66 / 1,646
サイレントショット
しおりを挟む
建物の間を走り抜けながら、時折リーベの動向を確認し、次の射撃ポイントまで移動するミアとツクヨ。
「どうだ? 彼女がこちらの動きに気づいてる様子はあるかい?」
壁に隠れながら、静かにリーベの様子を伺うミア。
「こっちに気づいてる様子は・・・無いように見えるが。 それに気にする素振りも見えない・・・。 だが、なんだろうな・・・さっきの例もあるし、とても好機には思えないんだが」
リーベはまだナーゲルへの攻撃の手を緩めておらず、ナーゲルの爪による衝撃波を避けながら宙を浮遊し、矢を放ち続けている。
「こっちを気にしていないのなら、好都合じゃないか。 ミア、この辺で彼女を狙える良射撃ポイントはあるか?」
「そうだな・・・。 少し高さがあれば・・・、あの建物でいいか」
すぐ側にあった、周囲でも少し高さのある建物を選ぶと、ミアは跳躍し外壁を軽快に駆け上がっていく。
「私は建物の中から上がって行く。 ミア、君のタイミングでやってくれ!」
「了解」
そう言うと今度は、もっと狙撃に適したライフルを取り出して、建物の屋上に寝そべりながら砲身部分と弾を入れ替える。
リーベとナーゲルは依然、激しい攻防を繰り広げており、時々ナーゲルの攻撃や建物を突き抜ける移動で煙が立っていたが、ミアのいる位置ならそれでもリーベを見失うことなく狙撃ができる。
ライフルの準備を整え、スコープを覗きながら狙撃のタイミングを計っていると、ミアが寝そべっている丁度下の階から、鉄で石を擦るような音がしてくる。
その後すぐに、屋上の戸を開ける音がするとツクヨが姿を現した。
「準備できたかい? ミア」
「あぁ、いつでもいけるよ。 それよりさっき、下の階で何か物音がしたようだが・・・何かしてたのか?」
ツクヨは少し得意げな表情を浮かべながら剣を取り出すと、さっきの音と同じ音を立てながら、ミアの周りを囲うように剣で円を描き出す。
「もしもの時の下準備さ! 君は攻撃に専念してくれ。 私はその後のカバーをするから・・・任せてくれ!」
分担出来るのであればそれに越した事はない。
今までの戦闘で、初めは本当にこの世界で戦っていけるのか不安もあったが、実際は想像以上の実力を持っており、戦況も冷静に観れていることから、ミアは彼を信用し、狙撃にだけ集中することを決める。
「わかった。 アタシは攻撃にだけ集中する」
ミアの言葉にツクヨが頷くと、リーベに見つからないよう身をかがめた。
「次は発射音も消す・・・。 これでリーベには音による探知もさせない」
ミアの手にしている銃を見ながら、ツクヨは不思議そうな顔をして彼女に聞いた。
「その・・・私はあまり銃に詳しくないんだが、消音のために付けるサプレッサーくらいは知っている。 ・・・君の持つそれには、付いていないように見えるんだが・・・?」
サプレッサーとは、銃の発射の時に生じる発射音と閃光を軽減するために、銃身の先端に取り付ける筒状の装置のことなのだが、彼女の銃身にはそれが取り付けられていない。
「スナイパーライフルでサプレッサーを付けても、完全には消せない発射音を聞き取り、リーベは気づく筈・・・。 だから完全に音を消し去るために、アタシはコレを使う」
ミアが取り出した弾をツクヨに見せてくれた。
その弾は、黒い靄もやに覆われており、そして彼女がライフルの砲身部分を触ると、そこからも靄が発生し、銃の先を覆ってしまった。
「こっ・・・これで射撃が出来るのか?」
「大丈夫だ、狙撃に支障はない。 ガンスリンガーのパッシブスキルには視力強化もあるんだ。 射撃体勢に入れば、真っ暗だろうが眩しかろうがある程度の射撃は可能だ。 そしてこの靄は、この土地特有の属性原子である闇・陰属性による魔法のようなものさ」
ミアが使役する四大元素の属性とは異なるため、メアとの戦いのような魔法に近い攻撃は出来ないが、属性特有のものを少し引き出すことが出来る。
例えば、炎属性なら何かに発火させることが、水属性なら濡らすことが、と言うようなことができ、陰の属性は何かを”消す“ことが出来る。
だが勿論のこと、対象を消したり自分を消すなどといったことまでは、ミアには出来ない。
