1 / 45
プロローグ
しおりを挟む
『――やるじゃない。やるじゃないかぁ貴様!! 全界を手中に収めた魔王ガルガディア・ニーヴァがこのような無様を晒しているぞ……!!』
既に崩壊が始まっている魔王の居城。
その最頂点たる広場には、膝をつく大柄な体躯を持つ人間に似た異形と、何の変哲もない剣で辛うじて頽れそうな身体を支える一人の男の姿が見受けられた。
異形は既に四肢を保っているのがやっとの状態であり、事切れる寸前。それに対峙する男も全身が血だらけで、いつその意識を手放してもおかしくはなかった。
「……辛うじて俺の方が強かった。それだけの、……ことだ」
『ハッ! んな、ちいせぇ事言うたかが人間が、この俺をぶっ殺すまで至るとはな……』
魔王が再び立ち上がろうとしている。
だが、それは不可能なのだ。それを許さぬだけ、既に男は切り刻んでいる。
超再生能力を持つ魔王と言えど、その命に届くだけの攻撃は見舞ったつもりだ。
あとは滅びるのを見届けるだけ。
それも、あと僅か。
『だがなぁ……俺は蘇る。俺という悪と力を求める限り、この世界、いやどこの世界になろうが俺は蘇る。蘇ってみせる』
「なら俺は、貴様を殺す。いつどこの世界に現れようが、貴様を殺してやる」
『……忘れんなよその言葉ァ。その時は、また殺し合おうじゃないか……!』
それを最後に、魔王は一言も発しなくなった。
感覚で分かる。
――とうとう魔王を殺した。
感覚では分かる、だが実感しろというには男の体力は些か限界に近づいていた。
声も出せず、男は思わず倒れ込んだ。体勢を維持するだけの力がとうとう尽きてしまった。
呼吸すらままならない。血の気が引いていく。
(ああ……死ぬのか)
死。
今、この瞬間にその全てを理解した。口ではいくらでも恐れてはいなかったが、いざ迎えるとやはり、少しだけ――。
(死ねない……。でも、死ねないんだ俺は……)
とんだ呪いである。
魔王の最後の言葉。
――俺という悪を求める限り、この世界、いやどこの世界になろうが俺は蘇る。蘇ってみせる。
あの言葉には色濃い真実が込められていた。
必ずあの魔王は蘇ると、そんな確信があった男はだからこそ、憤る。もう動けない。気力はそのままに、体力が尽きようとしているのだ。
『――今までよく、頑張ってくれましたね』
男に語りかける女性の声があった。だが、男は既に満身創痍。周りの音なんてもう耳には入っていない。
なのに、これほどまでに鮮明に声なんて聞こえる訳が無いのだ。
そんな疑問を、他でもない女性が解決してくれた。
『今、私は思念を飛ばして語り掛けています。貴方も言葉を念じる事で私に届くはずです』
(……まさか)
『いいえ、ちゃんと聞こえましたよ?』
今度は一段と鮮明に聞こえた。
そして、消えゆく五感ですらはっきりと感じ取れた、気配。もはや視えているのか、感じているのか、分からないが、男には傍らに立つ美しい女性を認識していた。
(……誰だ)
『私はこの世界を守護する役割を賜った者、サクシリアと申します』
守護女神サクシリア。
生まれてこの方戦うことにしか興味がない男ですら知っているその名前。
男の世界を大いなる災厄から護る事を絶対の使命としているこの世界の神と呼んで差し支えない存在。
そんなモノが今、男の元に現れていることはもはや夢とすら思わなかった。命の灯が消える寸前の、最期の幻覚としか思えなかった。
『この世界のほぼ全てを闇に包んだ魔王ガルガディアをよくぞ単身で打倒しました』
(たまたまあいつに向かえる奴が俺だけだった。それだけのことだ。何も、誇るつもりはない)
その言葉に女神はくすりと笑った。まるで初めからそう言うのが分かっていたと言いたげに。
(それで、俺になんの用だ? 死にゆく俺を見届けに来たのならいらない世話だ。帰ってくれ)
本題に移った途端、サクシリアの声色が一段階重苦しいものとなった。
