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19:魔法使いの塔2
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「じゃぁ、いつか僕の魔力は足りるようになるんですか?」
「そうだ。休めば体力が回復するように、魔力も時が経てば戻ってくる」
大賢者の思わぬ答えに、フヨウは期待に胸を弾ませた。
フヨウは魔法のない世界から来た。大賢者に尋ねてはみたものの、まさか自分に魔法が使えるとは思ってもみなかったのだ。何もない自分が、いつか魔法が使えるかもしれない。そう思うだけで嬉しかった。
「どれだけ経てば、魔力は溜まるのですか?」
体力ならば疲れて動けなくなれば限界がわかるが、そもそも、魔力というものを感じたことがないので、満ちている状態も足りない状態もわからない。
「それはわからぬ。人によって体力に差があるように、魔力も人によって持てる量が違う。そして、気をつけねばならぬこともある」
「気をつけなければならないこと?」
「肉体の力と違い、魔力は時に人を振り回す」
大賢者の言葉に、フヨウは首をかしげる。
確かに、体力に振り回されたことはない。むしろ、体が小さく体力のないフヨウはすぐにバテてしまって、クラスのみんなからバカにされていた。
「魔力を使うことは、馬に乗るようなものだ。うまく乗りこなせれば良いが、そうでなければ暴れ出した馬は手に負えず、暴走して乗り手も周囲にいるものも傷つける。だから、魔法を使うにはよくよく鍛錬を積む必要があるのだよ、フヨウ」
魔法のことはアラスターに聞けばいいと、大賢者はフヨウの頭を皺だらけの手で撫でながら言った。大賢者の手の温もりに、おじいちゃんというのは、こんな人なのだろうかとフヨウは思う。
夏休みや冬休み明けに、クラスの子が時々口にしていた、田舎のおじいちゃん。一緒に遊んだと嬉しそうに話している声をぼんやりと聞いていた。
長い休みは、フヨウにとって辛抱の日々だった。一日部屋にいれば、泉美の機嫌が悪くなるのだ。なるべく家に居ないようにはしていたけれど、タイミング悪く泉美の連れてくる男と鉢合わせをしてしまえば、邪魔だと殴られる事もある。だから、せめて、その休みの間だけでも、田舎にいるおじいちゃんやおばあちゃんと呼ばれる人と過ごすことができたらいいなと思ったものだった。
一度、自分におじいちゃんやおばあちゃんはいるのかと聞いたことがあったけれど、泉美の機嫌を損ねただけだった。
「……どうした、フヨウ? 疲れたのか?」
アラスターが心配そうに、フヨウの顔を覗き込んだ。宵闇色の美しい瞳の色に一瞬見惚れてしまったけれど、すぐに首を振る。
「ち、違います! ぼーっとしてごめんなさい……ただ、ちょっと、おじいちゃんって、大賢者様のような人なのかなって……考えてて」
「……ああ、そうだな。その通りだ」
アラスターはその綺麗な顔に笑みを浮かべた。此処に来てから、アラスターはいつも以上に笑うようになった。フヨウにはいつも笑顔で接してくれるけれど、セインと話している時や机に向かって何かをしているときは、難しい顔をしているのだ。やはり、嘗て修行した場所は懐かしく心が安らぐのだろう。きっと、アラスターにとっても大賢者はおじいちゃんのようなものなのだ。
大賢者が食堂を出てゆくと、フヨウはアラスターと図書室に移動して、魔法に関する本を一緒に読むことにした。最近ようやく文字を覚えたフヨウだけれど、難しい言葉はまだ解らない。アラスターに説明してもらいながら、子供向けの魔法の本読んだ。いつも以上に寄り添っているせいか、アラスターの爽やかな良い香りを強く感じる。
フヨウは思わず、すんと鼻を鳴らした。
「どうした?」
「アルはいつもいい匂いがする……」
「いい匂い?」
「はい。すーっとする、爽やかで心地の良い匂いです」
「……それはいつから?」
