27 / 31
第4章 現在編
27.魔境異次元ごっこ
しおりを挟む
魔境へ入り、更に奥に進む。目指すは魔境最奥の地、魔鏡城。そこには城があり、最上階には鏡があるという。その鏡は未だ再生中で、もし、その鏡が再生すると中から魔王が現れる・・リングみたいで怖ぇ~あれ見た時はちびるかと思ったぜ!
魔鏡城への進軍の中、魔物が度々現れた。しかし、アルとあーちゃんが瞬殺した。アルはともかく、まさかのあーちゃん強い設定に悪意を感じる。聞いたところ、剣の腕じゃなく、国王より下賜された剣がデュランダルという何でも斬れるという斬鉄剣みたいなやつらしい。それで、大抵の魔物はまっぷたつ。最も俺様の聖なる杖も殴れば、大抵の魔物が一発。ただし、心が清らかな者が殴った場合ならという条件付き。それでゴブリン殴っても大した威力なかった訳だ。俺様、無抵抗のゴブリンをなぶり殺しにしようという、鬼畜の所業をしていた。そりゃ、聖なる杖も威力でないよね? でも、俺様、例え清い心があっても、怖い魔物にびびって、何もできない自信しかない。情けないでち。
それにしても、高等部でのダンスパーティでの婚約破棄まではうまく行っていたのにな~。俺様は一人想いを馳せる。あの作戦が成立したのは、メインヒロイン、アン・ソフィの成長のおかげだった。彼女は最初の頃とはずいぶん変わった。彼女の愛らしい笑顔はどんどん破壊力満点の笑顔になっていった。その物怖じしない正義の心も、慈愛に満ちた心も簡単にわかる。彼女はアルバイトで、夜のレストランで歌を歌っていた。それも日本の歌を! 彼女の日本のヒットナンバーはこの世界の人も魅了した。かくゆう俺様も何度か聴きに行った。懐かしい日本の歌。それにアンの美声! 素晴らしい歌に誰しもが心をうたれた。
アンはそれだけではなかった。一人暮らしの彼女は学生寮の近くで子供と良く遊んだ。そして、時々、子供にせがまれて歌を歌った。子供向けにバイキンマンの歌とか、NXK的な奴を中心に、子供の心を掴んだ。子供達の親御さんはアンに好意を抱いた。当然だ。アンが子供の面倒を見てくれるおかげで、親御さんは仕事や家事に集中できた。この世界では、子供へのセキュリティの概念は無い様だ。昔の古き良き時代の日本の様な感覚なんだろう。そうして、アンは魔法学園の歌姫という二つ名を得ていた。
アンは王子のカールに近づいたものの、俺様に遠慮して、それ以上のアピールはしなかった。だけど、カールは基本、浮気者らしい。全ての女の子に優しいという面もあるが、簡単に惚れてしまうらしい。カールがアンに心を持っていかれるのを俺様は見逃さなかった。それに乗じて作成を決行した。所詮男は所有欲が強く、自分がアンに心を奪われても俺様を離してくれない事は想像できた。俺様自身がハーレムを望んでいるんだから、カールへそれを止める権利はない。ただ、俺様がカールのハーレム入りするのは御免こうむる。
それで、あーちゃんと相談して、幼馴染のアルと頻繫に逢った。カールへの誕生日のプレゼントを一緒に探して欲しいというもっともな理由で・・・アルが断る理由がない。アルは俺様の子分なのだ。俺様を拒否なんていう概念は持たないだろう。俺様がそう躾たんだ。案の定、カールは焦った。あいつはアンも俺様も愛していた。浮気者のカールはまんまと罠にハマり、婚約破棄を言い渡してくれた。そして、アンと正式に婚約。アンは驚いたろうな。突然のカールの婚約破棄に・・・でも、アンがカールを好きなのはバレバレだった。だから、カールもアンに興味がいったのだろう。これで、イェスタ王子やアルが出てこなければ、俺様は傷心の元、修道院に入るという完璧な作戦だったのに・・・何故か今はアルとあーちゃんで魔境を彷徨うという謎シチュエーションだ。
魔境に入って、小一時間位で、城についた。魔境って、どんなけ狭いんだ?
