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第一章 高校一年生(一学期)
いえのいろ(朔良)
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自分の家の特徴を言えと言われても、ほとんどの人が戸惑ってしまうだろう。
一軒家なのか、アパートなのか、マンションなのかぐらいしか答えられないと思う。
だが、朔良の家は違った。
どう違うのかと言うと――……
(……いつも思うけど、目立つ……)
他の家はだいたい黒やら茶色やら、落ち着いた色をしている。
なのになぜか、朔良の住んでいる家は……壁が蛍光な黄色に塗られていた。
(なんでだよ。そんなに主張しなくてもいいだろ)
と、心の中でツッコみ、その黄色のアパートの中へ入っていく。
もう見慣れたが、まだ慣れない。
この気持ちをどう表現すべきかもわからない。
(……昔はこんなんじゃなかったんだけどな……)
ため息をつきながら、階段を上っていく。
昔は何色だったか思い出せないが、塗装工事の後から黄色になったのだ。
……本当に、なぜ黄色にしようと思ったのか。
つくづく謎である。
「ただいまー」
「おかえり、朔良。もうご飯出来てるから手洗ってきなさいね」
「はーい」
朔良は適当に返事をし、自分の部屋へ吸い込まれるように入っていく。
カバンを置かなければならないし、それに――
(ん~~~! これはいい……)
朔良は自分の見慣れた部屋を堪能した。
そこは痛部屋と化していて、『まほなれ』グッズで埋め尽くされている。
その中で一番近くにあった主人公のアクリルスタンドをクルクルと指で弄ぶ。
「はぁ~……いいな……帰ってきたって感じがする……」
美久里や萌花も、こんな感じの部屋なのだろうか……
(……多分違うよな)
ここまでハマっているのは朔良しかいないだろう。
初めての二次創作に手を出した作品でもあり、『まほなれ』への愛が凄まじい。
「……よし、手ぇ洗うか!」
そう言い、朔良は天国のような痛部屋を後にした。
一軒家なのか、アパートなのか、マンションなのかぐらいしか答えられないと思う。
だが、朔良の家は違った。
どう違うのかと言うと――……
(……いつも思うけど、目立つ……)
他の家はだいたい黒やら茶色やら、落ち着いた色をしている。
なのになぜか、朔良の住んでいる家は……壁が蛍光な黄色に塗られていた。
(なんでだよ。そんなに主張しなくてもいいだろ)
と、心の中でツッコみ、その黄色のアパートの中へ入っていく。
もう見慣れたが、まだ慣れない。
この気持ちをどう表現すべきかもわからない。
(……昔はこんなんじゃなかったんだけどな……)
ため息をつきながら、階段を上っていく。
昔は何色だったか思い出せないが、塗装工事の後から黄色になったのだ。
……本当に、なぜ黄色にしようと思ったのか。
つくづく謎である。
「ただいまー」
「おかえり、朔良。もうご飯出来てるから手洗ってきなさいね」
「はーい」
朔良は適当に返事をし、自分の部屋へ吸い込まれるように入っていく。
カバンを置かなければならないし、それに――
(ん~~~! これはいい……)
朔良は自分の見慣れた部屋を堪能した。
そこは痛部屋と化していて、『まほなれ』グッズで埋め尽くされている。
その中で一番近くにあった主人公のアクリルスタンドをクルクルと指で弄ぶ。
「はぁ~……いいな……帰ってきたって感じがする……」
美久里や萌花も、こんな感じの部屋なのだろうか……
(……多分違うよな)
ここまでハマっているのは朔良しかいないだろう。
初めての二次創作に手を出した作品でもあり、『まほなれ』への愛が凄まじい。
「……よし、手ぇ洗うか!」
そう言い、朔良は天国のような痛部屋を後にした。
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