328 / 400
第九章
第326話 ラタナアラートからの迎え
しおりを挟む
山中に存在するベルクエルフの里、ラタナアラートへ続く道は霧に覆われていた。
山へ入るのに馬に乗ることはできないため、山の手前に作られた小屋で馬番が纏めて世話をし待つことになっている。
この方法はこれまで何度か行われた同様の調査でも使われていた。
霧の中を移動するのは危険だが、この季節のこの山は基本的に奥へ行くほど霧が出ており、なくなるのを待っていると二ヶ月かかることもざらにあるため強行するのが普通なのだという。
とはいえナスカテスラ達の案内や魔法を駆使しての霧を払う作業も定期的に行なっていたため、事故もなく進むことができた。
山中には所々に旅人向けの小屋が建っている。
ベルクエルフに配慮し、極力自然を傷つけないように建てられた小屋だ。
その世話になりつつ日を跨ぎ、そうしてラタナアラートへ近づいたところで――前方から三人のベルクエルフが歩いてくるのが見えた。
小屋から出発後に小雨が降っていたため全員レインコートを着ている。
伊織たちが着ているものは魔法により防水加工を施したもので騎士団からの支給品だが、普通は高価で出回っていないのでベルクエルフたちのものは別の技術を使っているのだろう。
三人の内、先頭を歩いていた青年が人好きのする笑みを浮かべて頭を下げた。
「聖女ご一行と騎士団の皆さんですね! ようこそいらっしゃいました、里へご案内します!」
「案内?」
ランイヴァルは怪訝な顔をする。
人を拒み、最小の人数でようやく許可を出した里からフレンドリーな迎えが寄越されるとは思わなかった。
全員の目の前で頭を下げた青年はすぐに答えを口にする。
「里長からお達しがあったんです、聖女ご一行は厚く持て成しなさいと」
「騎士団と里帰りを無視とかすげーな……」
ミュゲイラが小声で言った言葉に心の中で同意しつつ、伊織は青年を見た。
ベルクエルフには青い髪と緑の髪が多いという。
青年も例に漏れず所々ハネた黄緑色の髪をしており、細くだが後ろでひとつに束ねていた。瞳は薄水色をしており右目の下にほくろが見える。
人の良さそうな、しかしどこか涼しげな目元をじっと見ていると青年が伊織の視線に気がついた。
「……! すみません、自己紹介がまだでした。僕はセルジェス、里長の息子です」
青年、セルジェスの言葉に奇妙な声を漏らしたのはナスカテスラだった。
「不思議だ! 里長に君みたいな息子はいなかったように記憶してるんだが……俺様のいない間にできた子にしては成熟しているね?」
「あなたは――ああ、ナスカテスラさんですか。話は伺っています、ひとまず里に戻ってから詳しくお話ししたいのですが……宜しいでしょうか?」
霧雨の中で立ち話もなんですし、とセルジェスは微笑む。
ナスカテスラは不思議そうにしながらも「そうだね、さすがにこの気候で山中だとちょっと肌寒いし!」と同意した。
――セルジェスの案内で山中を進みながら一行は周囲の様子を観察する。
今のところ魔獣のいた痕跡は見られない。
しかし確実に行方不明になっている人間がいる。
姿が見えないタイプの魔獣である可能性もあるため、伊織は無意識に警戒しながら進んでいた。その後ろでナスカテスラたちが会話をしている。
「久々の帰還とはいえナスカテスラにとっては勝手知ったる山だろう」
「そーそー、危険に思えなくてじつは退屈してたりするんじゃね?」
静夏の言葉にそう続けたミュゲイラが笑ったが、ナスカテスラは「なにを言う!」とすぐに反論した。
「メルキアトラたちは俺様を隙あらば危険な場所に突っ込む奴だなどと思っているようだが、そんなことはないぞ! 安全第一! そして平和主義者だ!」