「え? えっと、……初めてアルと会った日からずっと……?」
「そうか……ああ、そうか……」
アラスターは何故か少し切なそうな表情を浮かべると、フヨウを抱き寄せ首筋に鼻を寄せた。何かいけないことを言ったのだろうかと心配になったけれど、アラスターの鼻先が首筋をくすぐるので、こそばゆくてつい笑ってしまった。
「ア、アル、く、くすぐったいです、」
「……フヨウも良い香りがしている。深い森の澄んだ空気の香りだ」
「え?」
フヨウは慌ててシャツの首元を掴むと、すんすんと匂いを嗅いだ。アラスターの言うような香りは解らなかったけれど、臭ってはいなかったのでほっとする。フヨウの衣類は、アリスンとメガンが清潔に整えてくれているのだ。いつも、お日様の匂いがして心地がいい。
「フヨウが感じているのは、魔力の匂いだ」
「……魔力?」
「そうだ。これは誰でも感じられるものではない。魔法を使える一部の者だけが感じることのできる、特別な能力だ」
今までフヨウがシャンプーの香りだと思っていたそれが、魔力の香りだったことに驚いたが、何より、魔力に匂いがあることは意外だった。
「魔力って匂いがあるものなんですか?」
「ああ、そうだ。人それぞれ違った匂いがする。誰もがわかるものじゃないから一概には言えないが、好きではない匂いがする魔力の持ち主とは、だいたい相性が悪い」
「そうなんだ……」
フヨウはアラスターのペパーミントの香りが好きだ。心が落ち着く良い匂いだと思う。
「俺はフヨウの魔力の香りをとても好ましく思う……心地が良くて、心が落ち着く」
フヨウの髪に顔を寄せ、アラスターは深く息を吸い込む。こんなにも近くで匂いを嗅がれて、恥ずかしい気持ちもあるけれど、不思議と心地も良かった。ついうっとりと目を瞑る。
フヨウはずっと怖くて痛い思いばかりして来た。だから、ほんの少しだけアラスターの優しさや心地よさに寄りかかっても許されるだろうと、自分に言い訳をした。
こんなに綺麗な人が、母親にさえ疎まれ、気持ち悪いと言われ続けていた自分と一緒にいてくれることは奇跡なのだ。
「そうだ。休めば体力が回復するように、魔力も時が経てば戻ってくる」
大賢者の思わぬ答えに、フヨウは期待に胸を弾ませた。
フヨウは魔法のない世界から来た。大賢者に尋ねてはみたものの、まさか自分に魔法が使えるとは思ってもみなかったのだ。何もない自分が、いつか魔法が使えるかもしれない。そう思うだけで嬉しかった。
「どれだけ経てば、魔力は溜まるのですか?」
体力ならば疲れて動けなくなれば限界がわかるが、そもそも、魔力というものを感じたことがないので、満ちている状態も足りない状態もわからない。
「それはわからぬ。人によって体力に差があるように、魔力も人によって持てる量が違う。そして、気をつけねばならぬこともある」
「気をつけなければならないこと?」
「肉体の力と違い、魔力は時に人を振り回す」
大賢者の言葉に、フヨウは首をかしげる。
確かに、体力に振り回されたことはない。むしろ、体が小さく体力のないフヨウはすぐにバテてしまって、クラスのみんなからバカにされていた。
「魔力を使うことは、馬に乗るようなものだ。うまく乗りこなせれば良いが、そうでなければ暴れ出した馬は手に負えず、暴走して乗り手も周囲にいるものも傷つける。だから、魔法を使うにはよくよく鍛錬を積む必要があるのだよ、フヨウ」
魔法のことはアラスターに聞けばいいと、大賢者はフヨウの頭を皺だらけの手で撫でながら言った。大賢者の手の温もりに、おじいちゃんというのは、こんな人なのだろうかとフヨウは思う。
夏休みや冬休み明けに、クラスの子が時々口にしていた、田舎のおじいちゃん。一緒に遊んだと嬉しそうに話している声をぼんやりと聞いていた。
