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バカね……
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「バカね、あれから何年たったと思ってるわけ」
「まだ4年……ひぃ!」
ベットの上でうつ伏せに寝転ぶラーナは腰に何か強い刺激を感じた。
「もう4年、よ」
「今の何?」
顔を横に向けて、元冒険仲間の一人で、魔法使いのユーリの顔を見た。ユーリは飽きれ顔を浮かべていた。
「塗り薬よ。魔法で作ったものだから、刺激は強いけど、10分ぐらいで痛みは消えるわ。ただし治ったわけじゃないからね。今後、1週間は絶対安静に」
「え? そんな……」
ラーナは困った。3日後、ラーナにとって大きなイベントがあった。
「はぁ、それでなんでこんな無茶したわけ?」
ユーリのため息が止まらない。
「えっだって、私しかいなかったんだもん。魔物を倒せる人」
「あなた、今の自分で魔物倒せるとでも思ったの?」
「えっだって、いつも倒してるもん」
「いつもって、蜃気楼箱の中での話でしょ?」
「それが?」
「それが大問題よ。」
ユーリは寝転ぶラーナの顔をのぞき込んだ。眉間にしわが寄せられている。
「あのとき、あんなもん上げるんじゃなかったわ」
屋敷生活になってから1年がたった頃である。それまでいろんな遊びをしてきたラーナもその頃にはすべてやり尽くした感があり、何か他に楽しいことがないかと考えていた。
そんなおり、冒険時代に息抜きでユーリが持っていた蜃気楼箱で遊んだことを思い出し、ユーリに貸してくれとせがんだ。
するとユーリは蜃気楼箱を2個持っていたので、そのうちひとつをラーナにあげた。
「あの時、あの箱をあげた時に感激して、なみだ流したあんたの顔、一生忘れないわ」
「へぇ泣いたかなぁ~」
と、とぼけて見せたラーナだが、本当は憶えていた。今ではもうかなり普及しているが当時、蜃気楼箱はとても希少でめったに手に入れられるものではなかったので、ユーリがまさか2つも持っているとは思ってもいなかった。
「泣いてたわよ。だけどあげたこと、ホント後悔してる」
「えぇなんでよ~」
ユーリがラーナにあげた蜃気楼箱というものは、ふたを開けると、その名の通り、蜃気楼が出現し、その蜃気楼の中に魔法によって作られた架空の魔物が現れる。プレイヤーは基本、その魔物を倒して遊ぶことができる。ただ、その魔物は幻想なので、攻撃されてHPが0になっても死ぬことはない。痛みを感じるような錯覚を戦う者に与えるが。
これは、とある魔法使いが5年ほど前に開発したものだ。
初期の段階では、単に魔物を倒すバトルモードしかなかったが、今ではそのバトルモードに加えて、プレイヤー通しの対戦モード、架空世界での冒険モード、その冒険モードで出てくるボスのみを倒すボス戦モードなど多岐にわたる。
他にも定期的にイベントが開催されている。また重力を通常より低く設定して遊べ、現実では無理な敵相手にも戦え、子供、大人問わず人気のある遊び道具だった。
ラーナはその蜃気楼箱に熱中した。冒険時代は死ぬかもしれない魔物退治だったが、この蜃気楼の空間では死ぬことはないので、魔物退治が気軽にでき楽しかった。
「だってあんた、重力レベル下げたでしょ」
ユーリはじっと睨んだ
うっばれてたか、ラーナは額から汗がたれた。真正面のユーリの顔面の圧のせいで、目線をそらすことができない
「だってピョンピョン跳ねられるから、楽しくて、」
「だめでしょ! あれほど言ったのに、せめてレベル4にはしときなさいって」
「レベル4? それって現実世界と同じ重力じゃない! そんなの面白くないわよ」
ラーナは露骨に嫌な表情を見せ、口をすぼめ、首を横にゆっくりと振った。
「面白いとか、そういう問題じゃないのよ!」
「じゃあユーリはレベルは何にしてるの?」
「もちろんレベル7よ。」
「レベル7? MAXレベルじゃない! そもそも何で現実よりも重い重力レベルってあるの? 遊び道具なのにこんな苦行をする変人っているの? あっ目の前にいたわ。」
ラーナはユーリに指さした。
「変人で悪かったわね……。この蜃気楼箱で訓練する人がいるの。現実よりも重い重力で体を慣らしてね」
「うぇ、真面目。」
「真面目で結構。で、結局ラーナはどのぐらい下げたの?」
「……え?」
話をなんとかしてそらそうとしたラーナだったが、それをユーリは許さなかった。
「別に……バラバラよ。その日その日の気分で決めてるよ」
「じゃあ昨日は?」
「レベル1」
「おとといは?」
「レベル1」
「じゃぁその前の日は」
「えっと、レベル2にしてたけど、つまらなくて途中でレベル1にしたかなぁ……」
「……あんた私にけんか売ってるわけ?」
「ちっ、違うわよ! たまたまそうなっただけで……先週はレベル3の時もあったのよ。」