「今にも落ちそうな橋の向こうに珍しい薬草を見つけてダッシュして崖から落ちたことありましたよね、ナスカおじさん」
「……」
「不思議な魔法があるって噂を聞いて、言葉の通じない好戦的な民族のいる地域にすっ飛んでったこともありましたね、しかも嫌がる私を連れて」
「……ま、時には危険を冒すことも必要だね!」
ステラリカにそう言いながらナスカテスラは快活に笑ったが、視線は明後日の方向に飛んでいる。
諦め慣れているのかはたまた呆れ慣れているのか、ジト目を更に細めたステラリカは「はいはいそうですね」と力なく言った。
***
しばらく山道を進み、厚い雲の向こうで日がやや傾いた頃。
近道を挟んだおかげか予定よりも早くラタナアラートへと到着することができた。
フォレストエルフの里のようにツリーハウスがいくつも見られるが、地面に建てられた家も多い。
セルジェスが道を進みながら軽く説明をする。
「メインはツリーハウスなんですが、住人の数が増えたので地上にも建てるようになったんです。低い位置は湿気対策も異なるので未だに困ることが多いですね」
「湿度高そうだもんなぁ、ここ」
バルドのその感想にセルジェスは頷いた。
「雨の季節は特にそうですね。建築の木材に水分に強いものを用いたり色々としているんですが中々。本当は、……」
「本当は?」
「……いえ。ああ、そういえばそちらのレインコートは魔法によるものですか? 僕らのはゴム引きしたものなんで羨ましいです」
ゴムがあるんですか、と伊織が目を瞬かせるとセルジェスは「樹液からゴムを作れる木があるんですよ」と笑って答えた。天然ゴムというものだろうか。
伊織はむしろそういった技術のほうが羨ましいなと思いながら足を進める。
しばらくして見えてきたのはひときわ大きなツリーハウスで、はしごではなく幹そのものに螺旋階段が設置されていた。
どうやら大樹そのものはすでに死んでおり、外と内部から特殊な加工をすることで住居の一部にしてあるらしい。
死した木とはいえ、それは住居として見ると周りのものより少し新しく思える。
「さあ、お入りください」
セルジェスに中へと招き入れられ、一行はようやく雨と霧から解放された。
一息つきながら伊織たちはレインコートを脱ぐ。
セルジェスと共に行動していたふたりのベルクエルフは先に家の奥へと消え、家主を――里長なる人物を呼びに行った。
「皆様はこちらへ。広間でしばらくお待ちください、すぐに里長……が……」
「む?」
セルジェスは笑みを消してきょとんとすると、そこから一気に呆然とした表情をした。
伊織が追ったセルジェスの視線の先にいたのはフードを外したヨルシャミだ。
ナスカテスラとステラリカのことは伝わっていたが、聖女マッシヴ様一行に同族がいると知らなかったのだろうか。
しかしなぜそんな表情を? と疑問に思っていると、セルジェスは人前だということを一時忘れたかのようによろめいて半歩引く。
そして柔和の声の面影すらない、引き攣った声でその名を呼んだ。
「――セ……セラアニス?」
山へ入るのに馬に乗ることはできないため、山の手前に作られた小屋で馬番が纏めて世話をし待つことになっている。
この方法はこれまで何度か行われた同様の調査でも使われていた。
霧の中を移動するのは危険だが、この季節のこの山は基本的に奥へ行くほど霧が出ており、なくなるのを待っていると二ヶ月かかることもざらにあるため強行するのが普通なのだという。
とはいえナスカテスラ達の案内や魔法を駆使しての霧を払う作業も定期的に行なっていたため、事故もなく進むことができた。
山中には所々に旅人向けの小屋が建っている。
ベルクエルフに配慮し、極力自然を傷つけないように建てられた小屋だ。
その世話になりつつ日を跨ぎ、そうしてラタナアラートへ近づいたところで――前方から三人のベルクエルフが歩いてくるのが見えた。