『守護女神の立場で話すには余りにもお恥ずかしい話ですが……』
そう一言置き、彼女は語った。
この世界には様々な種族がいた。人間、魔族、天使、亜人など多岐に渡る種類がいる。
魔王ガルガディアとは、その内の一つ、魔族が産んだ呪いとでもいうべき存在であった。
――最強を。ただただ最強の力が欲しい。
この願いは、全ての魔族の願いであった。
力を至上としている魔族らは常に同族で殺し合い、頂点を求めすぎた余り、その数は激減し、存続すら危ぶまれていた。
そんな時に魔王が現れた。
全ての魔族の願いでその身を構成した魔王の力は凄烈の一言に尽きた。たったの一日で魔族を統率し、次の日には天使族へ壊滅的被害を与え、また次の日には亜人達全てを傘下に加え、そして次の日には人間へ宣戦布告をした。
『度が過ぎた力はもはや災厄です。ともなれば、この世界を守護する役目を担った者として、当然魔王ガルガディアを排除しなければなりませんでした。……そのつもり、でした』
(抑えきれなかったか)
『ええ……彼の強さは既にこの私ですら凌駕していました。私では……あの魔王に脅威とすら認識されなかったのです』
強靭な願いはそれだけで力となる。それがましてや幾多もの魔族の願いともなれば、その強靭さは推して知るべし。
守護女神も一度は立ち向かったが、一蹴されてしまえば、己の在り方に疑問を抱くことすら不思議ではない。
手も足も出ない。そんな言葉が似あうほどにどうしようもない状況に――男が現れたのだ。
『――あの魔王を打倒した貴方に、お願いがあります』
体力がもう底を尽きる。もうそんな末期の状態にそんなことを言われた男は返事もせず、ただ次の言葉を待つだけ。
『異世界に転生し、今度こそ魔王を完全に倒していただけないでしょうか?』
転生。
禁術中の禁術。おとぎ話でしか聞いた事の無い魔法に、男は耳を疑った。
経験と記憶をそのままに、新たな命を迎えるという内容しか、この術について分かっていることが無い。それもそうだろう、為せる人物がいる訳がないのだから。
(俺が……魔王を……?)
『こことは違う世界で、微弱ですが魔王の力を感じ取りました。命懸けで、ようやく魔王を倒した貴方には酷なお願いなのは重々承知しております。ですが――』
(良いだろう。倒してやるから早い所、その転生に必要な事をしてくれ)
『えっ!?』
あまりの即答に思わず守護女神は聞き返してしまった。
『その、本当に良いのでしょうか? あの魔王とまた戦うことになるのですよ?』
(むしろ、丁度良かった。奴を完全に殺しきれなかったことだけが心残りだったのだから。良いから、さっさとやってくれ。流石にもう意識が遠のいてきた)
揺るがぬ決意を見た。ならばもうこれ以上の念押しは野暮。
守護女神が片手を挙げると、男の周辺に大きな幾何学模様の魔法陣が形成された。二重三重、いやすでにその数は百を超えている。
『ありがとうございます。この世界を救った勇者よ。次の世界でもご武運をお祈りしております。――――魂魄転生、『リライフ』』
男の視界が濃厚な白で塗りつぶされた。眩しさは感じない。ただ白く、心地いい。
気づいたら自分はそこに立っていた。血だらけだった身体には何一つその痕跡がなく、気力も体力も元に戻っている。
誰に言われるともなく、男は白の向こうへと歩いていく。
この世界に未練が無いわけではない。しかし、本来ならば自分はあの戦いの後に消えていた命なのだ。
「――今度こそ、あの魔王を完全に殺しきる」
男は白の向こう側へと消えていった。
既に崩壊が始まっている魔王の居城。
その最頂点たる広場には、膝をつく大柄な体躯を持つ人間に似た異形と、何の変哲もない剣で辛うじて頽れそうな身体を支える一人の男の姿が見受けられた。
異形は既に四肢を保っているのがやっとの状態であり、事切れる寸前。それに対峙する男も全身が血だらけで、いつその意識を手放してもおかしくはなかった。
