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〜第3話〜 大混乱!?謎の組織シュリュウ団あらわる!
3.占拠
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「それでは次のニュースです。シュリュウ団によるものと思われる被害が相次いでいます」
「ん…そだ」
私はニュース番組の内容によって博士に話そうとしていたことを思い出す。
「博士ー。シュリュウ団って…」
「またこの話題か。巷では私が作ったボーイズホルダーのせいにされているようだが、濡れ衣も良い所だな」
「へ…?ボーイズホルダーを悪用されてるんじゃないの…?」
「前に言っただろう?ボーイズホルダーには『キャッチアンドリリースシステム』が搭載されている。
ボーイズホルダーで男子を捕獲したところでその拘束期間は24時間。
男子たちが何日も行方不明になっているという事実と符合しないだろう?」
「でも…シュリュウ団に遭ったっていう私の友達は、ボーイズホルダーを使われたって言ってたよ?」
「ほう…それはいつの話だい?」
「え…昨日のことみたいだけど…」
「ならば24時間経っていないじゃないか。この時点ではまだお遊びの可能性を出ないな」
「…そのキャッチアンドリリースシステムが解除されたりする心配は無いの?」
「ふっ…私を誰だと思っている。
そういう輩があらわれることは設計の段階で想定済みさ。
だからこそ私はキャッチアンドリリースシステムをボーイズホルダーのほとんどの機能と深く関連付けて設計してある」
「ええっと…?」
「つまりだ。
キャッチアンドリリースシステムを外すということは、ボーイズホルダーを一から作り上げなければならないということだ。しかも私とは違ったやり方でな。
そんなことがこの短期間でできるのは、世界広しといえど天才であるこの私くらいだ」
やはりやや主観が強い感もあるが、不思議と納得してしまうすごみがある。
「なるほど…」
「わかっただろう。私が作ったボーイズホルダーではこれほど大それたことをするのは不可能なのさ」
「それでは次のニュースで…」
「シャー!!」
ガシャン!!
「ズザッ…ズザ…ザー…」
「え…?」
「なんだ…?」
突如、大きな物音ともにニュース番組が中断し、画面が砂嵐の状態になる。
そして1分もしないうちに再び映像が映し出されたとき、そこには驚くべき光景が広がる。
「な…!?」
「ははは!!この番組は我々シュリュウ団が占拠させてもらったわ!」
画面の中央を陣取る形でガウンを羽織った女性の姿が映し出される。
また後ろの方には迷彩柄のマントを羽織った集団に拘束される夏目アナウンサーの存在も確認できる。
「アヤ…!?」
博士が驚愕しながらつぶやく。
「え…?」
「私の名はシュリュウ団三幹部の一角『アヤ』。
今日からこの番組は我々シュリュウ団世界征服のための広告塔にさせてもらうわ!」
「な…何を言ってるんですか!?」
「うん?」
シュリュウ団の部下たちに捉えられた夏目アナがアヤに向かって抗議する。
「こんなことをして…ただで済むと思っているんですか!?
今ならまだ間に合います!こんなことはやめて、自首してください!」
「ふぅん…。やれ」
「シャー!!」
部下たちは夏目アナの股をにぎにぎし始める
「あ…ちょっ…あふぅぅん♡」
アヤはボーイズホルダーと思しき首輪を夏目アナに向かって投げ、その首に装着させる。
「あっ」
「ダウンロード」
バシュウン!!
夏目アナは呆気なく捕獲されてしまった。
「ああー!!私の夏目アナがぁー!!」
博士はテレビの外から叫ぶ。
~男の子データ~
夏目 瑞樹
性格:まじめ
趣味:資格取得
好きなもの:温泉
ニュース番組イブニングサンクの男性アナウンサー。
ペットにしたい男性アナウンサー部門で3回連続1位を獲得している。
「ん…そだ」
私はニュース番組の内容によって博士に話そうとしていたことを思い出す。
「博士ー。シュリュウ団って…」
「またこの話題か。巷では私が作ったボーイズホルダーのせいにされているようだが、濡れ衣も良い所だな」
「へ…?ボーイズホルダーを悪用されてるんじゃないの…?」
「前に言っただろう?ボーイズホルダーには『キャッチアンドリリースシステム』が搭載されている。
ボーイズホルダーで男子を捕獲したところでその拘束期間は24時間。
男子たちが何日も行方不明になっているという事実と符合しないだろう?」
「でも…シュリュウ団に遭ったっていう私の友達は、ボーイズホルダーを使われたって言ってたよ?」
「ほう…それはいつの話だい?」
「え…昨日のことみたいだけど…」
「ならば24時間経っていないじゃないか。この時点ではまだお遊びの可能性を出ないな」
「…そのキャッチアンドリリースシステムが解除されたりする心配は無いの?」
「ふっ…私を誰だと思っている。
そういう輩があらわれることは設計の段階で想定済みさ。
だからこそ私はキャッチアンドリリースシステムをボーイズホルダーのほとんどの機能と深く関連付けて設計してある」
「ええっと…?」
「つまりだ。
キャッチアンドリリースシステムを外すということは、ボーイズホルダーを一から作り上げなければならないということだ。しかも私とは違ったやり方でな。
そんなことがこの短期間でできるのは、世界広しといえど天才であるこの私くらいだ」
やはりやや主観が強い感もあるが、不思議と納得してしまうすごみがある。
「なるほど…」
「わかっただろう。私が作ったボーイズホルダーではこれほど大それたことをするのは不可能なのさ」
「それでは次のニュースで…」
「シャー!!」
ガシャン!!
「ズザッ…ズザ…ザー…」
「え…?」
「なんだ…?」
突如、大きな物音ともにニュース番組が中断し、画面が砂嵐の状態になる。
そして1分もしないうちに再び映像が映し出されたとき、そこには驚くべき光景が広がる。
「な…!?」
「ははは!!この番組は我々シュリュウ団が占拠させてもらったわ!」
画面の中央を陣取る形でガウンを羽織った女性の姿が映し出される。
また後ろの方には迷彩柄のマントを羽織った集団に拘束される夏目アナウンサーの存在も確認できる。
「アヤ…!?」
博士が驚愕しながらつぶやく。
「え…?」
「私の名はシュリュウ団三幹部の一角『アヤ』。
今日からこの番組は我々シュリュウ団世界征服のための広告塔にさせてもらうわ!」
「な…何を言ってるんですか!?」
「うん?」
シュリュウ団の部下たちに捉えられた夏目アナがアヤに向かって抗議する。
「こんなことをして…ただで済むと思っているんですか!?
今ならまだ間に合います!こんなことはやめて、自首してください!」
「ふぅん…。やれ」
「シャー!!」
部下たちは夏目アナの股をにぎにぎし始める
「あ…ちょっ…あふぅぅん♡」
アヤはボーイズホルダーと思しき首輪を夏目アナに向かって投げ、その首に装着させる。
「あっ」
「ダウンロード」
バシュウン!!
夏目アナは呆気なく捕獲されてしまった。
「ああー!!私の夏目アナがぁー!!」
博士はテレビの外から叫ぶ。
~男の子データ~
夏目 瑞樹
性格:まじめ
趣味:資格取得
好きなもの:温泉
ニュース番組イブニングサンクの男性アナウンサー。
ペットにしたい男性アナウンサー部門で3回連続1位を獲得している。
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