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第二章 高校二年生(二学期)
しゅうがくりょこう4(紫乃)
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修学旅行二日目。
紫乃は瑠衣とともに水族館に来ていた。
いや、まあ、団体行動ではあるのだけども。
「わぁー、ジンベイザメってこんなにでかいんだね~!」
「おぉ、実物見るのは初めてにゃ。なんというか、海の王者って感じがするのにゃ」
紫乃と瑠衣はジンベイザメのエリアで止まっていた。
班での自由行動が認められているとはいえ、ここはまだまだ序盤のエリアだ。
しかし、二人は完全にジンベイザメの魅力に取りつかれている。
紫乃たちが普段住んでいるところではなかなかお目にかかれないから。
「ふぅ……でも、見上げるの疲れてきちゃったね~……」
「それは確かににゃ。他のところも見てみようにゃ。クマノミとか!」
「なるほど……それはいいねぇ~。行こ行こ~!」
首が痛くなったおかげで、紫乃は時間が経っていたことに気づけた。
ジンベイザメをずっと見ていたいほど気に入ったが、他にも気になる子が出てくるかもしれない。
「しのにゃん」
瑠衣が突然話しかけてきたかと思うと、「繋いで」と言わんばかりに手を出す。
「薄暗いからはぐれたら大変にゃ。迷子にならないよう手を繋ぐにゃ」
「なるほど~。瑠衣ちゃんのことだからなにか下心でもあるのかと思ったよ~」
「失礼だにゃ……ま、まあ、ないとも言いきれないけどにゃ?」
そういう正直なところは嫌いじゃない。
だけど、それを隠せば上手くいくのでは……とも思う。
まあでも、紫乃には拒否する理由もないし、瑠衣の提案に乗ることにした。
ぎゅっと握った手は、とてもやわらかくて温かくて心地いい。
きっとこういうところでも、無意識に女の子を落としているのだろう。
瑠衣が付き合ってきた女の子の数や性格とかすごく興味がある。
あるが、紫乃は決してそういうことを切り出さなかった。
「ふふーん。なんだかデートしてるみたいだにゃ」
この満足げな顔を見ていたら、それらがどうでもよくなったから。
紫乃は瑠衣とともに水族館に来ていた。
いや、まあ、団体行動ではあるのだけども。
「わぁー、ジンベイザメってこんなにでかいんだね~!」
「おぉ、実物見るのは初めてにゃ。なんというか、海の王者って感じがするのにゃ」
紫乃と瑠衣はジンベイザメのエリアで止まっていた。
班での自由行動が認められているとはいえ、ここはまだまだ序盤のエリアだ。
しかし、二人は完全にジンベイザメの魅力に取りつかれている。
紫乃たちが普段住んでいるところではなかなかお目にかかれないから。
「ふぅ……でも、見上げるの疲れてきちゃったね~……」
「それは確かににゃ。他のところも見てみようにゃ。クマノミとか!」
「なるほど……それはいいねぇ~。行こ行こ~!」
首が痛くなったおかげで、紫乃は時間が経っていたことに気づけた。
ジンベイザメをずっと見ていたいほど気に入ったが、他にも気になる子が出てくるかもしれない。
「しのにゃん」
瑠衣が突然話しかけてきたかと思うと、「繋いで」と言わんばかりに手を出す。
「薄暗いからはぐれたら大変にゃ。迷子にならないよう手を繋ぐにゃ」
「なるほど~。瑠衣ちゃんのことだからなにか下心でもあるのかと思ったよ~」
「失礼だにゃ……ま、まあ、ないとも言いきれないけどにゃ?」
そういう正直なところは嫌いじゃない。
だけど、それを隠せば上手くいくのでは……とも思う。
まあでも、紫乃には拒否する理由もないし、瑠衣の提案に乗ることにした。
ぎゅっと握った手は、とてもやわらかくて温かくて心地いい。
きっとこういうところでも、無意識に女の子を落としているのだろう。
瑠衣が付き合ってきた女の子の数や性格とかすごく興味がある。
あるが、紫乃は決してそういうことを切り出さなかった。
「ふふーん。なんだかデートしてるみたいだにゃ」
この満足げな顔を見ていたら、それらがどうでもよくなったから。
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