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第二章 高校二年生(二学期)
なやみそうだん(柚)
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「え? 悩み相談ですか?」
「うん、そう! 相談できそうな子が萌花さんしかいないんだよ~!」
「葉奈ちゃんとか……は無理そうですね」
柚は教室に入って早々、萌花に泣きついた。
萌花はそこまで乗り気ではなさそうだったが、付き合いのいい子だから無下にすることはないだろう。
一番納得のいく答えを出してくれそうでもあるし。
まあ、それはさておき、柚はあることについて相談しに来たのだ。
さっき萌花の口から出てきた名前――葉奈が絡むようなことを。
「え、葉奈ちゃんのことで相談!?」
「そうなんだよ。どうしたらもっと仲良くなれるかな~と思ってさ」
「……色々言いたいことはありますけど、そこまで深刻そうな悩みじゃなくてよかったです」
萌花はほっと安堵しているようだった。
どれだけ深刻な悩みだと思われたのだろうか。
「でも、葉奈ちゃんとはもう充分仲がいいと思われますけど……」
「今のままじゃ不満なんだよー! お願い助けてー!」
「わかった、わかりましたから大きな声出さないでください!」
萌花があたふたと周りを気にするような仕草をした。
助けてと大きな声で叫んだからいけなかったのだろうか。
確かに、それを叫ぶと周りが何事だと思うだろう。
配慮が足りてなかったと、柚は反省する。
「それで、もっと仲良くなりたい……でしたっけ?」
「そうそう。なんていうか、一番の友だち! みたいなのになりたいんだよね」
「なるほど……」
柚の目指しているところを知って、具体的な案が出てくるかと思ったのだが……萌花は黙ったままだった。
「え、えっと、なにか言ってほしいんだけど……」
「えっ、あっ、ごめんなさい……! そういうことは得意じゃなくて考え込んじゃって……姉御に聞いた方がいいかと……」
柚は目を見開いた。
萌花は何事も完璧で、苦手なものなどないと思っていたから。
「そっか……いや~、萌花さんの弱みを知れてよかったよ」
「……悩みを相談したかったんですよね?」
なにはともあれ、萌花との絆を感じられた……ような気がする一日だった。
「うん、そう! 相談できそうな子が萌花さんしかいないんだよ~!」
「葉奈ちゃんとか……は無理そうですね」
柚は教室に入って早々、萌花に泣きついた。
萌花はそこまで乗り気ではなさそうだったが、付き合いのいい子だから無下にすることはないだろう。
一番納得のいく答えを出してくれそうでもあるし。
まあ、それはさておき、柚はあることについて相談しに来たのだ。
さっき萌花の口から出てきた名前――葉奈が絡むようなことを。
「え、葉奈ちゃんのことで相談!?」
「そうなんだよ。どうしたらもっと仲良くなれるかな~と思ってさ」
「……色々言いたいことはありますけど、そこまで深刻そうな悩みじゃなくてよかったです」
萌花はほっと安堵しているようだった。
どれだけ深刻な悩みだと思われたのだろうか。
「でも、葉奈ちゃんとはもう充分仲がいいと思われますけど……」
「今のままじゃ不満なんだよー! お願い助けてー!」
「わかった、わかりましたから大きな声出さないでください!」
萌花があたふたと周りを気にするような仕草をした。
助けてと大きな声で叫んだからいけなかったのだろうか。
確かに、それを叫ぶと周りが何事だと思うだろう。
配慮が足りてなかったと、柚は反省する。
「それで、もっと仲良くなりたい……でしたっけ?」
「そうそう。なんていうか、一番の友だち! みたいなのになりたいんだよね」
「なるほど……」
柚の目指しているところを知って、具体的な案が出てくるかと思ったのだが……萌花は黙ったままだった。
「え、えっと、なにか言ってほしいんだけど……」
「えっ、あっ、ごめんなさい……! そういうことは得意じゃなくて考え込んじゃって……姉御に聞いた方がいいかと……」
柚は目を見開いた。
萌花は何事も完璧で、苦手なものなどないと思っていたから。
「そっか……いや~、萌花さんの弱みを知れてよかったよ」
「……悩みを相談したかったんですよね?」
なにはともあれ、萌花との絆を感じられた……ような気がする一日だった。
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