女剣士フィリスと淫獄の迷宮 ~美少女パーティーが挑む、悦楽のエロトラップダンジョン~

たまやん

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剣舞の乙女、フィリス

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時は遡り、彼女たちについて紹介するとしよう。

星辰騎士団の訓練場は、朝の霧が薄く立ち込める中、剣のぶつかり合う音で活気づいている。
汗と土埃が混じった匂いが漂い、木製の訓練人形が次々と倒されていく。
そんな喧騒の中で、フィリスは金髪をポニーテールに結い、革鎧に身を包んで剣を振り回していた。
彼女の剣先が空を切り裂き、鋭い風切り音が響く。
刃が訓練人形の首を正確に捉え、木屑がバサッと飛び散る。
汗が額を伝い、鎧の隙間から覗く白い肌が朝陽に輝く。
幼い頃から正義感が強く、剣を手に持つたびに胸が熱くなるのだ。

「はっ! これならどんな敵だってぶった斬れるよね!」

フィリスは剣を地面に突き立て、息を整える。
革鎧が彼女の引き締まった体にぴったりと張り付き、少し開いた胸元から汗が滴る。
ギルドでもその剣の腕前は一目置かれ、若手の中でもトップクラスの実力者として名を馳せている。
だが、そんな彼女にも知られざる一面があった。
訓練を終え、彼女はギルドの自室に戻る。扉を閉めると、鎧を脱ぎ捨て小さく息をつく。
部屋の片隅には、誰にも見せない秘密の箱が置かれている。
そっと蓋を開けると、中には色とりどりのリボンや、花柄のハンカチ、可愛い兎のぬいぐるみが詰まっていた。
フィリスはぬいぐるみを手に取り、頬にすり寄せる。
少女のような笑顔が溢れ、剣士としての凛々しさはどこかへ消える。
彼女の指がぬいぐるみの柔らかな毛並みを撫で、ほんのり甘い香りに目を細める。

「ふふっ、この子、めっちゃ可愛いよね。私だけの宝物だよ」

幼い頃、村で悪党に立ち向かった日から、正義感が彼女の心を支配してきた。
だが、その裏で可愛いものに目がない少女趣味が、彼女の心の奥にずっと息づいている。
ギルドの仲間には決して見せないこの一面は、戦いの疲れを癒す彼女だけの秘密だった。
再び鎧を身に着け、フィリスは部屋を出る。廊下で仲間たちとすれ違い、明るい声で挨拶を交わす。
剣を肩に担ぎ、正義を胸に秘めた彼女の瞳は輝きを失わない。

「おーい! 今日も依頼こなしてくるからさ、応援よろしくね!」

だが、心のどこかで、ぬいぐるみを抱きしめた時の柔らかな感触が恋しくなる瞬間がある。
訓練場に戻り、剣を手に持つと、彼女は再び正義の剣士として立ち上がる。
フィリスは仲間たちと共に新たな冒険へと飛び込んでいく。

ある日、訓練を終えたフィリスは、汗で濡れた髪をタオルで拭きながら剣を鞘に収める。
革鎧の隙間から覗く鎖骨に汗が滴り、彼女の頬は達成感でほんのり赤い。

「ふぅ、今日もいい感じに仕上げた! 私、もっと強くなれるよね!」

その夜、部屋に戻ったフィリスは鎧を脱ぎ、簡素なシャツに着替える。
ベッドに飛び込むと、ぬいぐるみのクマを抱き寄せ、頬をムニッと押し付ける。
柔らかい感触が彼女の肌を包み、疲れた体がじんわり温まる。剣士としての強さと、少女らしい無垢さが混在する瞬間だ。

「正義ってさ、こういう可愛いものを守るためでもあるよね」

誰にも聞こえない独り言が、静かな部屋に響く。彼女はぬいぐるみをぎゅっと抱きしめ、目を閉じる。
だが、次の冒険では、そんな無垢な心が試されることになる。
星辰騎士団の誇る女剣士、フィリス。その刃は正義を貫き、彼女の心は少女の夢を追い続ける。
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