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第10話 槍の雨
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出会い頭に、キリエは僕を突き飛ばした。僕は予想外の出来事に反応できずに、地べたに転がった。手のひらが泥まみれになる。
キリエは僕を見下ろすと、無邪気に笑った。
「ごめーん。アズリールくんの生き霊がいる。こわーいって思ったから突き飛ばしたんだけど、本物だったんだね」
「……何をするんだ。謝れ」
「レヴィウス様ったらぁ。あなたの隣は俺の指定席だって言ってるのに。こんな地味なオメガを相手にするぐらい寂しかったんですか?」
キリエがキスをしようとしたが、レヴィウス様がかわした。レヴィウス様の眉間には深い皺が刻まれている。
子どもたちはキリエから離れていった。
老夫妻も泣くのを止めて、キリエの動向を窺っている。シマ先生は手を組んで関節をポキポキと鳴らしている。キリエの所業に苛立っているようだ。
キリエは立ち上がろうとした僕を、再び突き飛ばした。
「乱暴はやめろ!」
レヴィウス様が声を荒げても、キリエはどこ吹く風だった。
「地味ぃなアズリールくんにお化粧してあげたんじゃないですか。イモくさいアズリールくんにお似合いのきったない泥で」
「……泥が汚いって言ったら、農家の方たちはどうなるんだ! 辻馬車の手入れをしている人は!? 僕たち貴族は、泥にまみれてくれる方がいるから暮らしていけるんだ。発言を訂正しろ!!」
僕が怒鳴ると、キリエが小首をかしげた。
「怒るとこ、そこなんだ? きみってズレてるね」
「キリエ・フィレンカ。俺はきみとは相容れない。フィレンカ家と王家のあいだにどんな密約が交わされているかは知らんが、俺はきみを伴侶には選ばない。婚約者ヅラをするのはやめてくれ」
「あっそ。ヒートになった俺のフェロモンに勝てないくせに」
「……フィレンカのご子息様。アタシにはあなた様の肩にいくつものでっかい苔むした岩がくっついてるのが見えるんだが。あなた様は相当、人に恨まれてるみたいだね?」
「はあ?」
「あなた様はいろんな殿方にコナをかけてるんじゃないのかい」
「何、あんた。辻占い師ごときが、迷信や憶測をベラベラ語ってるんじゃねーよ」
「シマ先生は修行を積んだ聖者様ですよ!」
老婦人が震える声で訴えても、キリエはケラケラと笑うだけだった。
「年寄りってやだなー。アタマ古すぎ。俺のどこに岩がくっついてるわけ?」
「キリエ・フィレンカ。きみは確かに美しい。だが一皮剥けば、人間などただの肉の塊だ。だからこそ心を磨かねばならない」
「へーっ。レヴィウス様ってパートナーにお説教とかしちゃうタイプなんだ。俺の好みとは違うけど、ヒートの時が見ものだね。俺にヘコヘコ腰を振ることになるのにさあ」
キリエの取り巻きがレヴィウス様を囲んだ。
民の輪はすでにまばらになっていた。子どもたちは逃げてしまったし、シマ先生と老夫妻以外の大人たちはキリエを恐ろしそうに眺めている。
僕はキリエに言った。
「聞くに耐えない言葉でレヴィウス様を侮辱するのはやめろ。暴言を吐きたければ僕にすべてをぶつけてくれ」
「ふーん? ならいくらでも言ってやるよ!」
キリエが笑いながら僕に罵詈雑言を投げかけてくる。僕は拳を握り締めて屈辱に耐えた。
やがて、僕はキリエが哀れになってきた。
どうしてここまで性格が捻じ曲がってしまったのだろう。マルセル先生が言っていたが、キリエがオメガであると判明したのは10歳の時らしい。早すぎるヒートによって、幼いキリエは絶望に突き落とされたのだろう。
周囲からの重圧や期待もキリエの心を悩ませたに違いない。僕が飛竜に乗って散歩を楽しんでいた頃、キリエはずっとストレスにさらされてきたんだ。
「……キリエ。苦しかったんだな」
「何それ。この恵まれた俺に対して、地味なきみが同情? ありえない」
「キリエ。この世はアルファとオメガだけで成り立ってるわけじゃないよ。ベータのみなさんが僕たちの暮らしを支えてくれてるんだ」
「はあ? オメガが優秀なアルファを産むから、国が倒れずに済んでるんだろ」
「僕とキリエの考えは正反対だね」
「本当だな。俺はアズリールの意見に賛成だ」
レヴィウス様があくまでもキリエを認めようとしないので、彼は癇癪を起こした。取り巻きに蹴りを入れ、美しい顔を歪める。
