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63 建国祭の舞台に立ちます
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院子の枝垂桜も満開となり、春らしい陽気が鳳蓮国を包んでいる。建国祭の日は雲一つない晴れで、鈴花は輿から降りると気持ちのいい空を見上げた。建国祭は一日がかりで行われ、朝から宮中にて皇帝の隣で微笑むという役目を終えたところだ。
各地方の役人や有力者が挨拶に来るのだが、その席に皇貴妃も同席するのが通例らしい。翔月は
「他の男たちに小鈴を見せるのか」と不満そうだったが、郭昭に「国が安泰と思わせるためにも必要です」と諭されていた。鈴花は座っているだけなので退屈でしかたがなく、謁見者が持参する献上品の品定めをして暇をつぶしていた。
そして今からはいよいよ、正殿前の広場にて皇帝が姿を見せる。広場の少し手前で輿から降りたが、すでにここまで人の声が聞こえていた。広場と正殿の間には大きな門があり、その上の楼閣から国民たちの前に出るのだ。
「鈴花様、足元にお気をつけください」
春明がわざわざ声をかけるほど、本日の鈴花の衣装は動きづらい。襦は絹の光沢がある白地に蓮の花が刺繍され、厚みもあって少し重い。襟も細かな刺繍がされ、遠目でも目を引く。足元へと広がる裙は赤く、めでたい色だ。桜色の帔帛を肩にかけていて、風をうけてたなびいている。そして帯飾りは翠妃からもらった黒翡翠をつけていて、玄家の玄を象徴していた。
頭は、髪を全て上げて高髻の形にしており、銀歩揺が歩くたびに揺れ、様々な宝石がついた簪は眩い光を返す。頭が重く、肩がこりそうだ。
「分かってるわよ。これぐらい、歩いてみせるわ」
何より歩きにくいのが、踵が高い履で、国民に姿がよく見えるようにといつもより高さのある履となっている。常は動きやすさを重視している鈴花なので、こういった履には慣れていなかった。
裙を踏まないように、足を捻らないように気を付けて歩く。楼閣へと続く階段を上れば、すでに翔月はついていた。女官たちに身だしなみを整えられており、謁見の時とはまた違う袍を着ていた。遠目から目立つよう黄金を思わせる黄色で、極彩色の糸を使って鳳凰が織り込まれている。
そして頭に乗っている冠はまさしく黄金で、鈴花は思わず「重そう」と呟くのだった。
「……首が折れそうだ」
やはり重いようで、翔月はうんざりした表情を浮かべている。鳳蓮国では一番格式が高い冠であり、冕冠と呼ばれる頭の前後に玉が連なったものがついている冠だ。
(何度見ても、玉のすだれみたいね)
宮中行事の時は木や布で作った簡易的な冕冠を使うが、今は金で作られたもの。見ていて目にも痛いが、彼の首にも痛そうだ。
「まぁ、そうでもしないと誰が皇帝か分からないものね」
武官たちによれば、すでに広場には民衆が万単位でいるという。翔月はふっと鼻で笑い、口角を上げる。
「小鈴も、誰か分からないくらい化粧をされてるけど?」
「仕方がないじゃない。こうでもしないと顔がぼやけるのよ」
舞台の演者かと思うほど、今の鈴花の化粧は濃い。だが、遠目で目鼻立ちが分かるようにするにはこうするほかないのだ。それは翔月も同じで、目元の当たりは少し化粧がされていた。鈴花だって鏡を見て誰だこれはと驚いたのだ。
そうして他愛も無い雑談をしていると銅鑼の音が鳴り響き、人の声が止む。いよいよ、二人の出番となった。踊り場へと通じる幕が引かれ、翔月が立ち上がる。鈴花も続けて立ち上がり、皇帝の少し後ろに立つ。左丞相が口上を声を張り上げて読んでいるのが聞こえ、緊張が高まって来た。口上が終われば再び銅鑼の音が響き、その中を進んでいく。
翔月は外に出る前に少し振り向き、鈴花に微笑みかけた。その優しい笑顔に鈴花の緊張が少しほぐれる。
「小鈴、行こう」
「……えぇ」
鈴花は深く息を吸いこみ、気合を入れて一歩前に踏み出した。太陽の明るさと、温かさ。目の前に広がるのは群衆の波。彼らの姿が目に入った瞬間、歓声が沸き起こった。二人は欄干のところまで近づき、民たちに手を振る。歓声が一際大きくなり、側に立つ翔月の声も聞こえないほどだ。
「……すごいわ」
鈴花は市井によく遊びに行き、そこで暮らす人たちを見てきた。それでも、これほど多くの人を一度に見たことはない。商人、旅人、貧しそうな人も、胡国の人も、国中の様々な人が一堂に会したような光景に、鈴花は息を飲む。
(彼らの生活が、私たちにかかっているんだ)
それと同時に責任の重さを感じ、鈴花は手が小刻みに震えるのを感じた。その手がふいに温かい柔らかさに包まれ、鈴花は隣に立つ翔月に顔を向ける。彼はまっすぐ真剣な瞳を民に向けており、その横顔には為政者としての責任が滲んでいる。
(一人じゃないもの……頑張れるわ)
鈴花はその手を握り返すと、笑顔で広場を見渡した。ふと近くに顔を向けると、郭昭は涙ぐんでおり、太師と左丞相は感慨深そうに微笑んでいる。