「クリス、アリシアさん、気を付けてください。この城には強い魔物がいる可能性があります」
「あい」
「はい、わかりました勇者様」
あーちゃんは完璧な答え。俺様はもう自暴自棄だ。俺様、なんでこんなに役立たずなの?
そして、アルとあーちゃんが次々と魔物を倒し、俺様がガクガクブルブルしている間に魔鏡城の最上階についた。しかし、そこには思わぬ強敵がいた。
「よく来たな。人よ。我らの主様の復活を妨げる事は許さん。長きにわたり平和を貪り、弱体化したお主らに魔族たる我が倒せるかな?」
俺様はじぃーとその魔族と称する、はげを見つめた。魔族ははげだった。明らかにそうだ。それと顔がおへちゃだった。身体的な事を言ってはいけないという事は判っていたが、察して欲しい、でも言いたいんだもん。それにアルがやっつけてくれるから、かまわんだろう?
「魔族って、顔がおへちゃで、はげだと成れるの?」
「えっ?」
「クリス様?」
突然の俺様の発言にアルとあーちゃんが驚いた様だ。
「あ、ごめん、俺様嘘がつけない性格で......」
シュン
残音を残し、魔族が動いた。そして、当然、アルがやっつけるだろうと思ったその時!
「ひぃ……! あぐっ……く、やられっ……!」
「あ”っ、んあ”っ、んあ”あ”あ”あ”ん”ん”ん!!」
たちまちアルとあーちゃんが悲鳴を上げた。二人共血を流して、床に這いつくばっている。俺様、既に脚はガクガク、歯は震えている。
『ごめん。あーちゃん』
俺様は懐の毒の入った小瓶を探す。毒を煽る為に、まさか役に立つとは思わなかった。多分、この魔族は俺様にそういう事をするつもりだろう。そんな屈辱受ける位なら、いっそ、だけど、あーちゃんごめん。俺様自分だけずるい。巻き込んだし、ホントにごめん。自分に力が無い事がこんなに辛いとは・・・・・・しかし、小瓶を持つ手が震える。そして、小瓶を落としてしまった。何をやってるんだ俺様は!
「貴様、毒を煽るつもりだな?」
「ひっ! ひぃい!」
俺様は情けない声を出してしまった。一瞬で、魔族のはげに腕をねじ伏せられていた。そして、
「貴様、誰がはげだ?」
「た、たびゅん、わらしです。ごめ゛んなざい! ごめ゛ん゛なざい! ゆるじでください!! だからもう、殴らないで……蹴らないで……」
「いや、我はそこまで酷い事してないぞ! 女性を殴ったり、蹴ったりはしない」
「ひぃ! そ、そうでずぅ!! わだじがぜんぶわ゛るがったでずッッ!」
「わかればいい」
「たすけてください……お願いします、わたし達を見逃してください」
「それはできん。魔族である我が勇者と聖女を放置できる訳が無い。お前らは我らの宿敵だ。それに・・・貴様良く見ればかなりの美形だな。たっぷり楽しませてもらおうか?」
「あ、はっ、はあっ、うわあぁぁああ! た、たずげ……たずげでぐれえぇぇぇぇぇっ!」
俺様の悲鳴を無視して、魔族のはげは俺様お手をねじり上げた。
「ぃ……いだっいだいいい! やめて、放してくらしゃい! だれか!」
「いい声で鳴くな! 気に入ったぞ」
魔族は乱暴に俺様を組みひしぎ、そして、そのまま俺様に覆いかぶさった。抵抗したが、両手とも組み敷かれ、全く身動きができない。
「や、やめてくだちゃい、はなちて!」
「だめだな。聖女! これから我がいい事をしてやる!」
組み敷いている手をなんとか退かそうと力を振り絞ったがビクともしなかった。 魔族の力は強い等というものではなかった。それになんか臭い・・・
「お願いらから、許して....」
小さな声で俺様は屈辱的なセリフを吐いた。だが、魔族は俺様の胸に近づき、聖なるローブを切り裂き、はらりと胸をはだけさせた。俺様の胸が魔族の目に晒されている!
