校外学習の帰りに渋滞に巻き込まれた女子高生たちが集団お漏らしする話

鏡居雨

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021・石田菜奈絵その5

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 のろのろと自分の席に戻った菜奈絵は、恥ずかしそうに顔を真っ赤にしながらうつむいていた。

(うぅ……あたしがおしっこ漏れちゃいそうなの、みんなにばれちゃった……)

 誰もが恥ずかしさから言い出すことができなかったことを、菜奈絵は勇気を出して成し遂げた。

 しかし、菜奈絵が願っていたトイレ休憩を得ることはできず、ただバスの中のクラスメイトたち全員に、おしっこが我慢できないということを知られてしまうだけの結果となってしまったのだ。

(うぅ……美優ちゃんはおしっこしたそうだけど……あたしはトイレ休憩のとき、トイレ行ってなかったし……他のみんなはきっと大丈夫だよね……あたしだけ我慢できないって、みんなに思われちゃってるかも……)

 普段はクラス全体に気を配る菜奈絵であったが、緊急事態でも同じように周りの様子に気を配ることができるほど成熟しているわけではない。菜奈絵の中では、自分と美優以外におしっこを漏らしてしまいそうなほど我慢している人はいないと考えていた。

(うぅぅ……トイレ、トイレ行きたい……っ……おしっこ、おしっこ出ちゃうよぉ……)

 大事な部分を押さえる両手に、湿った感触が伝わる。つい先ほど先生の前で初めてちびってしまったおしっこが、菜奈絵の尿意をより大きなものにしていた。

(……が、我慢、しなきゃ……っ……)

 下腹部に押し寄せる黄色い濁流は、菜奈絵の細い尿道を膨らませ、すでにダムの放水孔にまで迫っていた。

 そして、とうとう菜奈絵にも「その時」が来始めてしまう。

(……あと、どれくらい、我慢、しなきゃ、いけないの、かな……っ……)

 じゅっ、じゅじゅっ……

「あっ……! あぁっ……!」

 菜奈絵のダムの放水孔が開いてしまい、ほんの少し菜奈絵の真っ白な下着の中におしっこが出てしまう。

 ついに、菜奈絵の下半身は座った状態でのおちびりを始めてしまった。

 それは、菜奈絵の膀胱が限界を迎えてしまい、これ以上おしっこを溜められなくなってしまったことを意味していた。

(あっ……やぁぁっ……で、出ちゃうぅ……、お、おしっこぉ……出ちゃう……よぉ……)

 菜奈絵の焦りは最高潮に達し、座席に座ったまま激しく腰を前後左右にくねらせていた。

 さいわい、菜奈絵のおちびりは少量で、スカートまで染みてしまうほどではなかった。しかし、ずっと我慢していたおしっこは、少女たちの小さなか弱いダムでは、ほんの少しでも溢れ出してしまえばすぐに激しい濁流となって彼女たちの下腹部を襲う。

 菜奈絵のダムの決壊までのカウントダウンは、もう秒読み段階まで来てしまっていた。
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