小屋から出発後に小雨が降っていたため全員レインコートを着ている。
伊織たちが着ているものは魔法により防水加工を施したもので騎士団からの支給品だが、普通は高価で出回っていないのでベルクエルフたちのものは別の技術を使っているのだろう。
三人の内、先頭を歩いていた青年が人好きのする笑みを浮かべて頭を下げた。
「聖女ご一行と騎士団の皆さんですね! ようこそいらっしゃいました、里へご案内します!」
「案内?」
ランイヴァルは怪訝な顔をする。
人を拒み、最小の人数でようやく許可を出した里からフレンドリーな迎えが寄越されるとは思わなかった。
全員の目の前で頭を下げた青年はすぐに答えを口にする。
「里長からお達しがあったんです、聖女ご一行は厚く持て成しなさいと」
「騎士団と里帰りを無視とかすげーな……」
ミュゲイラが小声で言った言葉に心の中で同意しつつ、伊織は青年を見た。
ベルクエルフには青い髪と緑の髪が多いという。
青年も例に漏れず所々ハネた黄緑色の髪をしており、細くだが後ろでひとつに束ねていた。瞳は薄水色をしており右目の下にほくろが見える。
人の良さそうな、しかしどこか涼しげな目元をじっと見ていると青年が伊織の視線に気がついた。
「……! すみません、自己紹介がまだでした。僕はセルジェス、里長の息子です」
青年、セルジェスの言葉に奇妙な声を漏らしたのはナスカテスラだった。
「不思議だ! 里長に君みたいな息子はいなかったように記憶してるんだが……俺様のいない間にできた子にしては成熟しているね?」
「あなたは――ああ、ナスカテスラさんですか。話は伺っています、ひとまず里に戻ってから詳しくお話ししたいのですが……宜しいでしょうか?」
霧雨の中で立ち話もなんですし、とセルジェスは微笑む。
ナスカテスラは不思議そうにしながらも「そうだね、さすがにこの気候で山中だとちょっと肌寒いし!」と同意した。
――セルジェスの案内で山中を進みながら一行は周囲の様子を観察する。
今のところ魔獣のいた痕跡は見られない。
しかし確実に行方不明になっている人間がいる。
姿が見えないタイプの魔獣である可能性もあるため、伊織は無意識に警戒しながら進んでいた。その後ろでナスカテスラたちが会話をしている。
「久々の帰還とはいえナスカテスラにとっては勝手知ったる山だろう」
「そーそー、危険に思えなくてじつは退屈してたりするんじゃね?」
静夏の言葉にそう続けたミュゲイラが笑ったが、ナスカテスラは「なにを言う!」とすぐに反論した。
「メルキアトラたちは俺様を隙あらば危険な場所に突っ込む奴だなどと思っているようだが、そんなことはないぞ! 安全第一! そして平和主義者だ!」
「今にも落ちそうな橋の向こうに珍しい薬草を見つけてダッシュして崖から落ちたことありましたよね、ナスカおじさん」
「……」
「不思議な魔法があるって噂を聞いて、言葉の通じない好戦的な民族のいる地域にすっ飛んでったこともありましたね、しかも嫌がる私を連れて」
「……ま、時には危険を冒すことも必要だね!」
ステラリカにそう言いながらナスカテスラは快活に笑ったが、視線は明後日の方向に飛んでいる。
諦め慣れているのかはたまた呆れ慣れているのか、ジト目を更に細めたステラリカは「はいはいそうですね」と力なく言った。
***
しばらく山道を進み、厚い雲の向こうで日がやや傾いた頃。
近道を挟んだおかげか予定よりも早くラタナアラートへと到着することができた。
フォレストエルフの里のようにツリーハウスがいくつも見られるが、地面に建てられた家も多い。
セルジェスが道を進みながら軽く説明をする。
「メインはツリーハウスなんですが、住人の数が増えたので地上にも建てるようになったんです。低い位置は湿気対策も異なるので未だに困ることが多いですね」