「い、いゃぁ!」
びっくりして、普段出した事の無い声が出てしまう。 最悪だ。男の前に胸を晒すなんて、屈辱の上、魔族の目つきが気持ち悪いったらない、できれば一生経験したくなかった。
「なかなかの上物だな。きちんとメスの声もだせる様だな。今日はついている日だな!」
「ひぃ……! あぐっ……や、やめっ……!」
俺様はもう必死だ。ああ、もう、誰でもいいから助けて! ばたばたと両脚をもがくが、かえって両脚がローブからこぼれる。やばい、かえって嗜虐心が増してしまう!
誰か、たすけてください……お願いします、わたしを救ってください。心の中で願った! あるいは、今度こそ、真なる力が目覚めるとか、神的な存在に「力が欲しいか?」と囁かれたかった! しかし、ここは魔境なのだ。誰も来る筈が無かった・・・
「なあ、お前、俺様の弟の恩人に何してんだ?」
突然の声の主に驚く、
「だ、誰?」
「聞かれて名乗るのも烏滸がましいが、ムー共和国最強の勇者ベルンハルトとは俺様の事だ」
「なんだ、貴様、お楽しみの最中、失敬だな!」
「そうはいかないだよ。うちの国の聖女がな、アトランティス王国の聖女クリスティーナに危機が訪れる事を予言したんだよ。聖女クリスティーナはな、俺様の弟をまっとうにしてくれた本物の聖女だ。弟の恩を返す必要があるんだよ」
「ふん、そこの勇者同様、八つ裂きにしてやる」
そして!
魔鏡城への進軍の中、魔物が度々現れた。しかし、アルとあーちゃんが瞬殺した。アルはともかく、まさかのあーちゃん強い設定に悪意を感じる。聞いたところ、剣の腕じゃなく、国王より下賜された剣がデュランダルという何でも斬れるという斬鉄剣みたいなやつらしい。それで、大抵の魔物はまっぷたつ。最も俺様の聖なる杖も殴れば、大抵の魔物が一発。ただし、心が清らかな者が殴った場合ならという条件付き。それでゴブリン殴っても大した威力なかった訳だ。俺様、無抵抗のゴブリンをなぶり殺しにしようという、鬼畜の所業をしていた。そりゃ、聖なる杖も威力でないよね? でも、俺様、例え清い心があっても、怖い魔物にびびって、何もできない自信しかない。情けないでち。
それにしても、高等部でのダンスパーティでの婚約破棄まではうまく行っていたのにな~。俺様は一人想いを馳せる。あの作戦が成立したのは、メインヒロイン、アン・ソフィの成長のおかげだった。彼女は最初の頃とはずいぶん変わった。彼女の愛らしい笑顔はどんどん破壊力満点の笑顔になっていった。その物怖じしない正義の心も、慈愛に満ちた心も簡単にわかる。彼女はアルバイトで、夜のレストランで歌を歌っていた。それも日本の歌を! 彼女の日本のヒットナンバーはこの世界の人も魅了した。かくゆう俺様も何度か聴きに行った。懐かしい日本の歌。それにアンの美声! 素晴らしい歌に誰しもが心をうたれた。
アンはそれだけではなかった。一人暮らしの彼女は学生寮の近くで子供と良く遊んだ。そして、時々、子供にせがまれて歌を歌った。子供向けにバイキンマンの歌とか、NXK的な奴を中心に、子供の心を掴んだ。子供達の親御さんはアンに好意を抱いた。当然だ。アンが子供の面倒を見てくれるおかげで、親御さんは仕事や家事に集中できた。この世界では、子供へのセキュリティの概念は無い様だ。昔の古き良き時代の日本の様な感覚なんだろう。そうして、アンは魔法学園の歌姫という二つ名を得ていた。
アンは王子のカールに近づいたものの、俺様に遠慮して、それ以上のアピールはしなかった。だけど、カールは基本、浮気者らしい。全ての女の子に優しいという面もあるが、簡単に惚れてしまうらしい。カールがアンに心を持っていかれるのを俺様は見逃さなかった。それに乗じて作成を決行した。所詮男は所有欲が強く、自分がアンに心を奪われても俺様を離してくれない事は想像できた。俺様自身がハーレムを望んでいるんだから、カールへそれを止める権利はない。ただ、俺様がカールのハーレム入りするのは御免こうむる。
それで、あーちゃんと相談して、幼馴染のアルと頻繫に逢った。カールへの誕生日のプレゼントを一緒に探して欲しいというもっともな理由で・・・アルが断る理由がない。アルは俺様の子分なのだ。俺様を拒否なんていう概念は持たないだろう。俺様がそう躾たんだ。案の定、カールは焦った。あいつはアンも俺様も愛していた。浮気者のカールはまんまと罠にハマり、婚約破棄を言い渡してくれた。そして、アンと正式に婚約。アンは驚いたろうな。突然のカールの婚約破棄に・・・でも、アンがカールを好きなのはバレバレだった。だから、カールもアンに興味がいったのだろう。これで、イェスタ王子やアルが出てこなければ、俺様は傷心の元、修道院に入るという完璧な作戦だったのに・・・何故か今はアルとあーちゃんで魔境を彷徨うという謎シチュエーションだ。
魔境に入って、小一時間位で、城についた。魔境って、どんなけ狭いんだ?
