ある星のおはなし

天仕事屋(てしごとや)

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惑星アクアリウムのおはなし

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ある日のこと

地面が大きくゆれ動き
惑星が少し
傾いてしまいました

大きな湖の水も
人も
食べものも
すべてが
低くなった星の左がわに
よってしまいました

少しだけ星の右がわに
のこった人たちがいます

その人たちは
水も食べものも
何もなくて
のどがかわいて
死にそうでした

それをニュースで見た
左がわの人たちは
これはいけないと思い
水や食べものをもっていきました
それから土にさくもつを植え
動物たちも連れていき
いっしょに育てました

何年もそうこうしているうちに
星の右がわにも少しずつ
人がふえ
水がふえ
生き物や植物が
ふえていきました

そのうち動物も人間が
右がわにふえていくと
星の地面が
少しずつ重くなり
かたむいていた惑星が
元のようにまっすぐに
平らになっていきました


それからというもの
その惑星では
たびたびゆれがおきて
地面がかたむくことがあっても
人びとがシーソーのように
右と左に住む
人どうしが
助けあって
地面をたいらにすることで
何百年も
幸せにくらしたそうです






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