかな。多分あの子一緒のクラスだったはずだし明日渡してあげるか」
僕は一人、廊下で独り言を呟いていた。それにしても僕がなんでこの時話しかけてやろうという発想に至ったのはなぜだろうか。教室に戻ってヘアピンをその子の机の上に置いておくなどすれば良かったのに。
~次の日~
僕はヘアピンをポケットに仕舞って、なぜか異様に緊張しながら学校に来ていた。まだ教室に着いてもいないのに僕は冷や汗が止まらなかった。
僕は階段を一段一段、緊張ながら登っていく。一段上がる事に僕の心臓の鼓動はどんどん早くなっていた。でもその緊張は別に人と話すことを僕は緊張していたのではなかった。
僕が最も緊張していたことは、もしこのヘアピンがあの子でなかった時という最悪のケースがずっと頭の中を巡っていたからだ。
もし違ったら、どうやってこの拾ってしまったヘアピンを持ち主に返すのかとか、その子に気持ち悪がられたりしないかとかを考えていた。
そして僕は階段を登りきり教室の前まで来ていた。僕はいつも気にすることなく開けている扉も今日はなんだか違う様な感じがしていた。僕は勇気を振り絞り、扉に手をかけて開けた。
僕は簡単に教室の中を一望してみたが、みんなの様子は別段に変わってはいなかった。その様子こそが僕にとって一番緊張のほぐれたことだ。
でも僕はそんなみんなと違って、今日は変なことをする。そう、人に話しかけるのだ。この行為はみんなにとって、普通のことだろうが僕にとっては全然普通の事じゃなかった。
僕はカバンを机にかけてポケットにしまっておいたヘアピンを手に握りしめて、彼女のところに歩み出した。
「す、あ、っと、江桐さん」
彼女の名前は江桐 唯華。いつも元気でクラスのムードメーカー的存在で僕とは真反対の正確だと思ってくれれば結構だ。
僕がそう彼女に話しかけると彼女はビックリしたように背中を一瞬ピシッと伸ばしてこっちをむいた。そして、彼女は驚いたように話し始めた。
「あっ! 山田くんじゃん。昨日はちゃんと謝れなくてごめんね。ぶつかって怪我とかしてない?」
僕はたった一言の「はい」すらも口に出せずに、頭を上下に動かした。会話しているのにこんな感じだったら、絶対変に思われるよなと思っていると、
「山田くん、それで、なんか話あるっぽかったけどどうしたの?」
「えっと、その、あ、えっと」
僕は急に頭の中が真っ白になって言いたいことが言えなくなった。そして僕は彼女の質問にずっと囈言のように「えっと」とか「その」を繰り返していた。
「大丈夫? ちょっと屋上行こっか。てか、歩ける?」
僕は彼女に手を引かれて僕は朦朧とした意識の中で彼女に手を引かれていた。
僕達は今いる階から3階、4階へと登っていき屋上へついた。僕は彼女に促されるまま、ベンチへと座った。
「山田くん、正気に戻れた?」
彼女は僕に聞いてきた。僕はそれに対して少し小さな声で「はい」と返事をすることしか出来なかった。正直精神的にキツかったのだ。
「そっか、なら一度深呼吸してごらん。もっと気持ちが冷静になれると思うしね」
僕は屋上の綺麗な風を大きく吸い肺に空気が溜まっていくのを感じた。そして僕はそれを感じられた後は肺に入った空気をまた外へと吐き出した。それと同時になぜか血の巡りも良くなったようにも感じた。
「落ち着いた? なら、本題に戻すけど、山田くん私に何か用あったんでしょ? 言ってごらん。別に笑ったりしないからさ」
彼女は優しい声で僕に話しかけた。僕はその声を聞いて少し落ち着きまた深呼吸をして、話し始めた。
「えっと、あの、昨日、ぶつかったとき、ヘアピン、落としていったから、渡しに来たんだ」
僕は精一杯、慣れないながらも頑張って自分の言いたかったことを言って、僕はヘアピンを彼女に差し出した。僕はなぜか達成感を感じて気持ちが高ぶりそうになった。
「ありがとう。私ね、昨日学校でヘアピン探してたんだけど持っててくれたんだ。助かるよ」
彼女は少し呆れながらも笑顔を見せて受け取った。そして、彼女はそのヘアピンを髪に留めて僕に聞いてきた。
「どう? 似合ってるかな」
「いい、と、思う」
