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機体に施された細工
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ハオランの放った衝撃波で、残り数が少なくなり小さくなった武具の塊が、繋がれていた糸を切られたように飛び散る。シンのボードは、文字通り重荷が取れたかのように速度を上げる。
衝撃には備えていたが、いざ実際に速度が加速すると大きくバランスを崩すシン。何とか踏み止まるも、これでもう戦闘を行うだけの余力すら残っていない。
ここからは単純明解の実力勝負。僅かな間だったが、ツバキやツクヨと共に修練を積んだ操縦技術で、シンはハオランと並ぶ。
「これでもう・・・空っぽです。清々しいほどにね。あの少年から授かったこのボード・・・。慣らす時間が最も長かったのは、私達でしょう。キングのセンスやマクシムさんのクラフトされたボードも侮れませんが、単純な技術力で私が最もライバル視しているのは・・・。シンさん、貴方です」
これ以上ないほどの賛美の言葉に聞こえた。ハオランの実力をその目で見てきたシンは、彼の強さや頼もしさに憧れた。主人や仲間に信頼され、頼りにされる。そんな眩しいほどの人物像は、シンとは真逆のものだったからだ。
言うなればハオランは舞台の主役。シンは舞台にすら立てない裏方。そして現実世界では仲間にも環境にも恵まれず、ただ生きる屍として日々を送る毎日だった。
それでも、WoFでアサシンギルドに入り、彼を一人前のアサシンとして導いてくれた人が教えてくれたこと。光を輝かせるのは、漆黒よりも暗い影があるから。引き立て役や、人目につかぬ影の立役者がいてこそ、主役はより強い光を放つ。
そんな光り輝く主役の彼が、自分を見てくれていたことに強く胸を打たれた。周りにはシー・ギャングなる組織として名を馳せるキングや、最大の海賊として名高いエイヴリー海賊団屈指の腹心マクシムがいる。
名声や悪名もなく、ただの余所者の一参加者であるシンをライバルと呼んでくれた。それだけ彼は、このレースと戦いに身を投じた意味を見出す。勿論、それだけが彼を支え成長させた訳ではない。
グレイスやデイヴィス、様々な者達との出会いや共闘で、誰かと共に協力し戦うことの何たるかを学んだ。
シンのアサシンというクラスは、大戦やレイド戦で大きく光り輝くクラスではないだろう。しかし、そんな彼でも戦い方次第で表舞台へと立ってもいいのだと。そう言ってくれたような気がしていた。
「・・・ありがとう、ハオラン。でも・・・やっぱり舞台に立ったからには、俺も勝ちたいッ・・・!」
目を赤く充血させ、笑顔で闘志を向ける彼の頬を伝う雫は、彼の内から出たものかボードによる水飛沫でついたものかは定かではない。だが、何よりも曇りのない澄んだその瞳を見て、ハオランは優しく微笑み、己の燃え盛る闘志の炎を見せつける。
「・・・当然です!主役は一人だからこそ強く輝くのですから。この舞台の主役は二人も入りませんッ!」
その言葉を皮切りに、先頭を走る二人の男達は勢いよくハンドルを握り、ボードを最大出力で走らせる。海面を裂くように走る二つの機体の速度は互角。隣り合わせで並ぶ二人は、差など全くないほど激しく競り合う。
すると、後方から大きく飛び上がった一台のボードが二人のすぐ後ろまで迫り、豪快に着水する。
「あらら~?もう終わっちまったんかい?あのおもしれぇスキルは。俺ちゃんが打ちのめしてやろうと思ったのによぉ~」
「逃しゃしねーよ、キングゥッ!」
「まだついてきてたの。しつこいねぇ~」
後方で順位争いをしていたキングとマクシムが追い上げてきていた。同じ機体で追い抜くことは出来ないと思ったのか、キングは再びシンの後ろを張り付くように走り出す。
また先ほどのようにスリップストリームを狙っているのだろうか。そしてエイヴリーのクラフトによって模作されたボードに乗るマクシムは、何故か徐々に彼らとの差を少しずつ埋め始めていた。
「彼の機体・・・。やはり私達と同じ物ではないようですね」
「どういうことだ?」
「恐らくあれは彼の海賊団の船長、エイヴリーがクラフトして作り出したオリジナルを模したものでしょう。そして、この機体に備わっている能力の開発に一役買っていたのが、そのエイヴリー海賊団なのです・・・」
