婚約破棄されたと思ったら伯爵夫人になっていました。

SUZU

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2日目

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明るい光、鳥の鳴き声でエミリアは目が覚めた。

ベットから起き上がるとコハク達は既に起きていてお座りしてエミリアが起きるのを待っていた。

2匹におはようと声をかけるとそれに答えるようにコハクは鳴いた。
オウムも「オハヨ」と答える。

ベットから起き上がって、顔を洗ってサッパリとするエミリア。

「さて、今日もこれからの事を色々と考えなきゃ行けないけどその前にあなたの名前を考えなきゃね。」

そう言って見た先にはコハクの頭の上にいるオウム。

「名前が無いと不便だもの。あなたがいなければこのログハウスに辿り着けなかったと思うの、だからそのお礼も込めて贈らせて頂戴。」

エミリアは少し考えた素振りを見せる。

「決めたわ!あなたの名前はソラにしましょう!その翼で空を自由に飛べるように。それにあなたの体も綺麗な空色だもの。」

オウムのソラの頭をソッと撫でるとソラは分かっているのかいないのか黙って首を傾げた。

「まぁ、呼ぶのは私だけなんだけれどね。」

そう言ってクスッと笑う。

「さて、今日は何をしようかしら。」

呟くエミリアのお腹がぐーっと音が鳴る。
1人とは言えコハクとソラがいるからか恥ずかしげにお腹を抑える。

「ひとまずなにか食べられるものを探さなきゃいけないわ。数日は凌げてもこのままでは飢え死にしてしまうだろうし。」

そう呟くとおもむろにキッチンへ向かいコンロの下にある棚からやかんを探して取ると、軽く洗ってから水を入れてコンロの火をつける。

湯が沸くのを待つ間に食器棚に入っている皿やコップなどを洗う。

そうしている間に湯が沸いたので火を止めてカップに注ぎゆっくりと飲む。
飲み物で空腹を誤魔化そうと思ったのだ。

「何か果物でも見つかれば良いんだけど。腹が減っては戦はできぬって言うくらいだし、この森で暮らす上ではいつかはぶつかる壁だったのよね。」

お金を一円も持っていないことの大きさを早速感じた。
ついため息をつく。

そんな彼女を追ってキッチンまで来たコハクとソラはため息をつくエミリアを心配そうに見つめる。

2匹の頭をそっと撫でて「さて、食料を探しに出掛けましょうか。」と言うとカップをサッと洗う。

洗うと家に残されていたローブを羽織り外へ出た。

勿論その後にはコハクとソラの姿もある。

出てすぐにどちらに進もうかと迷うエミリアへ右へ進もうとでも言いたげに、服の裾をクイっと引っ張って来るコハク。
それに気づき右へ足を向けると先導するようにエミリアより数歩進み、チラッとこちらを見ている。
エミリアが歩き出すのを確認するとコハクも足を進めた。


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