「クリス、アリシアさん、気を付けてください。この城には強い魔物がいる可能性があります」
「あい」
「はい、わかりました勇者様」
あーちゃんは完璧な答え。俺様はもう自暴自棄だ。俺様、なんでこんなに役立たずなの?
そして、アルとあーちゃんが次々と魔物を倒し、俺様がガクガクブルブルしている間に魔鏡城の最上階についた。しかし、そこには思わぬ強敵がいた。
「よく来たな。人よ。我らの主様の復活を妨げる事は許さん。長きにわたり平和を貪り、弱体化したお主らに魔族たる我が倒せるかな?」
俺様はじぃーとその魔族と称する、はげを見つめた。魔族ははげだった。明らかにそうだ。それと顔がおへちゃだった。身体的な事を言ってはいけないという事は判っていたが、察して欲しい、でも言いたいんだもん。それにアルがやっつけてくれるから、かまわんだろう?
「魔族って、顔がおへちゃで、はげだと成れるの?」
「えっ?」
「クリス様?」
突然の俺様の発言にアルとあーちゃんが驚いた様だ。
「あ、ごめん、俺様嘘がつけない性格で......」
シュン
残音を残し、魔族が動いた。そして、当然、アルがやっつけるだろうと思ったその時!
「ひぃ……! あぐっ……く、やられっ……!」
「あ”っ、んあ”っ、んあ”あ”あ”あ”ん”ん”ん!!」
たちまちアルとあーちゃんが悲鳴を上げた。二人共血を流して、床に這いつくばっている。俺様、既に脚はガクガク、歯は震えている。
『ごめん。あーちゃん』
俺様は懐の毒の入った小瓶を探す。毒を煽る為に、まさか役に立つとは思わなかった。多分、この魔族は俺様にそういう事をするつもりだろう。そんな屈辱受ける位なら、いっそ、だけど、あーちゃんごめん。俺様自分だけずるい。巻き込んだし、ホントにごめん。自分に力が無い事がこんなに辛いとは・・・・・・しかし、小瓶を持つ手が震える。そして、小瓶を落としてしまった。何をやってるんだ俺様は!
「貴様、毒を煽るつもりだな?」
「ひっ! ひぃい!」
俺様は情けない声を出してしまった。一瞬で、魔族のはげに腕をねじ伏せられていた。そして、
「貴様、誰がはげだ?」
「た、たびゅん、わらしです。ごめ゛んなざい! ごめ゛ん゛なざい! ゆるじでください!! だからもう、殴らないで……蹴らないで……」
「いや、我はそこまで酷い事してないぞ! 女性を殴ったり、蹴ったりはしない」
「ひぃ! そ、そうでずぅ!! わだじがぜんぶわ゛るがったでずッッ!」
「わかればいい」
「たすけてください……お願いします、わたし達を見逃してください」
「それはできん。魔族である我が勇者と聖女を放置できる訳が無い。お前らは我らの宿敵だ。それに・・・貴様良く見ればかなりの美形だな。たっぷり楽しませてもらおうか?」
「あ、はっ、はあっ、うわあぁぁああ! た、たずげ……たずげでぐれえぇぇぇぇぇっ!」
俺様の悲鳴を無視して、魔族のはげは俺様お手をねじり上げた。
「ぃ……いだっいだいいい! やめて、放してくらしゃい! だれか!」
「いい声で鳴くな! 気に入ったぞ」
魔族は乱暴に俺様を組みひしぎ、そして、そのまま俺様に覆いかぶさった。抵抗したが、両手とも組み敷かれ、全く身動きができない。
「や、やめてくだちゃい、はなちて!」
「だめだな。聖女! これから我がいい事をしてやる!」
組み敷いている手をなんとか退かそうと力を振り絞ったがビクともしなかった。 魔族の力は強い等というものではなかった。それになんか臭い・・・
「お願いらから、許して....」
小さな声で俺様は屈辱的なセリフを吐いた。だが、魔族は俺様の胸に近づき、聖なるローブを切り裂き、はらりと胸をはだけさせた。俺様の胸が魔族の目に晒されている!
