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もとひろ@絵本作家/エッセイスト

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感覚で、生きる

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感覚で、生きること。

ぼくは、いままで、感覚ではなく、頭で、生きてきた。



頭で、理屈を、こねくりまわし、ものごとを、複雑に、していた。



もっと、ちいさかったころ。

ぼくは、感覚のままに、生きていた。



感じるままに、動き。

興味があったら、何時間でも、夢中になっていた。



そこに、頭で、考えた、理屈なんて、ない。

あるのは、楽しい、という、感覚だけ。



理屈が、悪いとは、言わない。

理屈が、通っていると、話が、つたわりやすい。



けれど、理屈では、本質は、見えてこない。

理屈は、ものごとを、複雑化、させる。



本質は、もっと、シンプル。

余計なものを、そぎおとして、身軽になって、大切なものだけが、のこる。



感覚で、生きると、人生が、シンプルに、なっていく。



いま、これが、やりたいから、やる。

眠いから、寝る。

食べたいから、食べる。



頭で考えてしまうと、どんどん、複雑に、なっていく。



これを、やったら、成果が、出るから、やる。

8時間の睡眠が、脳を、すっきりさせるから、寝る。

12時だから、ご飯を、食べる。



感覚で、生きるには、ハートの声を、聴くことが、大切だ。



けれど、ハートの声は、とても、ちいさい。

そして、ふと、した瞬間に、声が、聴こえてくる。



たとえば、いま、すぐに、文章を、書きたい、と、ハートの声が、聴こえる。



感覚で、生きているかたは、すぐに、文章を、書きはじめる。

どんな、内容で、書くか、決まっては、いないけれど、思うままに、文章を、書こうとする。

そうすると、すらすらと、ありのままの、文章が、書ける。



逆に、頭で、生きているかたは、行動が、遅くなる。

考えることが、先にきて、どんな、文章を書こう、と悩んでしまう。

当然、文章を、書く手は、とまる。



じぶんの、感覚を、大切にする。

じぶんの、インスピレーションを、大切にする。



はじめは、とまどうかもしれない。

感覚よりも、頭を、つかって、生きてきたかたにとっては、感覚を、信じることが、むずかしいかも、しれない。



だから、すこしずつ、で、いい。

じぶんの、感覚を、すこしずつ、信じればいい。



いま、これを、やりたい、と思ったら、ちいさく、やってみる。

ちいさく、やって、楽しかったら、次も、その感覚を、信じてみる。



トライアンドエラーを、くりかえして、感覚を、とぎすませていく。



感覚で、生きれるようになると、どんどん、身軽に、なる。

生き方が、シンプルになって、流れが、良くなっていく。



複雑に、考えないから、エネルギーの消耗が、すくない。

つまり、つかれない。

生き方が、かんたんに、なっていく。



あなたは、感覚で、生きているだろうか。

頭で、理屈を、こねくりまわして、現実を、複雑にして、いないだろうか。



もっと、シンプルに、生きて、じぶんの、人生を、もっと、楽しんで、欲しい。



ここまで、あなたの貴重なじかんをつかって読んでくれて、ありがとうございます。

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