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一旦戻って
しおりを挟む戻ると川から少し離れた位置で座っていたコハクが立ち上がりこちらに駆け寄ってきた。
そしてエミリアの持っているローブが気になるようでクンクンと嗅いでくる。
「親切な小猿さん達が採ってくれたのよ。一度家に帰って頂きましょう、薬草を採るために籠も取りに行きたいわ。」
コハクはそれを聞くと理解したかのように元来た道の方へ向きを変えて家に戻ろうとする。
しかしソラを置いて帰ろうとしているため引き留めて、未だに川の側にいるソラに声をかける。
コハクも引き止められて思い出したのか、大人しくこちらを見て待っている。
エミリアの声で帰ろうとしているのに気が付いたソラは慌てて飛んできてコハクの頭にとまった。
ソラが来たので今度こそ家に向けて歩み出した。
「林檎ときのこは見つかったけれど、他にも食べられるものを見つけれるといいわね。薬草も見つけれたからそれも売るために採っとかないと。」
歩きながら返事は返ってこないが一方的に話しかける。
そうして歩き続けて、しばらく立つと家に着いた。
戸を開けてエミリアは家に入るが、その後に続こうとしたコハクとソラを止める。
「直ぐに戻るからちょっとだけ待ってて頂戴。どうせまた出かけるのだもの、貴方達の足を拭くよりも私が戻る方が早いわ。」
そう言ってコハクとソラの頭をひと撫でして家に入って行った。
止められてしまったコハクとその上にとまっていたソラは扉から少し離れて座る。
5分ほど経った頃エミリアが戻ってきた。
その手には浅い円形の籠を持っている。
「お待たせ、籠を探すのに少し時間がかかってしまったの。でも見つかって良かったわ。」
エミリアの持つ籠をよく見ると先ほど小猿達が採ってくれた林檎が皿に入れて3つ、それと皮を剥くための果物ナイフが入っている。
「戻る前に休憩がてら食べて行きましょう。」
そう言って近くの木の根本に腰を下ろして自分の隣をポンポンと手で叩く。
そこへコハクが寝そべると頭に止まっていたソラはエミリアの肩へと移動する。
林檎を1つ皮を剥き、種をとる。
手慣れた様子でスルスル皮を剥くと食べやすい大きさに切ると4分の1程を膝の上の皿に置いてあげる。
すると肩に止まっていたソラは皿の淵の部分に飛んでくる。
残りの林檎2つはコハクの前に置いてあげる。
コハクとサラが林檎を食べ始めるのを見るとエミリアも一切れ齧る。
「甘くて美味しい、さっきの小猿さん達には感謝しなきゃね。」
コハク達に話しかけながら食べ進め、あっという間に食べ終わる。
ソラはまだ食べている最中だった為コハクの頭を撫でて、木にもたれて待つ。
暫く待つとソラも食べ終わった為、エミリアは持って来ていた皿と果物ナイフを家に一度置きに戻る。
「さて、休憩もしたし戻りましょうか。」
立ってそう言うエミリアを先導するようにコハクとソラは前を歩き、時折後ろを確認するようにチラチラと見ながら動物達の憩いの場である川に戻るのであった。
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このたびは読んで頂きありがとうございます😊
自分で書いているとどうしても気づけない、読み難い所に気付かないのでご指摘頂いてとてもありがたいです✨
ご指摘頂いた点に関しては再度確認して直して行きたいと思います!
不定期での更新になってはしまっていますが、今後ともよろしくお願いします!
このお茶会すごいなーー(棒)
すらすら嘘が言える同類として認識してるねぇ…。
今はいいけど、歯車が狂いだすと「相手が嘘ついてるかも…」ってお互いに疑いだしそうだよね(  ̄ー ̄)
浮気されるのも早そう~♪