今回の場合ミアが行った細工というのは、銃自体に発射の音を消す効果を付与し、弾にも同じく消音の効果を付与したのだ。
「銃と弾に陰の原子を使い、消音の効果を付与させた。 これで全く音を立てること無く狙撃出来る」
ミアは弾をしまうとスコープを覗き、狙撃の体勢に入る。
レンズの先でリーベを視界に捉えると、ミアは引き金に指をかける。
リーベがナーゲルへ攻撃を仕掛ける瞬間に狙いを定め、息を止めながら照準を合わせると、一気に引き金を引いた。
銃からは、発射の時に生じる閃光も音も無くリーベに向けて弾が飛んでいく。
間も無く彼女に命中するというところで、銃弾は何かによって弾かれてしまった。
「・・・っえ・・・?」
リーベを守って銃弾を弾いたのは、言うまでもなく彼女の生み出した光の矢だった。
音も無く飛んでいく銃弾なのだから、発射のタイミングも視認しなければ、いつ発射されるかもわからない筈なのに、何故リーベは一切こちらを見ることもなく防ぐことができたのか。
銃弾を弾いて漸くこちらを見るリーベは、何やらこちらに手の平を向けると、その手をグッと閉じた。
同時か、或いはそれよりも早くミアの寝そべる床が崩れ落ちる。
「ミアッ!」
ミアのいる建物の屋上を取り囲むように無数の光の矢が出現し、リーベの手の動きに呼応してミアへと発射される。
目にも留まらぬ剣さばきで、ミアのいる床を切り抜き、下の階への退路を作るツクヨは、彼女を抱えそのまま下へと降りる。
「ツクヨッ!」
飛んできた光の矢がミアのいた位置に到達するよりも先に、ツクヨは下の階に降りると、ミアを抱えたまま窓へ飛び込む。
窓ガラスを突き抜け、隣の建物の窓から再度室内へと入る。
勢いそのままに床へ転がるツクヨとミア。
ミアは狙撃に集中していたため、状況が全く理解できていないようだった。
「ツクヨッ! 大丈夫かッ!!」
「ぐっ・・・! ミアッ!! 時間が無い! すぐに建物を出て路地へと逃げるんだッ!!」
ミアを庇い退避した彼の身体を見ると、ガラスにより手や顔を少し切っており、何よりも数本、彼の身体に光の矢が突き刺さっていたのだ。
「・・・ツクヨッ!」
「早く降りるんだッ!! すぐに追いつくッ!」
彼の言葉に従い、心配する気持ちを堪え、ミアは窓へ飛び込み、ガラス片と共に落下しながら路地裏へと走る。
直後、ツクヨを残してきた建物に、無数の光の矢が滝のように降り注ぎ、一瞬にして建物を瓦礫の山へと変えた。
「そんなッ・・・嘘だろッ!?」
走りながら振り返るミアの視界に、土煙の中から姿を現したリーベがゆっくりとミアの方へと顔を向けた。
「何で奴がここにッ!? ナーゲルはどうしたんだッ!?」
ナーゲルがどうなったかも分からず、ツクヨの安否も不明・・・。
そしてリーベがここまで来たということは、標的をミアへ変えたと見て間違いないだろう。
仲間を失い、遂に戦闘はミアとリーベの一騎打ちへと突入する。
「どうだ? 彼女がこちらの動きに気づいてる様子はあるかい?」
壁に隠れながら、静かにリーベの様子を伺うミア。
「こっちに気づいてる様子は・・・無いように見えるが。 それに気にする素振りも見えない・・・。 だが、なんだろうな・・・さっきの例もあるし、とても好機には思えないんだが」
リーベはまだナーゲルへの攻撃の手を緩めておらず、ナーゲルの爪による衝撃波を避けながら宙を浮遊し、矢を放ち続けている。
「こっちを気にしていないのなら、好都合じゃないか。 ミア、この辺で彼女を狙える良射撃ポイントはあるか?」
「そうだな・・・。 少し高さがあれば・・・、あの建物でいいか」
すぐ側にあった、周囲でも少し高さのある建物を選ぶと、ミアは跳躍し外壁を軽快に駆け上がっていく。
「私は建物の中から上がって行く。 ミア、君のタイミングでやってくれ!」
「了解」
そう言うと今度は、もっと狙撃に適したライフルを取り出して、建物の屋上に寝そべりながら砲身部分と弾を入れ替える。
リーベとナーゲルは依然、激しい攻防を繰り広げており、時々ナーゲルの攻撃や建物を突き抜ける移動で煙が立っていたが、ミアのいる位置ならそれでもリーベを見失うことなく狙撃ができる。
