個性派JK☆勢揃いっ!【完結済み】

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第二章 高校二年生(二学期)

しゅうがくりょこう(美久里)

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「今日から修学旅行だよー! めちゃくちゃ楽しみー!」
「今年はみんなとクラス違うから別行動になっちゃうだろうけどな」
「でもうちら三人は同じ班なんすよね!」

 今日から、待ちに待った修学旅行が始まる。
 修学旅行の班決めは自分たちで自由に決めていいとのことだったから、美久里たちは固まって行動できる。
 担任の先生、ありがとう……! と感謝せずにはいられなかった。

「まあ、他のみんなも知り合いで固まってるだろうしな。自由時間とかには一緒に遊んだりできるだろ」
「おー、楽しみっすねぇ! 肝試しとかしたいっす!」
「いや、それは無理なんじゃねぇか……? 森とかあるかわかんねぇし」
「ちぇ、せっかく朔良をあの手この手で脅かそうと思ったっすのに……」
「お前は脅かす側前提なんだな!?」

 朔良と葉奈のやり取りを、美久里は笑顔で見ていた。
 宗養会の時のように、楽しい行事になりそうだと予感していたから。
 みんなと一緒なら、なんだって楽しい。
 そんな思いが溢れて、表情に出てしまったらしい。

「ん、なんかお前楽しそうだな」

 だからなのか、朔良がそれに気づいて首を傾げる。
 そう聞く朔良も楽しそうにしているように見えるのは気のせいだろうか。

「だって、みんなと一緒ならどこだって楽しいよ!」
「南の島に行けるから楽しそうにしてるんじゃないんすか~?」
「ちがっ……! いや、それもあるけど……違くて……っ!」

 かなり遠いところに行けるワクワク感というのももちろんあるが、それ以上に“みんなと一緒”という部分が美久里にとっては重要なのだ。
 今回は萌花の大荷物を目の当たりにできないのは残念だが、きっと部屋にお邪魔する時に見ることができるだろう。

「じょーだんっす。ったく、少しはノッてくれてもいいんじゃないっすか?」
「お前のノリは美久里には合わないだろうよ……」

 今回はどんな思い出ができるのだろうか。
 朔良と葉奈の言い合いをBGMにしながら、美久里は修学旅行に対する楽しみな感情を募らせていった。
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