長い休みは、フヨウにとって辛抱の日々だった。一日部屋にいれば、泉美の機嫌が悪くなるのだ。なるべく家に居ないようにはしていたけれど、タイミング悪く泉美の連れてくる男と鉢合わせをしてしまえば、邪魔だと殴られる事もある。だから、せめて、その休みの間だけでも、田舎にいるおじいちゃんやおばあちゃんと呼ばれる人と過ごすことができたらいいなと思ったものだった。
一度、自分におじいちゃんやおばあちゃんはいるのかと聞いたことがあったけれど、泉美の機嫌を損ねただけだった。
「……どうした、フヨウ? 疲れたのか?」
アラスターが心配そうに、フヨウの顔を覗き込んだ。宵闇色の美しい瞳の色に一瞬見惚れてしまったけれど、すぐに首を振る。
「ち、違います! ぼーっとしてごめんなさい……ただ、ちょっと、おじいちゃんって、大賢者様のような人なのかなって……考えてて」
「……ああ、そうだな。その通りだ」
アラスターはその綺麗な顔に笑みを浮かべた。此処に来てから、アラスターはいつも以上に笑うようになった。フヨウにはいつも笑顔で接してくれるけれど、セインと話している時や机に向かって何かをしているときは、難しい顔をしているのだ。やはり、嘗て修行した場所は懐かしく心が安らぐのだろう。きっと、アラスターにとっても大賢者はおじいちゃんのようなものなのだ。
大賢者が食堂を出てゆくと、フヨウはアラスターと図書室に移動して、魔法に関する本を一緒に読むことにした。最近ようやく文字を覚えたフヨウだけれど、難しい言葉はまだ解らない。アラスターに説明してもらいながら、子供向けの魔法の本読んだ。いつも以上に寄り添っているせいか、アラスターの爽やかな良い香りを強く感じる。
フヨウは思わず、すんと鼻を鳴らした。
「どうした?」
「アルはいつもいい匂いがする……」
「いい匂い?」
「はい。すーっとする、爽やかで心地の良い匂いです」
「……それはいつから?」
「え? えっと、……初めてアルと会った日からずっと……?」
「そうか……ああ、そうか……」
アラスターは何故か少し切なそうな表情を浮かべると、フヨウを抱き寄せ首筋に鼻を寄せた。何かいけないことを言ったのだろうかと心配になったけれど、アラスターの鼻先が首筋をくすぐるので、こそばゆくてつい笑ってしまった。
「ア、アル、く、くすぐったいです、」
「……フヨウも良い香りがしている。深い森の澄んだ空気の香りだ」
「え?」
フヨウは慌ててシャツの首元を掴むと、すんすんと匂いを嗅いだ。アラスターの言うような香りは解らなかったけれど、臭ってはいなかったのでほっとする。フヨウの衣類は、アリスンとメガンが清潔に整えてくれているのだ。いつも、お日様の匂いがして心地がいい。
「フヨウが感じているのは、魔力の匂いだ」
「……魔力?」
「そうだ。これは誰でも感じられるものではない。魔法を使える一部の者だけが感じることのできる、特別な能力だ」
今までフヨウがシャンプーの香りだと思っていたそれが、魔力の香りだったことに驚いたが、何より、魔力に匂いがあることは意外だった。
「魔力って匂いがあるものなんですか?」
「ああ、そうだ。人それぞれ違った匂いがする。誰もがわかるものじゃないから一概には言えないが、好きではない匂いがする魔力の持ち主とは、だいたい相性が悪い」
「そうなんだ……」
フヨウはアラスターのペパーミントの香りが好きだ。心が落ち着く良い匂いだと思う。
「俺はフヨウの魔力の香りをとても好ましく思う……心地が良くて、心が落ち着く」
フヨウの髪に顔を寄せ、アラスターは深く息を吸い込む。こんなにも近くで匂いを嗅がれて、恥ずかしい気持ちもあるけれど、不思議と心地も良かった。ついうっとりと目を瞑る。
フヨウはずっと怖くて痛い思いばかりして来た。だから、ほんの少しだけアラスターの優しさや心地よさに寄りかかっても許されるだろうと、自分に言い訳をした。
こんなに綺麗な人が、母親にさえ疎まれ、気持ち悪いと言われ続けていた自分と一緒にいてくれることは奇跡なのだ。
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