元々、造船技師の見習いであるツバキが何故これ程、グラン・ヴァーグでも革新的な乗り物を開発出来たのか。その大きな要因に、エイヴリーが自身の海賊船の強化に使う為に持ち込んだ素材にあった。
それは非常に珍しい代物で、所持者の魔力を吸収し違った形で放出できるという、希少価値の高い鉱石の一種だったのだ。事前にエイヴリーから連絡を受けていたウィリアムは、その素材を使ってどんな改造を施そうかエイヴリーと話し合っていた。
会話の内容と素材の特異性を聞いたツバキは、自分が名声を上げるには師匠であるウィリアムよりも早く、よりその特異性を活かせる乗り物を開発することが出来ないかと考えた。
そして、荷物を忙しいウィリアムに変わり取りに行くフリをして、気づかれない程度に鉱石を盗み出していたのだった。無論、少量失おうと改造に支障の無いよう数を揃えていたエイヴリー。
何より、ウィリアムとの会話の中で度々聞かされていた優秀な弟子、ツバキの名を聞いていたエイヴリーは、少年の認めてもらいたくて新たな乗り物の開発に躍起になっていることを利用し、師匠と弟子の双方に素材が行き渡るように画策し、その才能を競わせるように仕向けた。
結果として、エイヴリーの海賊船は彼のクラフト能力をより活かせる性能へとグレードアップし、ツバキによる新たな乗り物は革新的な技術を取り入れた勝敗を分けるまでに重要なものとして、四人の男達による首位争いに使われている。
素材の特徴を誰よりも把握しているエイヴリーが、素直にツバキのボードをそのまま作るとは考えられない。何かしらの細工をしている筈だ。さもなければ、同じ機体で操縦経験の浅いマクシムが優位に立つのは非常に困難となるからだ。
しかしその細工は、誰にでも適応されるものでなければならない。そもそもクラフトした段階では、誰が乗るのかさえ決まっていなかった。そして万全の状態で乗れないかもしれないということも考慮すれば、魔力の摂取量を上げることは出来ない。
僅かでもいい。本家本元のボードよりも速度の出る細工さえ施せば、それだけでよかった。機体の性能に差が出れば、ある程度の操縦技術の差を埋めるのには十分だった。
そこで彼が細工したのは、素材と直接関わりのあるエンジン部分だった。操縦者から吸収した魔力を、より速度アップのエネルギーへと変換できるよう改造してクラフトしていたのだった。
衝撃には備えていたが、いざ実際に速度が加速すると大きくバランスを崩すシン。何とか踏み止まるも、これでもう戦闘を行うだけの余力すら残っていない。
ここからは単純明解の実力勝負。僅かな間だったが、ツバキやツクヨと共に修練を積んだ操縦技術で、シンはハオランと並ぶ。
「これでもう・・・空っぽです。清々しいほどにね。あの少年から授かったこのボード・・・。慣らす時間が最も長かったのは、私達でしょう。キングのセンスやマクシムさんのクラフトされたボードも侮れませんが、単純な技術力で私が最もライバル視しているのは・・・。シンさん、貴方です」
これ以上ないほどの賛美の言葉に聞こえた。ハオランの実力をその目で見てきたシンは、彼の強さや頼もしさに憧れた。主人や仲間に信頼され、頼りにされる。そんな眩しいほどの人物像は、シンとは真逆のものだったからだ。
言うなればハオランは舞台の主役。シンは舞台にすら立てない裏方。そして現実世界では仲間にも環境にも恵まれず、ただ生きる屍として日々を送る毎日だった。
それでも、WoFでアサシンギルドに入り、彼を一人前のアサシンとして導いてくれた人が教えてくれたこと。光を輝かせるのは、漆黒よりも暗い影があるから。引き立て役や、人目につかぬ影の立役者がいてこそ、主役はより強い光を放つ。
そんな光り輝く主役の彼が、自分を見てくれていたことに強く胸を打たれた。周りにはシー・ギャングなる組織として名を馳せるキングや、最大の海賊として名高いエイヴリー海賊団屈指の腹心マクシムがいる。
名声や悪名もなく、ただの余所者の一参加者であるシンをライバルと呼んでくれた。それだけ彼は、このレースと戦いに身を投じた意味を見出す。勿論、それだけが彼を支え成長させた訳ではない。
グレイスやデイヴィス、様々な者達との出会いや共闘で、誰かと共に協力し戦うことの何たるかを学んだ。
