異世界へ転送された〜どうなるの俺の人生〜

水無月 神楽

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一章

二人とともにギルドへ加入

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 新しい朝が来た希望の朝だ。喜びに胸をひらけ、大空仰げ。
 なんて音楽を、小学校の夏休みの朝毎日聞いてたな。ラジオ体操が始まる前に流れるんだっけ。
 そういえばよく、ラジオの電源を切り忘れて、親に車を乗って来てもらってたな。前いた世界の小学生時代が懐かしい。
 こんなことを考えながら、体を起こした。太陽の光が、俺の顔を照らし出していた。眩しい。
 ふと、ベットの上には、かわいい獣っ娘が寝ていた。
 えっ、俺ってお持ち帰りしちゃったんだっけ。昨日のことを思い出してみた。あっ、昨日奴隷を買ったんだっけ。
 奴隷を買うなんて前にいた世界じゃないことなので、すっかりとしっかりと忘れていた。
 二人とも、幸せそうな笑顔のまま寝ていた。この笑顔何時間でもみていられそうな気がする。
 俺は、二人のステータスが気になり、スキル『鑑定眼』を使用して、鑑定してみた。
 白と黒を鑑定してみた結果。

『白 十五歳       『黒 十五歳
職業 奴隷           職業 奴隷
HP20 MP10 』HP20 MP10』

 俺は、年下も年上も苦手なので、同い年はありがたいが、何を喋ったらいいかわからない。バックなんとかって言うバンドの曲に同感していた自分がいた。
 しかも、二人とも俺の好きなタイプに結構会ってるんだよな。黒髪と銀髪が好きなんだよね。しかも、ぶちかわいい。肌は、雪のように白い肌だ。
 ジョーダン・ダンよりかわいい。やばいな、異世界もので言うハーレムフラグが立ってしまったのかな。
 でも、タイプとかは、人それぞれだからな。
 俺は、起こさないように、静かに女将さんのところへ行った。

「昨日は、お楽しみでしたね。」
「えっ、何のことですか。」
「あんなにかわいい獣っ娘をお持ち帰りしたので朝までハッスルしていたのかと。」
「してませんよ。それに彼女らは、俺の奴隷ですよ。俺は、酷いことをしませんよ。」
「あら珍しい。」

 襲わないのが、珍しいのか。確かに異世界ファンタジー小説じゃ、奉仕するのが当たり前だったからな。それと、ハーレム設定もな。

「そんなことより、朝ごはんを部屋で食べたいので、三食分、俺の部屋までお願いします。」
「わかりました。」

 俺は、女将さんに礼をして、部屋へ向かった。
 がちゃ。未だ可愛く眠っている二人。襲えと、伊邪那岐さんが言いそうだ。だが、やったところで、彼女たちの心を傷つけたくはない。それに、まだ怯えていた。
 異世界に来て小説を書きたいと今、初めて思った。
 突然、こんなことを考えるなんて、異世界ファンタジー小説では、結構な確率であり得ない。落語は、あったけど。
 そんなことを考えていた。まず、ペンも紙もない現状に気がついた。諦めよう。
 すると、むっくりと、白が起きた。俺を見て、急いで、正座をした。そして謝って来た。

「わ……、わたしのそそをお許しください。」
「えっ、なんでどしたの。」
「主君を差し置いて、私たちがベットで寝るなんて。」
「あ、そのことね。別にいいよ。逆に女の子を床で寝かすのは、紳士の俺にとって、許せない行為なんだ。」
「そうでも、私たち奴隷なんかが、宿のベットで寝るなんて。」
「そこらへんは、大丈夫。女将さんは、二人が、奴隷だなんて気づいてないから。」
「え、奴隷の首輪は、そう簡単に外せるものじゃ。え。」