「今ここに鏡があれば、キリエ・フィレンカ。きみは自分が鬼の形相をしていることに気づくだろう」
「王太子殿下。アタシはしかと見届けましたよ。この人は王太子妃としてふさわしいお方じゃない」
「そうだ。シマ先生の言うとおりだ。こんな方が未来の国母になれるわけがない」
老紳士が加勢すると、キリエは鼻で笑った。
「アルファの子種さえゲットしちゃえば、オメガは一生安泰なんだよ。国母だあ? そんなの知らねーよ。年寄りがフガフガ騒いでるのってみにくーい」
「きみもいずれ年を取るんだぞ、キリエ・フィレンカ」
「ああもう。説教くさいアルファだな。あんたって顔以外は俺のアルファとしてふさわしくないよね」
キリエが大仰に天を仰いだその時のことだった。
真っ黒な雲がにわかに集まってきて、豪雨が降り注いだ。海浜公園に訪れた人々が悲鳴を上げる。
「逃げろーっ! 槍の雨だ!」
「天がお怒りのようだぞ」
「アズリール。雨宿りをしよう」
「はい」
「……待てよ、地味オメガ。って、えぇっ!?」
僕に掴みかかろうとしたところで、キリエはバランスを崩した。足元を泥に取られてしまったようだ。キリエは派手にすっ転んだ。華麗な衣装も、大陸一と謳われる美貌も一気に泥まみれになる。
子どもたちがキャハハッと笑った。
「いい眺めだな、キリエ・フィレンカ。泥を笑う者は泥に泣くといったところだな」
「……説教野郎の王太子殿下。俺のヒートは夏だからね? 覚えてろ。俺のフェロモン漬けにしてやる」
「シマ先生。質の高い抑制剤を知らないか?」
「はいよ。あとで王室に卸しておくね」
「なんだよ、みんなで俺をコケにしやがって! 帰るぞ、おまえたち!」
キリエは取り巻きにおぶさって、この場から去っていった。
僕はずぶ濡れになりながら、レヴィウス様と視線を交わした。レヴィウス様は僕と目が合うと、ふうっと息を吐いた。
「苛烈な人間だな、キリエ・フィレンカは」
「彼にも……事情があるのでしょう。僕を傷つけることで、彼は自分の傷を癒しているのかもしれない」
「アズリール。きみは優しいんだな」
「とんでもない! 突き飛ばされた時はムカっ腹が立ちましたよ?」
「それを聞いて安心した。俺はきみに聖母になってほしいわけじゃない。辛い時は辛いと言ってくれ」
「ありがとうございます……」
レヴィウス様の手が僕の手に近づいてくる。
僕たちは再び手を繋いだ。
キリエは僕を見下ろすと、無邪気に笑った。
「ごめーん。アズリールくんの生き霊がいる。こわーいって思ったから突き飛ばしたんだけど、本物だったんだね」
「……何をするんだ。謝れ」
「レヴィウス様ったらぁ。あなたの隣は俺の指定席だって言ってるのに。こんな地味なオメガを相手にするぐらい寂しかったんですか?」
キリエがキスをしようとしたが、レヴィウス様がかわした。レヴィウス様の眉間には深い皺が刻まれている。
子どもたちはキリエから離れていった。
老夫妻も泣くのを止めて、キリエの動向を窺っている。シマ先生は手を組んで関節をポキポキと鳴らしている。キリエの所業に苛立っているようだ。
キリエは立ち上がろうとした僕を、再び突き飛ばした。
「乱暴はやめろ!」
レヴィウス様が声を荒げても、キリエはどこ吹く風だった。
「地味ぃなアズリールくんにお化粧してあげたんじゃないですか。イモくさいアズリールくんにお似合いのきったない泥で」
「……泥が汚いって言ったら、農家の方たちはどうなるんだ! 辻馬車の手入れをしている人は!? 僕たち貴族は、泥にまみれてくれる方がいるから暮らしていけるんだ。発言を訂正しろ!!」
僕が怒鳴ると、キリエが小首をかしげた。
「怒るとこ、そこなんだ? きみってズレてるね」
「キリエ・フィレンカ。俺はきみとは相容れない。フィレンカ家と王家のあいだにどんな密約が交わされているかは知らんが、俺はきみを伴侶には選ばない。婚約者ヅラをするのはやめてくれ」
「あっそ。ヒートになった俺のフェロモンに勝てないくせに」
「……フィレンカのご子息様。アタシにはあなた様の肩にいくつものでっかい苔むした岩がくっついてるのが見えるんだが。あなた様は相当、人に恨まれてるみたいだね?」
「はあ?」
「あなた様はいろんな殿方にコナをかけてるんじゃないのかい」
「何、あんた。辻占い師ごときが、迷信や憶測をベラベラ語ってるんじゃねーよ」
「シマ先生は修行を積んだ聖者様ですよ!」
老婦人が震える声で訴えても、キリエはケラケラと笑うだけだった。