「い、いゃぁ!」
びっくりして、普段出した事の無い声が出てしまう。 最悪だ。男の前に胸を晒すなんて、屈辱の上、魔族の目つきが気持ち悪いったらない、できれば一生経験したくなかった。
「なかなかの上物だな。きちんとメスの声もだせる様だな。今日はついている日だな!」
「ひぃ……! あぐっ……や、やめっ……!」
俺様はもう必死だ。ああ、もう、誰でもいいから助けて! ばたばたと両脚をもがくが、かえって両脚がローブからこぼれる。やばい、かえって嗜虐心が増してしまう!
誰か、たすけてください……お願いします、わたしを救ってください。心の中で願った! あるいは、今度こそ、真なる力が目覚めるとか、神的な存在に「力が欲しいか?」と囁かれたかった! しかし、ここは魔境なのだ。誰も来る筈が無かった・・・
「なあ、お前、俺様の弟の恩人に何してんだ?」
突然の声の主に驚く、
「だ、誰?」
「聞かれて名乗るのも烏滸がましいが、ムー共和国最強の勇者ベルンハルトとは俺様の事だ」
「なんだ、貴様、お楽しみの最中、失敬だな!」
「そうはいかないだよ。うちの国の聖女がな、アトランティス王国の聖女クリスティーナに危機が訪れる事を予言したんだよ。聖女クリスティーナはな、俺様の弟をまっとうにしてくれた本物の聖女だ。弟の恩を返す必要があるんだよ」
「ふん、そこの勇者同様、八つ裂きにしてやる」
そして!
0
あなたにおすすめの小説
乙女ゲームのヒロインに転生したのに、ストーリーが始まる前になぜかウチの従者が全部終わらせてたんですが
侑子
恋愛
十歳の時、自分が乙女ゲームのヒロインに転生していたと気づいたアリス。幼なじみで従者のジェイドと準備をしながら、ハッピーエンドを目指してゲームスタートの魔法学園入学までの日々を過ごす。
しかし、いざ入学してみれば、攻略対象たちはなぜか皆他の令嬢たちとラブラブで、アリスの入る隙間はこれっぽっちもない。
「どうして!? 一体どうしてなの~!?」
いつの間にか従者に外堀を埋められ、乙女ゲームが始まらないようにされていたヒロインのお話。
悪役令嬢としての役割、立派に努めて見せましょう〜目指すは断罪からの亡命の新しいルート開発です〜
水月華
恋愛
レティシア・ド・リュシリューは婚約者と言い争いをしている時に、前世の記憶を思い出す。
そして自分のいる世界が、大好きだった乙女ゲームの“イーリスの祝福”の悪役令嬢役であると気がつく。
母親は早くに亡くし、父親には母親が亡くなったのはレティシアのせいだと恨まれ、兄には自分より優秀である為に嫉妬され憎まれている。
家族から冷遇されているため、ほとんどの使用人からも冷遇されている。
そんな境遇だからこそ、愛情を渇望していた。
淑女教育にマナーに、必死で努力したことで第一王子の婚約者に選ばれるが、お互いに中々歩み寄れずにすれ違ってしまう。
そんな不遇な少女に転生した。
レティシアは、悪役令嬢である自分もヒロインも大好きだ。だからこそ、ヒロインが本当に好きな人と結ばれる様に、悪役令嬢として立ち回ることを決意する。
目指すは断罪後に亡命し、新たな人生をスタートさせること。
前世の記憶が戻った事で、家族のクズっぷりを再認識する。ならば一緒に破滅させて復讐しようとレティシアには2つの目標が出来る。
上手く計画に沿って悪役令嬢を演じているはずが、本人が気が付かないところで計画がバレ、逆にヒロインと婚約者を含めた攻略対象者達に外堀を埋められる⁉︎
更に家族が改心して、望んでいない和解もさせられそうになるレティシアだが、果たして彼女は幸せになれるのか⁉︎
政治家の娘が悪役令嬢転生 ~前パパの教えで異世界政治をぶっ壊させていただきますわ~
巫叶月良成
ファンタジー
政治家の娘として生まれ、父から様々なことを学んだ少女が異世界の悪徳政治をぶった切る!?