シンのアサシンというクラスは、大戦やレイド戦で大きく光り輝くクラスではないだろう。しかし、そんな彼でも戦い方次第で表舞台へと立ってもいいのだと。そう言ってくれたような気がしていた。
「・・・ありがとう、ハオラン。でも・・・やっぱり舞台に立ったからには、俺も勝ちたいッ・・・!」
目を赤く充血させ、笑顔で闘志を向ける彼の頬を伝う雫は、彼の内から出たものかボードによる水飛沫でついたものかは定かではない。だが、何よりも曇りのない澄んだその瞳を見て、ハオランは優しく微笑み、己の燃え盛る闘志の炎を見せつける。
「・・・当然です!主役は一人だからこそ強く輝くのですから。この舞台の主役は二人も入りませんッ!」
その言葉を皮切りに、先頭を走る二人の男達は勢いよくハンドルを握り、ボードを最大出力で走らせる。海面を裂くように走る二つの機体の速度は互角。隣り合わせで並ぶ二人は、差など全くないほど激しく競り合う。
すると、後方から大きく飛び上がった一台のボードが二人のすぐ後ろまで迫り、豪快に着水する。
「あらら~?もう終わっちまったんかい?あのおもしれぇスキルは。俺ちゃんが打ちのめしてやろうと思ったのによぉ~」
「逃しゃしねーよ、キングゥッ!」
「まだついてきてたの。しつこいねぇ~」
後方で順位争いをしていたキングとマクシムが追い上げてきていた。同じ機体で追い抜くことは出来ないと思ったのか、キングは再びシンの後ろを張り付くように走り出す。
また先ほどのようにスリップストリームを狙っているのだろうか。そしてエイヴリーのクラフトによって模作されたボードに乗るマクシムは、何故か徐々に彼らとの差を少しずつ埋め始めていた。
「彼の機体・・・。やはり私達と同じ物ではないようですね」
「どういうことだ?」
「恐らくあれは彼の海賊団の船長、エイヴリーがクラフトして作り出したオリジナルを模したものでしょう。そして、この機体に備わっている能力の開発に一役買っていたのが、そのエイヴリー海賊団なのです・・・」
元々、造船技師の見習いであるツバキが何故これ程、グラン・ヴァーグでも革新的な乗り物を開発出来たのか。その大きな要因に、エイヴリーが自身の海賊船の強化に使う為に持ち込んだ素材にあった。
それは非常に珍しい代物で、所持者の魔力を吸収し違った形で放出できるという、希少価値の高い鉱石の一種だったのだ。事前にエイヴリーから連絡を受けていたウィリアムは、その素材を使ってどんな改造を施そうかエイヴリーと話し合っていた。
会話の内容と素材の特異性を聞いたツバキは、自分が名声を上げるには師匠であるウィリアムよりも早く、よりその特異性を活かせる乗り物を開発することが出来ないかと考えた。
そして、荷物を忙しいウィリアムに変わり取りに行くフリをして、気づかれない程度に鉱石を盗み出していたのだった。無論、少量失おうと改造に支障の無いよう数を揃えていたエイヴリー。
何より、ウィリアムとの会話の中で度々聞かされていた優秀な弟子、ツバキの名を聞いていたエイヴリーは、少年の認めてもらいたくて新たな乗り物の開発に躍起になっていることを利用し、師匠と弟子の双方に素材が行き渡るように画策し、その才能を競わせるように仕向けた。
結果として、エイヴリーの海賊船は彼のクラフト能力をより活かせる性能へとグレードアップし、ツバキによる新たな乗り物は革新的な技術を取り入れた勝敗を分けるまでに重要なものとして、四人の男達による首位争いに使われている。
素材の特徴を誰よりも把握しているエイヴリーが、素直にツバキのボードをそのまま作るとは考えられない。何かしらの細工をしている筈だ。さもなければ、同じ機体で操縦経験の浅いマクシムが優位に立つのは非常に困難となるからだ。
しかしその細工は、誰にでも適応されるものでなければならない。そもそもクラフトした段階では、誰が乗るのかさえ決まっていなかった。そして万全の状態で乗れないかもしれないということも考慮すれば、魔力の摂取量を上げることは出来ない。
僅かでもいい。本家本元のボードよりも速度の出る細工さえ施せば、それだけでよかった。機体の性能に差が出れば、ある程度の操縦技術の差を埋めるのには十分だった。
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