「年寄りってやだなー。アタマ古すぎ。俺のどこに岩がくっついてるわけ?」
「キリエ・フィレンカ。きみは確かに美しい。だが一皮剥けば、人間などただの肉の塊だ。だからこそ心を磨かねばならない」
「へーっ。レヴィウス様ってパートナーにお説教とかしちゃうタイプなんだ。俺の好みとは違うけど、ヒートの時が見ものだね。俺にヘコヘコ腰を振ることになるのにさあ」
キリエの取り巻きがレヴィウス様を囲んだ。
民の輪はすでにまばらになっていた。子どもたちは逃げてしまったし、シマ先生と老夫妻以外の大人たちはキリエを恐ろしそうに眺めている。
僕はキリエに言った。
「聞くに耐えない言葉でレヴィウス様を侮辱するのはやめろ。暴言を吐きたければ僕にすべてをぶつけてくれ」
「ふーん? ならいくらでも言ってやるよ!」
キリエが笑いながら僕に罵詈雑言を投げかけてくる。僕は拳を握り締めて屈辱に耐えた。
やがて、僕はキリエが哀れになってきた。
どうしてここまで性格が捻じ曲がってしまったのだろう。マルセル先生が言っていたが、キリエがオメガであると判明したのは10歳の時らしい。早すぎるヒートによって、幼いキリエは絶望に突き落とされたのだろう。
周囲からの重圧や期待もキリエの心を悩ませたに違いない。僕が飛竜に乗って散歩を楽しんでいた頃、キリエはずっとストレスにさらされてきたんだ。
「……キリエ。苦しかったんだな」
「何それ。この恵まれた俺に対して、地味なきみが同情? ありえない」
「キリエ。この世はアルファとオメガだけで成り立ってるわけじゃないよ。ベータのみなさんが僕たちの暮らしを支えてくれてるんだ」
「はあ? オメガが優秀なアルファを産むから、国が倒れずに済んでるんだろ」
「僕とキリエの考えは正反対だね」
「本当だな。俺はアズリールの意見に賛成だ」
レヴィウス様があくまでもキリエを認めようとしないので、彼は癇癪を起こした。取り巻きに蹴りを入れ、美しい顔を歪める。
「今ここに鏡があれば、キリエ・フィレンカ。きみは自分が鬼の形相をしていることに気づくだろう」
「王太子殿下。アタシはしかと見届けましたよ。この人は王太子妃としてふさわしいお方じゃない」
「そうだ。シマ先生の言うとおりだ。こんな方が未来の国母になれるわけがない」
老紳士が加勢すると、キリエは鼻で笑った。
「アルファの子種さえゲットしちゃえば、オメガは一生安泰なんだよ。国母だあ? そんなの知らねーよ。年寄りがフガフガ騒いでるのってみにくーい」
「きみもいずれ年を取るんだぞ、キリエ・フィレンカ」
「ああもう。説教くさいアルファだな。あんたって顔以外は俺のアルファとしてふさわしくないよね」
キリエが大仰に天を仰いだその時のことだった。
真っ黒な雲がにわかに集まってきて、豪雨が降り注いだ。海浜公園に訪れた人々が悲鳴を上げる。
「逃げろーっ! 槍の雨だ!」
「天がお怒りのようだぞ」
「アズリール。雨宿りをしよう」
「はい」
「……待てよ、地味オメガ。って、えぇっ!?」
僕に掴みかかろうとしたところで、キリエはバランスを崩した。足元を泥に取られてしまったようだ。キリエは派手にすっ転んだ。華麗な衣装も、大陸一と謳われる美貌も一気に泥まみれになる。
子どもたちがキャハハッと笑った。
「いい眺めだな、キリエ・フィレンカ。泥を笑う者は泥に泣くといったところだな」
「……説教野郎の王太子殿下。俺のヒートは夏だからね? 覚えてろ。俺のフェロモン漬けにしてやる」
「シマ先生。質の高い抑制剤を知らないか?」
「はいよ。あとで王室に卸しておくね」
「なんだよ、みんなで俺をコケにしやがって! 帰るぞ、おまえたち!」
キリエは取り巻きにおぶさって、この場から去っていった。
僕はずぶ濡れになりながら、レヴィウス様と視線を交わした。レヴィウス様は僕と目が合うと、ふうっと息を吐いた。
「苛烈な人間だな、キリエ・フィレンカは」
「彼にも……事情があるのでしょう。僕を傷つけることで、彼は自分の傷を癒しているのかもしれない」
「アズリール。きみは優しいんだな」
「とんでもない! 突き飛ばされた時はムカっ腹が立ちましたよ?」
「それを聞いて安心した。俺はきみに聖母になってほしいわけじゃない。辛い時は辛いと言ってくれ」
「ありがとうございます……」
レヴィウス様の手が僕の手に近づいてくる。
僕たちは再び手を繋いだ。
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