僕が彼女に気持ちを伝えると彼女は嬉しそうにしてヘアピンのある所を両手で包み込んだ。
「ありがとう。山田くん。それでさ、私から一つ提案があるんだけど聞いてくれるかな? 私からのお願い」
僕はそう彼女に聞かれて「うん」と返事をした。これは僕なりの彼女に対する心を許したというサインでもあった。それとこれはさっきの一連のことに対するお詫びでもあったのだ。
「それでね、提案っていうのは、あなたのこの極度の人見知りを直してみようって言うのが提案なんだけどやってみる?」
彼女に言われた言葉が理解出来なかった。それは、僕に対して一気に大量の言葉を聞かされたせいで頭の中で処理が出来なくなっていた。でも、僕はこれに対して一応頷いておいた。
「なら、今日の昼休みここに集合ってことで。じゃあね」
彼女はそう言ってベンチを立ち上がり、手を振って屋上からでていった。そして、僕は彼女がいなくなってから、手元にあった携帯を見てみるともう予鈴一分前だった。
一応、僕がどの位人見知りかを自慢しておくと、友達の家に行ってもとしてもインターホンが押せなかったり、電話に出てもまともに受け答えできなかったりする程だ。でもまあ、少し僕の日常生活に支障をきたすだけだから問題はないはず。多分。
それで、そんな人見知りの人のことを最近の人たちは ”コミュ障”(コミニュケーションに難のある人のことを指す) と言って揶揄するらしい。
でも、僕はこれで困っていないわけじゃない。僕はいつもみんなから第一印象は良く見えるらしく、よく話しかけられるからだ。でもなぜだか、いつも二学期になれると一人ぼっちになっていることが多い。
だけど、こんな僕にも友達と呼べる存在は何人かいる。片手で数えられるほどだけど。友達と言ってもネットでしか喋らないしね。
正直に言うと別に友達の大多数人は学校を卒業すれば会うことなんてないんだよ。だから僕は友達なんか少なくてもいいという訳だ。
でもそれは、良くいえば狭く深くという人間付き合いだ。だが、友達の多い奴らから言えば、見知らぬ人とは関わりの持たない心の狭い奴。と思われているのだろうが。
それで話は変わるが、今の状況を説明すると、僕は机に突っ伏している。そして、僕に夕日が当たって黄昏ている。そんでもって、教室は僕以外誰も居ない。こんな感じだ。
でもこうなっている理由はさっきまでの話を聞いていてくれた人には説明するまでもないだろう? そう、友達がいないため誰にも起こしてもらえず、授業の終わりから寝過ごしたのだ。でも、なんでこんなに辛いんだろうか。
僕は気を取り直してカバンの中を整頓し、教室の窓や扉の鍵を閉めて教室を出ていった。僕が廊下に出ると、なぜか校舎の中は人の気配を感じられず、少しだけ薄気味が悪かった。
僕が教室を出て階段へ行こうと廊下を右折した時だ。僕は曲がった瞬間誰かとぶつかった。僕はこの急な出来事に体が対応できずそのまま廊下でこけてしまった。
「す、すみません」
僕とぶつかった彼女は走りながら後ろを振り向きそう言って、いつの間にか姿をなくしていた。まあ、急いでたならぶつかっても仕方ないか。
僕はこの場を立ち上がろうとした時、夕日に一つのヘアピンが照らされていることに気がついた。僕はそれを手に取ってしばし考えた。
「もしかして、さっきの子のヘアピンかな。多分あの子一緒のクラスだったはずだし明日渡してあげるか」
僕は一人、廊下で独り言を呟いていた。それにしても僕がなんでこの時話しかけてやろうという発想に至ったのはなぜだろうか。教室に戻ってヘアピンをその子の机の上に置いておくなどすれば良かったのに。
~次の日~
僕はヘアピンをポケットに仕舞って、なぜか異様に緊張しながら学校に来ていた。まだ教室に着いてもいないのに僕は冷や汗が止まらなかった。
僕は階段を一段一段、緊張ながら登っていく。一段上がる事に僕の心臓の鼓動はどんどん早くなっていた。でもその緊張は別に人と話すことを僕は緊張していたのではなかった。
僕が最も緊張していたことは、もしこのヘアピンがあの子でなかった時という最悪のケースがずっと頭の中を巡っていたからだ。
