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イザヤside2
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サラは次第に泣きそうな顔になった。
「嘘よ……。あの人が、あんたの誕生を喜ぶはずない。絶対にない!!絶対に、そんなの嘘よ!!」
「嘘じゃねぇよ!!!!」
イザヤは渾身の力を込めて叫んだ。
「それだけじゃない!あの人は母さんの話もしていた。事件の詳細を知って、悲しそうな顔で、あんな事になると分かっていたら、娘と一緒に自分が地獄に堕ちれば良かったって!!母さんが自分を殺したいほど憎んでくれたら良かったのにって!!そうすれば、自分が一緒に地獄に堕ちて行けたって!!そう言いながらも、父さんは、俺に会えて嬉しかったと、言ってくれた!!産まれてきてくれて良かったって言った!!なあ?!この言葉から分かんねぇのかよ……あの人だって、母さんの事をちゃんと愛していたんだ。俺だって、そうだ!母さんがそれを信じなかっただけだ!!!」
サラは頭を抱え、首を左右に振りながら後退った。
「いや……、そんな事ない……。そんな訳ない……」
そう言いながらもサラの瞳から次第に涙が溢れそうになった、その時だ──。
「ガタガタ、ピーピー、いい加減うぜぇんだよ!!てめぇは!!!!」
マシューの怒号と共に、陶也が「危ない!」と叫んだ。
2発の銃声がしたかと思うと、イザヤの肩と腹に命中し、後方に倒れこんだ。
「いやぁぁぁぁぁぁぁ!!イザヤァァァァ!!」
サラの悲鳴が木霊した。
「イザヤ━━!イザヤ━━!」
サラは発狂しながら這いずるように、イザヤに近付くと、大粒の涙を溢し、イザヤに抱きついた。
「イザヤ!しっかりして、イザヤ!!」
陶也もイザヤに駆け寄り、慌てて傷口を押さえた。そして、陶也も泣きながらイザヤの名を呼んだ。
その反対では、マシューがサラに向かって叫んでいた。
「サラァァァァ──!いい加減目を覚ませ!!そいつはお前の思う通りにはいかねぇんだよ!!そいつはお前がブタ箱にぶちこんで捨てた餓鬼だろっ!!いらねぇはずだ!!今更、そいつに執着すんじゃねぇ!!!!捨てろ──!!!殺して、捨てろ──!!!」
イザヤを気遣い、泣いていたサラが、怒りの形相で急に立ち上がると、突然、銃声が轟いた。
そして、今度はマシューが地面に倒れ込んだ。
「マシュー!!あんた……、よくも……よくも勝手な真似をしてくれたわね!!」
サラの怒号と同時に、他の男達が一斉に銃を構えた。
この狂騒の中、僅かだが、イザヤの呻き声が聴こえると、陶也はイザヤに飛び付いた。
「イザヤ!大丈夫!!」
イザヤは陶也と目が合うと、「何とか生きてっから、大丈夫だ……」と言った。
陶也がホッとするのも束の間、銃声と共に、頭上を弾が掠めていった。
「サラ!!!てめぇこそ!マシューを撃つなんて、なんてことしやがるんだ!!!」
ターナーが驚愕を含んだ声で叫んだ。
「うるせえぇ──!!!!てめぇら、全員、殺す!!!」
そう叫びながらサラは銃を乱射した。
うわっ!と悲鳴を上げながら、地面から弾いてくる銃弾を、男達は踊るように避けながら、退いて行った。
その横でマシューが肩を押さえ、呻きながら上体を起こし、また撃ってきた。
サラの腕と腰に弾がかすり、血が滲み出していた。
「陶也!伏せろ!!」
イザヤの叫びと共に陶也も伏せると、一緒にほふく前進で、軽トラックの影に向かった。
「嘘よ……。あの人が、あんたの誕生を喜ぶはずない。絶対にない!!絶対に、そんなの嘘よ!!」
「嘘じゃねぇよ!!!!」
イザヤは渾身の力を込めて叫んだ。
「それだけじゃない!あの人は母さんの話もしていた。事件の詳細を知って、悲しそうな顔で、あんな事になると分かっていたら、娘と一緒に自分が地獄に堕ちれば良かったって!!母さんが自分を殺したいほど憎んでくれたら良かったのにって!!そうすれば、自分が一緒に地獄に堕ちて行けたって!!そう言いながらも、父さんは、俺に会えて嬉しかったと、言ってくれた!!産まれてきてくれて良かったって言った!!なあ?!この言葉から分かんねぇのかよ……あの人だって、母さんの事をちゃんと愛していたんだ。俺だって、そうだ!母さんがそれを信じなかっただけだ!!!」
サラは頭を抱え、首を左右に振りながら後退った。
「いや……、そんな事ない……。そんな訳ない……」
そう言いながらもサラの瞳から次第に涙が溢れそうになった、その時だ──。
「ガタガタ、ピーピー、いい加減うぜぇんだよ!!てめぇは!!!!」
マシューの怒号と共に、陶也が「危ない!」と叫んだ。
2発の銃声がしたかと思うと、イザヤの肩と腹に命中し、後方に倒れこんだ。
「いやぁぁぁぁぁぁぁ!!イザヤァァァァ!!」
サラの悲鳴が木霊した。
「イザヤ━━!イザヤ━━!」
サラは発狂しながら這いずるように、イザヤに近付くと、大粒の涙を溢し、イザヤに抱きついた。
「イザヤ!しっかりして、イザヤ!!」
陶也もイザヤに駆け寄り、慌てて傷口を押さえた。そして、陶也も泣きながらイザヤの名を呼んだ。
その反対では、マシューがサラに向かって叫んでいた。
「サラァァァァ──!いい加減目を覚ませ!!そいつはお前の思う通りにはいかねぇんだよ!!そいつはお前がブタ箱にぶちこんで捨てた餓鬼だろっ!!いらねぇはずだ!!今更、そいつに執着すんじゃねぇ!!!!捨てろ──!!!殺して、捨てろ──!!!」
イザヤを気遣い、泣いていたサラが、怒りの形相で急に立ち上がると、突然、銃声が轟いた。
そして、今度はマシューが地面に倒れ込んだ。
「マシュー!!あんた……、よくも……よくも勝手な真似をしてくれたわね!!」
サラの怒号と同時に、他の男達が一斉に銃を構えた。
この狂騒の中、僅かだが、イザヤの呻き声が聴こえると、陶也はイザヤに飛び付いた。
「イザヤ!大丈夫!!」
イザヤは陶也と目が合うと、「何とか生きてっから、大丈夫だ……」と言った。
陶也がホッとするのも束の間、銃声と共に、頭上を弾が掠めていった。
「サラ!!!てめぇこそ!マシューを撃つなんて、なんてことしやがるんだ!!!」
ターナーが驚愕を含んだ声で叫んだ。
「うるせえぇ──!!!!てめぇら、全員、殺す!!!」
そう叫びながらサラは銃を乱射した。
うわっ!と悲鳴を上げながら、地面から弾いてくる銃弾を、男達は踊るように避けながら、退いて行った。
その横でマシューが肩を押さえ、呻きながら上体を起こし、また撃ってきた。
サラの腕と腰に弾がかすり、血が滲み出していた。
「陶也!伏せろ!!」
イザヤの叫びと共に陶也も伏せると、一緒にほふく前進で、軽トラックの影に向かった。
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