「……辛うじて俺の方が強かった。それだけの、……ことだ」
『ハッ! んな、ちいせぇ事言うたかが人間が、この俺をぶっ殺すまで至るとはな……』
魔王が再び立ち上がろうとしている。
だが、それは不可能なのだ。それを許さぬだけ、既に男は切り刻んでいる。
超再生能力を持つ魔王と言えど、その命に届くだけの攻撃は見舞ったつもりだ。
あとは滅びるのを見届けるだけ。
それも、あと僅か。
『だがなぁ……俺は蘇る。俺という悪と力を求める限り、この世界、いやどこの世界になろうが俺は蘇る。蘇ってみせる』
「なら俺は、貴様を殺す。いつどこの世界に現れようが、貴様を殺してやる」
『……忘れんなよその言葉ァ。その時は、また殺し合おうじゃないか……!』
それを最後に、魔王は一言も発しなくなった。
感覚で分かる。
――とうとう魔王を殺した。
感覚では分かる、だが実感しろというには男の体力は些か限界に近づいていた。
声も出せず、男は思わず倒れ込んだ。体勢を維持するだけの力がとうとう尽きてしまった。
呼吸すらままならない。血の気が引いていく。
(ああ……死ぬのか)
死。
今、この瞬間にその全てを理解した。口ではいくらでも恐れてはいなかったが、いざ迎えるとやはり、少しだけ――。
(死ねない……。でも、死ねないんだ俺は……)
とんだ呪いである。
魔王の最後の言葉。
――俺という悪を求める限り、この世界、いやどこの世界になろうが俺は蘇る。蘇ってみせる。
あの言葉には色濃い真実が込められていた。
必ずあの魔王は蘇ると、そんな確信があった男はだからこそ、憤る。もう動けない。気力はそのままに、体力が尽きようとしているのだ。
『――今までよく、頑張ってくれましたね』
男に語りかける女性の声があった。だが、男は既に満身創痍。周りの音なんてもう耳には入っていない。
なのに、これほどまでに鮮明に声なんて聞こえる訳が無いのだ。
そんな疑問を、他でもない女性が解決してくれた。
『今、私は思念を飛ばして語り掛けています。貴方も言葉を念じる事で私に届くはずです』
(……まさか)
『いいえ、ちゃんと聞こえましたよ?』
今度は一段と鮮明に聞こえた。
そして、消えゆく五感ですらはっきりと感じ取れた、気配。もはや視えているのか、感じているのか、分からないが、男には傍らに立つ美しい女性を認識していた。
(……誰だ)
『私はこの世界を守護する役割を賜った者、サクシリアと申します』
守護女神サクシリア。
生まれてこの方戦うことにしか興味がない男ですら知っているその名前。
男の世界を大いなる災厄から護る事を絶対の使命としているこの世界の神と呼んで差し支えない存在。
そんなモノが今、男の元に現れていることはもはや夢とすら思わなかった。命の灯が消える寸前の、最期の幻覚としか思えなかった。
『この世界のほぼ全てを闇に包んだ魔王ガルガディアをよくぞ単身で打倒しました』
(たまたまあいつに向かえる奴が俺だけだった。それだけのことだ。何も、誇るつもりはない)
その言葉に女神はくすりと笑った。まるで初めからそう言うのが分かっていたと言いたげに。
(それで、俺になんの用だ? 死にゆく俺を見届けに来たのならいらない世話だ。帰ってくれ)
本題に移った途端、サクシリアの声色が一段階重苦しいものとなった。
『守護女神の立場で話すには余りにもお恥ずかしい話ですが……』
そう一言置き、彼女は語った。
この世界には様々な種族がいた。人間、魔族、天使、亜人など多岐に渡る種類がいる。
魔王ガルガディアとは、その内の一つ、魔族が産んだ呪いとでもいうべき存在であった。
――最強を。ただただ最強の力が欲しい。
この願いは、全ての魔族の願いであった。
力を至上としている魔族らは常に同族で殺し合い、頂点を求めすぎた余り、その数は激減し、存続すら危ぶまれていた。