もし違ったら、どうやってこの拾ってしまったヘアピンを持ち主に返すのかとか、その子に気持ち悪がられたりしないかとかを考えていた。
そして僕は階段を登りきり教室の前まで来ていた。僕はいつも気にすることなく開けている扉も今日はなんだか違う様な感じがしていた。僕は勇気を振り絞り、扉に手をかけて開けた。
僕は簡単に教室の中を一望してみたが、みんなの様子は別段に変わってはいなかった。その様子こそが僕にとって一番緊張のほぐれたことだ。
でも僕はそんなみんなと違って、今日は変なことをする。そう、人に話しかけるのだ。この行為はみんなにとって、普通のことだろうが僕にとっては全然普通の事じゃなかった。
僕はカバンを机にかけてポケットにしまっておいたヘアピンを手に握りしめて、彼女のところに歩み出した。
「す、あ、っと、江桐さん」
彼女の名前は江桐 唯華。いつも元気でクラスのムードメーカー的存在で僕とは真反対の正確だと思ってくれれば結構だ。
僕がそう彼女に話しかけると彼女はビックリしたように背中を一瞬ピシッと伸ばしてこっちをむいた。そして、彼女は驚いたように話し始めた。
「あっ! 山田くんじゃん。昨日はちゃんと謝れなくてごめんね。ぶつかって怪我とかしてない?」
僕はたった一言の「はい」すらも口に出せずに、頭を上下に動かした。会話しているのにこんな感じだったら、絶対変に思われるよなと思っていると、
「山田くん、それで、なんか話あるっぽかったけどどうしたの?」
「えっと、その、あ、えっと」
僕は急に頭の中が真っ白になって言いたいことが言えなくなった。そして僕は彼女の質問にずっと囈言のように「えっと」とか「その」を繰り返していた。
「大丈夫? ちょっと屋上行こっか。てか、歩ける?」
僕は彼女に手を引かれて僕は朦朧とした意識の中で彼女に手を引かれていた。
僕達は今いる階から3階、4階へと登っていき屋上へついた。僕は彼女に促されるまま、ベンチへと座った。
「山田くん、正気に戻れた?」
彼女は僕に聞いてきた。僕はそれに対して少し小さな声で「はい」と返事をすることしか出来なかった。正直精神的にキツかったのだ。
「そっか、なら一度深呼吸してごらん。もっと気持ちが冷静になれると思うしね」
僕は屋上の綺麗な風を大きく吸い肺に空気が溜まっていくのを感じた。そして僕はそれを感じられた後は肺に入った空気をまた外へと吐き出した。それと同時になぜか血の巡りも良くなったようにも感じた。
「落ち着いた? なら、本題に戻すけど、山田くん私に何か用あったんでしょ? 言ってごらん。別に笑ったりしないからさ」
彼女は優しい声で僕に話しかけた。僕はその声を聞いて少し落ち着きまた深呼吸をして、話し始めた。
「えっと、あの、昨日、ぶつかったとき、ヘアピン、落としていったから、渡しに来たんだ」
僕は精一杯、慣れないながらも頑張って自分の言いたかったことを言って、僕はヘアピンを彼女に差し出した。僕はなぜか達成感を感じて気持ちが高ぶりそうになった。
「ありがとう。私ね、昨日学校でヘアピン探してたんだけど持っててくれたんだ。助かるよ」
彼女は少し呆れながらも笑顔を見せて受け取った。そして、彼女はそのヘアピンを髪に留めて僕に聞いてきた。
「どう? 似合ってるかな」
「いい、と、思う」
僕が彼女に気持ちを伝えると彼女は嬉しそうにしてヘアピンのある所を両手で包み込んだ。
「ありがとう。山田くん。それでさ、私から一つ提案があるんだけど聞いてくれるかな? 私からのお願い」
僕はそう彼女に聞かれて「うん」と返事をした。これは僕なりの彼女に対する心を許したというサインでもあった。それとこれはさっきの一連のことに対するお詫びでもあったのだ。
「それでね、提案っていうのは、あなたのこの極度の人見知りを直してみようって言うのが提案なんだけどやってみる?」
彼女に言われた言葉が理解出来なかった。それは、僕に対して一気に大量の言葉を聞かされたせいで頭の中で処理が出来なくなっていた。でも、僕はこれに対して一応頷いておいた。
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