////////////////////////////////////////////////////
悪役令嬢に転生させられた琴音は政治家の娘。
しかしテンプレも何もわからないまま放り出された悪役令嬢の世界で、しかもすでに婚約破棄から令嬢が暗殺された後のお話。
琴音は前世の父親の教えをもとに、口先と策謀で相手を騙し、男を篭絡しながら自分を陥れた相手に復讐し、歪んだ王国の政治ゲームを支配しようという一大謀略劇!
※魔法とかゲーム的要素はありません。恋愛要素、バトル要素も薄め……?
※注意:作者が悪役令嬢知識ほぼゼロで書いてます。こんなの悪役令嬢ものじゃねぇという内容かもしれませんが、ご留意ください。
※あくまでこの物語はフィクションです。政治家が全部そういう思考回路とかいうわけではないのでこちらもご留意を。
隔日くらいに更新出来たらいいな、の更新です。のんびりお楽しみください。
【完結】ヒロインに転生しましたが、モブのイケオジが好きなので、悪役令嬢の婚約破棄を回避させたつもりが、やっぱり婚約破棄されている。
樹結理(きゆり)
恋愛
「アイリーン、貴女との婚約は破棄させてもらう」
大勢が集まるパーティの場で、この国の第一王子セルディ殿下がそう宣言した。
はぁぁあ!? なんでどうしてそうなった!!
私の必死の努力を返してー!!
乙女ゲーム『ラベルシアの乙女』の世界に転生してしまった日本人のアラサー女子。
気付けば物語が始まる学園への入学式の日。
私ってヒロインなの!?攻略対象のイケメンたちに囲まれる日々。でも!私が好きなのは攻略対象たちじゃないのよー!!
私が好きなのは攻略対象でもなんでもない、物語にたった二回しか出てこないイケオジ!
所謂モブと言っても過言ではないほど、関わることが少ないイケオジ。
でもでも!せっかくこの世界に転生出来たのなら何度も見たイケメンたちよりも、レアなイケオジを!!
攻略対象たちや悪役令嬢と友好的な関係を築きつつ、悪役令嬢の婚約破棄を回避しつつ、イケオジを狙う十六歳、侯爵令嬢!
必死に悪役令嬢の婚約破棄イベントを回避してきたつもりが、なんでどうしてそうなった!!
やっぱり婚約破棄されてるじゃないのー!!
必死に努力したのは無駄足だったのか!?ヒロインは一体誰と結ばれるのか……。
※この物語は作者の世界観から成り立っております。正式な貴族社会をお望みの方はご遠慮ください。
※この作品は小説家になろう、カクヨムで完結済み。
死亡予定の脇役令嬢に転生したら、断罪前に裏ルートで皇帝陛下に溺愛されました!?
六角
恋愛
「え、私が…断罪?処刑?――冗談じゃないわよっ!」
前世の記憶が蘇った瞬間、私、公爵令嬢スカーレットは理解した。
ここが乙女ゲームの世界で、自分がヒロインをいじめる典型的な悪役令嬢であり、婚約者のアルフォンス王太子に断罪される未来しかないことを!