「湿度高そうだもんなぁ、ここ」
バルドのその感想にセルジェスは頷いた。
「雨の季節は特にそうですね。建築の木材に水分に強いものを用いたり色々としているんですが中々。本当は、……」
「本当は?」
「……いえ。ああ、そういえばそちらのレインコートは魔法によるものですか? 僕らのはゴム引きしたものなんで羨ましいです」
ゴムがあるんですか、と伊織が目を瞬かせるとセルジェスは「樹液からゴムを作れる木があるんですよ」と笑って答えた。天然ゴムというものだろうか。
伊織はむしろそういった技術のほうが羨ましいなと思いながら足を進める。
しばらくして見えてきたのはひときわ大きなツリーハウスで、はしごではなく幹そのものに螺旋階段が設置されていた。
どうやら大樹そのものはすでに死んでおり、外と内部から特殊な加工をすることで住居の一部にしてあるらしい。
死した木とはいえ、それは住居として見ると周りのものより少し新しく思える。
「さあ、お入りください」
セルジェスに中へと招き入れられ、一行はようやく雨と霧から解放された。
一息つきながら伊織たちはレインコートを脱ぐ。
セルジェスと共に行動していたふたりのベルクエルフは先に家の奥へと消え、家主を――里長なる人物を呼びに行った。
「皆様はこちらへ。広間でしばらくお待ちください、すぐに里長……が……」
「む?」
セルジェスは笑みを消してきょとんとすると、そこから一気に呆然とした表情をした。
伊織が追ったセルジェスの視線の先にいたのはフードを外したヨルシャミだ。
ナスカテスラとステラリカのことは伝わっていたが、聖女マッシヴ様一行に同族がいると知らなかったのだろうか。
しかしなぜそんな表情を? と疑問に思っていると、セルジェスは人前だということを一時忘れたかのようによろめいて半歩引く。
そして柔和の声の面影すらない、引き攣った声でその名を呼んだ。
「――セ……セラアニス?」
0
あなたにおすすめの小説
どうしよう私、弟にお腹を大きくさせられちゃった!~弟大好きお姉ちゃんの秘密の悩み~
さいとう みさき
恋愛
「ま、まさか!?」
あたし三鷹優美(みたかゆうみ)高校一年生。
弟の晴仁(はると)が大好きな普通のお姉ちゃん。
弟とは凄く仲が良いの!
それはそれはものすごく‥‥‥
「あん、晴仁いきなりそんなのお口に入らないよぉ~♡」
そんな関係のあたしたち。
でもある日トイレであたしはアレが来そうなのになかなか来ないのも気にもせずスカートのファスナーを上げると‥‥‥
「うそっ! お腹が出て来てる!?」
お姉ちゃんの秘密の悩みです。
男女比がおかしい世界の貴族に転生してしまった件
美鈴
ファンタジー
転生したのは男性が少ない世界!?貴族に生まれたのはいいけど、どういう風に生きていこう…?
最新章の第五章も夕方18時に更新予定です!
☆の話は苦手な人は飛ばしても問題無い様に物語を紡いでおります。
※ホットランキング1位、ファンタジーランキング3位ありがとうございます!
※カクヨム様にも投稿しております。内容が大幅に異なり改稿しております。
※各種ランキング1位を頂いた事がある作品です!
生贄にされた少年。故郷を離れてゆるりと暮らす。
水定ゆう
ファンタジー
村の仕来りで生贄にされた少年、天月・オボロナ。魔物が蠢く危険な森で死を覚悟した天月は、三人の異形の者たちに命を救われる。
異形の者たちの弟子となった天月は、数年後故郷を離れ、魔物による被害と魔法の溢れる町でバイトをしながら冒険者活動を続けていた。
そこで待ち受けるのは数々の陰謀や危険な魔物たち。
生贄として魔物に捧げられた少年は、冒険者活動を続けながらゆるりと日常を満喫する!