そんな時に魔王が現れた。
全ての魔族の願いでその身を構成した魔王の力は凄烈の一言に尽きた。たったの一日で魔族を統率し、次の日には天使族へ壊滅的被害を与え、また次の日には亜人達全てを傘下に加え、そして次の日には人間へ宣戦布告をした。
『度が過ぎた力はもはや災厄です。ともなれば、この世界を守護する役目を担った者として、当然魔王ガルガディアを排除しなければなりませんでした。……そのつもり、でした』
(抑えきれなかったか)
『ええ……彼の強さは既にこの私ですら凌駕していました。私では……あの魔王に脅威とすら認識されなかったのです』
強靭な願いはそれだけで力となる。それがましてや幾多もの魔族の願いともなれば、その強靭さは推して知るべし。
守護女神も一度は立ち向かったが、一蹴されてしまえば、己の在り方に疑問を抱くことすら不思議ではない。
手も足も出ない。そんな言葉が似あうほどにどうしようもない状況に――男が現れたのだ。
『――あの魔王を打倒した貴方に、お願いがあります』
体力がもう底を尽きる。もうそんな末期の状態にそんなことを言われた男は返事もせず、ただ次の言葉を待つだけ。
『異世界に転生し、今度こそ魔王を完全に倒していただけないでしょうか?』
転生。
禁術中の禁術。おとぎ話でしか聞いた事の無い魔法に、男は耳を疑った。
経験と記憶をそのままに、新たな命を迎えるという内容しか、この術について分かっていることが無い。それもそうだろう、為せる人物がいる訳がないのだから。
(俺が……魔王を……?)
『こことは違う世界で、微弱ですが魔王の力を感じ取りました。命懸けで、ようやく魔王を倒した貴方には酷なお願いなのは重々承知しております。ですが――』
(良いだろう。倒してやるから早い所、その転生に必要な事をしてくれ)
『えっ!?』
あまりの即答に思わず守護女神は聞き返してしまった。
『その、本当に良いのでしょうか? あの魔王とまた戦うことになるのですよ?』
(むしろ、丁度良かった。奴を完全に殺しきれなかったことだけが心残りだったのだから。良いから、さっさとやってくれ。流石にもう意識が遠のいてきた)
揺るがぬ決意を見た。ならばもうこれ以上の念押しは野暮。
守護女神が片手を挙げると、男の周辺に大きな幾何学模様の魔法陣が形成された。二重三重、いやすでにその数は百を超えている。
『ありがとうございます。この世界を救った勇者よ。次の世界でもご武運をお祈りしております。――――魂魄転生、『リライフ』』
男の視界が濃厚な白で塗りつぶされた。眩しさは感じない。ただ白く、心地いい。
気づいたら自分はそこに立っていた。血だらけだった身体には何一つその痕跡がなく、気力も体力も元に戻っている。
誰に言われるともなく、男は白の向こうへと歩いていく。
この世界に未練が無いわけではない。しかし、本来ならば自分はあの戦いの後に消えていた命なのだ。
「――今度こそ、あの魔王を完全に殺しきる」
男は白の向こう側へと消えていった。
0
あなたにおすすめの小説
生贄にされた少年。故郷を離れてゆるりと暮らす。
水定ゆう
ファンタジー
村の仕来りで生贄にされた少年、天月・オボロナ。魔物が蠢く危険な森で死を覚悟した天月は、三人の異形の者たちに命を救われる。
異形の者たちの弟子となった天月は、数年後故郷を離れ、魔物による被害と魔法の溢れる町でバイトをしながら冒険者活動を続けていた。
そこで待ち受けるのは数々の陰謀や危険な魔物たち。
生贄として魔物に捧げられた少年は、冒険者活動を続けながらゆるりと日常を満喫する!
※とりあえず、一時完結いたしました。
今後は、短編や別タイトルで続けていくと思いますが、今回はここまで。
その際は、ぜひ読んでいただけると幸いです。
辺境領主は大貴族に成り上がる! チート知識でのびのび領地経営します
潮ノ海月@2025/11月新刊発売予定!