ライフルの準備を整え、スコープを覗きながら狙撃のタイミングを計っていると、ミアが寝そべっている丁度下の階から、鉄で石を擦るような音がしてくる。
その後すぐに、屋上の戸を開ける音がするとツクヨが姿を現した。
「準備できたかい? ミア」
「あぁ、いつでもいけるよ。 それよりさっき、下の階で何か物音がしたようだが・・・何かしてたのか?」
ツクヨは少し得意げな表情を浮かべながら剣を取り出すと、さっきの音と同じ音を立てながら、ミアの周りを囲うように剣で円を描き出す。
「もしもの時の下準備さ! 君は攻撃に専念してくれ。 私はその後のカバーをするから・・・任せてくれ!」
分担出来るのであればそれに越した事はない。
今までの戦闘で、初めは本当にこの世界で戦っていけるのか不安もあったが、実際は想像以上の実力を持っており、戦況も冷静に観れていることから、ミアは彼を信用し、狙撃にだけ集中することを決める。
「わかった。 アタシは攻撃にだけ集中する」
ミアの言葉にツクヨが頷くと、リーベに見つからないよう身をかがめた。
「次は発射音も消す・・・。 これでリーベには音による探知もさせない」
ミアの手にしている銃を見ながら、ツクヨは不思議そうな顔をして彼女に聞いた。
「その・・・私はあまり銃に詳しくないんだが、消音のために付けるサプレッサーくらいは知っている。 ・・・君の持つそれには、付いていないように見えるんだが・・・?」
サプレッサーとは、銃の発射の時に生じる発射音と閃光を軽減するために、銃身の先端に取り付ける筒状の装置のことなのだが、彼女の銃身にはそれが取り付けられていない。
「スナイパーライフルでサプレッサーを付けても、完全には消せない発射音を聞き取り、リーベは気づく筈・・・。 だから完全に音を消し去るために、アタシはコレを使う」
ミアが取り出した弾をツクヨに見せてくれた。
その弾は、黒い靄もやに覆われており、そして彼女がライフルの砲身部分を触ると、そこからも靄が発生し、銃の先を覆ってしまった。
「こっ・・・これで射撃が出来るのか?」
「大丈夫だ、狙撃に支障はない。 ガンスリンガーのパッシブスキルには視力強化もあるんだ。 射撃体勢に入れば、真っ暗だろうが眩しかろうがある程度の射撃は可能だ。 そしてこの靄は、この土地特有の属性原子である闇・陰属性による魔法のようなものさ」
ミアが使役する四大元素の属性とは異なるため、メアとの戦いのような魔法に近い攻撃は出来ないが、属性特有のものを少し引き出すことが出来る。
例えば、炎属性なら何かに発火させることが、水属性なら濡らすことが、と言うようなことができ、陰の属性は何かを”消す“ことが出来る。
だが勿論のこと、対象を消したり自分を消すなどといったことまでは、ミアには出来ない。
今回の場合ミアが行った細工というのは、銃自体に発射の音を消す効果を付与し、弾にも同じく消音の効果を付与したのだ。
「銃と弾に陰の原子を使い、消音の効果を付与させた。 これで全く音を立てること無く狙撃出来る」
ミアは弾をしまうとスコープを覗き、狙撃の体勢に入る。
レンズの先でリーベを視界に捉えると、ミアは引き金に指をかける。
リーベがナーゲルへ攻撃を仕掛ける瞬間に狙いを定め、息を止めながら照準を合わせると、一気に引き金を引いた。
銃からは、発射の時に生じる閃光も音も無くリーベに向けて弾が飛んでいく。
間も無く彼女に命中するというところで、銃弾は何かによって弾かれてしまった。
「・・・っえ・・・?」
リーベを守って銃弾を弾いたのは、言うまでもなく彼女の生み出した光の矢だった。
音も無く飛んでいく銃弾なのだから、発射のタイミングも視認しなければ、いつ発射されるかもわからない筈なのに、何故リーベは一切こちらを見ることもなく防ぐことができたのか。
銃弾を弾いて漸くこちらを見るリーベは、何やらこちらに手の平を向けると、その手をグッと閉じた。
同時か、或いはそれよりも早くミアの寝そべる床が崩れ落ちる。
「ミアッ!」
ミアのいる建物の屋上を取り囲むように無数の光の矢が出現し、リーベの手の動きに呼応してミアへと発射される。
目にも留まらぬ剣さばきで、ミアのいる床を切り抜き、下の階への退路を作るツクヨは、彼女を抱えそのまま下へと降りる。
