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19.05.05
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流石に部屋に籠りすぎて嫌になってきた。私には引きこもりの才覚はないらしい。自分の身体に黴が生えそうだ。ところで、imoutoidという人を最近知った。「ほーら、たまには日に当たらないと、カビが生えるわよ」というアニメのセリフを音階化して、それに合わせて楽曲を作るということをしていたそうだ。
https://youtu.be/cwWGHvoKv7I
もう亡くなっている。若くして亡くなったそうだ。才能がある方が若くして亡くなるのは惜しいことだ、みたいな話を見た。私もそうだと思う。けれど一方で才能が無くても、若くして亡くなることは悲しいし、そもそも亡くなることは悲しいよな、みたいな当たり前のことを揚げ足取りみたいに考えてしまった。まあ、これは本題では無くて、黴が生えそうだった私は、久し振りに美術館に行ってみようかなんて思い立って、上野に行ってみた。国立西洋美術館。GWで上野自体にも美術館にも人が多かった。嫌々な気分で見たので、全く芸術的な気分で無い。特別展は高かったので、常設展だけ見た。しかも、常設展はなにやら特別展のせいで、狭くなっているらしい。色々損した気分。どうせ芸術なんてちゃんと見てもわからないので、早歩きで見て、気になったものを1枚選んでそれをじっくり見ることにした。モネの絵。なんとなくの心地よさだったものが、実物をじっと見ていると、絵の具の動きや出っ張りが今まで考えていたよりもずっとダイナミックでよかった。すぐに通り過ぎて行く人たちを横目に、この人たちはなんとなくの綺麗さを受容しているだけだ、と優越感に浸る。常設展だけだと値段も安かったので、また別の絵をじっくり見る機会は設けてみてもいいかもしれない。
昨日からの続き。ひまチャット第2期。初めのうちは、かつてもそうしていたように卑猥な言葉を誰彼構わずに投げて、その反応を楽しんでいたのだが、それにも次第に飽きて、結局普通のコミュニケーションを求めるようになる。そちらの方が、まともに話が長続きするから初めから望ましいに違いないのに。
いずれにせよ、まともにやりとりをするようになって、また長い間やりとりをする人が出来た。また2人いる。私が相手に出来るのは、せいぜい2人が限度らしい。どちらもどうやって話し始めたのか覚えていない。片方は兵庫の人だった。そのままにヒョウコとしよう。もう1人は、チョコミントが好きだった。ミントと呼ぼう。
それはやはり当たり障りのない会話から初めて、ちょっとした趣味があったのだと思う。ヒョウコは音楽が好きだったし、ミントはアニメが好きだった。この構図は、今思えばアイカとユニコをそのままだった。私がある程度話を続けられるタイプは、そういう人達に落ち着くらしい。こうやって改めて振り返ると、全く同じ性質の人達と同じことを繰り返しているだけだな。それこそ出来の悪いループ物のフィクションみたいな。けれど、人の性質なんてそうそう容易に変わるものでないということの表れかもしれない。とにかく似たような人達と、私はひまチャットで交流を始めた。
前のパターンと違うのは、2人ともある程度私と歳が近かったことだ。ヒョウコは2つ下、ミントは1つ下だった。ヒョウコは何かしらの接客業をしていて、ミントはケーキ屋のアルバイトで正職には就いていなかった。
彼女達とも同じように、他愛の無い話から関係が始まり、お互いの属性を交換し、いずれひまチャットを止めるとかなんとか理由をつけて、カカオトークの方へ移動した。それは第1期で慣れていたこともあってか、よりスムーズに進行した。
殆ど前回と同じ道を辿っているように見えて、明らかに違うことは、私が第1期を経験していて、その終わりを意識していた、ということだ。つまり、第1期は長く話をしていたにも関わらず、何にも結び付かず、何も得られるものが無かったことを踏まえて、第2期では何かしらの結果を得ようと躍起になっていた。ここで言う何かしらの結果と言うのは、実際に会う、とかそういうことである。だが、ヒョウコは既に言ったように兵庫に暮らし、ミントは後に知るのだが秋田に住んでいた。どうも実際に会う機会は得られそうにないように見える。しかし、当時の私はどこかおかしかった。未だかつてない行動力を有していた。
