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トンネルを抜ければ………。
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「お客さん。お客さん」
「う………うんっ………」
女性が目を開けると、家の前に着いていた。
「トンネルは………?」
「着きましたよ。トンネルは抜けました。それと、もう朝ですよ」
「あ、朝!?」
辺りは………明るかった。
「御免なさい。幾ら?」
「いえ、結構です。ただ………ニュースで聞いたんですが、お客さんの乗った近くのマンションで殺人事件が起きたようですよ」
「殺人事件!?」
「ええ、ライトって言うホストの方が亡くなったそうです」
「えっ!?」
女性は驚いた!!
「誰に殺されたの!?」
女性は前のめりになって聞いてきた!
「何でも、大型犬に喰われたとか言っていましたね」
「そ、そう………」
女性の顔は青かった。
まさか………自分が関係しているのかと考えていた。
「オジさん、料金は?」
「いえ、今回はサービスですよ。なんせ、個人タクシーですから」
「………あの………あたし、なんか言っていた?」
「いえ、ここの場所を伝えて寝てしまいましたから、何も」
女性は知っている。自分が殺してくれと言った事を。
「顔色が悪いですよ」
「いえ、昨日は吞みすぎたからかもしれないわ」
「病院に行きますか?」
「い、いえ、あたしは部屋で………今日は会社を休むわ。ありがとう、オジさん」
ドアが開くと女性は外に出た。
「本当にありがとう、オジさん」
「いえ、またのご利用が無い事を願います」
「えっ?それって………」
ドアが閉まりタクシーは発進した………そして、霧に飲まれるように消えていった!!
女性は………呆然としていた。
「う………うんっ………」
女性が目を開けると、家の前に着いていた。
「トンネルは………?」
「着きましたよ。トンネルは抜けました。それと、もう朝ですよ」
「あ、朝!?」
辺りは………明るかった。
「御免なさい。幾ら?」
「いえ、結構です。ただ………ニュースで聞いたんですが、お客さんの乗った近くのマンションで殺人事件が起きたようですよ」
「殺人事件!?」
「ええ、ライトって言うホストの方が亡くなったそうです」
「えっ!?」
女性は驚いた!!
「誰に殺されたの!?」
女性は前のめりになって聞いてきた!
「何でも、大型犬に喰われたとか言っていましたね」
「そ、そう………」
女性の顔は青かった。
まさか………自分が関係しているのかと考えていた。
「オジさん、料金は?」
「いえ、今回はサービスですよ。なんせ、個人タクシーですから」
「………あの………あたし、なんか言っていた?」
「いえ、ここの場所を伝えて寝てしまいましたから、何も」
女性は知っている。自分が殺してくれと言った事を。
「顔色が悪いですよ」
「いえ、昨日は吞みすぎたからかもしれないわ」
「病院に行きますか?」
「い、いえ、あたしは部屋で………今日は会社を休むわ。ありがとう、オジさん」
ドアが開くと女性は外に出た。
「本当にありがとう、オジさん」
「いえ、またのご利用が無い事を願います」
「えっ?それって………」
ドアが閉まりタクシーは発進した………そして、霧に飲まれるように消えていった!!
女性は………呆然としていた。
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作家 蔵屋日唱
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