ひだまりカフェ

もとひろ@絵本作家/エッセイスト

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想いは軽やかに

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なにかをはじめるとき。

よし、やるぞ、と気合いを入れるよりも、やってみよう、というように肩の力をぬいたほうが、うまくいくことがおおい。



理想も同じ。

絶対この理想を叶えるぞ、という強い想いよりも、こんな未来になったらいいな、くらいの軽やかさのほうが、理想に近づきやすい。



想いは軽やかに。



強い意思は必要だけれど、強すぎれば、執着に変わってしまう。



執着は、いろいろな、感情を生んでしまう。



うまくいかなかったらどうしよう、という不安。

うまくいかないことへの、怒り。

うまくいったときの優越感。

そのいい結果を、失いたくないという、恐怖。



執着は重たいのだ。

重たいから、なかなか、思うようにすすむことができない。

それが、うまくいかない原因だったりする。



どうしても、マイナスな思考になってしまう。



なにかを目指したり、理想を求めることは、大切なこと。

そこに向かって、行動することも、大切なこと。



ただ、そのとき、どんな風に意識しているのかが、重要になってくる。



軽やかな想いは、実現するのが早い。

執着心がないから、うまくいかなかったとしても、すぐに受け入れて、改善しよう、とする。



想いは軽やかなほうが、うまくいく。



たとえば。

理想をえがいて、その理想に向かうとき。

軽やかに考えるから、急ぐことはない。

一歩、一歩、着実にすすもうとする。



そして、必ず理想に到達する、と意気込まないからこそ、物事を、高い視点で見ることができる。



執着があると、うまくいかなかったとき、すぐに不安や怒りがおそってくる。

なんで、うまくいかないんだ、となげいてしまう。



そうではなくて。



うまくいかなかったのは、いまのやりかたが合わなかったから。

だから、べつのやりかたでやろう。

そういうふうに、いちいち、感情を揺さぶられることがない。

一喜一憂がない。



そして、漠然と、うまくいく、という想いがある。



ぼくは、以前、執着で理想を求めていた。

必ず、理想にたどりつく。

その想いで、はしっていた。



いつしか、執着から、たくさんのマイナスな感情が生まれた。

苦しくなった。

理想を求めれば、求めるほど。

理想とのギャップに、苦しんだ。



本当は、理想に、すこしでも近づいたら、それでいいのに。



だからこそ。

想いは軽やかなほうがいい。



執着を手放して、軽やかに考える。

行動する。



そうすると、ものごとは、スムーズに流れていく、



あなたは、なにかをはじめるとき、執着心をもっていないだろうか。

肩に力がはいって、いないだろうか。

想いは軽やかに。

軽やかさで、じぶんの理想を、わくわくしながらえがいて欲しい。

そして、たのしく理想を目指してみては、どうだろうか。



ここまで、あなたの貴重なじかんを、つかって読んでくれて、ありがとうございます。
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