死んじゃいたいくらい辛いあなたへ

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愛着障害と家族

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話を元に戻しますね。

私は産まれてから3歳まで、栃木と山梨を行ったり来たりする生活になり、栃木のママの実家に居ることが多かったそうです。

私が産まれてから栃木に長い事居たので、パパは顔を見る為に山梨と栃木を往復する事となりました。
仕事が終わった後、栃木まで私に会いに来て抱っこして、とんぼ返りで山梨に帰っていったというのを、最近聞きました。

知っていますか?
この当時は圏央道がなくて、東北道から一回東京に出て中央道で山梨に帰るんです。
今よりも渋滞や距離もあります。

私はこの長い往復の道のりが、パパの私のへの愛情だと今は思っています。

そんなパパの事情もあったんですが、私の事を抱いて

「俺の顔分かるかな~。」

なんていって抱っこしてるパパから、奪うように面倒見てたのがばぁばです。

「私がめいをみるから、お風呂とかご飯とか食べちゃいなね。」

と言って。

とにかく私を独占したかったようだと、話を聞きました。
そしてほぼの子育てをばぁばがしてしまったんですよね。

最近ママと話した際に言ってたのは、

「当時めいをばぁばに取られると思ってたけど、ばぁばが怖くて言えなかったんだよね。」

と言っていました。

しかしばぁばは愛情はとても深い反面、自分の欲望に素直な人です。

ばぁばが子育てしてしまっていたのに、突然のパチンコブームでママにめいの事を預けて夜遊び行くようになるんですよね。

「あんたが母親なんだから、あんたが面倒見るんだよ。」

と言って。

そりゃあママも突然1人にされて、困るし不安になりますよね。

そんなこんなで、私が3歳になる歳に弟が産まれます。

ママは里帰り出産で弟を産みましたが、その間私はばぁばに預けられていました。

ママと弟は山梨に帰りました。
私は栃木でばぁば達と3ヶ月から半年くらい、親元を離れ栃木で生活してました。

私を囲って抱え込むようにしていたばぁばを見兼ねた、じぃじは親元から離れて暮らす危うさを感じとったようです。

そして私を山梨に返す事になりました。

迎えに来てくれたパパとママと弟で車で山梨に帰るのですが、その間私は東北道から中央道までずっと

「ばぁば。ばぁば。」

「おうちに帰りたい。」

と泣きっぱなしだったそうです。
おうちに帰りたいは私の子供の時の口癖でした。

多分私はどこが自分のお家だか、分からなくなってしまっていたのですよね。

ママはめいの事よしよしする事が出来なかったと謝ってくれたし。

むっちゃんからはじぃじ(母方の祖父)が

「ごめんな。それでもばぁばを恨まないでやってくれ。」

と言っていると伝えてくれました。


私はばぁばの事も両親の事も恨む気持ちは全くないです。

ばぁばは私が帰ると泣いてしまい、ママに次はいつ栃木に来るんだと電話してたそうです。

ママもパパも、今の今まで愛情かけて育ててくれました。

だから誰も悪くないんです。
私は私が皆んなに愛されて、色んな人の手で育った事を理解しています。

私の事皆んな大好きすぎない?!って思う方が私は嬉しいです。



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