皇帝が纏う鳳凰の衣に、皇貴妃が纏う蓮の衣。並び立つ姿は鳳蓮国そのもので、人々は自然と頭を垂れる。
後に、鳳家と蓮家の末裔が並び立った日として歴史に記される建国祭は無事山場を終え、残すは後宮での晩餐会のみとなるのである。
各地方の役人や有力者が挨拶に来るのだが、その席に皇貴妃も同席するのが通例らしい。翔月は
「他の男たちに小鈴を見せるのか」と不満そうだったが、郭昭に「国が安泰と思わせるためにも必要です」と諭されていた。鈴花は座っているだけなので退屈でしかたがなく、謁見者が持参する献上品の品定めをして暇をつぶしていた。
そして今からはいよいよ、正殿前の広場にて皇帝が姿を見せる。広場の少し手前で輿から降りたが、すでにここまで人の声が聞こえていた。広場と正殿の間には大きな門があり、その上の楼閣から国民たちの前に出るのだ。
「鈴花様、足元にお気をつけください」
春明がわざわざ声をかけるほど、本日の鈴花の衣装は動きづらい。襦は絹の光沢がある白地に蓮の花が刺繍され、厚みもあって少し重い。襟も細かな刺繍がされ、遠目でも目を引く。足元へと広がる裙は赤く、めでたい色だ。桜色の帔帛を肩にかけていて、風をうけてたなびいている。そして帯飾りは翠妃からもらった黒翡翠をつけていて、玄家の玄を象徴していた。
頭は、髪を全て上げて高髻の形にしており、銀歩揺が歩くたびに揺れ、様々な宝石がついた簪は眩い光を返す。頭が重く、肩がこりそうだ。
「分かってるわよ。これぐらい、歩いてみせるわ」
何より歩きにくいのが、踵が高い履で、国民に姿がよく見えるようにといつもより高さのある履となっている。常は動きやすさを重視している鈴花なので、こういった履には慣れていなかった。
裙を踏まないように、足を捻らないように気を付けて歩く。楼閣へと続く階段を上れば、すでに翔月はついていた。女官たちに身だしなみを整えられており、謁見の時とはまた違う袍を着ていた。遠目から目立つよう黄金を思わせる黄色で、極彩色の糸を使って鳳凰が織り込まれている。
そして頭に乗っている冠はまさしく黄金で、鈴花は思わず「重そう」と呟くのだった。
「……首が折れそうだ」
やはり重いようで、翔月はうんざりした表情を浮かべている。鳳蓮国では一番格式が高い冠であり、冕冠と呼ばれる頭の前後に玉が連なったものがついている冠だ。
(何度見ても、玉のすだれみたいね)
宮中行事の時は木や布で作った簡易的な冕冠を使うが、今は金で作られたもの。見ていて目にも痛いが、彼の首にも痛そうだ。
「まぁ、そうでもしないと誰が皇帝か分からないものね」
武官たちによれば、すでに広場には民衆が万単位でいるという。翔月はふっと鼻で笑い、口角を上げる。
「小鈴も、誰か分からないくらい化粧をされてるけど?」
「仕方がないじゃない。こうでもしないと顔がぼやけるのよ」
舞台の演者かと思うほど、今の鈴花の化粧は濃い。だが、遠目で目鼻立ちが分かるようにするにはこうするほかないのだ。それは翔月も同じで、目元の当たりは少し化粧がされていた。鈴花だって鏡を見て誰だこれはと驚いたのだ。
そうして他愛も無い雑談をしていると銅鑼の音が鳴り響き、人の声が止む。いよいよ、二人の出番となった。踊り場へと通じる幕が引かれ、翔月が立ち上がる。鈴花も続けて立ち上がり、皇帝の少し後ろに立つ。左丞相が口上を声を張り上げて読んでいるのが聞こえ、緊張が高まって来た。口上が終われば再び銅鑼の音が響き、その中を進んでいく。
翔月は外に出る前に少し振り向き、鈴花に微笑みかけた。その優しい笑顔に鈴花の緊張が少しほぐれる。
「小鈴、行こう」
「……えぇ」
鈴花は深く息を吸いこみ、気合を入れて一歩前に踏み出した。太陽の明るさと、温かさ。目の前に広がるのは群衆の波。彼らの姿が目に入った瞬間、歓声が沸き起こった。二人は欄干のところまで近づき、民たちに手を振る。歓声が一際大きくなり、側に立つ翔月の声も聞こえないほどだ。
「……すごいわ」
鈴花は市井によく遊びに行き、そこで暮らす人たちを見てきた。それでも、これほど多くの人を一度に見たことはない。商人、旅人、貧しそうな人も、胡国の人も、国中の様々な人が一堂に会したような光景に、鈴花は息を飲む。
(彼らの生活が、私たちにかかっているんだ)
それと同時に責任の重さを感じ、鈴花は手が小刻みに震えるのを感じた。その手がふいに温かい柔らかさに包まれ、鈴花は隣に立つ翔月に顔を向ける。彼はまっすぐ真剣な瞳を民に向けており、その横顔には為政者としての責任が滲んでいる。
(一人じゃないもの……頑張れるわ)
鈴花はその手を握り返すと、笑顔で広場を見渡した。ふと近くに顔を向けると、郭昭は涙ぐんでおり、太師と左丞相は感慨深そうに微笑んでいる。
皇帝が纏う鳳凰の衣に、皇貴妃が纏う蓮の衣。並び立つ姿は鳳蓮国そのもので、人々は自然と頭を垂れる。
後に、鳳家と蓮家の末裔が並び立った日として歴史に記される建国祭は無事山場を終え、残すは後宮での晩餐会のみとなるのである。
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