※とりあえず、一時完結いたしました。
今後は、短編や別タイトルで続けていくと思いますが、今回はここまで。
その際は、ぜひ読んでいただけると幸いです。
貧民街の元娼婦に育てられた孤児は前世の記憶が蘇り底辺から成り上がり世界の救世主になる。
黒ハット
ファンタジー
【完結しました】捨て子だった主人公は、元貴族の側室で騙せれて娼婦だった女性に拾われて最下層階級の貧民街で育てられるが、13歳の時に崖から川に突き落とされて意識が無くなり。気が付くと前世の日本で物理学の研究生だった記憶が蘇り、周りの人たちの善意で底辺から抜け出し成り上がって世界の救世主と呼ばれる様になる。
この作品は小説書き始めた初期の作品で内容と書き方をリメイクして再投稿を始めました。感想、応援よろしくお願いいたします。
魔王を倒した勇者を迫害した人間様方の末路はなかなか悲惨なようです。
カモミール
ファンタジー
勇者ロキは長い冒険の末魔王を討伐する。
だが、人間の王エスカダルはそんな英雄であるロキをなぜか認めず、
ロキに身の覚えのない罪をなすりつけて投獄してしまう。
国民たちもその罪を信じ勇者を迫害した。
そして、処刑場される間際、勇者は驚きの発言をするのだった。
【完結】幼馴染にフラれて異世界ハーレム風呂で優しく癒されてますが、好感度アップに未練タラタラなのが役立ってるとは気付かず、世界を救いました。
三矢さくら
ファンタジー
【本編完結】⭐︎気分どん底スタート、あとはアガるだけの異世界純情ハーレム&バトルファンタジー⭐︎
長年思い続けた幼馴染にフラれたショックで目の前が全部真っ白になったと思ったら、これ異世界召喚ですか!?
しかも、フラれたばかりのダダ凹みなのに、まさかのハーレム展開。まったくそんな気分じゃないのに、それが『シキタリ』と言われては断りにくい。毎日混浴ですか。そうですか。赤面しますよ。
ただ、召喚されたお城は、落城寸前の風前の灯火。伝説の『マレビト』として召喚された俺、百海勇吾(18)は、城主代行を任されて、城に襲い掛かる謎のバケモノたちに立ち向かうことに。
といっても、発現するらしいチートは使えないし、お城に唯一いた呪術師の第4王女様は召喚の呪術の影響で、眠りっ放し。
とにかく、俺を取り囲んでる女子たちと、お城の皆さんの気持ちをまとめて闘うしかない!
フラれたばかりで、そんな気分じゃないんだけどなぁ!
娘を返せ〜誘拐された娘を取り返すため、父は異世界に渡る
ほりとくち
ファンタジー
突然現れた魔法陣が、あの日娘を連れ去った。
異世界に誘拐されてしまったらしい娘を取り戻すため、父は自ら異世界へ渡ることを決意する。
一体誰が、何の目的で娘を連れ去ったのか。
娘とともに再び日本へ戻ることはできるのか。
そもそも父は、異世界へ足を運ぶことができるのか。
異世界召喚の秘密を知る謎多き少年。
娘を失ったショックで、精神が幼児化してしまった妻。
そして父にまったく懐かず、娘と母にだけ甘えるペットの黒猫。
3人と1匹の冒険が、今始まる。
※小説家になろうでも投稿しています
※フォロー・感想・いいね等頂けると歓喜します!
よろしくお願いします!
アラフォーおっさんの週末ダンジョン探検記
ぽっちゃりおっさん
ファンタジー
ある日、全世界の至る所にダンジョンと呼ばれる異空間が出現した。
そこには人外異形の生命体【魔物】が存在していた。
【魔物】を倒すと魔石を落とす。
魔石には膨大なエネルギーが秘められており、第五次産業革命が起こるほどの衝撃であった。
世は埋蔵金ならぬ、魔石を求めて日々各地のダンジョンを開発していった。
ユーザ登録のメリット
- 毎日¥0対象作品が毎日1話無料!
- お気に入り登録で最新話を見逃さない!
- しおり機能で小説の続きが読みやすい!
1~3分で完了!
無料でユーザ登録する
すでにユーザの方はログイン
閉じる