「本当かしら。とにかく重力レベル下げて、ずっと遊んでたんだから、今回みたいなことになったのよ。絶対にあなた冒険時代より体、衰えてるわよ」
「まぁそりゃあ、冒険時代と比べればね。だけど世界王者なんだよ私。今も昔も世界で一番強いことに変わりはないの」
ラーナが言い放ったその一言に、ユーリが何かまた言い返してくると思った。が、何もかえってこなかったので横にいるユーリのほうに顔を向けた。
「ユーリ、どうしたの?」
「それも、蜃気楼箱での話でしょ」
「え? ええそうよ、」
蜃気楼箱では年に一回バトルモードでの世界大会が行われる。
「その時のあなたの重力レベルは?」
「もしかして私だけ、重力レベルが低いとでも思った? そんなのチートじゃない。私も含めて皆レベル1だったわよ」
「皆?」
「ええそうよ」
そうラーナは答えると、ユーリはまた黙ってしまった。
「ねぇどうしたの? さっきから」
「いや、なんでもないわ。で、どうするのスライム。あなた今の体の状態じゃ無理だからギルドに紹介してもらったら」
「うーん、それはちょっと……」
「何よ。それしかないじゃないの」
「ユーリ、お願いお金はいくらでも払うから。」
「元冒険仲間を金でつるな……。それに私は依頼で忙しいの。って、もうこんな時間。」
ユーリは部屋にある壁時計を見た。
ユーリは冒険が終わった後も、魔法を使って人々の手助けを無償で行っていた。
「そろそろ行くわ。次の依頼が待っているから。最後に言い忘れたけど、体の状態がよくなったら、ちゃんとレベル4で修行しなさいよ。このままだと本当に衰えてしまうわよ」
「余計なお世話よ。今回はいきなり現実世界で剣をふってしまったからよ。修行しなくてもこの通りよ。世界王者の私がなんで修行なんて……?」
「この通りって、クスリを塗られた状態の人が―」
「あっ!」
ラーナはユーリが話す途中で思わず声を上げてしまった。
「え? 何よ、急に」
「あっいやなんでもないよ。じゃあまたね、ユーリ!」
「……じゃあね。依頼が終わった後ギルドによる用事があるんだけど、ついでに私が頼んでおこうかしら?」
「あっ自分でやるわ~」
「……そう。じゃあまたね」
屋敷を出て、ラーナとユーリはしばらく一緒に歩いた後、二人はそこで別れた。
ユーリが家がある森に向かって歩いて行く。遠ざかるユーリの背中を見てラーナは
「ギルドに頼む? そんな恥ずかしいことできるわけないじゃない。」
ふっと鼻で笑いながらそうつぶやいた。
「魔王を倒した英雄ラーナがぎっくり腰になってスライム倒しをギルドに頼むなんてそんな恥ずかしいことできるわけないじゃないの!」
ラーナは両手を広げ、やれやれのポーズをとった。
「だから鍛えるのよ、将来有望な冒険者達をね」
そして今度はガッツポーズをとった。
「まだ4年……ひぃ!」
ベットの上でうつ伏せに寝転ぶラーナは腰に何か強い刺激を感じた。
「もう4年、よ」
「今の何?」
顔を横に向けて、元冒険仲間の一人で、魔法使いのユーリの顔を見た。ユーリは飽きれ顔を浮かべていた。
「塗り薬よ。魔法で作ったものだから、刺激は強いけど、10分ぐらいで痛みは消えるわ。ただし治ったわけじゃないからね。今後、1週間は絶対安静に」
「え? そんな……」
ラーナは困った。3日後、ラーナにとって大きなイベントがあった。
「はぁ、それでなんでこんな無茶したわけ?」
ユーリのため息が止まらない。
「えっだって、私しかいなかったんだもん。魔物を倒せる人」
「あなた、今の自分で魔物倒せるとでも思ったの?」
「えっだって、いつも倒してるもん」
「いつもって、蜃気楼箱の中での話でしょ?」
「それが?」
「それが大問題よ。」
ユーリは寝転ぶラーナの顔をのぞき込んだ。眉間にしわが寄せられている。
「あのとき、あんなもん上げるんじゃなかったわ」
屋敷生活になってから1年がたった頃である。それまでいろんな遊びをしてきたラーナもその頃にはすべてやり尽くした感があり、何か他に楽しいことがないかと考えていた。
そんなおり、冒険時代に息抜きでユーリが持っていた蜃気楼箱で遊んだことを思い出し、ユーリに貸してくれとせがんだ。
するとユーリは蜃気楼箱を2個持っていたので、そのうちひとつをラーナにあげた。
「あの時、あの箱をあげた時に感激して、なみだ流したあんたの顔、一生忘れないわ」
「へぇ泣いたかなぁ~」
と、とぼけて見せたラーナだが、本当は憶えていた。今ではもうかなり普及しているが当時、蜃気楼箱はとても希少でめったに手に入れられるものではなかったので、ユーリがまさか2つも持っているとは思ってもいなかった。
「泣いてたわよ。だけどあげたこと、ホント後悔してる」
「えぇなんでよ~」
ユーリがラーナにあげた蜃気楼箱というものは、ふたを開けると、その名の通り、蜃気楼が出現し、その蜃気楼の中に魔法によって作られた架空の魔物が現れる。プレイヤーは基本、その魔物を倒して遊ぶことができる。ただ、その魔物は幻想なので、攻撃されてHPが0になっても死ぬことはない。痛みを感じるような錯覚を戦う者に与えるが。
