個性派JK☆勢揃いっ!【完結済み】

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最終章 みんなのキズナ

葉奈の過去

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 文章を書いて生活していきたい。
 そういう思いは、もしかしたら小学生のころからあったのかもしれない。
 昔から文章を書くのは好きだったから。

 国語だけはいつもいい点数を取ることができた。
 他はボロボロなことが多かったけれども。

 自分の才能を信じて小説を書き続けた。
 才能があるといわれる人は、大きくわけて二種類いると思う。
 元から持っている人と、あとから身についた人。
 葉奈は、どっちなのだろうか。

「ま、どっちでもいいっすか」

 まずはプロデビューしなきゃ、才能があるとはいえない。
 こんなにも打ち込めることがあるのだから、さぞみんなの目にキラキラ映っている……とは限らなかった。

「え、今からデビュー目指してるの? へ、へぇ、頑張ってね……」
「そんな暇あったら勉強か家の手伝いして頂戴」

「なんでなんすかね?」

 友だちにも親にも、理解されなかった。
 狭き門であることは確かだけど、そんなにも理解されないものだろうか。
 もっとこう……歓迎されるものだと思っていた。

「儚い夢、だなんて言いたいんすかねぇ?」

 多分友だちが心の底から応援してくれなかったのは、受験が近づいているというのもあるだろう。
 勉強もせずにそんなことに打ち込んでいるのかと。そう言いたいのだろう。

 そんな時、目の前にあるパソコンに通知が来た。
 どうやらメールのようだ。

「なんのメール……って、えええ!? ま、ままままじっすかぁ!?」

 メールの件名に、『受賞のお知らせ』と書かれている。
 まさかと思って本文を読む。
 形式的な文面ではあるも、お祝いメールのようだった。

「うひゃー! こんなことがあるんすねぇ! これで念願の書籍化っすよー!」

 葉奈がルーレットで高校を選んだのは、こういうことがあったからとか、なかったからとか……
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