男子高校生ヒロサダの毎日極楽

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2020年

年越し後の夜中に一体何が?(フミタケ編)

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 「じゃあ皆、おやすみじゃ~」
 「ホー」
 
 おやすみの挨拶を済ませ、布団に入ったフミタケ。
 「ホー…………、ドーナツ…………」
 フミタケは毎年、ドーナツを食べ年を越していたため、煮麺にゅうめんで年を越した今回、なかなか寝付くことができないようだ。

 「ドーナツ……、メロンパン……、マカロン……」
 そのため、フミタケは寝付けない時に羊の数を数えるのと同じように、甘いものを次々と想像して欲望を満たして寝ようと考えたのだ。
 

 「つぶあん……、こしあん……、白あん……」
 現在時刻は深夜1時43分。皆が布団に入ってから約30分が経過した。フミタケはここまで472の甘いものを想像したが、未だ寝付くことができていない。



 「サトウキビ……、グラニュー糖……、砂糖……」
 現在時刻は深夜2時37分。1時間以上に渡り1082の甘いものを想像し、そろそろフミタケの中の甘いもののバリエーションが尽きそうになった時、事件は起きた。
 「…………みりん……、ホ、ホォっっっ!!!!」
 そう。持病の痛風が痛み始めたのだ。
 甘いものを想像しすぎたため、脳がプリン体をたくさん摂取したと勘違いしたための急な発症と考えられる。

 「…………ホォっ!…………」
 痛風のその痛みは、経験者にしか分からないほどの想像を絶する痛み。フミタケは文字通り悶絶もんぜつし、布団に伏した。

 時刻は深夜3時を過ぎた辺りだった。あれだけ甘いものを想像しても眠れなかったフミタケだったが、痛風の痛みから20分ほどで気絶するように眠りに就いた。

 それからフミタケは、夜中も起きることなく眠り、朝起きた時には痛風の痛みも消えており、良い朝を迎えた。
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