告白から始まったDifferent world life

水無月 神楽

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第一章

愛に巣を

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 サイシーの町にいる僕たち、世羅と、アマちゃん。武器・防具屋に行こうと思っていましたが、マイホームが欲しいということで、土地を購入して、僕たちだけの愛の巣を作ることになりました。
 マイホームが欲しいって、普通、ファンタジー小説とかは、国王と知り合いになったりして豪華な家に住むというイメージがある。そんなことを考えながら、どのようにお金を稼ぐかを話し合った。

「アマちゃん。どうやってお金を稼ぎますか。」
「私は、採取とかのクエストを受けて効率的に稼ぐのがいいと思う。それに危険じゃないし。」
「でも、それだったらいくら経っても、土地すら購入できないよ。」
「だったら、危険は、伴うけど、結構な稼ぎになる洞窟探索クエストなんてどう。」
「危険だけど、アマちゃんがいいなら僕はいつでもokだよ。それに、新技を開発できるかもしれないしね。」
「新技開発なにそれ楽しそう。洞窟でも豊富な資源があるから、行って見たかったのよ。前はお願いね。後ろは、守るから。」
「でも、洞窟に探索しに行くとしても、装備が弱いからまずは、身の回りを整えるくらいのことができるクエストを受けてからしようよ。」
「okです。」

 僕たちの作戦会議は、これにて終了です。宿は、アマちゃんが集めていた薬草を売ってできたわけのわからない異世界の通貨によって泊まることが出来ている。あと、10日くらいは、泊まることができるらしい。
 宿屋の亭主にこの世界の通貨の説明をしてもらえるように、お願いした。
 説明を聞けば、銅貨一枚が、元いた世界でいう10円で、銀貨が、100円、金貨が500円で、紙幣は、全て1000円らしい。国王などは、この上の紙幣を使っているという噂があるのだ。
 通貨に関しては、元いた世界とほぼ同じだから結構楽だ。覚えやすい。
 とりあえず、歩きながら話していたので、いつの間にか町のほぼ全体を回っていたようだ。結構な量の店の名前が目の前に映し出された。
 武器・防具屋に目的地を設定して行くことに。
 目的地に行くたび、町の雰囲気が暗くなってきたのだ。貴族の住まいから農民のような質素な生活になっていった。
 道もレンガから砂利へと変わっていた。
 僕的には、貴族のようなキラキラしたのよりかは、農民のような質素な生活が好きなのだ。なんと言うべきか、落ち着いた雰囲気が好きなのだ。
 アマちゃんもこっちの雰囲気の方が好きらしい。笑顔が輝いている。
 よし、ここの土地を買おうと提案した。返事は、okだった。
 すぐに、不動産屋を探し回った。武器・防具屋なんて後回しだった。
 不動産屋に着くと、自動的にマーキングされた。そして僕たちは、中に入った。

「いらっしゃいませ。どのような土地をお求めでしょうか。」
「実は、決めていて、農村部みたいなところの土地を買おうと思いまして。」
「農村部?貧民街のことですかね。」
「あっ、それで間違いないです。」
「それですと、一つだけありますね。」
「どのようなところですか。」
「近くに綺麗な水が流れる川があり、その周りは、畑で囲まれています。家も立っていますが、少し訳ありでして、銅貨一枚での購入が出来ますよ。」
「銅貨一枚本当ですか。」

 僕たちは、すぐに払った。だが、あんなことがあったなんて僕たちはまだ知らなかった。
 案内されるままついて行くと、周り一面、黄金色に囲まれて、近くには、川があった。農民さんが畑仕事に精を出している。
 土地は、かなりあった。150坪くらいあったと思う。そして、家と言っても木造の小さな小屋だった。
 小屋の中に入ると、そこは、物置場となっていた。
 訳ありってもしかして、掃除付きってことか。僕たちは、見つめあって、片付けようと、言った。
 不動産屋にサインをして、ついに愛の巣を手に入れることに成功した。愛の巣と言ってもいやらしいことは、一切しません。誘ってきても断るつもりです。
 そんなことを考えながらも、掃除を開始した。僕が、中の物を処分する係で、アマちゃんが中を掃除する係と決めた。
 アマちゃんが、軽く補助系の事をいじってくれたせいか、普段する掃除よりも、早く終わった。
 家の中は、何もなかったので、勝手に改造した。トイレ問題は、アマちゃんがTowtowのトイレを元いた世界から、転送してくれて、中の菅などは、大神パワーで、なんとかするそうだ。
 その他も、大神パワーによって解決していく。
 マイホームもとい愛の巣問題は解決した。次はどのようにしてお金を稼ぐかが、問題だ。
 外に出ると、少し寒く感じたが、重ね着する服などは、持っていないので我慢して、武器・防具屋へと向かう。
 いつの間にか、マーキングができたので思いのほかすぐに着いた。貧民層といえばいいのか、家は、石で出来ていた。僕は、レンガとかを期待していた。でも、石でも、味が出ていてかなりいい。今度、家を建てるとなったら、石で造って貰おうかなと思った。
 そんなことを思いながら、鍛冶屋もとい武器・防具屋に入った。
 ドワーフと表示された人がいた。かなりムキムキだった。

「こんな潰れかけの店になんかようか。」

 ドワーフが話しかけてきた。おそらく、店長だろう。

「武器と防具が欲しいので来ました。売ってもらえませんか。」
「いいけど、俺の店では、武器や、防具は、材料を取ってきてもらって、そこから作るんだ。なんか材料を持ってるか。」
「すいません。この町に来たばかりなので、何も持っていないんですよ。」
「なら、作れないな。」

 出入り前で一礼をして、店を出た。すると、こんな表示がされた。
『武器レシピ 獲得』
『防具レシピ 獲得』
 なぜかは知れないが便利なレシピを獲得できた。
 スキルも獲得出来ていけるのかな。すごくワクワクした。
 気づけば、辺りは暗くなっていた。僕たちはすぐにマイホームへ帰った。
 そして、布団を敷いて寝た。
 明日は、材料調達に行く予定を頭の中で組み立てた。
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