「ツクヨッ!」
飛んできた光の矢がミアのいた位置に到達するよりも先に、ツクヨは下の階に降りると、ミアを抱えたまま窓へ飛び込む。
窓ガラスを突き抜け、隣の建物の窓から再度室内へと入る。
勢いそのままに床へ転がるツクヨとミア。
ミアは狙撃に集中していたため、状況が全く理解できていないようだった。
「ツクヨッ! 大丈夫かッ!!」
「ぐっ・・・! ミアッ!! 時間が無い! すぐに建物を出て路地へと逃げるんだッ!!」
ミアを庇い退避した彼の身体を見ると、ガラスにより手や顔を少し切っており、何よりも数本、彼の身体に光の矢が突き刺さっていたのだ。
「・・・ツクヨッ!」
「早く降りるんだッ!! すぐに追いつくッ!」
彼の言葉に従い、心配する気持ちを堪え、ミアは窓へ飛び込み、ガラス片と共に落下しながら路地裏へと走る。
直後、ツクヨを残してきた建物に、無数の光の矢が滝のように降り注ぎ、一瞬にして建物を瓦礫の山へと変えた。
「そんなッ・・・嘘だろッ!?」
走りながら振り返るミアの視界に、土煙の中から姿を現したリーベがゆっくりとミアの方へと顔を向けた。
「何で奴がここにッ!? ナーゲルはどうしたんだッ!?」
ナーゲルがどうなったかも分からず、ツクヨの安否も不明・・・。
そしてリーベがここまで来たということは、標的をミアへ変えたと見て間違いないだろう。
仲間を失い、遂に戦闘はミアとリーベの一騎打ちへと突入する。
0
あなたにおすすめの小説
クラス転移したけど、皆さん勘違いしてません?
青いウーパーと山椒魚
ファンタジー
加藤あいは高校2年生。
最近ネット小説にハマりまくっているごく普通の高校生である。
普通に過ごしていたら異世界転移に巻き込まれた?
しかも弱いからと森に捨てられた。
いやちょっとまてよ?
皆さん勘違いしてません?
これはあいの不思議な日常を書いた物語である。
本編完結しました!
相変わらず話ごちゃごちゃしていると思いますが、楽しんでいただけると嬉しいです!
1話は1000字くらいなのでササッと読めるはず…
ハズレ職業の料理人で始まった俺のVR冒険記、気づけば最強アタッカーに!ついでに、女の子とVチューバー始めました
グミ食べたい
ファンタジー
現実に疲れた俺が辿り着いたのは、自由度抜群のVRMMORPG『アナザーワールド・オンライン』。
選んだ職業は“料理人”。
だがそれは、戦闘とは無縁の完全な負け組職業だった。
地味な日々の中、レベル上げ中にネームドモンスター「猛き猪」が出現。
勝てないと判断したアタッカーはログアウトし、残されたのは三人だけ。
熊型獣人のタンク、ヒーラー、そして非戦闘職の俺。
絶体絶命の状況で包丁を構えた瞬間――料理スキルが覚醒し、常識外のダメージを叩き出す!
そこから始まる、料理人の大逆転。
ギルド設立、仲間との出会い、意外な秘密、そしてVチューバーとしての活動。
リアルでは無職、ゲームでは負け組。
そんな男が奇跡を起こしていくVRMMO物語。
【完結】デスペナのないVRMMOで一度も死ななかった生産職のボクは最強になりました。
鳥山正人
ファンタジー
デスペナのないフルダイブ型VRMMOゲームで一度も死ななかったボク、三上ハヤトがノーデスボーナスを授かり最強になる物語。
鍛冶スキルや錬金スキルを使っていく、まったり系生産職のお話です。
まったり更新でやっていきたいと思っていますので、よろしくお願いします。
「DADAN WEB小説コンテスト」1次選考通過しました。
────────
自筆です。
スーパーの店長・結城偉介 〜異世界でスーパーの売れ残りを在庫処分〜
かの
ファンタジー
世界一周旅行を夢見てコツコツ貯金してきたスーパーの店長、結城偉介32歳。
スーパーのバックヤードで、うたた寝をしていた偉介は、何故か異世界に転移してしまう。
偉介が転移したのは、スーパーでバイトするハル君こと、青柳ハル26歳が書いたファンタジー小説の世界の中。
スーパーの過剰商品(売れ残り)を捌きながら、微妙にズレた世界線で、偉介の異世界一周旅行が始まる!
冒険者じゃない! 勇者じゃない! 俺は商人だーーー! だからハル君、お願い! 俺を戦わせないでください!
