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2018年下半期〜2019年
給水の女神(仮)、松野さん
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現在7時47分。学校では、いつもより早く登校したヒロサダが眞名井ちゃんと話している。
「ヒロサダ君~、この間の水泳大会はお疲れ様!!!。今度はいつあるの~???」
「眞名井ちゅわ~ん……、言いにくいんじゃが、水泳部には入らないことにしたじゃ……」
先日、水泳部の大会に助っ人として参加したヒロサダであったが、自分で泳ぐよりも池江璃花子選手の泳ぎを応援する方が向いていると実感したため、水泳部への入部は見送ったのだ。
朝の会が始まる前のこの時間、ヒロサダ達が談笑している中、同じ教室内ではある女子生徒が机の上に飲み物をたくさん並べ始めている。
「お水にお茶におしるこ、あとは味噌汁かなぁ~」
そう、松野さんだ。
以前2度ほど登場しているので覚えている人もいるかもしれないが、ヒロサダ達のクラスでは、給水ポイント係を松野さんが担当している。縦に長い教室では、教室内の移動中に脱水症状を起こさないように給水ポイントは必須であるため、松野さんはクラスにとってなくてはならない存在なのだ。
「松野さん、僕のリクエストしたユッケジャンスープ置いてくれたんだね!!。今日も給水よろしくね!」
「松野、今日も頑張るかなぁ~」
松野さんはその役職と整った容姿で、クラスの男子から人気がある。松野さんは給水の女神(仮)なのだ。
しかしそんな松野さんにも、悩みがある。
「やっぱり、眞名井ちゃんかなぁ~」
そう、眞名井ちゃんについてだ。
松野さんは、身長169cmでモデル体型。さらに誰が見ても美人と思えるような整った容姿だが、身長177cmのブルペン女子眞名井ちゃんと比べると少し劣っている。眞名井ちゃんがいる限り、松野さんはNo.2でしかないのだ。いつまでたっても(仮)は取れないのだ。
高校に入るまで、自分よりスタイルや容姿が完璧な女性に会ったことがなかった松野さんにとっては、自分がどういうキャラやポジションで高校生活を送っていけば良いのかが分からなかった。
「ヒロサダくぅ~ん!!!」
そんななか松野さんは、ヒロサダに言い寄っている眞名井ちゃんを羨ましそうに見つめている。
「眞名井ちゃんってあんなにモテるのになんでヒロサダ君にゾッコンなのかなぁ~」
そのことを疑問に思いつつも、松野さんは考えた。
「松野も、眞名井ちゃんにとってのヒロサダ君みたいな人がいたら、体裁なんて気にしなくてもいいのかなぁ~」
今まで沢山の男子が言い寄ってきた松野さんは、自分から男子に言い寄ることなんて、想像できなかった。
「松野も、変わらないといけないかなぁ~」
いろいろ思いを巡らせる中、授業が始まった。この日は給水ポイント係の仕事も、なんだか上の空だった。松野さんの恋はこれから始まる…………のか?
「ヒロサダ君~、この間の水泳大会はお疲れ様!!!。今度はいつあるの~???」
「眞名井ちゅわ~ん……、言いにくいんじゃが、水泳部には入らないことにしたじゃ……」
先日、水泳部の大会に助っ人として参加したヒロサダであったが、自分で泳ぐよりも池江璃花子選手の泳ぎを応援する方が向いていると実感したため、水泳部への入部は見送ったのだ。
朝の会が始まる前のこの時間、ヒロサダ達が談笑している中、同じ教室内ではある女子生徒が机の上に飲み物をたくさん並べ始めている。
「お水にお茶におしるこ、あとは味噌汁かなぁ~」
そう、松野さんだ。
以前2度ほど登場しているので覚えている人もいるかもしれないが、ヒロサダ達のクラスでは、給水ポイント係を松野さんが担当している。縦に長い教室では、教室内の移動中に脱水症状を起こさないように給水ポイントは必須であるため、松野さんはクラスにとってなくてはならない存在なのだ。
「松野さん、僕のリクエストしたユッケジャンスープ置いてくれたんだね!!。今日も給水よろしくね!」
「松野、今日も頑張るかなぁ~」
松野さんはその役職と整った容姿で、クラスの男子から人気がある。松野さんは給水の女神(仮)なのだ。
しかしそんな松野さんにも、悩みがある。
「やっぱり、眞名井ちゃんかなぁ~」
そう、眞名井ちゃんについてだ。
松野さんは、身長169cmでモデル体型。さらに誰が見ても美人と思えるような整った容姿だが、身長177cmのブルペン女子眞名井ちゃんと比べると少し劣っている。眞名井ちゃんがいる限り、松野さんはNo.2でしかないのだ。いつまでたっても(仮)は取れないのだ。
高校に入るまで、自分よりスタイルや容姿が完璧な女性に会ったことがなかった松野さんにとっては、自分がどういうキャラやポジションで高校生活を送っていけば良いのかが分からなかった。
「ヒロサダくぅ~ん!!!」
そんななか松野さんは、ヒロサダに言い寄っている眞名井ちゃんを羨ましそうに見つめている。
「眞名井ちゃんってあんなにモテるのになんでヒロサダ君にゾッコンなのかなぁ~」
そのことを疑問に思いつつも、松野さんは考えた。
「松野も、眞名井ちゃんにとってのヒロサダ君みたいな人がいたら、体裁なんて気にしなくてもいいのかなぁ~」
今まで沢山の男子が言い寄ってきた松野さんは、自分から男子に言い寄ることなんて、想像できなかった。
「松野も、変わらないといけないかなぁ~」
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