ファンタジー
旧題:転生貴族の領地経営~チート知識を活用して、辺境領主は成り上がる!
トールデント帝国と国境を接していたフレンハイム子爵領の領主バルトハイドは、突如、侵攻を開始した帝国軍から領地を守るためにルッセン砦で迎撃に向かうが、守り切れず戦死してしまう。
領主バルトハイドが戦争で死亡した事で、唯一の後継者であったアクスが跡目を継ぐことになってしまう。
アクスの前世は日本人であり、争いごとが極端に苦手であったが、領民を守るために立ち上がることを決意する。
だが、兵士の証言からしてラッセル砦を陥落させた帝国軍の数は10倍以上であることが明らかになってしまう
完全に手詰まりの中で、アクスは日本人として暮らしてきた知識を活用し、さらには領都から避難してきた獣人や亜人を仲間に引き入れ秘策を練る。
果たしてアクスは帝国軍に勝利できるのか!?
これは転生貴族アクスが領地経営に奮闘し、大貴族へ成りあがる物語。
《作者からのお知らせ!》
※2025/11月中旬、 辺境領主の3巻が刊行となります。
今回は3巻はほぼ全編を書き下ろしとなっています。
【貧乏貴族の領地の話や魔導車オーディションなど、】連載にはないストーリーが盛りだくさん!
※また加筆によって新しい展開になったことに伴い、今まで投稿サイトに連載していた続話は、全て取り下げさせていただきます。何卒よろしくお願いいたします。
高校生の俺、異世界転移していきなり追放されるが、じつは最強魔法使い。可愛い看板娘がいる宿屋に拾われたのでもう戻りません
下昴しん
ファンタジー
高校生のタクトは部活帰りに突然異世界へ転移してしまう。
横柄な態度の王から、魔法使いはいらんわ、城から出ていけと言われ、いきなり無職になったタクト。
偶然会った宿屋の店長トロに仕事をもらい、看板娘のマロンと一緒に宿と食堂を手伝うことに。
すると突然、客の兵士が暴れだし宿はメチャクチャになる。
兵士に殴り飛ばされるトロとマロン。
この世界の魔法は、生活で利用する程度の威力しかなく、とても弱い。
しかし──タクトの魔法は人並み外れて、無法者も脳筋男もひれ伏すほど強かった。
【完結】幼馴染にフラれて異世界ハーレム風呂で優しく癒されてますが、好感度アップに未練タラタラなのが役立ってるとは気付かず、世界を救いました。
三矢さくら
ファンタジー
【本編完結】⭐︎気分どん底スタート、あとはアガるだけの異世界純情ハーレム&バトルファンタジー⭐︎
長年思い続けた幼馴染にフラれたショックで目の前が全部真っ白になったと思ったら、これ異世界召喚ですか!?
しかも、フラれたばかりのダダ凹みなのに、まさかのハーレム展開。まったくそんな気分じゃないのに、それが『シキタリ』と言われては断りにくい。毎日混浴ですか。そうですか。赤面しますよ。
ただ、召喚されたお城は、落城寸前の風前の灯火。伝説の『マレビト』として召喚された俺、百海勇吾(18)は、城主代行を任されて、城に襲い掛かる謎のバケモノたちに立ち向かうことに。
といっても、発現するらしいチートは使えないし、お城に唯一いた呪術師の第4王女様は召喚の呪術の影響で、眠りっ放し。
とにかく、俺を取り囲んでる女子たちと、お城の皆さんの気持ちをまとめて闘うしかない!
フラれたばかりで、そんな気分じゃないんだけどなぁ!
