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桜木episode 1
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「実はネットで見付けたんだ。しかも、勝手にメロディ付けちゃって、後で使用許可取らなくちゃと思ってるんどけど……」
「うん!絶対、その方がいい!そんでさ、taku takuやwantubeで配信してみたら? 」
「うーん、そこまでは考えてなかったけど、詩を書いた子には聞かせてあげたいからokして貰えたら考えとく。それより、木下に重要な話があるんだけど」
「重要な話?なに?」
木下は身を正して聞く準備をした。
「その……。さっきの歌の詩を書いた人。銀狼さんって言うんだけど……」
「うん。その人がどうしたの?」
「実は俺……銀狼さんの詩を読んでから、かなり恋愛に関して影響を受けていたみたいで……つまり、片想いって寂しいな、振られるのって辛いな、って、そういう思いを相手に対しても自分に対してもしないようにって、ずっと思ってきたんだ。だからさ……、木下に対してもそんな感じでokしたんだけど……、ごめん……。でも、やっぱりそれだと、ただの同情みたいになって、違うなって、最近気付いたんだ。だから、急に勝手な事を言って申し訳ないけど、別れてくれないか?」
「……え?なにそれ?……い……嫌よ……そんなの!!だって、まだ2ヶ月しか……クリスマスだって、一緒にイルミネーション見に行こうって言ったじゃない!!」
木下の痛ましい声がロビーに響いた。
「……ごめん。でもやっぱり、木下のこと……好きになれそうもないんだ……」
今更こんな事を言うなんて、自分でも酷いと思う。
「何で?何でなの?!あたしのどこが悪かったの?!」
「悪いところなんかないよ!ただ……木下に対して、銀狼さんの詩のように、俺が恋をすることはないって、気付いちゃったんだ」
「そんな……」
絶望的な木下の声。
「どうしても……あたしじゃ駄目なの?」
「ごめん……」
謝ると木下は目に涙を一杯溜めながら、この場を去ってしまった。
木下が去ったあと、俺は頭を抱えて溜め息を付いた。そして、何度も心の中で、木下に謝る。
気が付けば俺はまた『ホワイト・アイリス』を口づさんでいた。
「うん!絶対、その方がいい!そんでさ、taku takuやwantubeで配信してみたら? 」
「うーん、そこまでは考えてなかったけど、詩を書いた子には聞かせてあげたいからokして貰えたら考えとく。それより、木下に重要な話があるんだけど」
「重要な話?なに?」
木下は身を正して聞く準備をした。
「その……。さっきの歌の詩を書いた人。銀狼さんって言うんだけど……」
「うん。その人がどうしたの?」
「実は俺……銀狼さんの詩を読んでから、かなり恋愛に関して影響を受けていたみたいで……つまり、片想いって寂しいな、振られるのって辛いな、って、そういう思いを相手に対しても自分に対してもしないようにって、ずっと思ってきたんだ。だからさ……、木下に対してもそんな感じでokしたんだけど……、ごめん……。でも、やっぱりそれだと、ただの同情みたいになって、違うなって、最近気付いたんだ。だから、急に勝手な事を言って申し訳ないけど、別れてくれないか?」
「……え?なにそれ?……い……嫌よ……そんなの!!だって、まだ2ヶ月しか……クリスマスだって、一緒にイルミネーション見に行こうって言ったじゃない!!」
木下の痛ましい声がロビーに響いた。
「……ごめん。でもやっぱり、木下のこと……好きになれそうもないんだ……」
今更こんな事を言うなんて、自分でも酷いと思う。
「何で?何でなの?!あたしのどこが悪かったの?!」
「悪いところなんかないよ!ただ……木下に対して、銀狼さんの詩のように、俺が恋をすることはないって、気付いちゃったんだ」
「そんな……」
絶望的な木下の声。
「どうしても……あたしじゃ駄目なの?」
「ごめん……」
謝ると木下は目に涙を一杯溜めながら、この場を去ってしまった。
木下が去ったあと、俺は頭を抱えて溜め息を付いた。そして、何度も心の中で、木下に謝る。
気が付けば俺はまた『ホワイト・アイリス』を口づさんでいた。
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