異世界に召喚されて2日目です。クズは要らないと追放され、激レアユニークスキルで危機回避したはずが、トラブル続きで泣きそうです。
もにゃむ
ファンタジー
父親に教師になる人生を強要され、父親が死ぬまで自分の望む人生を歩むことはできないと、人生を諦め淡々とした日々を送る清泉だったが、夏休みの補習中、突然4人の生徒と共に光に包まれ異世界に召喚されてしまう。
異世界召喚という非現実的な状況に、教師1年目の清泉が状況把握に努めていると、ステータスを確認したい召喚者と1人の生徒の間にトラブル発生。
ステータスではなく職業だけを鑑定することで落ち着くも、清泉と女子生徒の1人は職業がクズだから要らないと、王都追放を言い渡されてしまう。
残留組の2人の生徒にはクズな職業だと蔑みの目を向けられ、
同時に追放を言い渡された女子生徒は問題行動が多すぎて退学させるための監視対象で、
追加で追放を言い渡された男子生徒は言動に違和感ありまくりで、
清泉は1人で自由に生きるために、問題児たちからさっさと離れたいと思うのだが……
虚弱生産士は今日も死ぬ ―遊戯の世界で満喫中―
山田 武
ファンタジー
今よりも科学が発達した世界、そんな世界にVRMMOが登場した。
Every Holiday Online 休みを謳歌できるこのゲームを、俺たち家族全員が始めることになった。
最初のチュートリアルの時、俺は一つの願いを言った――そしたらステータスは最弱、スキルの大半はエラー状態!?
ゲーム開始地点は誰もいない無人の星、あるのは求めて手に入れた生産特化のスキル――:DIY:。
はたして、俺はこのゲームで大車輪ができるのか!? (大切)
1話約1000文字です
01章――バトル無し・下準備回
02章――冒険の始まり・死に続ける
03章――『超越者』・騎士の国へ
04章――森の守護獣・イベント参加
05章――ダンジョン・未知との遭遇
06章──仙人の街・帝国の進撃
07章──強さを求めて・錬金の王
08章──魔族の侵略・魔王との邂逅
09章──匠天の証明・眠る機械龍
10章──東の果てへ・物ノ怪の巫女
11章──アンヤク・封じられし人形
12章──獣人の都・蔓延る闘争
13章──当千の試練・機械仕掛けの不死者
14章──天の集い・北の果て
15章──刀の王様・眠れる妖精
16章──腕輪祭り・悪鬼騒動
17章──幽源の世界・侵略者の侵蝕
18章──タコヤキ作り・幽魔と霊王
19章──剋服の試練・ギルド問題
20章──五州騒動・迷宮イベント
21章──VS戦乙女・就職活動
22章──休日開放・家族冒険
23章──千■万■・■■の主(予定)
タイトル通りになるのは二章以降となります、予めご了承を。
アイテムボックスの最も冴えた使い方~チュートリアル1億回で最強になったが、実力隠してアイテムボックス内でスローライフしつつ駄竜とたわむれる~
うみ
ファンタジー
「アイテムボックス発動 収納 自分自身!」
これしかないと思った!
自宅で休んでいたら突然異世界に拉致され、邪蒼竜と名乗る強大なドラゴンを前にして絶対絶命のピンチに陥っていたのだから。
奴に言われるがままステータスと叫んだら、アイテムボックスというスキルを持っていることが分かった。
得た能力を使って何とかピンチを逃れようとし、思いついたアイデアを咄嗟に実行に移したんだ。
直後、俺の体はアイテムボックスの中に入り、難を逃れることができた。
このまま戻っても捻りつぶされるだけだ。
そこで、アイテムボックスの中は時間が流れないことを利用し、チュートリアルバトルを繰り返すこと1億回。ついにレベルがカンストする。
アイテムボックスの外に出た俺はドラゴンの角を折り、危機を脱する。
助けた竜の巫女と共に彼女の村へ向かうことになった俺だったが――。
異世界で快適な生活するのに自重なんかしてられないだろ?
お子様
ファンタジー
机の引き出しから過去未来ではなく異世界へ。
飛ばされた世界で日本のような快適な生活を過ごすにはどうしたらいい?
自重して目立たないようにする?
無理無理。快適な生活を送るにはお金が必要なんだよ!
お金を稼ぎ目立っても、問題無く暮らす方法は?
主人公の考えた手段は、ドン引きされるような内容だった。
(実践出来るかどうかは別だけど)
ユーザ登録のメリット
- 毎日¥0対象作品が毎日1話無料!
- お気に入り登録で最新話を見逃さない!
- しおり機能で小説の続きが読みやすい!
1~3分で完了!
無料でユーザ登録する
すでにユーザの方はログイン
閉じる