貧民街の元娼婦に育てられた孤児は前世の記憶が蘇り底辺から成り上がり世界の救世主になる。
黒ハット
ファンタジー
【完結しました】捨て子だった主人公は、元貴族の側室で騙せれて娼婦だった女性に拾われて最下層階級の貧民街で育てられるが、13歳の時に崖から川に突き落とされて意識が無くなり。気が付くと前世の日本で物理学の研究生だった記憶が蘇り、周りの人たちの善意で底辺から抜け出し成り上がって世界の救世主と呼ばれる様になる。
この作品は小説書き始めた初期の作品で内容と書き方をリメイクして再投稿を始めました。感想、応援よろしくお願いいたします。
ブラック国家を制裁する方法は、性癖全開のハーレムを作ることでした。
タカハシヨウ
ファンタジー
ヴァン・スナキアはたった一人で世界を圧倒できる強さを誇り、母国ウィルクトリアを守る使命を背負っていた。
しかし国民たちはヴァンの威を借りて他国から財産を搾取し、その金でろくに働かずに暮らしている害悪ばかり。さらにはその歪んだ体制を維持するためにヴァンの魔力を受け継ぐ後継を求め、ヴァンに一夫多妻制まで用意する始末。
ヴァンは国を叩き直すため、あえてヴァンとは子どもを作れない異種族とばかり八人と結婚した。もし後継が生まれなければウィルクトリアは世界中から報復を受けて滅亡するだろう。生き残りたければ心を入れ替えてまともな国になるしかない。
激しく抵抗する国民を圧倒的な力でギャフンと言わせながら、ヴァンは愛する妻たちと甘々イチャイチャ暮らしていく。
主人公に殺されるゲームの中ボスに転生した僕は主人公とは関わらず、自身の闇落ちフラグは叩き折って平穏に勝ち組貴族ライフを満喫したいと思います
リヒト
ファンタジー
不幸な事故の結果、死んでしまった少年、秋谷和人が転生したのは闇落ちし、ゲームの中ボスとして主人公の前に立ちふさがる貴族の子であるアレス・フォーエンス!?
「いや、本来あるべき未来のために死ぬとかごめんだから」
ゲームの中ボスであり、最終的には主人公によって殺されてしまうキャラに生まれ変わった彼であるが、ゲームのストーリーにおける闇落ちの運命を受け入れず、たとえ本来あるべき未来を捻じ曲げてても自身の未来を変えることを決意する。
何の対策もしなければ闇落ちし、主人公に殺されるという未来が待ち受けているようなキャラではあるが、それさえなければ生まれながらの勝ち組たる権力者にして金持ちたる貴族の子である。
生まれながらにして自分の人生が苦労なく楽しく暮らせることが確定している転生先である。なんとしてでも自身の闇落ちをフラグを折るしかないだろう。
果たしてアレスは自身の闇落ちフラグを折り、自身の未来を変えることが出来るのか!?
「欲張らず、謙虚に……だが、平穏で楽しい最高の暮らしを!」
そして、アレスは自身の望む平穏ライフを手にすることが出来るのか!?
自身の未来を変えようと奮起する少年の異世界転生譚が今始まる!
バーンズ伯爵家の内政改革 ~10歳で目覚めた長男、前世知識で領地を最適化します
namisan
ファンタジー
バーンズ伯爵家の長男マイルズは、完璧な容姿と神童と噂される知性を持っていた。だが彼には、誰にも言えない秘密があった。――前世が日本の「医師」だったという記憶だ。
マイルズが10歳となった「洗礼式」の日。
その儀式の最中、領地で謎の疫病が発生したとの凶報が届く。
「呪いだ」「悪霊の仕業だ」と混乱する大人たち。
しかしマイルズだけは、元医師の知識から即座に「病」の正体と、放置すれば領地を崩壊させる「災害」であることを看破していた。
「父上、お待ちください。それは呪いではありませぬ。……対処法がわかります」
公衆衛生の確立を皮切りに、マイルズは領地に潜む様々な「病巣」――非効率な農業、停滞する経済、旧態依然としたインフラ――に気づいていく。
前世の知識を総動員し、10歳の少年が領地を豊かに変えていく。
これは、一人の転生貴族が挑む、本格・異世界領地改革(内政)ファンタジー。
ユーザ登録のメリット
- 毎日¥0対象作品が毎日1話無料!
- お気に入り登録で最新話を見逃さない!
- しおり機能で小説の続きが読みやすい!
1~3分で完了!
無料でユーザ登録する
すでにユーザの方はログイン
閉じる