これは、とある魔法使いが5年ほど前に開発したものだ。
初期の段階では、単に魔物を倒すバトルモードしかなかったが、今ではそのバトルモードに加えて、プレイヤー通しの対戦モード、架空世界での冒険モード、その冒険モードで出てくるボスのみを倒すボス戦モードなど多岐にわたる。
他にも定期的にイベントが開催されている。また重力を通常より低く設定して遊べ、現実では無理な敵相手にも戦え、子供、大人問わず人気のある遊び道具だった。
ラーナはその蜃気楼箱に熱中した。冒険時代は死ぬかもしれない魔物退治だったが、この蜃気楼の空間では死ぬことはないので、魔物退治が気軽にでき楽しかった。
「だってあんた、重力レベル下げたでしょ」
ユーリはじっと睨んだ
うっばれてたか、ラーナは額から汗がたれた。真正面のユーリの顔面の圧のせいで、目線をそらすことができない
「だってピョンピョン跳ねられるから、楽しくて、」
「だめでしょ! あれほど言ったのに、せめてレベル4にはしときなさいって」
「レベル4? それって現実世界と同じ重力じゃない! そんなの面白くないわよ」
ラーナは露骨に嫌な表情を見せ、口をすぼめ、首を横にゆっくりと振った。
「面白いとか、そういう問題じゃないのよ!」
「じゃあユーリはレベルは何にしてるの?」
「もちろんレベル7よ。」
「レベル7? MAXレベルじゃない! そもそも何で現実よりも重い重力レベルってあるの? 遊び道具なのにこんな苦行をする変人っているの? あっ目の前にいたわ。」
ラーナはユーリに指さした。
「変人で悪かったわね……。この蜃気楼箱で訓練する人がいるの。現実よりも重い重力で体を慣らしてね」
「うぇ、真面目。」
「真面目で結構。で、結局ラーナはどのぐらい下げたの?」
「……え?」
話をなんとかしてそらそうとしたラーナだったが、それをユーリは許さなかった。
「別に……バラバラよ。その日その日の気分で決めてるよ」
「じゃあ昨日は?」
「レベル1」
「おとといは?」
「レベル1」
「じゃぁその前の日は」
「えっと、レベル2にしてたけど、つまらなくて途中でレベル1にしたかなぁ……」
「……あんた私にけんか売ってるわけ?」
「ちっ、違うわよ! たまたまそうなっただけで……先週はレベル3の時もあったのよ。」
「本当かしら。とにかく重力レベル下げて、ずっと遊んでたんだから、今回みたいなことになったのよ。絶対にあなた冒険時代より体、衰えてるわよ」
「まぁそりゃあ、冒険時代と比べればね。だけど世界王者なんだよ私。今も昔も世界で一番強いことに変わりはないの」
ラーナが言い放ったその一言に、ユーリが何かまた言い返してくると思った。が、何もかえってこなかったので横にいるユーリのほうに顔を向けた。
「ユーリ、どうしたの?」
「それも、蜃気楼箱での話でしょ」
「え? ええそうよ、」
蜃気楼箱では年に一回バトルモードでの世界大会が行われる。
「その時のあなたの重力レベルは?」
「もしかして私だけ、重力レベルが低いとでも思った? そんなのチートじゃない。私も含めて皆レベル1だったわよ」
「皆?」
「ええそうよ」
そうラーナは答えると、ユーリはまた黙ってしまった。
「ねぇどうしたの? さっきから」
「いや、なんでもないわ。で、どうするのスライム。あなた今の体の状態じゃ無理だからギルドに紹介してもらったら」
「うーん、それはちょっと……」
「何よ。それしかないじゃないの」
「ユーリ、お願いお金はいくらでも払うから。」
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「余計なお世話よ。今回はいきなり現実世界で剣をふってしまったからよ。修行しなくてもこの通りよ。世界王者の私がなんで修行なんて……?」
「この通りって、クスリを塗られた状態の人が―」
「あっ!」
ラーナはユーリが話す途中で思わず声を上げてしまった。
「え? 何よ、急に」
「あっいやなんでもないよ。じゃあまたね、ユーリ!」
「……じゃあね。依頼が終わった後ギルドによる用事があるんだけど、ついでに私が頼んでおこうかしら?」
「あっ自分でやるわ~」
「……そう。じゃあまたね」
屋敷を出て、ラーナとユーリはしばらく一緒に歩いた後、二人はそこで別れた。
ユーリが家がある森に向かって歩いて行く。遠ざかるユーリの背中を見てラーナは
「ギルドに頼む? そんな恥ずかしいことできるわけないじゃない。」
ふっと鼻で笑いながらそうつぶやいた。
「魔王を倒した英雄ラーナがぎっくり腰になってスライム倒しをギルドに頼むなんてそんな恥ずかしいことできるわけないじゃないの!」
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