その元凶であるアルフォンス王太子と聖女セレスティアは、今日も今日とて私の目の前で愛の劇場を繰り広げている。
「まあアルフォンス様! スカーレット様も本当は心優しい方のはずですわ。わたくしたちの真実の愛の力で彼女を正しい道に導いて差し上げましょう…!」
「ああセレスティア!君はなんて清らかなんだ!よし、我々の愛でスカーレットを更生させよう!」
(…………はぁ。茶番は他所でやってくれる?)
自分たちの恋路に酔いしれ、私を「救済すべき悪」と見なすめでたい頭の二人組。
あなたたちの自己満足のために私の首が飛んでたまるものですか!
絶望の淵でゲームの知識を総動員して見つけ出した唯一の活路。
それは血も涙もない「漆黒の皇帝」と万人に恐れられる若き皇帝ゼノン陛下に接触するという、あまりに危険な【裏ルート】だった。
「命惜しさにこの私に魂でも売りに来たか。愚かで滑稽で…そして実に唆る女だ、スカーレット」
氷の視線に射抜かれ覚悟を決めたその時。
冷酷非情なはずの皇帝陛下はなぜか私の悪あがきを心底面白そうに眺め、その美しい唇を歪めた。
「良いだろう。お前を私の『籠の中の真紅の鳥』として、この手ずから愛でてやろう」
その日から私の運命は激変!
「他の男にその瞳を向けるな。お前のすべては私のものだ」
皇帝陛下からの凄まじい独占欲と息もできないほどの甘い溺愛に、スカーレットの心臓は鳴りっぱなし!?
その頃、王宮では――。
「今頃スカーレットも一人寂しく己の罪を反省しているだろう」
「ええアルフォンス様。わたくしたちが彼女を温かく迎え入れてあげましょうね」
などと最高にズレた会話が繰り広げられていることを、彼らはまだ知らない。
悪役(笑)たちが壮大な勘違いをしている間に、最強の庇護者(皇帝陛下)からの溺愛ルート、確定です!
断罪まであと5秒、今すぐ逆転始めます
山河 枝
ファンタジー
聖女が魔物と戦う乙女ゲーム。その聖女につかみかかったせいで処刑される令嬢アナベルに、転生してしまった。
でも私は知っている。実は、アナベルこそが本物の聖女。
それを証明すれば断罪回避できるはず。
幸い、処刑人が味方になりそうだし。モフモフ精霊たちも慕ってくれる。
チート魔法で魔物たちを一掃して、本物アピールしないと。
処刑5秒前だから、今すぐに!
乙女ゲームに転生したので、推しの悲恋EDを回避します〜愛され令嬢は逆ハーはお断りです!
神城葵
恋愛
気づいたら、やり込んだ乙女ゲームのサブキャラに転生していました。
体調不良を治そうとしてくれた神様の手違いだそうです。迷惑です。
でも、スチル一枚のサブキャラのまま終わりたくないので、最萌えだった神竜王を攻略させていただきます。
※ヒロインは親友に溺愛されます。GLではないですが、お嫌いな方はご注意下さい。
※完結しました。ありがとうございました!
※改題しましたが、改稿はしていません。誤字は気づいたら直します。
表紙イラストはのの様に依頼しました。
《完》義弟と継母をいじめ倒したら溺愛ルートに入りました。何故に?
桐生桜月姫
恋愛
公爵令嬢たるクラウディア・ローズバードは自分の前に現れた天敵たる天才な義弟と継母を追い出すために、たくさんのクラウディアの思う最高のいじめを仕掛ける。
だが、義弟は地味にずれているクラウディアの意地悪を糧にしてどんどん賢くなり、継母は陰ながら?クラウディアをものすっごく微笑ましく眺めて溺愛してしまう。
「もう!どうしてなのよ!!」
クラウディアが気がつく頃には外堀が全て埋め尽くされ、大変なことに!?
天然混じりの大人びている?少女と、冷たい天才義弟、そして変わり者な継母の家族の行方はいかに!?
ユーザ登録のメリット
- 毎日¥0対象作品が毎日1話無料!
- お気に入り登録で最新話を見逃さない!
- しおり機能で小説の続きが読みやすい!
1~3分で完了!
無料でユーザ登録する
すでにユーザの方はログイン
閉じる