細かい話は明日以降に続ける。
https://youtu.be/cwWGHvoKv7I
もう亡くなっている。若くして亡くなったそうだ。才能がある方が若くして亡くなるのは惜しいことだ、みたいな話を見た。私もそうだと思う。けれど一方で才能が無くても、若くして亡くなることは悲しいし、そもそも亡くなることは悲しいよな、みたいな当たり前のことを揚げ足取りみたいに考えてしまった。まあ、これは本題では無くて、黴が生えそうだった私は、久し振りに美術館に行ってみようかなんて思い立って、上野に行ってみた。国立西洋美術館。GWで上野自体にも美術館にも人が多かった。嫌々な気分で見たので、全く芸術的な気分で無い。特別展は高かったので、常設展だけ見た。しかも、常設展はなにやら特別展のせいで、狭くなっているらしい。色々損した気分。どうせ芸術なんてちゃんと見てもわからないので、早歩きで見て、気になったものを1枚選んでそれをじっくり見ることにした。モネの絵。なんとなくの心地よさだったものが、実物をじっと見ていると、絵の具の動きや出っ張りが今まで考えていたよりもずっとダイナミックでよかった。すぐに通り過ぎて行く人たちを横目に、この人たちはなんとなくの綺麗さを受容しているだけだ、と優越感に浸る。常設展だけだと値段も安かったので、また別の絵をじっくり見る機会は設けてみてもいいかもしれない。
昨日からの続き。ひまチャット第2期。初めのうちは、かつてもそうしていたように卑猥な言葉を誰彼構わずに投げて、その反応を楽しんでいたのだが、それにも次第に飽きて、結局普通のコミュニケーションを求めるようになる。そちらの方が、まともに話が長続きするから初めから望ましいに違いないのに。
いずれにせよ、まともにやりとりをするようになって、また長い間やりとりをする人が出来た。また2人いる。私が相手に出来るのは、せいぜい2人が限度らしい。どちらもどうやって話し始めたのか覚えていない。片方は兵庫の人だった。そのままにヒョウコとしよう。もう1人は、チョコミントが好きだった。ミントと呼ぼう。
それはやはり当たり障りのない会話から初めて、ちょっとした趣味があったのだと思う。ヒョウコは音楽が好きだったし、ミントはアニメが好きだった。この構図は、今思えばアイカとユニコをそのままだった。私がある程度話を続けられるタイプは、そういう人達に落ち着くらしい。こうやって改めて振り返ると、全く同じ性質の人達と同じことを繰り返しているだけだな。それこそ出来の悪いループ物のフィクションみたいな。けれど、人の性質なんてそうそう容易に変わるものでないということの表れかもしれない。とにかく似たような人達と、私はひまチャットで交流を始めた。
前のパターンと違うのは、2人ともある程度私と歳が近かったことだ。ヒョウコは2つ下、ミントは1つ下だった。ヒョウコは何かしらの接客業をしていて、ミントはケーキ屋のアルバイトで正職には就いていなかった。
彼女達とも同じように、他愛の無い話から関係が始まり、お互いの属性を交換し、いずれひまチャットを止めるとかなんとか理由をつけて、カカオトークの方へ移動した。それは第1期で慣れていたこともあってか、よりスムーズに進行した。
殆ど前回と同じ道を辿っているように見えて、明らかに違うことは、私が第1期を経験していて、その終わりを意識していた、ということだ。つまり、第1期は長く話をしていたにも関わらず、何にも結び付かず、何も得られるものが無かったことを踏まえて、第2期では何かしらの結果を得ようと躍起になっていた。ここで言う何かしらの結果と言うのは、実際に会う、とかそういうことである。だが、ヒョウコは既に言ったように兵庫に暮らし、ミントは後に知るのだが秋田に住んでいた。どうも実際に会う機会は得られそうにないように見える。しかし、当時の私はどこかおかしかった。未だかつてない行動力を有していた。
細かい話は明日以降に続ける。
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