 白は、自分の首を触って驚いていた。多分あれは、奴隷が自分で、外せないように作ってあるんだな。無駄に文明が、進化しやがって。

「もしかして、新しいご主人様ですか。」

 今頃気がついたのかな。なんかすごく驚いているな。それがまたかわいい。俺の時代が、異世界にて誕生かな。前いた世界で、モテ期来航して、欲しかったな。

「そういえば、白って名前をつけたの覚えてる?」
「白、覚えてますよ。それ以降のことは、覚えてませんけど。」
「ま、名前を覚えてくれているだけで、嬉しいよ。」
「初めてつけてもらった名前です。忘れるわけがありません。」
「初めてって、前までなんて呼ばれたの。強要はしないけど。」
「おい、とかお前、とかクズ、とかですよ。」
「酷いそれは、大丈夫だったか。」
「えっ、なぜ心配してくれるんですか。奴隷の私なんかに。」
「えっ、女の子が、名前で呼ばれないって、可哀想すぎるよ。」

 俺は、優しく頭を撫でてあげた。ん、これは結構なモフモフ感。撫でたいずっと撫でていたい。耳とかもって、これ以上は、セクハラになりそうだな。やめておこう。
 すると、白は、涙を流していた。
 俺は、すぐに撫でるのをやめた。そして、土下座をした。

「撫で撫でしまくってすみませんでした。調子乗りました。」
「いや、撫で撫でで、泣いたわけじゃありませんよ。私に名前をつけて、そして、ちゃんと名前で、呼んでくれたことが嬉しかったんですよ。」

 やばい、女神の微笑みって、このことか。ぶちかわいい。この微笑み、俺の命に代えても守ってやる。
 もう一度撫でた。
 ぐ~~~~。白は、お腹が空いたらしいので、さっき買った、朝食をあげた。
 これを美味しそうに食べている。幸せそうだな。俺にとってこれは、幸せだ。
 美味そうに、朝ごはんを食べている。ベットで寝ていた黒は、俺を見て、すぐに正座になった。
 これは、白と同じくだりになりそうだ。
 予想は的中、白と同じこと、リピートされている。
 黒にも事情を説明した。俺の奴隷だと知って結構驚いていた。それに名前を呼んでくれたことで、泣いていた。
 そして、撫で撫でした。やばい、ぶちかわいい。
 朝ごはんをあげたら、無我夢中で食べていた。かわいいかわいいすぎる。
 さて、俺も朝ごはんを食べるか。
 今日の朝ごはんは、コールスローみたいなのと、ハニートーストだった。甘いのと、酸っぱいのが合う、うまい、うますぎる。異世界で食べれるなんて思いもしなかった。
 ありがたしもったいなし。
 二人ともお腹が膨れたらしい。そして、俺もお腹が、膨れたことだから、ギルドへ行ってみるか。
 その前にお金が今なんぼあるか数えてみるか。
 ひいふうみっと、88200ゴルドあった。聞けば、ギルドカード作成は、一万ゴルドと言っていた。
 足りるな。
 さて、二人を連れて、宿を出た。そして、ギルドえと向かった。
 奴隷の商人がいない通路を通って。
 着くと、回りがしっかりとした、レンガ造りのでかい建物があった。
 入ってみると思ってたより静かだった。
 ギルド嬢のところへ向かった。

「ギルドで加入したいんですよ。」
「かしこまりました。後ろにいる二人も一緒にギルド加入ですね。」
「はい。お願いします。」
「では、三万ゴルドになります。」
「わかりました。」

 三万ゴルドを支払い、ギルドに加入完了した。そして、カードをもらった。
 ギルド加入証明書みたいなものらしい。
 名前もちゃんと記入されていた。
 これで、クエストも受けれるようになるらしい。
 さて、一度宿屋に戻って、明日クエストを受けるとするか。

「二人とも明日にクエストを受けに行くよ。それまでしっかり休むんだよ。」
「‘はい’」
 二人の元気のいい声が響いた。
 どうやらもう怯えてないようだ。
 これは、よかった。
 明日は、武器と防具を買って、二人と一緒にクエストを受けてみよう。
 二人とも今日はお疲れ様。
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